更新日: 2018年11月28日

2018年10月2日

委員長報告・採決(認定第1号)

午前10時開議
○竹内清海議長 ただいまから本日の会議を開きます。


○竹内清海議長 日程第1認定第1号平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定についてを議題といたします。
 本決算に関し委員長の報告を求めます。
 決算審査特別委員長、秋本のり子議員。
〔秋本のり子決算審査特別委員長登壇〕
○秋本のり子決算審査特別委員長 ただいま議題となりました認定第1号平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について、決算審査特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 議会における決算審査は、議決した予算の目的に従って執行されているかどうか、さらに行政効果はどうであったかに主眼を置いて審査するものとされており、一方、監査委員の審査は、計算に間違いはないか、支出命令に符合しているか、収支は適法であるか等に特に重点を置いて検討すべきものと言われております。
 本特別委員会といたしましては、このような点を十二分に踏まえ、委員会の冒頭、監査委員の出席を求め、収支の適法性等について確認したところであります。
 その審査の過程で質疑応答のなされた主なものを申し上げます。
 まず、「平成29年度決算における実質収支比率について、どのように評価しているのか」との質疑に対し、「実質収支比率の分母である標準財政規模は、過去5年間の推移を見ると堅調に増加している。一方、分子である実質収支額は、必要な予算を執行してなお、過年度の実質収支額とおおむね同程度の額が確保されている。このようなことから、本市の行財政運営は良好な状況にあると評価し、平成29年度における実質収支比率の4.2%は望ましい水準であると考えている」との答弁がなされました。
 また、「実質収支比率は、一般的におおむね3%から5%程度が望ましいとされ、これまでは余り高くても好ましくないとされていたが、必要な事業の進捗を図り、将来を見据えて基金へ積み立てることも必要であるので、経年的、総合的に判断することも必要であるとの意見が付されている。経年的、総合的に判断するとはどのような意味か」との質疑に対し、「自治体の財政状況は、その時々の社会情勢や経済情勢などによっても左右されることから、余裕があるときに基金を積み立てるなど、適時適切な対応も必要であり、3%から5%という数字に固執するのではなく、年度単位の決算分析や経年変化の状況分析などによって行財政運営を総合的に評価する必要があるとの意味で意見を付したものである」との答弁がなされました。
 次に、「将来の公共施設等の更新に備えて、財政調整基金とは別の公共施設整備のための基金などを創設し、計画的な積み立てによる財源確保を検討すべきとの意見が付されているが、その理由及び基金創設のメリットはどのようなものと考えているのか」との質疑に対し、「公共施設の更新は、公共施設等総合管理計画により計画的に進めていくべきものであり、財政調整基金ではなく、公共施設の更新を目的とした基金により対応するべきと考えている。また、基金創設のメリットについては、独立した基金を創設することで、その目的に応じた積立期間及び積立目標額を設定し、基金の状況を明らかにできることであると考えている」との答弁がなされました。
 引き続き決算書の審査に入った次第でありますが、審査に当たっては、歳入においては収入未済額及び不納欠損額の主なもの、歳出においては不用額及び流・充用の主なものについて説明を求め、疑義をただすことにより、議決どおりの執行であったか、また、どのような行政効果があったか等を中心に論議を尽くしてまいりました。
 その過程で質疑応答のありました主なものを、一般会計の歳出から申し上げてまいります。
 まず、総務費について。
 シティセールス事業委託料について、「平成29年度に新たに計上されたシティセールス事業委託料について、どのような事業を行い、本市のシティセールスにどのような効果があったのか」との質疑に対し、「本事業における主なものは、市をPRするガイドブック『市川Walker』を4万部作製し、既に3万2,000部を配布しており、残りも市民まつり等で配布を予定している。また、ユーチューブで視聴可能なプロモーションビデオを30本作製し、配信している。これらの効果としては、これまで市をPRするような冊子やビデオ等がなかったため、市川市全体のイメージアップにつながったものと考えている」との答弁がなされました。
 次に、防犯灯設置費等補助金について、「本補助金のうち防犯灯の設置についての費用は約1億円とのことであるが、平成29年度における設置数の実績及び防犯灯のLED化の進捗率はどのようになっているのか。また、平成29年度決算を踏まえた今後のLED灯の設置見込みはどのようになっているのか」との質疑に対し、「平成29年度におけるLED灯の設置数は約2,150灯であり、これにより防犯灯のLED化の進捗率は約45%となった。LED灯の設置見込みについては、今後も年間約2,100灯を設置できれば、平成37年度ごろに100%となる予定である」との答弁がなされました。
 次に、民生費について。
