更新日: 2018年11月28日

2018年9月14日

委員長報告、採決(議案第15~34号)

午前10時開議
○竹内清海議長 ただいまから本日の会議を開きます。


○竹内清海議長 日程第1議案第15号市川市議会議員及び市川市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてから日程第20議案第34号市川市立塩浜学園新築電気設備工事請負契約についてまでを一括議題といたします。
 本案に関し委員長の報告を求めます。その報告の順序は、健康福祉、環境文教、建設経済、総務の各委員会の順でお願いいたします。
 健康福祉委員長、浅野さち議員。
〔浅野さち健康福祉委員長登壇〕
○浅野さち健康福祉委員長 ただいま議題となりました議案第21号市川市介護保険条例の一部改正について、議案第25号市川市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第26号平成30年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち健康福祉委員会に付託された事項、議案第27号平成30年度市川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第28号平成30年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第29号平成30年度市川市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、議案第21号について。
 本案は、介護保険法施行令の改正に伴い、引用条文の整備を行うためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第25号について。
 本案は、建物が老朽化した八幡団地の供用を廃止するためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「八幡団地を取り壊さなければならない具体的な理由は何か」との質疑に対し、「八幡団地の老朽化により、当該建物を維持することができないため取り壊すものである。なお、市営住宅には現在121戸の空き家があるため、市民サービスの低下はないものと認識している」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第26号について。
 今回の補正は、第3款民生費において、老人福祉施設整備費補助金、私立保育園施設整備費等補助金等を、第4款衛生費において、事業用機械器具費及び講習会負担金を計上したものであります。また、繰越明許費の補正において、介護施設等整備事業及び老人福祉施設整備事業の事業費について、年度内の支出が困難となったことにより、翌年度に繰り越す措置を行うものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第3款民生費第1項第3目高齢者支援費、老人福祉施設整備費補助金について、「本補助金はどのような内容のものか。また、県が負担する補助金はどのくらいの金額なのか」との質疑に対し、「本補助金は、特別養護老人ホームの建設費に充てられるものであり、1人当たり150万円の基準で、定員が100人の施設となるので1億5,000万円となる。また、県の補助金は4億5,000万円である」との答弁がなされました。
 次に、第2項第1目児童福祉総務費、子ども・子育て支援事業計画策定市民意向調査委託料について、「本調査の内容はどのようなものか。また、誰を対象に、どのくらいの件数の調査を行うのか」との質疑に対し、「調査の内容は、教育や保育施設、地域子育て支援事業について、地域住民がどれだけの量を必要としているかをアンケートにより調査するもので、どのようにしてそのニーズに応えていくのか、各事業の提供体制を計画するためのものである。また、アンケート調査の対象及び件数は、ゼロ歳から5歳児のいる世帯については4,500件、小学生については2,500件、母子手帳を交付している者については400件を予定している」との答弁がなされました。
 次に、保育士確保対策事業補助金について、「本補助金は、保育所等における事故防止のための事業にも役立てられるとのことだが、具体的にはどのようなものか」との質疑に対し、「本補助金は、保育所等事故防止推進事業として、保育における事故防止のための備品購入等に必要な費用を補助するものである。具体的には、重大事故が発生しやすい睡眠中、食事中、水遊びの場面等での安全かつ安心な保育環境を確保するための備品購入等を補助するものであり、一例として、無呼吸アラームがある」との答弁がなされました。
 また、「本補助金は、どのような意味合いで私立保育園における保育士確保につながるものなのか」との質疑に対し、「本補助金を活用して事故防止等をすることで、保育士の負担がより軽減される結果、保育士の確保につながるものである」との答弁がなされました。
 次に、第3項第1目生活保護総務費、生活保護システム改修委託料について、「生活保護法の改正により、システムを改修するとのことであるが、改正内容はどのようなものか。また、システム改修を行う業者はどのように選定するのか」との質疑に対し、「今回の主な改正内容は、生活保護費を決定する幾つかの扶助のうち、生活扶助及び教育扶助の基準額の変更となっている。選定先については、システムを熟知しており、費用や工期の面で有利となることから、現在、市がシステムの賃借を受けている業者を予定している」との答弁がなされました。
