更新日: 2025年12月4日
2025年10月2日
9月30日のとくたけ純平議員の議事進行に関する発言に対する答弁
会 議
午前10時45分開議
○大久保たかし議長 ただいまから本日の会議を開きます。
○大久保たかし議長 この際、去る9月30日のとくたけ純平議員の議事進行に関する発言に対し、太田丈之議員より発言の申出がありますので、これを許可いたします。
太田丈之議員。
○太田丈之議員 大変貴重な時間をお借りいたしまして申し訳ございません。
去る9月30日の私の一般質問中、生活保護制度についての質問において、「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」と発言した部分及び「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」と発言した部分、さらに、「■■■■■■■■■■■■■■■■」から「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」と発言した部分は、在留資格におきまして、独立の生計を営むに足りる資産または技能を有することという要件があるにせよ、行き過ぎたもので、市民の誤解を招く不穏当な発言でありましたので、取消しとさせていただきたいと思います。
議長におかれましては、よろしくお取り計らいのほどお願いいたします。
○大久保たかし議長 お諮りいたします。ただいまの太田丈之議員の申出のとおり、発言の取消しを許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よってただいまの太田丈之議員の申出のとおり、発言の取消しを許可することに決定いたしました。
この際、太田丈之議員に申し上げます。議場における発言は、慎重にも慎重を期し発言すべきものであります。今後の発言に当たっては、十分に精査の上、市民に誤解を招くことのない発言をされるよう注意いたします。
以上のとおりでありますので、とくたけ純平議員におかれましては御了承願います。
9月30日の越川雅史議員の議事進行に関する発言に対する答弁
この際、9月30日の越川雅史議員の理事者の答弁内容に対する議事進行に関する発言に対し、議長において調査した結果を御報告いたします。
この際、松丸副市長から発言の申出がありますので、これを許可いたします。
松丸副市長。
○松丸多一副市長 本会議におきまして貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
去る9月29日、越川雅史議員の一般質問において、仕様書、契約条項において規定された契約事項の適正性確保に関する御質問をいただき、これに対する高木教育長、蛸島総務部長、池田学校教育部長の3者の答弁につき、越川議員から御指摘がありましたので、私から御説明をさせていただきます。
越川議員からは、基本的には仕様書に基づいて業務を適切に実施している。月次請求処理において、基本的には整合性を欠く書類は適時に検出できていた、この理解で間違いないかとの御質問をいただきました。これに対しまして学校教育部長は、現在、詳細に調査を進めていると答弁をいたしました。この学校教育部長の答弁は、直前の総務部長の答弁において、総務部等の調査により、越川議員から指摘のあった業務委託契約においては、仕様書の規定と乖離した業務運営を検出しており、不適正な事務処理が行われた蓋然性が高いと指摘があったことを前提として、越川議員指摘の業務委託契約を含め、他の同一の業務委託契約についても現在詳細に調査を進めていると答弁したものであります。この点につきましては、学校教育部長の答弁の後、教育長が「総務部長からもありましたとおり」と、総務部長と同様の認識を有する旨、御答弁をさせていただいております。
教育委員会といたしましては、越川議員から指摘のあった業務委託契約においては、仕様書の規定と乖離した業務運営を検出しており、不適正な事務処理が行われていた蓋然性が高いと考えられ、この業務委託契約のほか、他の同一の業務委託契約につきましても、教育委員会において調査中であるとするものであり、これをもって越川議員御指摘の3者の答弁の整理といたしたく、議長におかれましては、よろしくお取り計らいのほどお願いを申し上げます。
最後に、このたびは理事者の答弁におきまして、その前提となる事情を欠いた答弁などにより、御質問の趣旨に沿ったものとは言えない答弁となるなど反省すべき点があったことを深く受け止め、今後このようなことがないよう、市長指揮の下、指導監督に努め、理事者一同、十分注意をしてまいります。
以上でございます。
○大久保たかし議長 次に、学校教育部長から発言の申出がありますので、これを許可いたします。
学校教育部長。
○池田淳一学校教育部長 本会議におきまして貴重なお時間をいただき、申し訳ございません。
去る9月29日の越川雅史議員の一般質問に対する私の答弁におきまして、ただいま松丸副市長から説明がありましたとおり、前提となる総務部長の答弁の引用を欠き、御質問の趣旨に沿ったものとは言えない答弁をしておりました。これまでの越川議員への答弁におきまして、反省すべき点が多々あったことを深く受け止めております。今後はこのようなことを起こさないよう、今まで以上に答弁の内容を十分に精査し、真意が伝わるように十分注意して答弁をさせていただきます。
以上でございます。
○大久保たかし議長 この際、理事者各位に申し上げます。議場における発言は、慎重を期し発言することは言うまでもないところであります。今後の発言に当たっては慎重にされるようお願いいたします。
また、学校教育部長に申し上げます。このたびの発言につきましては、議会の円滑な運営及び議事の公正を確保する上で不適切なものであったというふうに判断をいたします。今後の発言に当たっては、より慎重にされるよう、議長として、ここに厳重に注意を申し上げます。
以上のとおりでありますので、越川議員におかれましては御了承願います。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 越川議員。
○越川雅史議員 越川雅史でございます。副市長のお話、そして議長の注意、拝聴させていただきました。今回はこれで素直に受け入れたいと思いますが、世の中には仏にまつわる言葉が幾つかございます。そのうちの一つに、先日御紹介させていただいた「仏の越川」という言葉がありますが、その一方では「仏の顔も三度まで」という言葉もございます。放課後子ども教室の答弁をめぐり、6月定例会、決算審査特別委員会、9月定例会と、既に3度も、いや、答弁回数で言えば、それ以上の不適切な答弁がなされています。また、学校教育部長が議長より注意を受けたのは、これで2度目であります。不適切な答弁をして、後で問題になったら謝りさえすれば全て済むというものでもありませんし、あたかもこぼれたミルクをいとも簡単に元に戻せるかのように、発言の取消しをすれば万事オーケーというものでもないはずです。12月定例会において適切な改善が図られることに期待をいたしますが、それが見られないようであれば教育長に対する信任を検討しなければならない点、あらかじめお伝えさせていただきます。
以上です。
9月30日の越川雅史議員の議事進行に関する発言に対する答弁
○大久保たかし議長 次に、去る9月30日の越川雅史議員の議事進行に関する発言に対し、松永鉄兵議員より発言の申出がありますので、これを許可いたします。
松永鉄兵議員。
○松永鉄兵議員 貴重な時間をお借りしまして申し訳ございません。
