更新日: 2025年12月4日
2025年9月16日
議案第17~21、23~28号 各委員長報告
会 議
午前10時開議
○大久保たかし議長 ただいまから本日の会議を開きます。
○大久保たかし議長 日程第1議案第17号市川市議会議員及び市川市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてから日程第11議案第28号損害賠償請求事件の和解についてまでを一括議題といたします。
本案に関し委員長の報告を求めます。その報告の順序は、健康福祉、環境文教、建設経済、総務の各委員会の順でお願いいたします。
健康福祉委員長、ほとだゆうな議員。
〔ほとだゆうな健康福祉委員長登壇〕
○ほとだゆうな健康福祉委員長 ただいま議題となりました議案第20号市川市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第21号市川市こども発達センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第23号令和7年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち健康福祉委員会に付託された事項について、議案第24号令和7年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)について及び議案第27号財産の無償譲渡について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告いたします。
まず、議案第20号について。
本案は、老朽化した大洲保育園の園舎を建て替えて、同園を社会福祉法人による公私連携型保育所とするため、公の施設としての供用を廃止するとともに、園舎の老朽化、地域の保育需要等を勘案し、富貴島保育園を廃止するためのものであります。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号及び第27号について。
議案第21号は、障がいのある子どもへの支援のさらなる充実を図るため、そよかぜキッズの運営を民間事業者に引き継ぐことから、公の施設としての供用を廃止するほか、所要の改正を行うためのものであります。
また、議案第27号は、市川市そよかぜキッズの運営を公募により選定された社会福祉法人明秀会へ引き継ぐに当たり、当該法人が児童発達支援センターとして安定的かつ良質な療育の提供ができるようにするため、市川市が所有する市川市そよかぜキッズの建物を当該法人に無償で譲渡するためのものであります。
委員会の審査の過程で質疑応答のなされたものを申し上げますと、「こども発達相談室及び幼児ことばの教室における令和6年度の相談件数はどの程度か。また、本条例の改正により、こども発達相談室に幼児ことばの教室の機能が移るとのことだが、これまで幼児ことばの教室で受けていた相談や支援の窓口は今後どのようになるのか」との質疑に対し、「令和6年度における言葉に関する相談件数の実績は、こども発達相談室が1,231件、幼児ことばの教室が528件となっている。また、窓口はこども発達相談室となり、言葉の関係であれば言語聴覚士に振り分ける運用となる」との答弁がなされました。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号について。
今回の補正の主なものを申し上げますと、第3款民生費においてこどもたちの未来支援基金積立金、産後ケア委託料等の増額を、第4款衛生費において子どもインフルエンザ予防接種費用助成交付金の増額を計上したものであります。
委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、第3款民生費第2項児童福祉費第8目こども家庭センター費、産後ケア委託料について、「令和6年度と比べて産後ケアの利用件数が増加しているとのことだが、その要因をどのように分析しているのか」との質疑に対し、「市では、市公式ウェブサイトやアイティに妊娠届が提出される際などに周知を行っていること、産後ケアは、これまで行政側から必要とする方に提供していたが、今年度からは申請した希望者には極力提供するようにしていることに加え、医療機関からの勧めもあること、また、出産する方の年齢が幅広くなってきており、心理的な不安を抱えている方のニーズが急激に増えてきていることなどが要因であると分析している」との答弁がなされました。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号について。
今回の補正は、歳出において償還金の増額を、歳入において前年度繰越金の増額を計上し、収支の均衡を図るものであります。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
○大久保たかし議長 次に、環境文教委員長、石原よしのり議員。
〔石原よしのり環境文教委員長登壇〕
○石原よしのり環境文教委員長 ただいま議題となっております議案第23号のうち環境文教委員会に付託された事項について及び議案第26号市川市立第三中学校南側斜面地整備工事請負契約について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
まず、議案第23号について。
今回の補正の主なものを申し上げますと、歳出第2款総務費第1項総務管理費において弁護士委託料及び北市川運動公園整備工事費を、第4款衛生費第2項清掃費において施設修繕料を、第3項環境費において協定樹木管理費補助金を、第11款教育費において考古博物館改修工事費、少年自然の家改修工事費等をそれぞれ増額するものであります。また、繰越明許費の補正において考古博物館施設改修事業及び少年自然の家営繕事業の事業費について、年度内の支出が困難であるため、翌年度に繰り越す措置を行うものであります。