 子育て世帯同居・近居スタート応援補助金について、「本事業において平成29年度は何世帯に対し、幾ら補助金を支給したのか。また、補助金を支給した世帯について、同居や近居の状況をその後も継続しているかについての確認は行っているのか」との質疑に対し、「平成29年度の実績については、同居の世帯32件に対し3,200万円、近居の世帯21件に対し1,050万円、合計53件、4,250万円の補助金を支給した。また、補助金を支給した世帯については、1年後に住民票及び税の納付状況を確認している」との答弁がなされました。
 次に、衛生費について。
 廃棄物処理・処分委託料について、「平成29年度決算における焼却灰の埋立処分量及びそれにかかる費用はどのようになっているのか。また、本決算を踏まえた今後の処分量の見込み及び削減策はどのように考えているのか」との質疑に対し、「平成29年度決算では、クリーンセンターにおいて発生した1万3,889tの焼却灰のうち1万3,000tを最終処分場で埋立処分しており、この処分費用として約3億9,700万円がかかっている。今後については、処分量、費用ともに減少傾向にあるものの、ごみの減量及び資源化等により、処分量のさらなる削減に努めていきたいと考えている」との答弁がなされました。
 次に、農林水産業費について。
 市川漁港整備工事及び市川漁港護岸補強緊急対策工事について、「本市において廃業する漁業従事者が多いと聞くが、それを把握した上でこのような工事を行ったのか。また、本工事を行うことにより、どのような効果があるのか」との質疑に対し、「市川漁港は整備後40年以上が経過しており、老朽化と狭隘化が著しく、安全面においても危惧されている。水産業の振興については、本市でも重要な事業と考えており、漁港を整備し、労働環境を改善することで、漁業の担い手をふやしていきたいと考えている。また、整備工事を行うことにより、漁業が近代化、効率化され、安全で快適な漁港となるなどの効果があると考えている」との答弁がなされました。
 次に、商工費について。
 商店街共同事業補助金及び商店街共同施設設置等補助金について、「平成29年度決算における両補助金の補助実績はどのようになっているのか。また、本決算を踏まえた今後の事業の見通しをどのように考えているのか」との質疑に対し、「本決算における実績は、共同事業補助金ではイベントの補助35件、電灯料の補助52件、駐車場確保事業の補助4件となっており、共同施設設置等補助金では街路灯2基、サインポール3基、修景施設1基の修繕を行っている。両補助金の申請件数は年々減少傾向にあるため、商店会等にアンケートを行うなどニーズの把握に努め、効果的な施策を進めていきたいと考えている」との答弁がなされました。
 次に、アイ・リンク情報コーナー管理運営委託料及びいちかわ観光・物産案内所管理運営委託料について、「両施設については、役割が明確になっていないとの指摘もあるが、平成29年度決算を踏まえ、両施設を統一する考えはないのか」との質疑に対し、「アイ・リンク情報コーナーは、展望施設の来場者に向けたパネル展示及び情報提供を行う施設として、また、いちかわ観光・物産案内所は町案内の窓口として、それぞれが機能しており、今後も両施設の機能を連携させながら、本市のシティセールスを推進していきたいと考えている」との答弁がなされました。
 次に、教育費について。
 小・中学校トイレ改修事業について、「平成29年度における本事業の成果及び洋式トイレの設置率はどのようになっているのか」との質疑に対し、「平成29年度において、中山小学校、新浜小学校及び第一中学校の3校のトイレ改修工事が完了したことで、洋式トイレの設置率は50.1%となっている。なお、平成30年度には、国分小学校、曽谷小学校及び第三中学校のトイレ改修工事を予定しており、これが完了すると洋式トイレの設置率は51.2%となる予定である」との答弁がなされました。
 次に、学校給食調理等業務委託料について、「本市の学校給食における平成29年度の民間への委託率及び民間委託を行っていない学校数はどのようになっているのか。また、今後は民間委託をどのように進めていくのか」との質疑に対し、「平成29年度末における学校給食調理等業務の委託率は83.6%となり、民間委託を行っていない学校数は9校となっている。また、今後も正規職員の退職に合わせて民間委託を進めていく予定である」との答弁がなされました。
 次に、歳入について。
 市たばこ税について、「市たばこ税の収入については、今後ふえる見込みはないものと考えるが、現状と今後の見通しについて、どのように考えているのか」との質疑に対し、「たばこの売り渡し本数が毎年約5%前後減少しており、市たばこ税は今後も減収となるものと見込んでいる。その主な理由としては、健康志向の高まりに加え、たび重なる増税による喫煙率の低下及び加熱式たばこの普及によるものと考えている」との答弁がなされました。
 次に、交通安全対策特別交付金について、「本交付金は交通反則金の収入が原資となり配分されるもので、平成28年度決算と比較して減収となっているとのことだが、その要因はどのようなものか」との質疑に対し、「本交付金は本市管内の事故発生件数や人口及び改良済み道路延長の割合などを基礎数値として配分されるものであり、全国的に反則金が減少していること及び市内の事故発生件数も減少していることから、減収となっているものである」との答弁がなされました。