去る9月9日の本会議の発言において、私は「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」と発言をいたしました。私といたしましては、議会事務局が保管していた一部の領収書については提出済みであるという認識の下、このような発言をしましたが、これに対し決算審査特別委員会の議会事務局の説明では、それを領収書の提出とは捉えない旨の説明がありました。領収書の提出について、議会事務局との認識の違いはありますが、私の発言は事実に反するものでありますので、取消しをさせていただきたいと思います。
大変申し訳ありませんが、議長におかれましては、お取り計らいのほど、よろしくお願いします。
○大久保たかし議長 お諮りいたします。ただいまの松永鉄兵議員の申出のとおり、発言の取消しを許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よってただいまの松永鉄兵議員の申出のとおり、発言の取消しを許可することに決定いたしました。
この際、松永鉄兵議員に申し上げます。議場における発言は、慎重を期し発言することは言うまでもないところであります。今後の発言に当たっては慎重にされるようお願いいたします。
以上のとおりでありますので、越川雅史議員におかれましては御了承願います。
この際、管財部長から発言の申出がありますので、これを許可いたします。
管財部長。
○湯本明男管財部長 貴重なお時間をお借りしまして大変申し訳ございません。発言の取消しをお願いいたします。
去る9月29日の大場諭議員の一般質問中、本市が排出する産業廃棄物の処理についての(5)のア、環境配慮への取組状況に関する再々質問に対する答弁において、汚泥処理業務委託契約一般に関する御質問に対し、現在締結している特定の契約に関する発言が混在しておりましたので、「■■■■■■■■■■■■■■■■■」から「■■■■■■■■■■■■」と発言しました箇所を取り消したいと思います。
議長におかれましては、お取り計らいのほど、よろしくお願い申し上げます。
○大久保たかし議長 お諮りいたします。ただいまの管財部長の申出のとおり、発言の取消しを許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よってただいまの管財部長の申出のとおり、発言の取消しを許可することに決定いたしました。
認定第1号 委員長報告
○大久保たかし議長 日程第1認定第1号令和6年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定についてを議題といたします。
本決算に関し委員長の報告を求めます。
決算審査特別委員長、石原みさ子議員。
〔石原みさ子決算審査特別委員長登壇〕
○石原みさ子決算審査特別委員長 ただいま議題となりました認定第1号令和6年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について、決算審査特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
議会における決算審査は、議決した予算の目的に従って執行されているかどうか、さらに行政効果はどうであったかに主眼を置いて審査するものとされており、一方、監査委員の審査は、計算に間違いはないか、支出命令に符合しているか、収支は適法であるか等に特に重点を置いて検討すべきものと言われております。
本特別委員会といたしましては、このような点を十二分に踏まえ、委員会の冒頭、監査委員の出席を求め、収支の適法性等について確認したところであります。
その審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げます。
まず、「毎年20億円程度財政調整基金を積み増しているが、本市の人口や年齢構成等に鑑みた財政調整基金の適正額はどのくらいであると考えているのか」との質疑に対し、「財政部に対して行ったヒアリングでは、経済不況、感染症拡大、大規模災害などが重複して起こるといった最悪の事態を想定すると、現在の残高は維持していくべきとの見解が示されている。監査委員としても、適正額を設定することは非常に難しいと考えており、今後、市長部局において適切に判断していくものと認識している。現在高を増加させたことについては妥当なものと評価している」との答弁がなされました。
次に、「クリーンセンターにおける不適正な事務処理について、クリーンセンターの内部統制の欠如が根本的な原因と考えるが、監査委員として指摘することを含めてどのように考えているのか」との質疑に対し、「今回の事案は、口頭発注であることやクリーンセンターの所長等も把握しておらず、内部公益通報により発覚した事案であることに鑑みると、内部統制の枠外の事案であったと認識している。一方、日常業務の中で内部統制が適切に機能しているかについては、監査委員として評価していく必要があると考えている」との答弁がなされました。
引き続き決算書の審査に入った次第でありますが、審査に当たっては、歳入においては収入未済額及び不納欠損額の主なもの、歳出においては不用額及び流・充用の主なものについて説明を求め、疑義をただすことにより、議決どおりの執行であったか、また、どのような行政効果があったか等を中心に論議を尽くしてまいりました。
その過程で質疑応答のありました主なものを一般会計の歳出から申し上げてまいります。
まず、総務費について。
街灯防犯カメラ関連事業について、「本事業は、カメラ付防犯灯100台を設置する計画であったと認識している。設置した台数51台を除く49台分を繰り越しているとのことだが、見込みを下回った理由はどのようなものか」との質疑に対し、「14地区各7台までの設置としていたことや、警察、電柱管理者等との協議の結果、設置台数が51台となったものである」との答弁がなされました。
次に、国府台公園再整備事業について、「建設費用の総額は幾らか。また、国府台スタジアムの整備において契約変更があったが、それによって何が変わったのか」との質疑に対し、「総工事費は45億55万9,800円である。また、契約変更に伴い、人工芝をプロの球場と同等の仕様に、照明設備をナイターでの有観客試合を可能とした規格に変更したこと及びスコアボードにパソコン等からの映像投影機能を追加したものである」との答弁がなされました。
次に、自治会コミュニティ活動支援補助金について、「予算現額800万円に対して決算額が約660万円になったことについて、どのように評価しているのか」との質疑に対し、「本件は、当初予算が600万円のところ、10月の時点で申請数が多かったことから補正で200万円増額したものであるが、夏祭りに伴う申請が多かったこともあり、見込みよりも年度後半の実績が伸びなかったものである」との答弁がなされました。
次に、民生費について。
いちカレ事業運営負担金ついて、「提供食数が3,384食となっているが、これは負担金の支出単位である10食ずつを積算した食数なのか、実際の食数なのか。また、1提供場所の1提供日当たりの平均食数はどのくらいか」との質疑に対し、「提供食数は実際の食数であり、1回当たり約20食提供されている」との答弁がなされました。
また、「事業の目的である日々の生活に困窮している者にカレーライスを届けるためにどのように創意工夫しているのか」との質疑に対し、「まずはカレーライスを食べてもらうことに主眼を置いており、匿名性を重視するため、食した者の実際の生活困窮についての確認はできていない」との答弁がなされました。