 次に、第4款衛生費第1項第2目保健センター費、事業用機械器具費及び講習会負担金について、「今回購入しようとしている視線計測装置とは、どのようなもので、どう活用していくのか」との質疑に対し、「視線計測装置とは、幼児の視線の動きを計測することで、社会性の発達の特徴を把握するものであり、1歳6カ月児健康診査において、発達などに心配のある子どもを対象として実施している臨床心理士による保護者への個別相談で活用していく。なお、当該機器は持ち運びができるので、南八幡と南行徳の保健センターで使用する」との答弁がなされました。
 また、「視線計測装置の講習会の負担金は、6名分で100万5,000円ということで、かなり高額であるが、どのような内容か」との質疑に対し、「本講習会は、視線計測装置の操作方法に加え、保護者への説明に必要な知識と技術を習得するものである」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第27号について。
 今回の補正は、歳出において償還金を、歳入において前年度繰越金を計上し、収支の均衡を図るものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第28号について。
 今回の補正は、歳出において償還金を、歳入において前年度繰越金を計上し、収支の均衡を図るものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第29号について。
 今回の補正は、歳出において後期高齢者医療広域連合納付金を、歳入において前年度繰越金を計上し、収支の均衡を図るものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 環境文教委員長、金子正議員。
〔金子 正環境文教委員長登壇〕
○金子 正環境文教委員長 ただいま議題となっております議案第26号のうち環境文教委員会に付託された事項について、議案第32号市川市立塩浜学園新築工事請負契約について、議案第33号市川市立塩浜学園新築機械設備工事請負契約について及び議案第34号市川市立塩浜学園新築電気設備工事請負契約について、委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 まず、議案第26号について。
 今回の補正は、第4款第3項環境費において、カラス生息調査委託料、行徳野鳥観察舎設計等委託料を、
第10款第2項小学校費において、施設修繕料等を、第6項社会教育費において、放課後保育クラブ指定管理料等を計上したものであります。また、繰越明許費の補正において、行徳野鳥観察舎整備事業の事業費が、年度内の支出が困難となったことにより、翌年度に繰り越す措置を行うものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第4款衛生費第3項第3目自然環境費、カラス生息調査委託料について、「本年6月定例会において、市川市民が安全で安心して快適に生活することができる環境の向上のためのカラス被害の防止等に関する条例が制定されたことに伴い、市内におけるカラスの生息状況を調査するため補正予算を計上するとのことだが、具体的にはどのような調査をするのか」との質疑に対し、「今回の調査は、主に冬期におけるカラスのねぐらの状況及び分布等を把握し、カラス被害対策指針を策定する際の基礎資料とすることを目的として実施するものである。平成19年に実施した市川市都市鳥生息調査のデータとの比較を可能とするため、市内10カ所に2kmの調査コースを設定しデータを収集する。また、各調査コース上に点在するごみ集積所の数とカラスに荒らされたごみ集積所の数についても調査する予定である」との答弁がなされました。
 次に、行徳野鳥観察舎設計等委託料について、「本委託料は、行徳野鳥観察舎を整備するに当たり、基本設計等を行うため増額補正をするとのことだが、委託料の内訳はどのようなものか」との質疑に対し、「本委託料の内訳は、行徳野鳥観察舎の基本設計、実施設計、計画通知の手続、各種法令手続及び申請、届出、許可である」との答弁がなされました。
 次に、第10款教育費第2項第1目学校管理費、施設修繕料について、「2.2mを超えるブロック塀及び1.2mを超え控え壁がないブロック塀は撤去するとのことだが、撤去せずに控え壁をつくる修繕はしないのか。また、ブロック塀からフェンスに改修する場合はどのような施工になるのか」との質疑に対し、「ブロック塀に控え壁がない場合は、控え壁はつくらず全て撤去となる。また、ブロック塀からフェンスに改修する際は、コンクリートの上にフェンスをつけ、全体の高さを1.2mから1.8mの間の高さに調整し、現在の建築基準法に合うような施工を行う」との答弁がなされました。
 次に、第6項第1目社会教育総務費、成人式運営委託料について、「本委託料は、成人式の企画及び実施について、専門的知識を有する業者に委託するための費用とのことだが、なぜ業者に委託することとしたのか。また、成人式の具体的な内容はどのようなものか」との質疑に対し、「従来の成人式は、市及び新成人で構成される実行委員会が中心となり企画等を行っていたため、毎年同じような成人式となっていた。そこで、知識、ノウハウを有する専門業者に委託することにより、新成人にとって思い出に残るような式典にすることとしたためである。また、具体的な内容については現在決まっていないが、新成人にとって一生に1度であり、平成最後の式典をよりよいものとしていきたい」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第32号から第34号について。