委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第4款衛生費第3項環境費第3目自然環境費、協定樹木管理費補助金について、「当初予算において見込んでいた申請件数と今後の申請件数の見込みはどのくらいか。また、補助金の補助率の割合はどの程度か」との質疑に対し、「当初予算で見込んでいた申請件数は14件であり、今後の申請件数は20件を見込んでいる。また、補助率は剪定等の費用の2分の1であり、上限額は20万円である」との答弁がなされました。
次に、第11款教育費第4項第1目学校給食費、賄材料費について、「今回は国の物価高騰に係る臨時交付金で対応するとのことだが、今年度、さらに予算不足となった場合には国の交付金に頼らず、市独自で補正予算を計上する考えはあるのか」との質疑に対し、「国からの交付金がない場合においても、物価高騰などにより給食の質が低下しないよう、適宜補正予算の計上を検討していきたいと考えている」との答弁がなされました。
次に、第6項社会教育費第6目博物館費、考古博物館改修工事費について、「本工事費の内容はどのようなものか」との質疑に対し、「今回はエレベーターの改修工事費のみ計上している」との答弁がなされました。
次に、第8目地域教育推進費施設修繕料について、まず、「本施設修繕料の内訳はどのようになっているのか」との質疑に対し、「電気関係の修繕として約420万円、内装建具の修繕として約65万円、壁の修繕として約15万円、消費税として約50万円である」との答弁がなされました。
次に、「南行徳公民館に設置されている放課後保育クラブを南行徳小学校に移設するとのことだが、移設した後の跡地の利用はどのように考えているのか」との質疑に対し、「跡地の利用は、校外教育支援センターの設置を検討している」との答弁がなされました。
次に、「校外教育支援センターとは、どのような施設なのか」との質疑に対し、「校外教育支援センターは、学校に行くことができない不登校児童生徒の学びの場である。同様の施設は、生涯学習センター内のサポートルームふれんど市川がある」との答弁がなされました。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号について。
本案は、既定予算に基づく市川市立第三中学校南側斜面地整備工事について、随意契約により三徳建設株式会社との間に工事請負契約を締結するためのものであります。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
○大久保たかし議長 次に、建設経済委員長、中村よしお議員。
〔中村よしお建設経済委員長登壇〕
○中村よしお建設経済委員長 ただいま議題となっております議案第23号のうち建設経済委員会に付託された事項について、議案第25号令和7年度市川市下水道事業会計補正予算について及び議案第28号損害賠償請求事件の和解について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
まず、議案第23号について。
今回の補正の主なものを申し上げますと、第6款農林水産業費において施設修繕料を増額し、第7款商工費においてデジタル地域通貨流通原資負担金等を増額するほか、家庭用防災用品購入促進事業デジタル地域通貨流通原資負担金を新たに計上し、第8款観光費において花火大会負担金を増額し、第9款土木費において自転車等駐車場関係負担金を増額するほか、北部系・信篤系遠方監視制御設備改修工事費等を新たに計上するものであります。また、繰越明許費の補正において、市排水機場維持管理事業の事業費について、年度内の支出が困難であるため翌年度に繰り越す措置を行うほか、債務負担行為の補正において、道路拡幅用地取得費及び土地開発公社から借り入れる資金に対する損失補償を追加し、その期間及び限度額を定めるものであります。
委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第6款農林水産業費第2項水産業費第1目水産業振興費、施設修繕料について、「市川漁港の航路を示す灯浮標のチェーンを交換するとのことだが、費用の内訳はどのようなものか」との質疑に対し、「チェーン等の材料費、灯浮標を引き上げるための台船の使用料、燃料費、現場管理費及びその他一般管理費から成るものである」との答弁がなされました。
次に、第7款第1項商工費第2目商工業振興費、デジタル地域通貨チャージ手数料について、「チャージ手数料として約2,500万円を計上しているが、どのように積算したのか」との質疑に対し、「今回のキャンペーンで約8億5,000万円のチャージを見込んでおり、クレジットカードからチャージした場合は手数料として3.5%を、セブン銀行ATMからチャージした場合は手数料として1%を事業者に支払う必要がある。チャージの方法として、クレジットカードからが7割、セブン銀行ATMからが3割と想定し、積算した」との答弁がなされました。
また、「クレジットカードからチャージした場合に3.5%の手数料を契約先に支払っているとのことだが、当該事業者と契約している理由は何か」との質疑に対し、「令和5年度に実施した実証実験の際に一般競争入札を行った結果、当該事業者が落札した。その際、構築したチャージやポイント管理のシステムを現在に至るまで使用しているため、当該事業者と契約している」との答弁がなされました。
また、「チャージ手数料が安い他の事業者と契約することはできないのか」との質疑に対し、「現在のシステムを前提とした場合、別の会社に発注することは困難である」との答弁がなされました。
次に、デジタル地域通貨原資負担金について、「国からの交付金も活用するとのことだが、市の負担はどの程度発生するのか」との質疑に対し、「米のキャンペーンにおいて、利用者にポイントを還元するための経費が7,500万円と見込んでいるが、本経費については国からの臨時交付金を充当する。また、利用者がチャージする金額として8億5,000万円を見込んでいるが、チャージした金額は市の歳入となるため、本市の負担は発生しない」との答弁がなされました。
