更新日: 2018年5月28日

2018年3月13日 一般質問(湯浅止子議員)

一般質問(湯浅止子議員)

会議
午前10時開議
○松井 努議長 ただいまから本日の会議を開きます。


○松井 努議長 日程第1一般質問を行います。
 順次発言を許します。
 湯浅止子議員。
○湯浅止子議員 おはようございます。無所属の会の湯浅止子です。初回から一問一答で通告に従いまして質問をいたします。
 最初に、学校教育について3点お伺いをいたします。
 学校教育におきましては、いろいろと教育現場のことが言われております。子供はいる、でも先生はいないと言われるような教育現場の実態、過労死ラインまで働くことを余儀なくされている学校現場の教員に追い打ちをかけるように、新学習指導要領での小学校からの英語の教科化、道徳の教科化が始まります。授業時数をふやして、そしてそれに見合う定数の先生方がいらっしゃれば問題はないわけですが、定数の改善はせず、授業時数がふえ、多忙化の増幅となっています。5時間授業で帰っていた子供たち、まだ陽のあるうちに家に帰り着くことができた時間帯がだんだん延びて、4時過ぎまで学校で授業を受けるような小学校5、6年生が出てくる。6時間授業がふえるというのが現状です。子供たちの帰りも遅くなる。当然、その後に仕事をする先生方の仕事も遅くなる。大変悪循環のようにも思います。何をすれば先生方が子供たちと一緒に勉強できる時間、会話できる時間が確保できるのか、本当に悩ましいことだと思います。
 我々議員ができること、また教育委員会の御協力、行政の御協力等を得ながら、教育現場が子供にとって過ごしやすいところになることを願いながら、今回も質問をさせていただきます。
 最初に、(1)外国語を母語とする児童生徒の対応について伺います。
 昔は割と特定された国の子供たちであったように思う、昔というのは10年、20年前ということですが、現在はいろいろな国の方々が日本に、もちろんグローバル化ということもあって訪れ、また仕事をし、そして就労しているので、もちろん子供さんも来て学校に入るということになります。多国籍という言葉は妥当かどうかわかりませんが、そういう状況になっています。特に、市川の都市部の状況として、例えば千葉県の中で安房のほうであったり館山のほうであったりした場合にはこのような現象は少ないというふうに思いますけれども、市川の特徴として、やはり多くの方々が交通の便がよいということ、そして仕事先として都心が近いということ、そういうこともあって大変多国籍の方々がいらっしゃっています。当然、教育現場にもそのお子さんたちがいらっしゃるわけです。
 市川の特徴としては、南のほうという言葉はよくありませんが、北部、中部、南部と分けるとすると、南のほうの地域に大変多いように思います。ゆえに、中学校や小学校でもそういうお子さんたちに対応するような教室を用意しているというふうにも聞いています。しかし、先生方も、その子供たちと会話をしたりコミュニケーションをとりたいと思っても言葉がわからないという場合がある。もちろん、いろいろな方々の介助、手助けを受けながら、通訳をしていただきながら毎日、日々暮らしているということですが、例えば、保護者の方にプリントを配る、日本語のよくわからないお母様、お父様がそれを受け取ってよくわからない。やはり通訳をし、あるいは訳して持たせてあげたいと思うけれども、なかなか自分の力ではそれはかなわないというようなことで、日々いろいろなことで悩んでいる教員がいるということ。また、どうしたらいいのかと思っている方々がいるという声が私のところにも届きました。
 そこで伺います。現在のこの増加傾向にある状況の中で現状と、今後いろいろな形でどのような対応をしていくのか、今後の見通しをお伺いします。
○松井 努議長 学校教育部長。
○永田博彦学校教育部長 現在、市内の学校のうち、日本語指導教室が設置されております小学校は、行徳小学校、新浜小学校、富美浜小学校、南新浜小学校、塩焼小学校の5校で、中学校は第六中学校、第七中学校の2校となっております。また、義務教育学校の塩浜学園にも設置されております。現在、日本語指導教室が設置されていない学校への就学がふえていることや、日本語指導教室設置校であっても、利用者が大変多いため1学級では十分でないといった課題があり、当該校の教職員への負担が増している現状がございます。