 まず、議案第32号は、既定予算に基づく市川市立塩浜学園新築工事について、総合評価一般競争入札の結果、上條・大城特定建設工事共同企業体と、また議案第33号は、既定予算に基づく市川市立塩浜学園新築機械設備工事について、一般競争入札の結果、株式会社大進工業と、また議案第34号は、既定予算に基づく市川市立塩浜学園新築電気設備工事について、一般競争入札の結果、友信電気株式会社とそれぞれ工事請負契約を締結するためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、議案第32号について、まず、「校舎の2階から4階にかけて普通教室が12室あるが、各学年のクラス数は幾つか。また、クラス数をふやす必要がある場合はどう対応するのか」との質疑に対し、「各学年、前期課程は1クラス、後期課程は2クラスを想定している。また、クラス数をふやす必要がある場合は、多目的教室を普通教室に変更する予定であるが、それ以上に普通教室をふやす必要がある場合には、増築することで普通教室を確保する予定である」との答弁がなされました。
 また、「工事請負契約ではプールが整備されていないが、校舎完成後は、前期課程及び後期課程、それぞれどのように対応するのか」との質疑に対し、「前期課程については、現在と同様にクリーンスパ市川の利用を考えている。また、後期課程については、学校教育部と相談しながら、今後の方向性を考えていきたい」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、3案とも可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 建設経済委員長、田中幸太郎議員。
〔田中幸太郎建設経済委員長登壇〕
○田中幸太郎建設経済委員長 ただいま議題となっております議案第22号市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正について、議案第23号市川市が管理する市道に設ける案内標識等の寸法を定める条例の一部改正について、議案第24号市川市ラブホテルの建築規制に関する条例の一部改正について、議案第26号のうち建設経済委員会に付託された事項、議案第30号平成30年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第31号市川地方卸売市場雨水貯留施設等整備工事請負契約について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、議案第22号について。
 本案は、産業競争力強化法の改正に伴い引用条文の整備を行うためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第23号について。
 本案は、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の改正に伴い、条文の整備を行うためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「道路の案内標識の英語表示について、例えば『大門通りストリート』のように日本語と英語で意味が一部重なる場合もあるようだが、表示の方法に基準はあるのか。また、案内標識の交換は一斉に行うのか」との質疑に対し、「国土交通省より、道路の案内標識における『通り』の英語表示は『ストリート』等とすることが示されているが、本市においては、道路の名称の一部である『通り』は固有名詞の一部として扱い、例えば『大門通りストリート』のように表示することとする。また、既存の案内標識の交換については、緩和措置として、次に取りかえるタイミングで対応することとされているため、一斉に交換する予定はない」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第24号について。
 本案は、旅館業法の改正に伴い条文の整備を行うほか、所要の改正を行うためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第26号について。
 今回の補正は、第6款農林水産業費において、市川漁港護岸整備事業費本年度支出額を、第7款商工費において、いちかわ桜まつり負担金を、第8款土木費において、危険コンクリートブロック塀等対策補助金、道路補修工事費、蓋架柵渠改修工事費等の増額を計上したものであります。
 また、継続費の補正において、市川漁港護岸整備事業の総額及び年割額を変更するものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、第7款商工費、いちかわ桜まつり負担金について、「負担金が昨年度よりも100万円増額され1,100万円となっている理由は何か。また、昨年度のいちかわ桜まつり実施により、どのような効果が得られたと考えているのか」との質疑に対し、「負担金増額の理由については、昨年度の実績を踏まえ、安全確保のための会場設営費及び警備費等並びにPRのための広告宣伝費等の増額が必要であると判断したためである。また、昨年度のいちかわ桜まつりには約2万2,000人もの来場者があり、協力いただいた飲食店や物販店からは、新たな客へのPRに効果があった等の感想が寄せられていることから、地域経済の活性化に効果があったものと考えている」との答弁がなされました。
 次に、第8款土木費、危険コンクリートブロック塀等対策補助金について、「本年6月の大阪北部地震以降、補助金の申請件数が想定を超える見込みであるため350万円の増額補正で対応するとのことだが、何件の申請を想定しているのか。また、本補正予算でも不足する場合には、さらなる増額補正も考えているのか」との質疑に対し、「申請件数については、25件、230m分を想定している。また、さらなる増額補正については、今後の申請状況を見ながら検討していきたいと考えている」との答弁がなされました。
 次に、水路改良費、蓋架柵渠改修実施設計委託料について、「本委託料は、老朽化の著しいふたかけ柵渠の改修工事を、今後計画的に進めるため、実施設計の委託を行うものとのことだが、実施設計完了後の工事はいつ行う予定なのか」との質疑に対し、「今後の予定としては、3カ所のふたかけ柵渠について、本年度中に実施設計を完了し、そのうちの1カ所は平成31年度、残りの2カ所は32年度以降に工事を行いたいと考えている」との答弁がなされました。