次に、重度の強度行動障害加算事業補助金について、「予算計上されていたものの、決算書に記載がないが、どのような理由からか」との質疑に対し、「本事業は令和6年度からの新規事業であるが、対象となる重度の強度行動障がい者の受入先のグループホームが年度中に見つからなかったものである」との答弁がなされました。
次に、介護職員初任者研修費補助金及び介護福祉士実務者研修費補助金について、「このような制度を充実させることで市内の専門職の人数が増えると考えるが、令和6年度に補助した人数はそれぞれ何人か」との質疑に対し、「介護職員初任者研修は8人、介護福祉士実務者研修は27人に補助金を支出している」との答弁がなされました。
次に、低所得者に対する重点支援給付金について、「不用額が非常に大きいが、どのような理由からか。また、未申請者に対してどのような働きかけをしたのか」との質疑に対し、「不用額が大きくなった理由は、当初の対象見込み数より実際の対象者が少なかったこと並びに未申請者及び辞退者がいたためである。また、未申請者に対しては、申請期限の約1か月前に申請を促す呼びかけを実施した」との答弁がなされました。
次に、保育所等性被害防止対策設備等支援補助金について、「令和6年度における対象とする園はどのように選定をしたのか」との質疑に対し、「補助対象となる全施設に周知をし、申請のあった施設に補助金を交付したものであり、かねてより性被害や盗撮防止を含めて保育の安全性確保などの観点から、研修等を通じて対策を講じるよう周知を図ってきたため、実績は報告書に記載の施設数にとどまったものである」との答弁がなされました。
次に、私立幼稚園預かり保育事業費等補助金について、「事業の実績はどのようなものか。また、前年度と比較してどの程度増加しているのか」との質疑に対し、「令和6年度の実績は、対象施設21園で延べ7万8,871人の利用があった。また、前年度から1園増えており、人数は約1,800人増加している」との答弁がなされました。
次に、こどもの受験料支援事業補助金について、「予算額に対して、決算額は37%弱となっているが、市民への周知はどのように実施したのか」との質疑に対し、「公立小中学校の校長会において事業の説明を行った後、市内の公立、私立の中学校及び高等学校に対してポスター掲示の依頼を行うとともに、制度の周知文書を送付した。また、対象となるひとり親家庭の児童扶養手当を受給している世帯及び非課税の子育て世帯に対し案内を送付して周知した」との答弁がなされました。
次に、生活保護受給者就労支援事業委託料について、「就労により生活保護が廃止となった後に再開される事例はどのくらいあるのか。また、本事業における費用対効果をどのように評価しているのか」との質疑に対し、「令和6年度において、本事業を経て就労し、生活保護が廃止となったのは27世帯であるが、保護が再開された事例はない。また、費用対効果について、委託料は約800万円で、そのうち4分の3は国庫負担金の収入がある。就労に伴い、扶助費の支出は約4,000万円抑制することができた」との答弁がなされました。
次に、生活保護費について、「年齢区分別の生活保護受給者数はどのくらいか」との質疑に対し、「令和7年3月末現在の生活保護受給者の年齢別内訳は、18歳未満が約700人、19歳から65歳が約3,800人、65歳以上が約3,600人となっている」との答弁がなされました。
次に、生活保護費における医療扶助費について、「扶助費の中で決算額が一番大きいのは医療扶助費となっているが、何年にもわたり通院している割合はどのくらいか」との質疑に対し、「1年以上通院している者は約2,100人で、受給者全体の約26%である」との答弁がなされました。
次に、衛生費について。
がん患者QOL向上事業補助金について、「ウイッグ等の購入費用補助金の実績はどのようなものか。また、がん患者在宅療養支援事業補助金の申請状況、周知方法はどのようになっているか」との質疑に対し、「ウィッグ及び胸部補整具購入等費用補助金の内訳は、ウイッグが190件で金額550万3,167円、胸部補整具が128件で金額215万7,508円である。また、がん患者在宅療養支援事業補助金は、予算時の見込み件数5件に対して申請数がゼロ件であり、周知については広報、市公式ウェブサイトへの掲載のほか、介護事業者や医療機関等を通じた周知を図っている」との答弁がなされました。
次に、自殺対策相談委託料について、「令和6年度の相談件数とその推移はどのようなものか。また、相談について、委託業者から市に対し、どのような報告がされているのか」との質疑に対し、「相談件数は4,560件で、令和5年度の3,682件と比較すると増加傾向にある。委託事業者から本市への報告は、相談内容を鬱、不安等の悩み、仕事に関する悩み等、13のカテゴリーに分けて報告を受けている」との答弁がなされました。
次に、帯状疱疹予防接種費用助成交付金について、「帯状疱疹の予防接種費用助成が始まったが、実施状況はどのようなものか」との質疑に対し、「帯状疱疹の予防接種については50歳以上の方を対象にしており、ワクチンは2種類ある。1つは生ワクチンで申請件数が768件、もう一つは不活化ワクチンで申請件数は2,333件である」との答弁がなされました。
次に、返還墓地助成金について、「当初予算の見込みに対し決算額が大幅に増えているが、実績はどのようなものか」との質疑に対し、「当初予算においては、4㎡一般墓地33基、芝生墓地7基、6㎡一般墓地52基、12㎡一般墓地10基の計102基で2,792万5,000円を見込んでいた。決算においては、それぞれ56基、12基、74基、17基、計159基で4,252万8,800円である」との答弁がなされました。
次に、住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金について、「予算額に対し、決算額が26%ほどとかなり低くなっているのはどのような理由からか」との質疑に対し、「令和6年度から新築住宅も補助対象に広げたことに併せて、地域経済の活性化を目的に施工業者を市内業者に限定した。その結果、業者の選択肢が狭まったことで大幅に見込みを下回ったものと認識している」との答弁がなされました。
次に、猫不妊手術費等助成金について、「実際に助成した不妊手術頭数の推移と、それに対する見解はどのようなものか」との質疑に対し、「令和4年度が429頭、令和5年度が496頭、令和6年度が454頭となっており、増加は抑えられていると認識している。また、令和5年度及び6年度については年度中に予算を補正していることから、必要な不妊手術は実施されていると考えている」との答弁がなされました。
次に、特定外来生物捕獲調査委託料について、「当初予算額43万5,000円に対し、決算額が約160万円となっているのはどのような理由からか」との質疑に対し、「この委託は、特定外来生物であるアライグマを市民等が発見した際に箱わなを設置し、捕獲、処分しているものであり、当初の見込みよりも多く発見されたことから、他事業の委託の執行差金を用いて約160万円の業務委託を行ったものである」との答弁がなされました。
次に、農林水産業費について、多目的防災網設置事業補助金について、「設置のできる工事事業者が少なく、工事が進まないことが課題であったと考えるが、実績はどの程度となっているのか」との質疑に対し、「決算額は令和5年度の繰越し分も含まれていて、令和5年度の実績が16件で、令和6年度は12件となっている」との答弁がなされました。
次に、商工費について。