 教育委員会としては、日本語指導教室の増設について、その必要性は認識しており、設置主体である千葉県教育委員会にたびたび要望しておりますが、現在のところは現状の維持にとどまっているところでございます。国におきましては、平成38年度までに外国人児童生徒等教育の充実のための教職員定数を1,900名分増員する方針を示しております。これは対象の児童生徒数に応じた算定方法で都道府県に分配するもので、市川市にも加配が期待されるところでございます。今後も継続的に日本語指導教室の増設の必要性を訴えていき、早期の実現を目指していきたいと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 お伺いいたしました。なかなか国の対応もまだまだというような思いもあります。38年度というと今から8年間ということになりますので、先が長いなと。子供が、1年生だった子が中学生になっちゃうなというような思いがいたします。私自身現場にいますときに、北部ですけれども、東京医科歯科大の教養学部があります。そこに中国からお医者様が留学をしてきて、一人っ子政策のころでしたからお子さんを連れて、そしてあそこに独身寮がありますので、そこにお住まいになった。隣の一中に子供さんが通ってきた。中国語ということで、通訳の方に来ていただいて、授業のところについていただいたりしたように覚えていますが、大変賢明なお子さんでしたので、あっという間に日本語をマスターして、通訳がなくてもいいような、そういうふうなこともありました。でも、これは本当にまれな例だというふうに思います。
 また、大柏地区では、一挙にマレーシアの方々が1つの建物の中に引っ越していらして、ラマダンであったりというイスラムのものがあるので給食を食べない、給食の時間にラマダンをする、休むところをつくってくれというような要求があったりという経験もしております。そういうような、南部というふうに言いましたけれども、市川市全体の中でいろいろな方々がお住まいになり、また学校で勉強したいと思っている。子どもの権利条約の中にもありますように、子供はどこでも勉強して、あるいは権利があると。例えば、子どもの権利条約の中に、子供は学校で楽しく学習できる、国は全ての子供が小学校で学べるようにしなければならない、子供は叱られるときも人間として誇りを傷つけられることはあってはならない、締約国は、特に全世界における無知及び非識字の廃絶に寄与し、教育に関する事項に国際協力として促進し奨励しなければいけないというふうに、日本も子どもの権利条約を締結しているわけですから、子供にそういう機会を与えなきゃいけない、そういう状況にあるわけです。
 1つの方法として、再質問させていただきますが、他市ではないこの市川市の特徴であるという部分を捉えて、市でできることとして、例えばボランティアに担っていただきたい。なかなかその通訳の方といっても限界があります。また、ペイしなければいけないので予算も出てきます。そういう意味で、ボランティアの方々あるいはその学校の地域にお住まいになっている方々に呼びかけをして協力をしていただくというような市川市独自のような取り組みはできないでしょうか、伺います。
○松井 努議長 学校教育部長。
○永田博彦学校教育部長 日本語指導のボランティアを募るか否かにつきましては、各学校の実情に合わせて決めていく必要がございます。多様なニーズがあると思いますので、募集等は各学校で行うものとし、教育委員会では1つの方法として学校に提示していきたいと考えております。なお、ボランティアをしていただける方は日中仕事などをしている場合が多いと思われますので、時間帯が合うかどうかの課題がございます。また、ボランティアとはいえ教育に携わる者としての資質を慎重に見きわめる必要があるといった課題もあることから、ボランティア採用に際しての留意点も促していく必要があると考えます。
 教育委員会では、これまで行ってきた通訳講師の派遣や、来年度から新規事業としてスタートさせる就学前の日本語支援など、できるだけ教職員の負担軽減につながるような取り組みを進めてまいります。今回御提案いただきました内容も含めて、今後も新しい手法について研究し、学校に助言していくことで、外国語を母語とする児童生徒へのきめ細やかな支援と教職員の負担軽減につなげてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 前向きに御検討いただけるということで、ぜひその成果が上がりますように願っております。
