いちかわ市議会だより令和2年11月14日号

高齢者等世帯ごみ出し支援
利用者を増やすための取り組みは
関係機関等と連携して周知していく

国松ひろき議員（創生市川）

　令和2年6月から、集積所へのごみ出しが困難な高齢者等世帯を対象に、委託業者が直接自宅まで訪問しごみを収集する支援事業が始まった。本事業はまだ利用者が少ないと聞いているが、ごみ出しの負担軽減だけでなく安否確認にもつながる本事業について、今後どのように広めていくのか。
答 　本事業については、対象世帯への郵送でのお知らせや広報等による周知を行ってきた。今後は、対象者と直接関わるホームヘルパー等を通じて案内するなど、支援が必要な世帯が利用できるよう、福祉部や関係機関と連携し、継続的に事業を推進していく。


エコボポイント
交換特典の更なる拡大は可能か
より魅力的な特典を検討したい

廣田徳子議員（日本共産党）

　本市では、ボランティア活動等に参加することで付与されるエコボポイントがあり、市の施設利用券等の特典と交換できる。そこで、交換できる特典により魅力があれば、ボランティア活動等に市民が今まで以上に積極的に参加すると考えるが、特典の更なる拡大について、本市の見解を問う。
答 　エコボポイントと交換できる特典の拡大については、障がい者施設等で作成された物品を追加すること等を検討している。なお、特典の内容については、画像等でイメージが湧くような、市民にとって分かりやすい案内ができるよう工夫していきたいと考えている。


ＮＨＫ放送受信契約
訪問員による強引な勧誘 市の対応は
悪質なケースは警察への通報を助言

佐直友樹議員（無所属の会）

　ＮＨＫの訪問員による強引な勧誘や粗暴な態度等、市民に恐怖心を与える行為については、以前から問題となっている。そこで、放送受信契約について、消費生活センターにどのような相談が寄せられ、どのような対応がなされているか。
答 　令和元年度に同センターに寄せられた放送受信契約に係る相談は37件であり、その多くが訪問時の勧誘方法に関する苦情であった。これらの相談に対する対応としては、相談員が相談内容を整理した上で、訪問の実態を相談者自らが事業者へ伝えるよう助言し、特に悪質なケースでは、警察に通報するよう伝えている。