デジタル地域通貨推進事業について、「本事業における行政ポイントについて、付与数の当初の見込みと実績はそれぞれどの程度であるのか」との質疑に対し、「自治会の活動をサポートした学生に対するポイントは、当初600件を見込んで実績は26件となっている。また、環境フェアの運営を手伝った学生に対するポイント付与は、当初30件を見込んで実績は6件となっている」との答弁がなされました。
次に、土木費について。
私道整備補助金について、「令和6年度の申請件数はどのようなものか。また、補助金の申請について、過去、年度の早い時期に予算の上限に達することがあったとのことだが、前年度に申請を受け付ける等の対応は検討しているのか」との質疑に対し、「令和6年度の申請件数は3件である。また、申請方法については、令和7年2月に要綱の改定を行い、前年度に事前申請を受け付けるようにしている」との答弁がなされました。
次に、バス路線運行負担金について、「1便当たりの乗客数は何人か。また、事業者に支払う負担金はどのように算出しているのか」との質疑に対し、「1便当たりの平均乗車人数は4.86人である。また、負担金については、運行経費の総額から運賃収入で得た額を差し引いた額を負担金としている」との答弁がなされました。
次に、自転車乗車用ヘルメット購入費補助金について、「予算現額に対して決算額が約半分となっているが、要件を満たしていない申請は何件あるのか」との質疑に対し、「申請件数は3,653件であり、そのうち、書類の不備や安全マークが基準に達していなかったことにより不交付や取下げになったものが136件であった」との答弁がなされました。
次に、消防費について。
消防救急に関する事業について、「熱中症による救急搬送が増えているものと考えるが、搬送にどの程度の時間を要しているのか」との質疑に対し、「昨年度1年間で発生した救急事案の通報を受けてから病院に到着するまでに要した平均時間は48分23秒となっている」との答弁がなされました。
次に、消防施設装備の強化について、「消防車両や救急車は毎年それぞれ1台ほどを整備していると考えるが、本市の消防車両の充足率はどのようになっているのか」との質疑に対し、「国が示している消防力の整備指針に照らし合わせて本市の消防力の充足率を算定すると、救急車は100%、消防ポンプ自動車が58.3%、はしご車75%、救助工作車、化学車及び指揮隊車は100%の充足率となっている」との答弁がなされました。
次に、教育費について。
奨学資金について、「支給基準を変えたことで不用額が発生したとのことだが、なぜ基準を変更したのか」との質疑に対し、「本事業は学力が優良である生徒に対し奨学金を支給するものであるが、千葉県教育委員会が公表している中学3年生の成績の分布で分析すると、5段階評価で平均が3.6であることから、本市の採用基準である3.0を段階的に引き上げ、令和6年度は3.3としたものである」との答弁がなされました。
次に、学校給食食物アレルギー等対応補助金について、「予算額に対し、決算額が低くなっているのはどのような理由か」との質疑に対し、「決算額が低くなったことについて、アレルギー対応が必要な人数の見込みと実績に差があったことと、補助対象となる日数が見込みを下回ったことによるものである」との答弁がなされました。
次に、歳入について。
固定資産税について、「当初予算における見込みよりも調定額が大きく増えているが、その要因は何か」との質疑に対し、「家屋と償却資産の調定額はほぼ横ばいであるが、地価の上昇に伴い土地の評価額が上がったためである」との答弁がなされました。
次に、介護保険特別会計について。
不用額について、「介護認定事務処理件数等が見込みを下回ったとのことであるが、その要因は何か。また、介護サービスの利用は減少傾向にあるのか」との質疑に対し、「介護認定事務処理件数等は、過去の件数等を基に見込んでいるが、実際の認定申請数等が見込みを下回ったことにより、結果として不用額が生じたものである。また、介護サービスの利用状況については年々増加傾向にある」との答弁がなされました。
次に、下水道事業会計について。
浸水対策について、「1時間当たり50mmの雨量に対応できるよう整備するとのことだが、進捗率はどのようになっているのか」との質疑に対し、「浸水対策は大きく2つの方法で進めている。1つは、雨水排水基本計画に基づいて排水路の整備事業等を進めており、約58%の進捗状況となっている。もう一つは、公共下水道雨水事業として整備しており、約32%の進捗状況となっている。しかし、重複する区間もあるため、市全体で一括した進捗率を示すことは難しい」との答弁がなされました。
以上申し述べましたほかに、本特別委員会の審査の過程において、各委員の指摘、意見等を十分に踏まえ、令和8年度の予算編成に当たられるよう要望いたしました。
本特別委員会といたしましては、採決の結果、多数をもって認定すべきものと決しました。
以上、報告申し上げます。
○大久保たかし議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。――質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
認定第1号 討論(越川雅史議員、宮本 均議員、廣田德子議員)、採決
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
越川雅史議員。
〔越川雅史議員登壇〕
○越川雅史議員 越川雅史でございます。ただいま議題となっております認定第1号令和6年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定につき、反対の立場から討論を行います。
まず、第11款教育費第6項社会教育費、放課後子ども教室運営委託料については、令和6年度においても仕様書とかけ離れた業務の実態が認められ、目下、全15件の契約に係る調査が行われていることは皆さん御承知のとおりかと思います。今後において、運営受託者に対する返還請求といった事態に発展することが予見されることから、同予算の執行の適正性には疑義が生じていると評価せざるを得ません。また、この間、学校教育部において、事の本質を理解し、真摯に反省する態度が示されなかったことから、他の事業等においても同様の問題が生じているとの疑念を払拭することができず、認定第1号に反対せざるを得ないとの結論に達しました。
その上で、第3款民生費第1項社会福祉費のうち、いちカレ事業について、本事業は、格差社会によって日々の生活に困窮している方などにカレーを無料で提供することで未来への活力をつけてもらうことを目的としてスタートした事業ですが、朝日信用金庫さんの地元応援団対象事業として御寄附いただいた1,000万円が原資となっております。もちろん事業目的そのものは否定するものではありませんが、さはさりながら、格差社会によって日々の生活に困窮している方とは具体的にどのような方々なのか、いちカレを提供する事業者は、食べに来られた方が該当者であるのかどうか、どのように見極めることができるのか。結局のところ、どのような人であれ、無料でカレーが食べられるだけの単なる炊き出しのカレーみたいになってしまうのではないか、その場合に事業効果をどのように測定できるのかといった様々な疑問が湧いてきましたので、今から遡ること1年半前の令和6年3月の新年度予算案の討論に際して、これらの点、あらかじめ指摘していた次第です。
そこで今回の審査に際しては、所管課において、これらの点、どのような創意工夫をし、ターゲットである日々の生活に困窮している方々にカレーを提供できたのか説明を求めましたが、匿名性を重視しているため、実際に生活困窮者かどうかの確認はできていない。確認するためには、職員が現地に赴いて来訪者と接触する必要があるが、そのような取組は行っていないとの答弁がなされました。つまり1年半前からの私からの指摘に対処するための方策を一切講じておらず、実質的には事業効果の測定も行っていない、そして検出した課題の改善にも取り組んでいないことが判明いたしました。