また、「米のキャンペーンは物価高騰対策として実施する事業であるが、事業者が米を仕入れる際に本キャンペーンを利用し、利幅を増やすという、事業の趣旨に反するような事例は起こり得ないのか」との質疑に対し、「事業者が大量に米を入手したとしても、利用者1人当たりに還元されるポイントの上限は5,000ポイントであるため、そのような事例はある程度防げるものと考えている」との答弁がなされました。
次に、第8款第1項観光費第2目観光振興費、花火大会負担金について、「物価高騰等による増額とのことだが、具体的な内容はどのようなものか」との質疑に対し、「人件費及び燃料費の値上げに伴い資材運搬費が高騰した会場設置関係費のほか、花火代金分担金、ギネス世界記録に挑戦したことに伴う関連経費及び保険料の増額である」との答弁がなされました。
次に、「ギネス世界記録に挑戦することとなった経緯はどのようなものか。また、この負担金はどこに、幾ら支払われるものなのか」との質疑に対し、「本年4月に、花火大会を合同で開催する江戸川区から共同してギネス世界記録に挑戦しないかとの打診があり、本市花火大会実行委員会が決定した。負担金の額は約200万円で、ギネス世界記録の認定を申請する江戸川区に支払うものである」との答弁がなされました。
次に、「4月にギネス世界記録の打診を受けたにもかかわらず、なぜ6月定例会に補正予算として計上せず、花火大会が終了した後の今定例会に計上することとなったのか」との質疑に対し、「6月定例会の時点においては、チケット代金の売上げや企業協賛金などの歳入のほか、歳出が確定していなかったため計上することができなかった」との答弁がなされました。
次に、第9款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路新設改良費、道路等改良工事費について、「市川漁港前の市道0103号の改良工事を行うとのことだが、どのような工事を行うのか」との質疑に対し、「本道路は駐車車両が多く見通しが悪いため、歩行者と車両の接触事故が常に懸念されている。そのため、駐車場を整備する工事を行うものである」との答弁がなされました。
また、第3項河川費第3目排水施設管理費、北部系・信篤系遠方監視制御設備改修工事費について、「老朽化が著しいことから改修工事を行うとのことだが、ハード面だけでなく、ソフト面でも機能の向上はあるのか」との質疑に対し、「現在のオンプレミス方式からクラウド方式に変更する予定である。併せて第2庁舎でも監視するシステムを増やす予定である」との答弁がなされました。
次に、第4項都市計画費第5目公園費、賠償金について、「市が管理する緑地内で倒木があったとのことだが、倒れた樹木はどのようなものか。また、自然災害の影響があったのか」との質疑に対し、「高さが約10m、幹回りが1.35mのイヌシデという落葉広葉樹で、倒木の原因は根の腐食によるものであると考えている。また、倒木した当時は強風注意報が発令されており、強風の影響を受けたものと考えている」との答弁がなされました。
次に、債務負担行為補正、道路拡幅用地取得費について、「南八幡4丁目地先の市道0220号の歩道拡幅を行うとのことだが、どのような経緯で整備を行うこととしたのか」との質疑に対し、「令和4年3月に市川警察、教育委員会、道路交通部が連携し、通学路の合同点検を行った際、信号待ちのスペースが狭いという意見が出されたことから、信号待ちの待機スペースを確保するため整備を行うこととした」との答弁がなされました。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号について。
今回の補正は、下水道事業の業務の予定量を改め、収益的支出において私設下水道管渠敷設費補助金を増額し、資本的収入において高谷・田尻排水区公共下水道工事費負担金等を増額し、資本的支出において市川南第4排水区雨水管渠建設事業費、本年度支出額等の増額及び菅野終末処理場脱水設備等改修実施設計委託料の減額を計上するものであります。また、継続費の補正において高谷2号幹線建設事業及び市川南第4排水区雨水管渠建設事業の総額及び年割額を変更するほか、起債の限度額を改めるものであります。
委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、相之川第1ポンプ場改修実施設計委託料について、「当初設計において、既設水槽の再利用を見込んでいたところ、大きさが適切ではないことが判明したとのことであるが、どの程度の不足を見込んでいるのか」との質疑に対し、「既設水槽の規模は24㎥であるが、委託しているコンサルタントより、ポンプの能力を効果的に発揮するためには40㎥程度必要であると提案されたものである」との答弁がなされました。
次に、菅野終末処理場脱水設備等改修実施設計委託料について、「今年度の発注を見送り、今後発注する際に経費が増えるリスクについてはどのように考えているのか」との質疑に対し、「来年度の予算要望について、大きな影響はないと見込んでいるが、設計の期間に関しては少し延びることを見込んでいる」との答弁がなされました。
次に、菅野終末処理場建築基準法適合状況調査委託料について、「交通公園等が立地する地区であるが、安全性に懸念があるために実施する調査なのか」との質疑に対し、「敷地内に建築物を新設するに当たり、既存建築物の建築基準法への適合性の調査が必要となり、実施するものである。老朽化はしているが、直ちに周辺地域の安全性に支障を来すものではないと考えている」との答弁がなされました。
次に、高谷2号幹線建設事業及び市川南第4排水区雨水管渠建設事業について、「請負代金変更の請求の要因となったインフレスライドの積算根拠と基準日はどのようなものか」との質疑に対し、「積算根拠については、県の基準等を使用している。基準日については、令和7年4月時点としている」との答弁がなされました。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号について。