 次に、国民健康保険特別会計について。
 滞納整理アドバイザー報償金について、「平成29年度決算における本報償金の支払い実績はどのようになっているのか」との質疑に対し、「滞納整理アドバイザーには、毎月1回、原則午前9時から午後5時までの間で対応が困難な事案等に対してのアドバイス等を行っていただいており、1回につき10万円、合計120万円の報償金を支払っている」との答弁がなされました。
 次に、下水道事業特別会計について。
 下水道使用料について、「平成29年度決算には公共下水道に無届けで接続した案件は含まれているのか」との質疑に対し、「平成29年度決算には対象者へ賦課した約7,300万円も含まれており、そのうち約半数が収納されている。今後も納付されていないものについては、納付に向けた対応を行っていく考えである」との答弁がなされました。
 次に、介護保険特別会計について。
 地域密着型介護サービス給付費について、「本給付費における不用額について、利用件数が見込みの件数を下回ったためによるものとの説明があったが、具体的にはどのようなことか」との質疑に対し、「地域密着型介護サービス給付費の不用額の要因については、地域密着型通所介護及び認知症対応型共同生活介護における利用件数と平均の給付額が見込みを下回ったためである。主なものでは、認知症対応型共同生活介護施設において、予算では利用件数が198件、単価を約24万円で見込んでいたものが、決算においては、利用件数が120件、単価が約23万円となったものである」との答弁がなされました。
 以上申し述べましたほかに、本特別委員会の審査の過程における各委員の指摘、意見等を十二分に踏まえ、平成31年度の予算編成に当たられるよう要望した次第であります。
 本特別委員会といたしましては、採決の結果、多数をもって認定すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。
○竹内清海議長 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。――質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 西村敦議員。
〔西村 敦議員登壇〕
○西村 敦議員 公明党の西村敦でございます。ただいま議題となっております認定第1号平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について、公明党を代表いたしまして、委員長報告のとおり賛成の立場から討論させていただきます。
 先ほど秋本委員長から御報告がありましたが、去る9月14日から19日まで行われました決算審査特別委員会において、理事者から提出されました決算書などを慎重に審査いたしました。この決算審査特別委員会について、私なりの視点から評価を行い、意見を述べさせていただきます。
 まず、財政全般について総括的な視点から申し上げますと、財政力指数、実質収支比率、経常収支比率、公債費負担比率などの各種財政指数が示すとおり、本市の財政は健全な状態であると確認いたしました。全般的に良好な財政状況が維持されていることがうかがえ、効率的かつ効果的な行財政運営が実践された結果であると感じたところであります。
 それでは、内容について。初めに平成29年度一般会計における歳入決算の状況についてですが、歳入総額は1,515億7,200万円で、前年度に比べ107億7,300万円、7.7%の増加となりました。この増加は個人市民税や固定資産税などの市税の増加が主な要因であります。収入未済額は20億4,800万円で、前年比3億300万円、12.9%の減となっております。市税の収納率において4年連続県内1位を達成したことは評価に値します。一方、丁寧な納税相談を心がけるなど、市民への配慮もあわせて実行願います。
 続いて、一般会計における歳出決算の状況についてですが、歳出総額は1,474億3,400万円となり、前年度と比べ116億2,800万円、8.6%の増でありました。
 以下、主な歳出事業の成果などについて総務費から順次述べてまいります。
 防犯灯設置費等補助事業により市内防犯灯のLED化が進み、29年度末45%まで進捗しました。文化振興においては、旧浅子神輿店の改修工事等を行い、行徳地区の歴史と文化を生かしたまちづくり事業を進め、ことし7月に伝承館がオープンいたしました。また、安全対策費として街頭防犯カメラ設置事業補助金を執行し、新たに4自治会に設置されました。スポーツ行政では、J:COM北市川スポーツパークが開園されました。工事費、用地取得費約29億円、今年度の決算額としては約6億2,700万円を執行し、市民に親しまれる施設が整備されました。また、スポーツセンターにおいては、老朽化施設の改修などの課題に対して、平成29年12月に市川市都市公園条例の改正により運動施設率を緩和し、再整備に向けた環境を整え、予算化し、現在設計業務に取り組まれております。このように、スポーツ分野においては市民活動を活性化するすばらしい成果を上げており、これからも健康で充実した生活へ寄与することを期待しているところであります。