 もう1つ質問させていただきますけれども、市川にも国際交流協会というのがございます。そこの方々との連携、国際交流の方々も何となく高齢化しているように私は思いますけれども、児童生徒に対する支援として、国際交流協会との連携はどのようになっているのかお伺いいたします。
○松井 努議長 学校教育部長。
○永田博彦学校教育部長 先ほど申し上げました就学前の日本語支援は、国際交流協会のボランティアの方々を中心に御協力をいただいております。また、土曜日や夏休みの期間に国際交流協会が実施しております日本語教室につきましては、学校が会場として教室を提供することや、教育委員会が対象となる児童生徒への案内に協力することで連携を図っております。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 そういう社会の力もおかりしてということをお伺いいたしました。なかなか子供たちにとって居心地のよい場所をつくってあげるということは簡単にはできないようにも思いますが、まずは人が必要、人の力が必要ということですので、人材の発掘、また豊かな予算が不可欠というふうにも思います。日々苦労している子供たち、そしてそばに寄り添う先生方が早く手を差し伸べてほしいと心から願っていることをまずお伝えしたいと思います。できれば配慮をして、強く要望して、日本に来てよかった、市川に来て勉強させてもらえてよかった、そんなふうに思ってほしいと思います。そして今、いろいろITのものが先進的になっているので、日本語を言うと外国語がしゃべれるなんていう機械もあるというふうにも思いますけれども、機械ではなくやはり人の力ということ、人の心というものが寄り添った言葉が本物の言葉というふうにも思います。その意味で、機械に頼るだけではなく、人こそ大事というふうに教育では思いますので、そういう人材の発掘をぜひ、教育委員会の方もお忙しいとは思いますけれども、差し伸べてほしいと思います。
 そして、もう1つ先生方が苦労していることに、今言いましたが、ITで調べれば言葉が出るかもしれませんが、やはり、自分のクラスの手元にいる子供の国の辞書、和英でも、日本語に直すのでもあり、その母語に直すのでもあり、そういう辞書を手元に置いておきたいというお声も届いています。今言いましたように機械ベースではなく紙ベースでの、まだそういうところもありますので、そういう御配慮もいただきたいというふうに思います。
 人数が少ないマイノリティーの人数かもしれないけれども、でも、日本に来て、縁があって市川の学校に籍を置いている子供たちに、やはり温かい手を差し伸べるのも我々の大事な教育での仕事ではないかと思いますので、強く要望をしてこの項を終わります。
 2つ目として、老朽化の進んだ校舎や学校施設の今後の見通しについて伺います。
 せんだっていろいろ公共施設のことについては御説明があり、そのメンテナンスの中、56%を学校校舎あるいは施設が占めるという御説明も受けました。そして、昨年9月の定例会で、私も近場にあります自分の身近の学校で、民地が校庭に入り込んできていて、大変子供の動線が悪い危険な部分もあるのでという御相談をしたときにも、校舎の建てかえが考えられているからというような御答弁をいただいています。
 そこで伺います。今後の見通しはどのようになっているのか伺います。
○松井 努議長 生涯学習部長。
○佐野滋人生涯学習部長 本市の児童生徒数は30年前がピークで約5万人、現在は約3万人です。今後はさらに減少していく見込みです。人口減少や核家族化などにより、地域コミュニティーは希薄化しつつあります。また、学校が抱える課題は複雑化、困難化しています。このような中、子供たちの生きる力を育成するには、地域の教育力を充実させ、学校と地域が相互に連携協働し、社会総がかりで子供たちの学びを支えていかなければなりません。この認識に基づき、児童生徒数の減少に対応し、教育水準の維持向上を図るには、地域コミュニティーによる学校への主体的な関与が必要であると考えます。具体的には、コミュニティスクールなどの取り組みのことです。また、小学校と中学校の学区を一致して、義務教育の9年間を見通して指導するという学びの連続性が重要であると考えております。児童生徒数の減少に伴い、今後学校が小規模になると見込まれます。小規模校には、きめ細かな指導が行いやすいなどの利点はあります。その一方で、学級の枠を超えた習熟度別指導であるとか、運動会、文化祭、遠足、修学旅行などの行事において一定規模の集団を組むことが難しくなるため、多様な考えに触れたり、切磋琢磨したりしにくいといった教育課題が生じるおそれがあります。