さらに、この事業の問題点としては、用意したカレーの実に2割以上を廃棄しているという驚くべき事実が挙げられますが、このことは田中市長のお耳に入っているのでしょうか。令和6年度においては、167回の開催で4,303食用意したものの、実際に来訪者に提供したのは3,384食にとどまり、実に919食が廃棄されていた事実を突き止めました。いちカレのレシピは和洋女子大学の学生さんたちの御協力を得て考案されたものであり、お米はJAいちかわさんから無償提供されたものと伺っております。そして、事業の原資は朝日信用金庫さんより御寄附いただいたものであります。そうした各方面からの善意の結晶であるとも言えるカレーをいとも簡単に2割以上も廃棄し、改善策も講じずに平然としている。私には、こうした業務姿勢や規範意識、皮膚感覚が全くもって理解できません。10人家族のお母さんに例えるなら、せっかくみんなにおいしいものを食べてもらおうと愛情を込めて温かいカレーを作っても、毎回2人以上が食べずに捨てている。私は、この架空のお母さんの心中を察するだけでも、そんな無駄なことは絶対に許されない、絶対に認めないと強い憤りを覚えます。
目下、千葉県では食品ロスを減らそうと、ちば食品ロス削減エコスタイル事業が展開されており、市内においても、ちばエコ食べきりチャレンジが実施されておりますが、本市だけは、この県を挙げての取組に逆行するかのように、表面的には地産地消やフードロスゼロを訴えておきながら、また日々の食事に困り、給食がない日にはお腹をすかしている子どもたちや子ども食堂を頼りにせざるを得ない方々の存在を重々承知しているにもかかわらず、地元食材で作ったカレーを2割以上、900食以上も平気で廃棄しています。言っていることとやっていることが180度違うという言葉がありますが、まさにこうした本市の言動を指すのではないでしょうか。
果たして朝日信用金庫さんやJAさんは、このことを御存じなのでしょうか。あらかじめ2割以上が廃棄されると分かっていたら、果たして朝日信用金庫さんは地元応援団対象事業として本事業を採択したのでしょうか。JAさんはお米を無償提供してくださったのでしょうか。自分の腹が痛まないから、特段の改善を図ることもなく平気で廃棄し続けることができるのだとしたら、これは善意の方々に対する裏切りとも言える所業だと厳しく断じる必要があるでしょう。田中市長は、皆様からお預かりした貴重な税金は1円たりとも無駄にしませんとおっしゃっていたはずですが、この言葉がむなしく響いて聞こえるのは私だけでしょうか。所管部からは、本事業をこのまま継続したい旨の御答弁がありましたが、冗談じゃありません。2割以上が無駄になると分かっている事業、しかも、それを承知で改善に取り組まなかった事業を継続するために割く予算は一切ない、このことを強く申し上げ、反対の討論といたします。
最後に、監査指摘事項及び指導事項への対応について、気づいた点に言及いたしますので、今後の改善に役立てていただければ幸いです。
まず、監査報告書の取扱いですが、提出先は市長でありますので、本来であれば、市長部局全体の問題として統括すべき部署が指摘事項や措置回答を一元管理すべきと考えられるところ、現状では所管部署だけの対応にとどまっている点に違和感を覚えました。事の性質上、総務課や法務課の関与は本来必須でしょうし、必要に応じて行政経営・DX課や納税・債権管理課などの知見も生かされるべきでしょう。適切な一元管理が行われることで一部署に対する指摘事項を水平展開することにより、他の部署は未然防止へ向けた改善に早期に着手することも可能になりますが、現行の対応では、時間差で部署をまたがって類似の指摘を受けるようなケースもあるのでしょうし、類似の指摘事項についても、部署ごとに措置回答の内容にばらつきが生じることもあるでしょう。
また、被監査部署の理解度合いによって措置回答の品質にも差が生じてしまうことが懸念されますが、我々は、既にこのリスクが顕在化した事例をつい最近見たはずです。指摘事項とはいえ、監査委員からの指摘の本質が理解されず適切な改善が図られなかった結果、一旦支出した事業費の返還請求に至るなど、愚の骨頂と言わざるを得ません。二度とこのような事態が起こらないよう、早急な改善に取り組むよう要請し、締めくくります。御清聴ありがとうございました。
○大久保たかし議長 宮本均議員。
〔宮本 均議員登壇〕
○宮本 均議員 公明党、宮本均です。認定第1号令和6年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について、会派公明党を代表し、賛成の立場で討論を行います。
先ほど委員長から御報告がありましたが、9月16日から行われました決算審査特別委員会において理事者から提出されました決算書などについて、慎重に審査を行ったところであります。令和6年度は斎場の建て替え、子育て世代への支援、デジタル地域通貨推進事業の拡大、クリーンセンターの建て替えの予算化、基金の積立てを行うなど、これらは会派公明党の要望が実現、反映されたものであり、施政方針にある集中と選択に基づいた持続可能な行政運営として高く評価するものであります。また、市が行った市制施行90周年記念事業では、記念式典、各種イベントなどの事業を通じて、市川市のさらなる発展を目指す年となったことと思います。
それでは、令和6年度決算について評価を行い、意見を述べさせていただきます。
令和6年度一般会計における歳入決算の状況についてですが、歳入決算額は1,906億497万8,314円で、前年度に比べ129億7,889万1,597円、7.3%の増となっております。財源別で見ますと、固定資産税を含む市税が前年度と比べて12億5,787万3,005円の増であり、高い収納率を維持しております。これは納税者への対応、日々の徴収努力の結果として評価するものです。
続いて、一般会計における歳出決算の状況についてです。決算額は1,852億8,000万円となり、前年度と比べ126億1,012万1,597円、7.3%の減となりました。主な歳出事業の成果などについて、予算科目に沿って述べさせていただきます。
総務費では、八幡分庁舎建替事業が完了し、新たな世代間の交流、地域活動の場として期待されるところであります。国府台公園整備事業では、スポーツ施設の機能向上や環境整備を進め、市民の健康増進、交流の場として再整備を進めました。街頭防犯カメラ関連事業では、事業を拡大、自治会等に対する補助金交付の継続に加え、市でカメラ付防犯灯を51台設置し、防犯対策の強化を行いました。
民生費では、ひきこもり、家族が抱える8050問題、ダブルケア、ヤングケアラーなど複雑化、複合化した課題に対応するため、重層的支援体制整備事業を実施。相談支援関係機関との協働による支援等で相談業務の質の向上、相談者に対する支援を大きく進めたことを評価いたします。ぴあぱーく妙典こども施設整備事業では、新たなコンセプトで地域住民や子育て支援関連のNPO等の活動に利用できる子ども施設が令和7年3月1日に開館をいたしました。内外から高い評価を得ているものと思います。