 障がい者施策として障がい者自立支援・社会参加推進事業が拡大され、本市の支援体制が進みました。高齢者施設としては、特別養護老人ホームの整備に当たり、社会福祉法人に1億5,400万円の補助金を支出し、ことし2月に定員100人の特別養護老人ホーム市川三愛が開設されました。計画的な整備進捗により、特別養護老人ホームへの入所待機者の改善が図られています。児童福祉では、子育て世帯同居・近居スタート応援事業により市内定住促進に一定の成果が得られました。平成29年度における待機児童の取り組みの成果といたしましては、認可保育園13園、小規模保育事業所7園、合計20園を整備し、定員につきましては既存園の増員等を含めて934名の拡大を行いました。その結果、平成30年4月1日現在の待機児童数は、昨年度の576名から191名減の385名となり、全国的に見ますと待機児童の減少数は全国11位、定員数の増加は全国19位となったことについては一定の評価に値いたします。しかし、本市の待機児童は依然として多い状況であり、保育園の入園を希望する全ての方々が利用できるよう、引き続き保育園の整備を進め、定員枠の拡大を図ることを強く要望いたします。
 保健衛生では、予防接種委託料、健康診査・がん検診委託料が適切に執行されました。清掃施設では、次期クリーンセンター環境影響評価委託料が執行され、今後の着実な施設の建設を望むところでございます。道路行政として採用した路面下空洞調査において、市内でも幾つかの空洞が発見されました。市民生活の安全対策が進んでいることを評価いたします。
 新庁舎建設についてです。29年4月に現在の仮本庁舎が完成し、5月に引っ越しが滞りなく完了いたしました。旧庁舎は解体され、新第1庁舎については、現在工事が進んでおりますが、地下障がいが見つかり、工事が難航しています。今後、着実な進捗に鋭意努力していただくよう要望いたします。
 水害対策として、市民が台風や豪雨の際、自由に取り出せる小規模土のうステーションを増設いたしました。災害に強いまちづくりに寄与する事業として評価いたします。
 都市整備として、平成28年度から工事着手していた道の駅整備事業は、多くの方々の協力のもと、ことし4月に無事にオープンいたしました。6月には東京外郭環状道路が開通し、市内市外、そして県外から多くの人が立ち寄りにぎわいを見せております。今後も地域のきめ細かいニーズに応え、情報の発信や地場物品の魅力を紹介する施設として大いに期待するところです。
 次に、教育行政についてです。29年度も校内塾・まなびくらぶを実施し、基礎学力向上を図っています。確かな学力に結びつくものと評価いたします。また、スクール・サポート・スタッフを配置することにより、学校運営上の諸問題への対応や多様化する教育活動の充実を図り、ライフカウンセラーを配置することにより児童生徒の精神的な悩みに対し適切な指導を行うなど、学校での生活環境の整備に努められました。学校施設について、塩浜学園の建てかえ工事に伴う設計業務6,749万円が予算執行され、工事内容が定まり、本年度入札などの手続を経て本契約に至りました。塩浜学園が義務教育学校となって2年半が経過いたしました。義務教育学校として一定の成果が見られているところだと思いますが、これから校舎の建てかえ工事が始まります。前期課程、後期課程の校舎を一体化することで、より一層大きな効果が発揮されるよう期待したいと思います。
 放課後保育クラブについては、利用希望者の増により教室が不足しております。その中、迅速な対応により増設ができていることに対し評価いたします。
 以上、歳出において総じて申し上げますと、それぞれの方針に基づき適切に予算執行がなされ、施策の効果としてもおおむね良好な成果を上げられたと評価し、期待ができるものと受けとめております。
 続きまして、主な特別会計及び公営企業会計の決算について要点だけ述べさせていただきます。
 国民健康保険特別会計では、一般会計からの繰入金は前年度同額の35億円となりました。収入未済額は7年連続で減少しているものの、まだ多額となっています。制度安定維持のため、収納率向上による負担の公平性確保のため、さらなる努力を期待いたします。
 下水道事業特別会計では、29年度決算額は30年度から地方公営企業法の財務規定を適用したことにより、29年度末をもって打ち切り決算を行い、歳入歳出差引額18億7,000万円を下水道事業会計へ引き継いでおります。本市の雨水排水対策として大和田ポンプ場完成の後、市川南ポンプ場の整備計画に着手し、確実に進展が図られていることについては大変評価をいたします。整備進捗を見守ります。今後は、事業の独立採算制が今まで以上に求められることとなりますので、財政の健全化と使用料負担の公平性の確保に、より一層努められることを要望いたします。
 地方卸売市場事業特別会計は、29年度末をもって運営を民間事業者に引き継ぎ、廃止されました。今後は民間が持つ経験や知識で、さらなるサービスの向上を期待するものです。
 介護保険特別会計では、一般会計からの繰入金は前年度より増の38億5,700万円となりました。収入未済額は減少していますが、支払い能力のある高額所得滞納者に対しては納付指導の強化をお願いいたします。また、高齢化の進行に伴い保険給付費のさらなる増加が予想されることから、今後、介護予防事業の効果的な実施をお願いいたします。
