更新日: 2020年11月14日

いちかわ市議会だより令和2年11月14日号

代表質問(9月定例会)

創生市川

金子正、国松ひろき、石原たかゆき、大久保たかし(補足質問者)、稲葉健二、加藤武央(総括質問者)、松永修巳、岩井清郎

市内店舗の感染症防止対策

 市は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を行う事業者を応援するため、事業者の申請に基づき、「感染防止対策取組宣言ステッカー」等を配布しているが、実際に対策がなされているか調査するための現地確認は行うのか。また、市職員が市内店舗を利用する際の注意事項等を定めたガイドラインを作成することで、職員が安心して店舗を利用できる他、市内店舗を応援することにも繋がると考えるが市の認識を問う。
 現地確認は、オンライン申請時の申請内容に基づき確認しているため、行っていない。ただし、申請時に市の聞き取り調査に協力すること等を規定した利用規約に同意を得ているため、店舗利用者からの通報等により、確認が必要な際は、迅速に聞き取り調査を行う。また、ガイドラインといった形ではないが、市職員が会食等で飲食店等を利用する場合には、「感染防止対策取組宣言ステッカー」の表示に留意するよう、促していきたいと考えている。


保健医療福祉センター

 保健医療福祉センターは、リハビリテーション病院、介護老人保健施設、デイサービスセンターからなる複合施設であり、同病院は、平成31年4月1日より民営化され、後継法人に運営移譲された。市は民営化後5年以内に同法人に対し、保健医療福祉センターの土地建物を売却するとのことだが、今後同法人が介護老人保健施設等に建物を賃貸すると、医療法人が不動産賃貸業等を行うことを禁止している医療法に抵触するおそれがある。市はこの問題をどう認識しているか。
 本市は、民営化に係る公募の際の留意事項として、保健医療福祉センターは、複合施設であり、介護老人保健施設とデイサービスセンターは別の法人が運営していること等を明記していることに加え、同法人と取り交わした「病院運営移譲に関する基本協定書」には、土地建物を本市から5年以内に有償で譲り受けること、医療法に適合するよう措置を講ずることを規定している。本市としては、同法人が誠実に履行するものと認識している。


姥山貝塚公園の駐車場整備

 姥山(うばやま)貝塚公園の駐車場等は、平成21年度に自転車用の駐輪場として、26年度からは駐車場としての機能も追加して市が整備したものだが、令和2年3月末日で廃止したとのことである。しかし、来園者等の違法駐車により、近隣住民等に迷惑が及ぶ可能性があるため、駐車場等の再整備は必須であると考える。そこで、駐車場等を廃止した理由及び再整備に向けた市の今後の方針について問う。
 同公園の駐車場等の土地については、文化財保護の観点から、史跡用地の管理並びに発掘調査の用に供する目的で地権者から借用していたものだが、所期の目的が達成されたことなどから、当該土地の賃貸借契約の更新を行わなかったところである。しかしながら、公園利用者や近隣住民等から、駐車場等の再整備に関して、多数の要望があるとの指摘を受け、今後、近隣の住民団体等に対する調査を行うなど、駐車場等の再整備について検討を進めていきたいと考えている。

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 議会事務局 議事課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

議事グループ
電話 047-334-3759 FAX 047-712-8794
調査グループ
電話 047-712-8673 FAX 047-712-8794