 そこで、小規模化が過度に進む際の教育課題を解消する考え方について、市川市教育振興審議会からの答申を受け、学校の適正規模・適正配置の方針に定めたところであります。学校の適正規模については、クラスがえをしたり、ほかの学級と学習グループを組んだりすることなどから、小学校では1学年2から3学級を、中学校ではそれに加え、教科担任による学習指導を考慮し、1学年4から6学級を適正といたしました。そして、一定の児童生徒数を確保するためには、通学区域の見直し、学校統合などの方法を挙げております。これらを検討する際は、学校や地域の実情を踏まえることとしております。
 こうした方針と別に、学校の施設に係る活用方針をまとめました。児童生徒数の減少に伴って必要な教室数も減少しますが、教育水準を維持向上していくには、外国語活動や少人数指導、教育相談や地域連携などに活用する教室のほか、新たに生じる教育ニーズに対応する教室を確保していくことが求められます。そこで、必要となる教室数を算定する方法を明らかにした上で、余裕の生じた教室を他の用途に転用する考え方についても、学校施設の有効活用基本方針の中にまとめたところであります。児童生徒数の減少に対応し、教育水準の維持向上を図るための基本的な考え方を、このように2つの方針として定めたところでございます。
 1つ目の適正規模・適正配置に関する方針では教育課題を解消する方策を示しておりますが、その中には、学校の建てかえのときでなければできないものもあります。2つ目の学校施設有効活用基本方針では、適正な教室数の目安を踏まえ、学校教育で今後必要になる教室を確保することで、建てかえ時の学校の大きさが決まります。この意味で、2つの方針は学校の建てかえ計画とつながるものであり、教育水準の維持向上という教育面と、老朽化した校舎の更新と機能向上という施設面が相互に補完している関係にあります。
 そこで、学校の建てかえ計画についてです。ここからは現在作業している最中の内容です。学校施設は、大半の学校が築40年を超え、老朽化しております。同様に、給食調理場やプールなどの附属施設も老朽化しております。校舎の機能面を見ると、ユニバーサルデザインの考えが建設当時にはないため、スロープやエレベーターなどが設置されておりません。また、エアコン、防音壁、ICTなどの教育効果を高めるための設備も十分に整っているとは言えません。そうしたことから、これまでになかった付加的な教育環境について、その必要性を整理しているところであります。また、学校は地域に最も身近な公共施設と言われており、地域とともにある学校づくりの観点から、ほかの公共施設との複合化を検討するとともに、その際の教育的側面を整理しております。そして今後ですが、学校の統廃合や附属施設の民間活用の是非、複合化する際の施設選択など、政策的な判断を要するものは新しい市長との調整が必要であると考えております。
 御質問は、校舎や学校施設の今後の見通しについてですが、市川市の教育水準を維持向上させていくために、児童生徒数の減少に対応した2つの方針を策定し、教育面の考え方をまとめました。学校を含む公共施設の建てかえは、総合管理計画の個別計画として市全体で策定されるものであるため、その調整を市長部局と進めているところであります。教育委員会で定めた2つの方針と、今後まとめられる総合管理計画、個別計画が両輪となって、今後の学校教育に対応した学校施設を整備していくことになります。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 大変中長期的に難しい取り組みだということは理解しているつもりですが、身近に生活をしていると、老朽化した校舎、これはいつ建てかえるのかな、どこの学校が最初なのかなっていうのが普通に疑問で、保護者の方々からもそんなような御質問があります。今のように大変長い中長期的な計画、また、市挙げての計画ということで、なかなか見えてこない部分もありますけれども、日々子供たちが生活する場所ですので、やはり本当に心地のよいものをお考えいただきたいというふうにも思います。
 新市長が決まらないとという政治的判断もある、政策的判断もというお言葉もありました。残念ながら、今現在新市長がいらっしゃいませんので、待ってですね、よい計画が先に進むように願うことしかできないかなというふうに思います。