 最後に、病院事業会計について、収益は16億2,600万円で前年度比18.7%増加いたしました。これは、29年4月からの入院診療再開により増加したもので、関係者の尽力を評価いたします。また、当病院はことし2月の定例会で31年4月からの民営化が決定しており、現在公募を行っているところです。民営化まで残り時間はわずかでありますが、確実にスムーズに経営移譲ができるよう、関係者のさらなる努力を希望いたします。
 以上、平成29年度市川市一般会計、特別会計、公営企業会計決算につきまして評価や要望などを申し上げました。
 最後になりますが、29年度については歳入が順調に増加し、決算はおおむね良好な結果となりました。しかしながら、今後、少子高齢化が進展していく中で、扶助費の増大と老朽化が進む公共施設やインフラ整備のための公債費負担など、多大な財政負担が生じてくるところです。また、市税収入が減少に転じることも将来的には予測され、心配されるところです。したがいまして、現状に甘んじることなく、今できる将来への投資とともに、安定した財政基盤づくりをさらに進めることを期待いたします。
 また、さまざまな市民ニーズを積極的に把握するなどして、市民の目線に立った事業展開、そして行財政運営をしっかりと行っていくことを強く要望し、平成29年度決算の認定に対する賛成の討論とさせていただきます。
 議員各位におかれましては、本決算の認定に御賛同賜りますようお願い申し上げ、討論を終わります。
○竹内清海議長 次に、稲葉健二議員。
〔稲葉健二議員登壇〕
○稲葉健二議員 会派創生市川第3の稲葉健二でございます。ただいま議題となっております認定第1号平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定について、清風会、会派自由民主党、創生市川第1、第2、第3を代表いたしまして、委員長報告のとおり賛成の立場から討論をさせていただきます。
 この平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算は、当初予算の提出は前大久保市長であり、年度の出納閉鎖時は市長不在で職務代理者であり、決算の認定は現村越市長という異例のものであります。市長不在期間も市民に迷惑のかからぬよう、佐藤副市長、笠原副市長を初め、理事者、職員の皆様のおかげで決算を迎えられたこと、この場をおかりして感謝申し上げます。
 先ほど委員長から御報告がありましたが、9月14日から19日まで行われました決算審査特別委員会において、理事者から提出されました決算書などを慎重に審議を行ったところであります。この決算審査特別委員会について私なりの視点から評価を行い、意見を述べさせていただきます。
 まず、決算全般について総括的な視点から申し上げますと、各種の財政指数、健全化判断比率などが示すとおり、本市の財政は健全な状態であると確認いたしました。しかし、監査報告時において総括的な質問を初めとする多くの質問や意見が出されました。多くの意見も市政全般や市民一人一人に直結するものもあります。真摯に受けとめ、改善できるところから進めることをお願いします。
 また、予算執行状況の中、定期監査等で指摘された事項や決算審査で指摘された部分に対して、改善されたものや改善にまで至らなかったものも具体的に報告をし、課題の共有をすることも必要であると思います。市川市は近隣の自治体と比較いたしましても、経常収支比率を初めとした各種財政指標はおおむね良好であることがうかがえ、市の身の丈に合った効率的かつ効果的な財政運営がなされていると感じるところであります。その中で右肩上がりに積み立てられている財政調整基金ですが、積み上げ額の適正額の議論もありますが、昨今の台風や地震などの災害の状況を鑑みますと、不測の事態の対応にしっかりとした備えを考えて、安心・安全を担保できる市政運営に進むことを要望いたします。今後におきましても、この健全な財政運営を引き続き継続していただくことをお願いしたいと思います。
 それでは、内容に入らせていただきます。
 まず初めに、平成29年度一般会計における歳入決算の状況についてですが、歳入総額は1,515億7,200万円で、前年度に比べ107億7,000万円、7.7%の増加となり、過去最高額を更新いたしました。歳入が増加となったのは、昨年の4月に完成した新第2庁舎の建設に伴う財源として基金からの繰入金や市債を活用したことによるもののほか、市税収入における過去最高額を記録した28年度をさらに上回ったことや、地方消費税交付金や株式等譲渡所得割交付金などが大きく増収となったことが主な要因であり、中でも市税の収納率において4年連続県内トップを維持したことは、財政状況を健全に保つことに寄与しており、大いに評価できるものであり、徴収に携わる職員の皆さんの頑張りに敬意を表するとともに、今後もこの収納率を維持できるように努めていただきたいと思います。
 続いて、一般会計における歳出決算の状況についてですが、歳出総額は1,474億3,400万円となり、前年度と比べ116億2,800万円、8.6%の増となり、歳入歳出ともに過去最高の決算額となりました。主な歳出事業の成果などについて予算科目に沿った順で述べさせていただきます。
 初めに総務費では、平成29年3月に開館した八幡市民会館が文化振興の大きな拠点の1つとして1年以上が経過しました。市民が身近に芸術文化に触れたり活動できる一助となる施設として、今後も期待したいと思います。加えて、貸し館業務だけではなく、芸術文化の発信や振興に寄与できる施策をしっかりと進めていくことをお願いします。