 次に、公園費、公園施設長寿命化計画策定調査委託料について、「本委託料は、公園施設の調査及び長寿命化計画策定のための委託料とのことだが、どのような調査を行い、その結果をどのように計画に反映させていくのか」との質疑に対し、「各公園にある遊具、ベンチ及びトイレなどの施設の健全度、劣化度の調査を行い、必要な修繕の方法及び時期を取りまとめた上で、今後の計画を策定していく予定である」との答弁がなされました。
 また、「本委託料では、面積が2ha以上の7カ所の公園を対象としているとのことだが、それより小さな公園の長寿命化についてはどのように取り組んでいくのか」との質疑に対し、「児童公園等の小さな公園については、遊具等の安全点検を毎年行っており、その点検に基づいて老朽施設の交換及び修繕を行っている」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第30号について。
 今回の補正は、収益的支出において施設修繕料を増額するものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第31号について。
 本案は、既定予算に基づく市川地方卸売市場雨水貯留施設等整備工事について、総合評価一般競争入札の結果、千東建設株式会社との間に工事請負契約を締結するためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 総務委員長、中村よしお議員。
〔中村よしお総務委員長登壇〕
○中村よしお総務委員長 ただいま議題となっております議案第15号市川市議会議員及び市川市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、議案第16号市川市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第17号市川市職員退職手当支給条例の一部改正について、議案第18号市川市税条例の一部改正について、議案第19号市川市使用料条例等の一部改正について、議案第20号市川市手数料条例の一部改正について、議案第26号のうち総務委員会に付託された事項について、委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、議案第15号について。
 本案は、公職選挙法の改正を踏まえ、市川市議会議員の選挙における選挙運動用ビラの作成に要する費用の公費負担について定めるためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「本案が承認されない場合には、選挙運動用ビラを私費で作成できるということになるのか」との質疑に対し、「本案はビラの作成費用に係る公費負担の限度額を定めるものだが、市議会議員選挙における選挙運動用ビラの頒布は、公職選挙法の改正により認められている。したがって、本案が承認されない場合、候補者は私費で作成したビラに選挙管理委員会が交付する証紙を張り、頒布することとなる」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号について。
 本案は、旅館業法の改正に伴い、条文の整備を行うためのものであります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第17号について。
 本案は、国家公務員の退職手当制度を踏まえ、その者の事情によらないで引き続いて勤続することを困難とする理由により退職した職員に係る退職手当について定めるためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「『その者の事情によらないで引き続いて勤続することを困難とする理由』による退職とはどのような場合が考えられるのか。また、本案の規定が適用された場合、退職手当の支給額にどのような影響があるのか」との質疑に対し、「本案の規定に該当する例としては、一般職の職員が定年退職前に任命権者の要請等により特別職の職員となるために退職する場合などが考えられる。このような、いわゆる事務都合による退職は、現行の規定では自己都合として扱われるが、本改正により、自己都合に比べて高い支給率で退職者に退職手当が支給されることとなる」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第18号について。
 本案は、個人の市民税における寄附金税額控除の対象となっている特定非営利活動法人からの申し出により当該法人を当該対象から外すためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「当該非営利活動法人が寄附金税額控除を辞退する旨の申し出をした背景はどのようなものか」との質疑に対し、「当該法人は、以前から保育園を運営しているが、当該園が認可を受け業務が多忙となったため、平成30年度いっぱいで当該法人を解散することとしたとの申し出があった」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第19号について。
 本案は、公の施設の利用の促進及び市民活動のさらなる活性化を図るため、公民館等の使用料の額を引き下げるためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、まず、「本案は、施設に応じて、現行の使用料に対し、3分の2、2分の1、3分の1の改定率をもって新料金を定めているが、受益者負担の原則に基づき利用者に50%の負担をお願いするという従来の方針についてはどのように考えているのか」との質疑に対し、「平成26年度に行った前回の使用料の見直しは、現状の施設を維持するという観点から、負担の公平性の確保を主たる目的として行ったものであるが、今回は、市民活動の支援に主眼を置いた利用面からの見直しを行うもので、前回の見直しとは施策の目的を異にするものと考えている」との答弁がなされました。