本案は、損害賠償請求事件について当事者間で合意に達し、和解により解決を図るためのものであります。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
○大久保たかし議長 次に、総務委員長、浅野さち議員。
〔浅野さち総務委員長登壇〕
○浅野さち総務委員長 ただいま議題となっております議案第17号市川市議会議員及び市川市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、議案第18号市川市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第19号市川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について及び議案第23号のうち総務委員会に付託された事項について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
まず、議案第17号について。
本案は、国政選挙における選挙運動の公費負担の限度額の見直しを踏まえ、市川市議会議員及び市川市長の選挙における選挙運動用ビラの作成及び選挙運動用ポスターの作成に係る公費負担の限度額を見直すためのものであります。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号について。
本案は、人事院規則の改正を踏まえ、妊娠、出産等についての申出をした職員等に対する仕事と育児の両立支援制度の利用に関する意向確認の措置等を講ずるためのものであります。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号について。
本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び人事院規則の改正を踏まえ、部分休業制度の拡充に対応するための規定の整備を行うためのものであります。
本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号のうち総務委員会に付託された事項について、今回の補正の主なものを申し上げますと、歳出においては、第2款総務費において脱炭素先行地域づくり事業支援委託料、市税関係システム改修委託料等の増額を、第10款消防費において事業用機械器具費の増額を、第13款諸支出金において土地開発公社業務委託料の増額を計上し、歳入においては国庫支出金、県支出金、市債等の増額を計上するものであります。また、繰越明許費の補正において、図書館情報システム改修事業について、年度内の支出が困難であるため翌年度へ繰り越す措置を行うほか、地方債の補正においては、起債の限度額を変更するものであります。
委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第2款総務費第1項総務管理費第5目広報費、商標登録申請手数料について、「市の様々な事業の広報に活用してきた動物イラストを商標登録するとのことだか、どのイラストを登録申請するのか。また、登録申請に当たっての選定基準はどのようなものか」との質疑に対し、「商標登録申請の対象は、カワウソとレッサーパンダのイラスト及び公募で募集する予定の名称をそれぞれ登録する予定である。また、選定基準については、市川市事業キャラクター等の作成等に関する要綱において、所管課長が権利を保全する必要があると認めるときは商標登録の出願を行うものとされている。市制施行90周年ロゴマークやICHICOなどで、市民から特に好評を博したカワウソとレッサーパンダについては、事業者からのグッズ化のオファーや新聞報道などを受け、キャラクター化についての市民アンケートを実施した結果、商標登録申請の対象として選定したものである」との答弁がなされました。
次に、第6目財産管理費、アスベスト含有建材分析調査委託料について、「本委託料は、信篤複合施設整備に係る既存施設の解体に必要な調査を行うため、新たに1,000万円を計上するものとのことだが、その積算根拠はどのようなものか」との質疑に対し、「本委託は、アスベストが含まれると思われる部材からのサンプルの採取及び分析を業務内容とし、6施設で計184検体を見込んでいる。採取及び分析にかかる作業単価は1検体当たり4万9,300円であり、これに検体数を掛け、消費税10%を加えた金額が約998万円となることから1,000万円を計上した」との答弁がなされました。
次に、第7目企画費、脱炭素先行地域づくり事業支援委託料について、「次年度以降も本委託料を継続して支出するのか」との質疑に対し、「本委託は、国庫補助金を基に脱炭素先行地域を推進する上での事業者からの支援を受けるためのものである。次年度以降の予算計上については、国と調整する事項であるが、必要な支援をお願いしたいと考えている」との答弁がなされました。
次に、歳入について。
第17款第1項寄附金第2目指定寄附金、こどもたちの未来支援基金指定寄附金及び第18款繰入金第4項第1目こどもたちの未来支援基金繰入金について、「本基金については、令和3年に1億円の寄附があったことから創設されたものと認識しているが、基金残高は使い切ったのか。また、繰入金約1,800万円は、基金を使い切ったことにより、既に実施している子どもの受験料支援に充てるため計上するのか」との質疑に対し、「基金は使い切っておらず、子どもの受験料支援については現在の基金残高を活用し実施している。今回の1億円の寄附を活用し、新たな事業として、受験する前の季節講習費用への支援を実施するものである」との答弁がなされました。
本委員会といたしましては、歳入歳出予算の総額については、ほかの常任委員会の審査の結果を確認の上、採決の結果、可決すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