 次に民生費では、待機児童解消に向け、認可保育園13園、小規模保育事業所7園を開設するなどにより934名の定員増が図られ、ことしの4月時点で前年に比べ191人の待機児童が減少したことは評価をするところであります。また、2歳児までを対象とした小規模保育事業をスタートさせたことも、待機児童が多いゾーンに対応した形を進めることにより、待機児童の増加に歯どめがかかる効果も期待しております。
 しかしながら、その一方で依然として待機児童数は県内ワーストワンという不名誉な状況となっておりますので、引き続き待機児童対策を着実に実行し、待機児童の解消を図っていただきたいと思います。
 また、認可保育園や小規模保育事業の整備のみではなく、既存の子育て施策などの応用や拡大を考えて進むべきでもあります。特に認可外保育園や私立幼稚園の就労支援の延長保育の充実などに加え、保育士確保施策のみではなく、私立幼稚園の教員確保の支援など、幼児教育環境も同様に支援していくことによる待機児のシフト施策などにも今まで以上に力を入れる必要があると思います。子どもたちを預ける環境は保育園のみではなく、全ての子育てにかかわる施設、施策を充実、活用し、未来を担う子どもたちを応援することが責務であることを忘れてはならないことを申し添えます。
 また、障がい者支援に関しましては、障がい者の基幹相談支援センターを行徳支所内に新設し、南部地域における総合的な相談支援を行える体制を整えたことは、市民への行政サービスの向上の一例として評価できるものであります。今後は相談支援内容の充実や利用しやすい環境づくりにも配慮を進めながら、北部地域の相談支援も進めていくことをお願いします。
 次に商工費では、昨年度は33%のプレミアムをつけた市川市ふれあいグルメ券が発行されました。いわゆるプレミアム商品券の発行は2年ぶりで、今回は市内の飲食店での利用に限定されたものでしたが、消費の喚起だけではなく、市内の魅力ある飲食店を市民の方に多く知っていただいたり、家族団らんの場の創出など、さまざまな効果があったのではないかと評価するところであります。今後は市川商工会議所等と連携をして、継続性を持った施策の展開も期待するところです。
 次に土木費では、本年6月に計画の決定から半世紀にわたって進められてきた東京外郭環状道路がついに開通をいたしまして、市内の交通状況の緩和や生活道路への流入車両の減少など、効果が如実にあらわれております。多くの市民の方々から喜びの声を聞いております。この開通に御尽力されました方々に感謝申し上げます。
 また、この環状道路の整備とあわせて接続道路となります都市計画道路3・6・32号市川鬼高線、3・4・12号北国分線の整備を進めていただいており、昨年度は用地取得の進捗が図られました。完成いたしますと、さらに市内交通ネットワークの充実が図られ、交通の流れが一層円滑になることが期待されますので、ぜひとも計画どおりに整備を進めていただきますようお願いいたします。
 しかしながら、市内の道路交通行政において、歩行者等の安全を確保するには幹線道路の整備だけでは足りません。通学路や駅周辺道路といったそれぞれの道路の形態に応じたきめ細かい対応が必要となってまいります。狭隘道路の対策、歩道整備や段差解消、ふたかけ歩道の改修、自転車走行空間の整備といった多様な施策が実施されたところであり、今後も計画的に進めていただきたいと思います。
 また、通学路に関連して、市川市危険コンクリートブロック塀等除却事業も早急に進めることはもとより、安全が必要な限り、事業を継続して進めていくことを要望いたします。
 また、昨年の3月より工事に着手してきた道の駅いちかわがこの4月にオープンいたしました。オープン後は外環利用者を初め市内外の多くの人を呼び込み、特に週末は大変なにぎわいを見せており、本市の新しい集客スポットとして大きな役割を果たしていると感じております。しかし、せっかくのすばらしい施設ですので、市川らしさを考えて、扱う商品や運営手法で道の駅を大いに活用して、本市の魅力発信に資する事業の展開を積極的に行っていただきたいと思います。
 この仮本庁舎が29年4月末に完成しました。まずは仮本庁舎の工事が予定どおり進捗したことに加え、本八幡駅からのアクセスに配慮し、送迎バスの運行を開始したこと、また、運行本数も利便性に配慮して増便していただいたことについて評価したいと思います。今後も新第1庁舎が完成するまでの間、市民の方がより利用しやすいアクセス方法の検討をお願いします。また、仮本庁舎の供用開始から1年以上経過したわけですが、施設の管理運営の諸課題を踏まえ、新第1庁舎の整備を着実に進めていただきたいと思います。
 続いて、教育費についてです。塩浜学園は27年4月より小中一貫校化してから3年が経過しております。全国から多くの視察を受け入れ、市川市の教育を発信できていることに喜びを感じるとともに、今後の期待も大きくあります。一貫校となったことにより、9学年全てが同じ行事に参加したり、本来、同じ学校で学び得ない下の学年の子が上の学年の子を見習ったりと、一貫校ならではの成果が少しずつあらわれていると聞いており、この取り組みは大きく評価したいと思います。一方で、現在の校舎配置の関係から、幅広い学年間での交流が不十分であるとも言えますので、29年度に設計が完了した新校舎の整備に大いに期待を寄せております。