 次に、「今回の改正により、使用料収入は年間で約1億円の減となる見込みとのことだが、減収となることが施設を所管する各課の事務に影響することはないのか」との質疑に対し、「使用料の引き下げによる減収分は市税で補?することとなるが、所管各課における施設の維持管理経費を削減することはない」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第20号について。
 本案は、建築基準法の改正による建築物の敷地と道路との関係の適用除外に係る認定等の申請に対する審査の事務及び同法の台帳に記載した確認等に係る建築物の敷地等に関する事項の証明書の交付の事務を行うこととなることから、これらの事務に係る手数料の額を定めるほか、所要の改正を行うためのものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、「今回の改正は建築基準法の改正に伴うものとのことだが、本案にある手数料の額はどのように算出しているのか」との質疑に対し、「一般的に、手数料の額は当該審査に係る経費である人件費と物件費から積算するため、これに当てはめて市で算出している」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 次に、議案第26号のうち総務委員会に付託された事項について。
 今回の補正の主なものを申し上げますと、歳出においては、第2款総務費第1項総務管理費において、公共施設用地等賃借料、SNS連携システム構築委託料及びシステム等使用料、旧浅子神輿店ブロック塀等改修工事費等を、第9款消防費第1項消防費において、第6分団施設ブロック塀改修工事等を増額あるいは新たに計上するほか、歳入においては、第8款地方特例交付金において、地方特例交付金を、第13款国庫支出金において、保育対策総合支援事業費補助金等を、第14款県支出金において、介護施設等整備事業交付金等を、第16款寄附金において、その他一般寄附金等を、第20款市債において、道路、排水、公園等の施設整備に係る事業債等を増額するものであります。また、地方債の補正においては、起債を追加するとともに、そのほかの起債の限度額を変更するものであります。
 委員会の審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げますと、歳出第2款総務費第1項総務管理費のうち財産管理費、公共施設用地等賃借料について、「本賃借料は、職場環境の改善を図るため、民間企業が所有する建物を庁舎として借用するものとのことだが、これにより職場環境の改善はどの程度見込めるものと考えているのか」との質疑に対し、「現在本市では、仮本庁舎への移転後、八幡分庁舎など八幡地区の各庁舎において執務室の狭隘化に苦慮している現状があるほか、分散した各庁舎と仮本庁舎を職員が往来することによる執務効率の低下や、仮本庁舎の駐車場の混雑といった課題もある。今回借用するのは、仮本庁舎から徒歩1分程度の場所に立地する、おおむね110坪の広さがある1棟の建物で、駐車場も備えている。本件建物を借用して執務室を移転することは、執務効率の向上に有効であるものと考えている」との答弁がなされました。
 次に、企画費、SNS連携システム構築委託料及びSNS連携システム等使用料について、「市はSNSを活用した情報配信として、LINEによるセグメント配信を行うとのことだが、システムの構築及び活用について、庁内ではどのように検討を進めているのか。また、システム等の使用料の内訳はどのようなものか」との質疑に対し、「SNSの活用については、平成30年7月にプロジェクトチームを設置して情報収集や検討を行っているところである。現在のところ、先行する渋谷区等の事例を参考に、本市ではセグメント配信1回の配信件数を約1万3,600件と見込んでおり、これを踏まえた料金プランを選択して、今回補正予算に計上している。また、使用料の内訳は、アカウントの使用料が1月当たり50万円、セグメント配信システムの使用料が1月当たり61万5,000円及び配信1通につき1円である」との答弁がなされました。
 次に、歳入第19款諸収入、電力売払収入について、「今回の補正は、クリーンセンターの余剰電力の売却先であった日本ロジテック協同組合の破産手続に基づく本市への配当額とのことだが、配当が確定したのはいつか。また、請求していた額及び今後の見通しはどうか」との質疑に対し、「本件の配当額については、市に確定通知が届いたのが5月10日であり、6月21日付で入金があった。請求していた額は電力料金の未納分2億400万円に遅延損害金等を加えた計2億1,840万円だが、今後、最終的な債権者集会を経て破産手続が終結となるため、配当額との差額は不納欠損として処理することになると考えている」との答弁がなされました。
 次に、歳入第20款市債全般について、「今回の補正では、市債全体で約5億2,500万円の増額としているが、余り市債に頼ると将来の財政の硬直化につながることが懸念される。そこで、適正な市債残高を維持するためのガイドラインのようなものはあるのか」との質疑に対し、「市の財政運営において、市債に関しては、市債残高と公債費負担比率とを勘案し管理しているが、推計によれば、年間発行額がおおむね90億円から100億円程度までであれば、公債費負担比率が急激に上昇することなく財政を運営できるという試算があり、このあたりを適当な額として見据えている」との答弁がなされました。