衛生費では、帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成を行い、多くの市民要望に応えた対応を評価いたします。斎場施設整備事業、霊園維持管理事業では、老朽化及び今後の死亡者数の増加に対応するため、斎場の再整備をDBO方式により実施。霊園内の整備も進め、霊園用地の有効活用を進めました。DBO方式は、コストパフォーマンスに優れた施設設計と効率的な運営が期待でき、コスト削減につながるものとして、斎場再整備にDBO方式を採用したことを評価いたします。次に、大幅な遅れが生じておりました次期クリーンセンター整備事業ですが、令和6年度は総合評価一般競争入札により落札者が決定、基本協定を締結しました。現クリーンセンターの維持保全に努めながらの事業となりますが、次期クリーンセンターの完成が待ち望まれます。
商工費では、地域経済、市民活動の活性化を目的としたデジタル地域通貨ICHICOでは、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、市内での消費喚起のためポイント還元キャンペーンを実施、約9億円の経済効果を生み出しました。今年で都合3年目にわたるICHICOですが、当初の予想を上回る結果で今後も継続することを要望いたします。
土木費では、令和6年度は市道0104号行徳駅前通りと市道0216号の無電柱化推進事業に着手しました。都市計画道路整備事業では、都市計画道路3・6・32号市川鬼高線の整備を継続し、防災・減災機能の強化と安全、安心に移動しやすい歩行空間の確保、渋滞解消に大きく寄与することができるものと思います。
消防費では、消防活動に係る備品等の整備強化を図り、はしご付消防自動車、高規格救急自動車、支援車の整備や西消防署の改修等を行いました。今後とも消防活動の充実強化を進めていただきたいと思います。
教育費では、宮田小学校建て替え工事では令和6年度に基本設計に着手、大洲小学校校舎増築工事では通学地域内での児童増加の見込みから、令和6年度は工事請負仮契約を締結しました。他市に先駆けて実施されました学校給食の無償化は引き続き継続され、さらに令和6年度では、学校給食食物アレルギー等対応補助金が令和6年度から開始されました。この点を評価いたします。
国民健康保険特別会計におきましては、令和6年度に国民健康保険税の税率の引上げを行い、前年度比較で6億4,000万増となったものの、法定外繰入金の解消とはなりませんでした。
下水道事業会計につきましては、令和6年度で下水道普及率80.2%と、いまだ他市と比較し、低い状況であります。未普及対策と同時に老朽化対策を進めなければならない本市の下水道事業は大変困難を伴うものであります。事業収益の根幹の使用料収入による収益確保のため、昨今の物価高騰の背景を十分に考慮した上で、下水道使用者に対し適正な負担を求めるよう要望いたします。さらに、今後の官民連携による経費削減、事業の効率化など、下水道事業の改善を大きく進めていただきたい。
次に、令和6年度財務諸表4表に基づき、資金収支について意見を述べます。
業務活動、投資活動、財務活動の3つの区分で資金の動きを表すもので、業務活動収支がプラスなのかマイナスなのか、経常的収入で支出を賄うことができているのかを確認するものであります。令和6年度全体会計ベースで見た場合、まず、業務活動収支はプラス156億3,500万円となっております。過去5年間の平均は約170億円で、おおむねその水準で推移しており、想定の範囲であると考えます。投資活動収支は188億9,200万円のマイナスとなっております。これは公共施設整備等の経費で、積極的に投資活動を行ったものです。過去5年間の平均は約175億円で、おおむねその水準で推移しており、こちらも想定の範囲と考えております。財務活動収支では33億800万円のプラスとなっております。これは、公共施設等に係る市債の償還額よりも公共施設等の整備に係る市債発行額が上回ったことを表しております。
以上より、年度末資金残高は62億5,400万円となり、年度末現金預金残高は101億3,600万円となっております。公会計上、現金預金残高の適正規模に関する考え方は示されておりませんが、支払いの資金となることから、会計上、資金繰りに窮しない程度の金額であることを考えた場合、現在の100億円程度で特に問題はないものと思います。
次に、行政コストにおける人件費についてですが、人件費の増減要因には、主に超過勤務、給与改定、退職者等により増減しますが、人事院勧告、退職給与引当金繰入額などで人件費の増額が見られるものの、人事院勧告による給与引上げだけでは公務員の内定不足に対応し切れず、民間企業の賃上げに追いついていないのが現状であると思います。
市川市での職員採用数は募集人員を下回り、内定辞退、自己都合退職が続いているのが現状ではないでしょうか。現在の市川市常勤職員は約3,100名ですが、将来にわたって安定した行政運営を継続していくためには、定年の引上げ期間中も職員定数の適正な管理を行いつつ人材確保に努めていく必要があります。また、再任用職員、会計年度任用職員など、様々な雇用形態の職員が配置をされておりますが、今や行政サービスに欠かすことのできない存在となっております。今後の人材確保に向けて、給与体系の見直しでまず職員のモチベーションを上げ、民間との差を是正し、職員採用を最優先で取り組み、住みやすい市川市を目指すと同時に、職場としての市川市の魅力を高めていくことを要望いたします。
以上、令和6年度決算の認定に対し評価を行い、意見を述べさせていただきました。どうか議員各位におかれましては、本決算の認定に御賛同賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。
○大久保たかし議長 廣田德子議員。
〔廣田德子議員登壇〕
○廣田德子議員 日本共産党の廣田德子でございます。会派を代表いたしまして、ただいま議題となっております認定第1号令和6年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について、反対の立場で討論させていただきます。
令和6年度は決算審査意見書の「むすび」にもありますように、元下水道部次長が特定の業者の代表取締役に予定価格等を漏えいし、その見返りに多数回の接待を受けたとして、収賄及び入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反の罪で逮捕、起訴されました。市民の市政に対する信頼を根底から大きく損ねることとなったことは言うまでもありません。本市では、折しも元次長が逮捕される前に市川市コンプライアンス委員会議を立ち上げ、これまでに10回の会議が行われ、決算において、出席者の報償金として53万5,500円が記載されています。
さらに、クリーンセンターにおける不適正な事務処理もありました。クリーンセンターは平成6年稼働を開始し、既に30年を超える老朽化した施設で、これまでも多額の税金で修繕を繰り返してきました。次期クリーンセンターが供用開始になるまで、少なくとも5年半は使い続けなければなりません。不適切な事務処理とは、修繕等の発注を予算措置や契約などの事務処理を怠ったまま同業者に口頭で発注し、実施させ、不要の未払いを生じていたことが内部公益通報により判明したというものです。今年6月定例会で補正予算が出され可決し、支払いを行っています。しっかりとルールにのっとって業務に当たらなければなりません。これらのような事案は二度とあってはならず、市川市としても本当に恥ずかしい限りです。