 そこで再質問なんですが、先ほど御説明がありましたように、校舎もさることながら、附属施設も大分老朽化しているという中で私のところに寄せられましたのが、昨年夏に行徳小学校のプールに大きな損壊が生じて使用が不可能な状態になっているというのを伺いました。今後この行徳小学校の水泳指導はどうするのか、大変保護者の方も、また先生方も危惧をしておりましたので、その辺を伺います。
○松井 努議長 学校教育部長。
○永田博彦学校教育部長 行徳小学校のプールにつきましては、昨年7月に土台となります架台の劣化によりましてプールサイドの一部が崩落し、現在使用できない状況になっております。改修する場合には設計と工事で約2年間かかる見通しですが、現在今後の対応を検討しているところでございます。そのため、当面子供たちへの水泳指導は、近隣のスポーツクラブのプールを使用して行う予定でございます。具体的には、5月から7月までのスポーツクラブの休館日におきまして、学年ごとに1回2時間単位で合計8時間程度の指導を予定しておりまして、これは例年の指導時数とほぼ変わらない時間数でございます。このことは、既に保護者や教職員に対して、学校よりPTAの代表者会議や職員会議、さらには学校評議員会等で周知をしております。当面は安全面についての不安な声や意見がございましたが、安全対策を講じることで、現在は理解を得られております。これらに伴う予算措置でございますが、プールの使用料と補助指導員、監視員、万一の事故に備えての救護員及び移動に伴う警備員などの委託料とで約400万円程度を来年度予算計上しております。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 ありがとうございます。塩浜学園もひびが入ったということで、スパを利用しているというふうに聞いております。小学校の子供たちにとってはプール指導は大変楽しみの部分ですので、奪うこと自体がかわいそうだというふうに思いますが、歩いて行ける範囲のところにあったということで、これはよかったかなというふうに思っています。先生方の心配は、交通のこと、あるいは養護教諭がついていって、学校が留守になったらというようなこと、いろいろ御不安があったようですけれども、その辺は解消されたというふうに理解いたします。
 実際に、私が中学校にプールがないので、中学校にプールのない子供たちのプール指導はどうするんだという質問を七、八年前にしましたときに、即座に教育委員会は座学ですと、座学です、プールのない学校は座学で結構です、そう指導要領に書いてありますと御即答がありました。中学生は泳がなくてもいいと、小学生はちゃんと400万円お金を出して連れていってやるというふうに、悪く言えばそんなふうに思います。中学校にプールがないこと自体が教育環境が平等ではないというふうに思いますが、現場にいましたので、中学生は実はプールを嫌うんですね。男女一緒に入りますのでその辺のところもありましたけれども、実際に、隣の韓国でセウォル号でしたか、着衣水泳も経験がないということで、子供たちがたくさんの被害を受けたと。着衣水泳ぐらいはやはり中学校でもしてあげないといけないんじゃないかというふうな思いもあります。小学校では着衣水泳をやっているというふうに聞いておりますが、プールのない学校で生活をしている中学生、小学校の時にやったからいいでしょうというわけでもなく、やはり中学3年生、体が大きくなって、そういう洪水であったり、そんなようなことに遭ったときに対応できるようなことができないと本当はいけないというふうにも思います。
 行徳小につきましてはわかりました。また、プール指導についても大変配慮があるということはわかりました。今言いました中学校の話も心にとめていただいて、中学校にプールがないところがあったなと。例えば、さっき言いました一中は、隣の東京医科歯科大学がすぐ横に25mプールがあって、音楽を流しながら大学生がジャバジャバ泳いでいるんですね。その横で汗を流しながら中学生が校庭で体育をしている。何とも言えない雰囲気なんですけれども、そういう意味で、ぜひ中学生にも温かい手を差し伸べていただきたいなというふうにも思います。
 では、校舎のことに関しましては、老朽化があちらこちらで起きてくるかと思いますが、その場に応じての対処をぜひよろしくお願いいたします。
 では、3番目の質問に変わります。3番目は、SOSの出し方、自殺総合対策の現状と取り組みについて伺います。