 本委員会といたしましては、歳入歳出予算の総額については、他の常任委員会の審査の結果を確認の上、採決の結果、可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。――質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第15号市川市議会議員及び市川市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第16号市川市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第17号市川市職員退職手当支給条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第18号市川市税条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第19号市川市使用料条例等の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第20号市川市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第21号市川市介護保険条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第22号市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第23号市川市が管理する市道に設ける案内標識等の寸法を定める条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第24号市川市ラブホテルの建築規制に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第25号市川市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第26号平成30年度市川市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第27号平成30年度市川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第28号平成30年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第29号平成30年度市川市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第30号平成30年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第31号市川地方卸売市場雨水貯留施設等整備工事請負契約についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第32号市川市立塩浜学園新築工事請負契約についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第33号市川市立塩浜学園新築機械設備工事請負契約についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 これより議案第34号市川市立塩浜学園新築電気設備工事請負契約についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。

請願の取り下げについて

○竹内清海議長 この際、お諮りいたします。請願の取り下げについて、所管の委員会において承認されておりますので、お手元に配付の文書のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 御異議なしと認めます。よってお手元に配付の文書のとおり承認することに決定いたしました。

委員長報告、採決(請願第30-4~30-7号)

○竹内清海議長 日程第21請願第30-4号「市川北IC南交差点」への歩車分離式信号機導入と国分小学校児童の通学路への安全対策を求める請願から日程第24請願第30-7号「東海第2原発」の「運転期間20年延長」ストップを求める意見書の、提出をお願いする請願までを一括議題といたします。
 本請願に関し委員長の報告を求めます。その報告の順序は、建設経済、環境文教、総務の各委員会の順でお願いたします。
 建設経済委員長、田中幸太郎議員。
〔田中幸太郎建設経済委員長登壇〕
○田中幸太郎建設経済委員長 ただいま議題となりました請願第30-4号「市川北IC南交差点」への歩車分離式信号機導入と国分小学校児童の通学路への安全対策を求める請願について、建設経済委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本請願は、「市川北IC南交差点」への歩車分離式信号機導入と国分小学校児童の通学路への安全対策を国及び関係行政機関に要望してほしいとの趣旨であります。
 委員会において述べられた意見を要約して申し上げますと、賛成の立場から、「当該地点は外環道路及び国道298号が開通したことにより、歩行者の安全性に悪い影響が生じている箇所であり、保護者が通学路の安全確保への対応に追われているが、それにも限界があるため、国に対して改善を求める必要がある。よって、本請願は採択すべきである」などの意見が述べられました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、採択すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 環境文教委員長、金子正議員。
〔金子 正環境文教委員長登壇〕