次に、財政調整基金についてです。毎年、過去最高の残高と言われています。5年度の余剰金の一部、20億6,000万円を編入したということです。ここ数年、毎年20億円前後の編入です。その他の基金も合わせると537億円にもなります。税収の大幅な減収や、幸いにも災害などありませんが、このような事態に備えて積み立てていることは理解しています。人口や年齢構成などから、市川市としてどのくらいの財政調整基金があればよいと考えているのか伺いましたが、数字を答弁されることはありませんでした。会社で言えば、内部留保です。ためればいいというものではなく、いかに社員に還元するかです。財政調整基金も同様だと考えます。市民の税金です。今のように物価高騰で生活が大変なときこそ、使い道が問われるのではないでしょうか。
国からの物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金で、本市は主に低所得者世帯への給付金や介護サービス事業所、原油価格物価高騰対策支援金、事業者エネルギー価格等高騰対策支援金、貨物運送事業者燃料費高騰対策支援金など、様々支援をしてきたことは理解しています。特に商工費では、さらに充用して事業者に行き渡っているようです。そして、地域通貨ICHICOにも活用されてきました。市民への周知のために、担当職員が駅などで市民にQRコードを読む作業を丁寧に説明されていました。セブン銀行でチャージのやり方も教えてもらったという人がいましたが、残高は1万円のまま。伺うと、支払いの仕方が分からず、レジで後ろに並ばれると結局現金で支払っていたということです。7年の3月末で3万4,000人の登録がされているそうですが、毎日の買物で使うには使い慣れていないと難しいと思います。物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を市民に平等に行き渡らせることは困難だと思います。低所得者や低年金の方は、事前にチャージしておくお金すらない人もいることを分かっていただけたらと思います。この事業は、手数料や委託料など市の持ち出し金が約1億円あります。国からの交付にも限りがあります。今後、この事業に十分注視していきたいと思います。
次に、国府台公園を含む国府台スタジアム建設費用総額費は45億円を超えています。途中でスコアボード、照明灯、人工芝などの変更があり、大変立派なスタジアムができました。交通の利便性、駐車場の確保、人を集められるスタジアムだからこその課題もあります。どう活用していくかです。今後はどのような団体が定期的に、あるいは高校野球の予選など、市内団体にとどまらず、多く活用されていくよう注視していきたいと思います。経費が無駄だったということにはならないことを願います。
次に、ゴールドシニア事業(バス・タクシーチケット)交付金3,760万3,218円、事業の予算は9,857万8,873円です。交付実施、利用期間が年度をまたいでいたこともありますが、実際にチケットをもらっていても使わないケースも多くあります。いまだに知らない人もいます。1人当たりの交付金は変えずに全て100円券にして、どちらにでも使えるようにしてはいかがでしょうか。始まったばかりの事業です。アンケートも取られているようですので、結果をしっかりと検証して、8年度に向けて改善してください。
次に、子育て世帯同居・近居スタート応援補助金です。市川市子ども・子育て待機児童対策緊急対応プランの中に子育て世帯同居・近居スタート応援補助金がありました。平成28年4月時点で過去最高の514人となった待機児童問題に対応するもので、同居の場合は上限が100万、近居の上限が50万円。令和元年までの4年間で、予算は1億2,000万に対し、決算は4年間のトータルで利用者230件、決算額は1億7,850万円でした。令和6年度は、当初予算2,000万円に対し決算額は590万円です。加算要件を満たせば30万円になります。しかし、加算要件を満たしているのは30件中20件でした。もちろん、以前の制度を検証して今回の事業を始めているとは思いますが、補助額が少ないと考えます。住宅の購入や建て替えに対し10万円というのはどうでしょう。ある不動産屋に伺うと、書類が面倒だったりするので、10万ぐらいだったら値引きしますよと話していました。魅力ある補助額でないと、制度を使おうとは思わないと思います。
次に、こどもの受験料支援事業補助金です。予算は1,551万3,000円ですが、決算では530万1,400円、37%弱です。ちなみに高校受験のための模試は1回3,000円から6,000円、中学3年生で1年間に五、六回受けるそうです。上限が6,000円ではあまりにも少な過ぎます。高校3年生になると、1回6,000円から9,500円。夏休み以降は毎月受けているようです。補助金ではありますが、もう少し実情に合わせた金額にしてほしいです。
次に、水産業振興補助金の中には稚魚の放流、ハマグリ稚貝の放流など5つの事業があります。漁業組合が行う事業に対し、本市が補助をしているものです。そのうちの一つにノリ養殖業経営安定化事業補助金230万円があります。事業ごとの補助率も様々です。ノリ養殖業者は4件あると伺いました。この補助金の名称から、4件の事業者が安定した事業となるように直接支払われているのだと思いました。しかし、漁業組合に払われているとのことです。事業者の安定経営に直接つながるような補助金を求めます。
次に、自転車乗車用ヘルメット購入費補助金です。704万円の予算に対し約半分、期間も半年程度でした。申請が3,653件に対し、該当しなかった件数が136件だったとのことです。購入する際にお店で金額を差し引いている市区町村もあると、以前の質問の中でお伝えしました。まだまだヘルメットを着用している人は少ないと思います。事故で負傷の軽減をするならば、警察と協力など、考えてみてはいかがでしょうか。事故で頭を保護するためにも最善の方法です。また、ヘルメットは消耗品です。壊れる場合もありますので、新しいものを購入した際に2個目のときにも補助が出ることを考えていただきたいと思います。
次に、消防施設装備の強化ですが、毎年1台ないし2台整備をしていただいています。市内全体を見て、消防車、救急車は不足していないのか伺いました。本市の消防力充足率は、救急車と救助工作車、化学車、指揮隊車は100%で充足しているとのことですが、消防ポンプ自動車は58.3%、はしご車は75%です。市川市の面積や人口密度が高い都市では、基準値が人口に比例して高くなる傾向にありますが、本市の場合は消防署の配置状況や隣接消防署からの応援体制が確立されていることから、一概に消防力が劣っているということにはならないということです。しかし、高齢化や各地で大規模な自然災害が発生しており、市民の不安も計り知れません。今、数字だけを見ると、さらに不安は募ります。ドローン専用の車もないということです。大規模な災害ということになれば、隣接消防署からの応援は無理だと思います。消防署ごとに十分な車両を確保するよう求めます。
最後に、特別会計国民健康保険税についてです。令和6年は9年ぶりに保険税率を引き上げ、例えば夫婦と子ども2人の4人家族で年間所得、いわゆる給与所得から税金や保険料などが引かれた後の金額が300万円ですと、令和6年からの国保税は32万2,400円から36万8,100円、つまり年間4万5,700円の値上げになりました。4人家族の生活保護基準は月28万6,000円、年間343万2,000円になります。何が言いたいかといいますと、生活保護世帯より少ない所得の家庭が年間36万8,100円の国保税を払わなくてはならないということです。これには無理があります。払うことができない金額だということです。せめてそのラインの世帯を救済してほしいと考えます。法定軽減は理解していますが、自治体によっては、独自で生活保護基準額の1.3倍以下の世帯に対して減免しているところもあります。このままですと、ますます払えない世帯が増えていきます。