 29年度決算について評価や要望などを予算科目に沿って申し上げてまいりました。総じて申し上げますと、それぞれの予算の目的、方針に沿って適切に執行がなされ、施策の効果としてもおおむね良好な成果を上げられたと評価するものであります。
 続きまして、特別会計及び公営企業会計の決算について申し上げさせていただきます。
 国民健康保険特別会計においては、一般会計からの繰入金は前年度と同額であったものの、基準外繰り入れは増加しており、今後の国保財政に留意していかなくてはならないと思います。また、被保険者の減少に伴い、歳入の根幹である国民健康保険税が減少傾向となっている一方で、1人当たりの保険給付費が増加傾向にあることから、財政的に厳しい面が想定されるところですが、収納の強化を徹底し、安定的な歳入の確保を図ることにより、安易に基準外繰り入れに頼ることのないよう取り組んでいただきますよう強く要望するものであります。
 また、下水道事業特別会計においては、大和田ポンプ場が完成し、浸水被害の多かった市川南排水区の雨水処理能力が向上したことは大いに評価するところです。引き続き同排水区の市川南ポンプ場の整備を計画どおりに進めていただきますようお願いいたします。
 下水道事業特別会計は29年度をもって閉鎖となり、公営企業会計へと移行しましたが、外環道路開通に伴う新たな下水管の敷設、あるいは老朽化した下水道施設の更新など、今後の支出が増大することが予想されます。下水道使用料の収納強化など、安定的な下水道事業運営を要望いたします。
 最後に、病院事業会計においては、リハビリテーション病院が今年度末をもって廃止となり、民営化することが決定されておりますが、当病院が担ってきた地域医療の役割を引き継ぐべく、後継法人の選定を速やかに決定していただきますよう、そして安心して利用できるようにしていただくことを強くお願い申し上げます。
 以上、平成29年度の市川市一般会計、特別会計、公営企業会計決算につきまして評価や要望等を申し上げました。
 最後になりますが、29年度については歳入の根幹である市税の伸びに支えられ良好な決算となったところであります。また、前段でも申し述べましたが、市長が不在となる時期がある中で、理事者の方々を初め、職員の皆様においては着実に事業の執行を図っていただき感謝申し上げます。
 ただ、その中で29年度中に策定予定であった公共施設等総合管理計画の個別計画を策定することができなかったことは大変残念でなりません。この計画をしっかりと推し進めていかなければならないことは言うまでもありません。今後、少子化が進展していく中で、扶助費の増大がより一層財政負担を招くことが想定され、市税収入を中心とした本市の財政運営は厳しくなることが予想されるところであります。公共施設の適正な規模や配置の計画は財政に大きな影響を及ぼしますことから、速やかに計画を策定し、健全な財政運営に資するものになるよう要望いたします。ただし、その進め方は施設や地域においての公共施設のあり方や必要性に対して丁寧に市民の声を聞き、拙速に進めず、決して一部の声や行政サイドだけで進めるようなことをしないことを強く要望いたします。
 市長におかれましては、本決算は前市長のもとでの予算執行でありますが、指摘させていただいた事柄は市民に直結することも多くあります。一つ一つの指摘を十分真摯に受けとめていただき、今後も市政の各分野において施策の着実な展開を図っていただき、市民への行政サービスの向上に努めていただきますようお願い申し上げまして、平成29年度決算の認定に対する賛成の討論とさせていただきます。
 議員各位におかれましては、本決算の認定に御賛同賜りますようお願い申し上げ、討論を終わります。ありがとうございました。
○竹内清海議長 以上で通告による討論を終わります。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより認定第1号平成29年度市川市一般会計、特別会計及び公営企業会計決算の認定についてを採決いたします。
 本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。本決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本決算は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。

採決(発議第10~23号)

○竹内清海議長 日程第2発議第10号市川市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 お諮りいたします。会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○竹内清海議長 起立者多数であります。よって提案理由の説明を省略することは可決されました。
 これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。
 これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 御異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより発議第10号市川市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。


○竹内清海議長 日程第3発議第11号JR本八幡駅周辺の良好な環境の維持に関する決議についてから日程第15発議第23号名護市辺野古の米軍新基地建設を即時中止するよう求める意見書の提出についてまでを一括議題といたします。
 お諮りいたします。会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○竹内清海議長 起立者多数であります。よって提案理由の説明を省略することは可決されました。
 これより質疑に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認めます。
 これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 御異議なしと認めます。よって委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより発議第11号JR本八幡駅周辺の良好な環境の維持に関する決議についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第12号「市川北IC南交差点」への歩車分離式信号機導入及び国分小学校児童の通学路への安全対策を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第13号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第14号国における平成31年度教育予算拡充に関する意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第15号キャッシュレス社会の実現を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第16号学校施設や通学路におけるブロック塀等の安全性確保を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第17号児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第18号水道施設の戦略的な老朽化対策を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第19号京成中山駅下りホーム改札口の常時開設を求める決議についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第20号子どもの健康と学習環境を守る学校施設整備予算の増額を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
 これより発議第21号被災者生活再建支援法を抜本的に改正するよう求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
 これより発議第22号イージス・アショア配備計画の撤回を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
 これより発議第23号名護市辺野古の米軍新基地建設を即時中止するよう求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを押してください。――ボタンの押し忘れはありませんか。――ないものと認めます。
 集計いたします。
 賛成者少数であります。よって本案は否決されました。
 お諮りいたします。ただいま意見書案等が議決されましたが、その条項、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 御異議なしと認めます。よって条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。

委員会の閉会中継続審査の件、委員会の閉会中継続調査の件

○竹内清海議長 日程第16委員会の閉会中継続審査の件を議題といたします。
 各委員会において審査中の事件につき、委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 御異議なしと認めます。よって委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。


○竹内清海議長 日程第17委員会の閉会中継続調査の件を議題といたします。
 各委員会において調査中の事件につき、委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹内清海議長 御異議なしと認めます。よって委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。


○竹内清海議長 以上をもって本日の会議を閉じます。
 これをもって平成30年9月市川市議会定例会を閉会いたします。
午前11時3分閉議・閉会

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