○金子 正環境文教委員長 ただいま議題となっております請願第30-5号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願及び請願第30-6号「国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願について、環境文教委員会における審査の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。
 まず、請願第30-5号について。
 本請願は、平成31年度予算編成に当たり、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」を政府及び関係行政庁宛てに提出してほしいとの趣旨であります。
 委員会の審査の過程で述べられた意見を要約して申し上げますと、賛成の立場から、「子どもは国の宝であるにもかかわらず、教育費に関して国の負担が少ない。また、県内では、出産、育児、介護などの理由により教員が不足している上に、産休補助などの教員も不足している。豊かに子どもが育つための大事なベースが壊されないためにも、現在の3分の1の国庫負担割合をこれ以上引き下げることのないよう、義務教育費の国庫負担制度を堅持する必要があるので、採択すべきである」との意見が述べられました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、採択すべきものと決しました。
 次に、請願第30-6号について。
 本請願は、平成31年度予算編成に当たり、憲法・子どもの権利条約の精神を生かし、子どもたちによりよい教育を保障するために、「国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関する意見書」を政府及び関係行政庁宛てに提出してほしいとの趣旨であります。
 本委員会といたしましては、採決の結果、採択すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 総務委員長、中村よしお議員。
〔中村よしお総務委員長登壇〕
○中村よしお総務委員長 ただいま議題となっております請願第30-7号「東海第2原発」の「運転期間20年延長」ストップを求める意見書の、提出をお願いする請願について、総務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本請願は、茨城県東海村に立地する東海第2原発の運転期間を20年延長する旨の申請が、国の原子力規制委員会になされていることについて、当該施設の老朽化や立地条件等の理由により、これを認めないよう、国に意見書の提出を求めるものであります。
 委員会において述べられた意見を要約して申し上げますと、まず、反対の立場から、「電力は生活にとって不可欠なエネルギーであり、電力の供給に関する備えは重要である。さきの北海道の地震で生じたような大規模な停電を避けるためにも、原発は火力、水力発電と並んで当面は維持すべきである。また、本原発は唯一の商用炉であり、延長を認めなければこれを所有する株式会社は存続できなくなるが、その後の方針については余り議論されていない。よって、本請願は不採択である」等の意見が述べられました。
 次に、賛成の立場から、「3・11の福島第一原発事故では本市の北部も放射能の影響を受けたが、東海第2原発はこれと同様に海の近くに立地しており、かつ、福島第一原発よりも、さらに首都圏に近い場所にある。加えて、当該原発は40年を経て老朽化が進んでおり、地震の影響もかなり受けると言われていることなどからすれば、事故が起こる危険性は高く、その際の被害の大きさははかり知れない。このことは本市も他人ごとではなく、本請願は採択である」等の意見が述べられました。
 本委員会といたしましては、採決の結果、多数をもって採択すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。――質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより請願第30-4号「市川北IC南交差点」への歩車分離式信号機導入と国分小学校児童の通学路への安全対策を求める請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本請願は採択することに決定いたしました。
 これより請願第30-5号「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本請願は採択することに決定いたしました。
 これより請願第30-6号「国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本請願は採択することに決定いたしました。
 これより請願第30-7号「東海第2原発」の「運転期間20年延長」ストップを求める意見書の、提出をお願いする請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって本請願は不採択とすることに決定いたしました。


○竹内清海議長 お諮りいたします。決算審査特別委員会審査のため、明9月15日から9月24日まで10日間休会することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 御異議なしと認めます。よって明9月15日から9月24日まで10日間休会することに決定いたしました。


○竹内清海議長 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
午前11時5分散会

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