 昨年7月に政府が新しい自殺総合対策大綱を策定して、文科省と厚労省、文科省だけではなく、厚労省も入って、ことしに入ってSOSの出し方に関する教育を授業などに位置づけて、各学校で少なくとも年に1回は行うようにというような通知が出ているふうに聞いております。この自殺総合対策大綱でSOSの出し方に関する教育について、市川としてはどのような現状の課題、また今後の対応について持っているのか。なかなか守秘義務の多いことですので、市川市で何人死んでいるとか、どこで死んだとか、あったとか、そういうことは一切守秘義務で出ないということはわかっておりますので、このSOSの出し方に関する教育の現状、課題、今後の対応について伺います。
○松井 努議長 学校教育部長。
○永田博彦学校教育部長 近年、全国の自殺者全体の総数は減少傾向にあるものの、自殺した児童生徒数は高どまりしている現状がございます。そのため、子供が悩みを抱いたときに助けを求める身近な大人がそれを受けとめることを目的として、困難な事態、強い心理的負担を受けた場合などにおける対処の仕方を身につけるための教育、いわゆるSOSの出し方に関する教育が注目をされております。この教育を大別いたしますと、学校の教育活動を通して、子供がみずから困難を解決できる力の育成や、困難があったときにSOSを出すことのできる場や機会の充実であると考えます。具体的に、学校では命の大切さを実感できる教育が大切だとして、道徳における命のとうとさ、よりよく生きる喜びの学習を、そして、子供自身が困難を解決できる力の育成として、特別活動、保健体育における心の健康や不安や悩みの対処などの学習を行っております。また、SOSを出せる場や機会の充実につきましては、担任やカウンセラーによる日常の教育相談のほか、生活アンケートなどの実施によりまして、子供たちのSOSの早期発見に努めております。一方教育委員会では、少年センターにおいて電話やメールを中心とした少年相談窓口を開設するとともに、教育センターでは、電話相談だけでなく訪問相談も可能なほっとホッと訪問相談を設けるなど、第三者として子供からの相談が受けられるよう努めております。
 課題としましては、自殺予防に対して、学校が今後保健センターなどの関係機関との連携を一層深めることで、専門的かつ幅広い視点での対応力を高めることにあります。そのため、今後教育委員会も参加しております保健センター健康支援課主催の市川市自殺対策推進担当者連絡会におきまして、庁内での連携を図り、学校が専門機関と協力できる支援の検討を進めてまいります。また、相談機関の充実を目的として、子供たちに少年センターの少年相談窓口のカードの配布やポスター掲示での周知を一層図るとともに、教育センター内のほっとホッと訪問相談の相談員1名を増員いたしまして次年度予算に計上し、相談窓口の充実に努めてまいります。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 ありがとうございます。見えないところで悩んでいる子供たちへの手の差し伸べ方はやはりいろいろあると思いますが、いろいろな手だてをやってくださっていることがわかりました。3月12日付の教育新聞によりますと、3月は政府が定める自殺対策強化月間ということです。文科省の集計では、平成28年度に245人の児童生徒が自殺、自死したとあります。現在の集計方法になった25年度は240人で、以後232人、215人と減りましたが、28年度は30人もふえたということです。内容的には男子が115人と女子の2倍を占めるというふうに数字が出ております。いじめの問題、あるいは家庭の問題、進路問題等々いろいろ理由はあっても、このような子供たちが命を絶っているということは事実として重く受けとめなければいけないというふうに思います。
 そして、文科省と厚労省が一緒に通知を出して、SOSの出し方に関する教育を実施するに当たっては、以下の観点から保健師、社会福祉士、民生委員等を活用することも有効であること、すなわち市町村、地域包括支援センター、市町村社会福祉協議会等に所属する保健師の方や、社会福祉士等の専門職がSOSの出し方に関する教育に参画することも大事であるというふうに、文科省と厚労省がやはり手をつないでいかなければというようなことが出ています。
 そこで再質問で伺いますが、市川市として、保健センター等ではどのような自殺対策に対しての、学齢児に対しての対応をなさっているのかお伺いいたします。
○松井 努議長 保健部長。