さて、6年度の国民健康保険税は、前年度に比べ6億4,000万円の増となりました。しかし、国民健康保険事業費納付金が前年度に比べ5億9,700万円の増となったことなどから、令和6年度の赤字の幅は横ばいになっており、法定外繰入れの解消にはならなかったと審査意見で述べられています。この法定外繰入れですが、本市では被保険者の保険税負担を抑えるために長年行ってきました。介護保険や後期高齢者の特別会計には全て法定内繰入れをしています。公的な制度ですから、控除を発揮していただきたいと考えます。
国民健康保険税には一般被保険者、後期高齢者支援分が6億円以上含まれています。国保の加入者は市民の2割程度だと言われ、国保加入者以外の税金を使うのはおかしいなどと言われますが、それは違うと思います。国は、今後、都道府県単位で保険税水準の統一を令和11年度に向けて進めていますが、広い千葉県だけを見ても困難だということは分かります。県や国に向けて、市町村に合った国保の在り方を考え直すよう発信してください。
被保険者均等割額は、国は未就学児について軽減制度がありますが、収入のない子どもも均等割の対象になっているわけです。18歳までに拡大するなど、市としての努力を求めます。市川市では、第2子保育料の無償化や小中学校の給食の無償化など、これらは全ての市民の税金で賄っています。市の政策上、手厚く支援をするところがあるのは当然だと思います。少しでも多くの市民に還元、支援できる方法を考えていただきたい。子どももいない、高齢でもない、市川市の中には様々な人が生活をしています。誰一人取り残さないことを強く求めて、反対の立場での討論を終わります。ありがとうございました。
○大久保たかし議長 以上で通告による討論を終わります。
これをもって討論を終結いたします。
これより認定第1号令和6年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定についてを採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者多数であります。よって本決算は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
発議第11~24号(採決)
○大久保たかし議長 日程第2発議第11号国における2026年度教育予算拡充に関する意見書の提出についてから日程第15発議第24号田中市長に対し、議場での発言の取消しを求める決議についてまでを一括議題といたします。
お諮りいたします。会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○大久保たかし議長 起立者多数であります。よって提案理由の説明を省略することは可決されました。
これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより発議第11号国における2026年度教育予算拡充に関する意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより発議第12号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより発議第13号最高裁判決に基づき全ての生活保護受給者に対する速やかな被害回復措置を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第14号核兵器禁止条約再検討会議へのオブザーバー参加を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第15号多文化共生社会実現のための予算措置と法整備を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第16号最低賃金の引上げに向けた支援強化を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第17号千葉県営水道料金の値上げ先送りを求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第18号持続可能な学校の実現を目指す意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより発議第19号少人数学級の推進、定数改善も含めた教職員の働き方改革及び義務教育費国庫負担制度の拡充に関する意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより発議第20号パレスチナの国家承認を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
これより発議第21号大阪・関西万博パビリオン建設工事における未払い問題に対する早急な対応を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第22号いわゆる不法滞在者ゼロプランの撤回を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第23号長生炭鉱水没事故に関する遺骨収容と責任ある対応を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
これより発議第24号田中市長に対し、議場での発言の取消しを求める決議についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
集計いたします。
賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
お諮りいたします。本日、意見書案等が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よって条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。
委員会の閉会中継続審査の件、委員会の閉会中継続調査の件、閉会
○大久保たかし議長 日程第16委員会の閉会中継続審査の件を議題といたします。
各委員会において審査中の事件につき、委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申出があります。
お諮りいたします。委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よって委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
○大久保たかし議長 日程第17委員会の閉会中継続調査の件を議題といたします。
各委員会において調査中の事件につき、委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りいたします。委員長から申出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大久保たかし議長 御異議なしと認めます。よって委員長から申出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
○大久保たかし議長 以上をもって本日の会議を閉じます。
これをもって令和7年9月市川市議会定例会を閉会いたします。
午後0時13分閉議・閉会
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