○大久保たかし議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
議案第17~21、23~28号 採決
これより議案第17号市川市議会議員及び市川市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第18号市川市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第19号市川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第20号市川市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第21号市川市こども発達センターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第23号令和7年度市川市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第24号令和7年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第25号令和7年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第26号市川市立第三中学校南側斜面地整備工事請負契約についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第27号財産の無償譲渡についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
これより議案第28号損害賠償請求事件の和解についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
請願第7-1~7-2号 委員長報告、採決
○大久保たかし議長 日程第12請願第7-1号「国における2026年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願及び日程第13請願第7-2号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を一括議題といたします。
本請願に関し委員長の報告を求めます。
環境文教委員長、石原よしのり議員。
〔石原よしのり環境文教委員長登壇〕
○石原よしのり環境文教委員長 ただいま議題となりました請願第7-1号「国における2026年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願及び請願第7-2号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願について、環境文教委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
まず、請願第7-1号について。
本請願は、令和8年度予算編成に当たり、憲法、子どもの権利条約の精神を生かし、子どもたちによりよい教育を保障するために、国における2026年度教育予算拡充に関する意見書を政府及び関係行政官庁宛てに提出してほしいとの趣旨であります。
委員会において述べられた意見を要約して申し上げますと、賛成の立場から、「国においても、予算全体の中で教育費に関わる予算の割合が低くなっており、OECD加盟国の中でも3番目に低いという状況である。そのため、市川市だけではなく、日本全体の子どもたちに係る教育の予算を底上げしていかなければならないと考えている。また、教育の格差が生まれないようにするためにも教育予算を拡充する必要があると考えている。よって、本請願は採択すべきである」との意見が述べられました。
本委員会といたしましては、採決の結果、採択すべきものと決しました。
次に、請願第7-2号について。
本請願は、令和8年度予算編成に当たり、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書を政府及び関係行政官庁宛てに提出してほしいとの趣旨であります。
委員会において述べられた意見を要約して申し上げますと、賛成の立場から、「教育における地域格差は拡大しないようにすべきであり、自治体の財政的な負担軽減は安定的な教育行政運営に直結するものである。そのため、国庫負担制度の堅持は必要であると考える。よって、本請願は採択すべきである」との意見が述べられました。
本委員会といたしましては、採決の結果、採択すべきものと決しました。
以上、御報告申し上げます。
○大久保たかし議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより請願第7-1号「国における2026年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本請願は採択することに決定いたしました。
これより請願第7-2号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本請願は採択することに決定いたしました。
○大久保たかし議長 お諮りいたします。決算審査特別委員会審査のため、明9月17日から9月23日まで7日間休会することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よって明9月17日から9月23日まで7日間休会することに決定いたしました。
以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
○大久保たかし議長 本日はこれをもって散会いたします。
午前10時45分散会
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