○田中信介保健部長 保健センターでの学齢児に対するかかわりといたしましては、体や心、友達のことなど、困ったときに1人で悩まず相談ができるよう若者のための相談ガイドを作成し、これを平成28年度は市内の小学校6年生から中学校3年生に、今年度は小学校6年生を対象に、夏休み前に配布をしております。
 以上であります。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 紙ベースのところでのSOSに対しての取り組みをお伺いいたしました。なかなか見えないところの心の病気というか、そういうものですので難しいとは思いますけれども、今は学齢児に対してかかわっていただいていますが、保健センターや社会福祉士、地域包括センター等は、親御さんのケアをしっかりとしていただくと、またこの数値が減っていくのではないかというふうにも思います。市川市内で悩んでいる子供たちが自死、自殺に行かないように、ぜひ教育委員会等も、また保健部のほうも心を砕いていただければと要望して、市川市は自殺ゼロだということを目指していただきたいというふうに思います。
 教育に関しまして3点、私のほうの質問、この3点について終わらせていただきます。
 次の質問に行きます。新成人の集いにおける運営の現状と課題について伺います。
 成人式にお伺いする機会が議員になりましてから毎年のように続いております。今年度、特に感じましたのは、ちょうど市長がいらっしゃらない。また、市長選挙の再選挙があるというような状況の中で、1回もそのことに触れることなく、啓発するような言葉もなく終わってしまったのが、大変私は残念に思いました。せめて二十になって、もちろん今は18、19で彼らは選挙権を持ったわけですけれども、行きましょうよというような啓発活動の言葉があの会場であってもしかるべきではなかったかと思いました。そして、実行委員会方式を採用して毎年やってくださっていますが、今後もこの実行委員会方式をやって、総括などをなさって、この方式で今後も続けていくのかお伺いします。
○松井 努議長 生涯学習部長。
○佐野滋人生涯学習部長 本市の成人式は、新成人の門出を祝い、大人の自覚を促すものとして開催しております。これは、成人の日の行事に関する文部事務次官通達に沿ったものでございます。成人式は、新成人にとって人生に一度の晴れの日であり、友人や家族と喜びを分かち合い、自分たちを育ててくれた両親、家族、そして社会の恩を感じる大切な日となります。そのため、将来自分の成人式を振り返ったとき、そのときに感じた気持ちや夢に見ていた未来などもふっと思い出すような、そんな印象深い式典にしたいと考えております。成人を取り巻く状況を見ますと、平成27年に公職選挙法が改正され、選挙権が18歳まで引き下げられました。そして、民法改正による成人年齢の引き下げも検討されるなど、成人ということにこれまで以上に関心を集めております。価値観の多様化した今の時代だからこそ、成人一人一人が社会の一員としてみずから行動し、みずからの行動に責任を持って社会にかかわっていくことは大切だと思います。こうした意識は、式典に出席する成人のみを対象に自覚を促すのではなく、これから成人を迎える若い世代も含めて、継続的な取り組みによって啓発していく必要があると考えております。そのため、今後は市公式ウエブサイトに成人の権利や責任などについて啓発する専用ページを設けるなど、若者が情報に接しやすい方法で発信してまいります。
 次に実行委員会ですが、さきの文部事務次官通達では、行事の運営は実行委員会方式が望ましいとされており、本市でも新成人から成る実行委員会方式をとっております。式典に、その時代の新成人らしさといったものを反映するには、多様な考え、能力を持つ人が実行委員会の中で意見を交わすことが大切だと考えます。そこで、公募する際は広報紙や市公式ウエブサイト、市内大学へのポスター掲示のほか、当時の担任の先生や部活の顧問などにも協力を願いながら周知を図り、幅広い人材確保に努めております。
 最後に、実行委員会方式の総括ですが、実行委員が式典で活躍する姿を目にすることで、式典に参加した新成人も、自分たちの世代がつくり上げた自分たちの式典であるということを実感しているものと思います。そのため、実行委員会方式を今後とも続けていきたいと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 ありがとうございます。二十の記念すべきときですので、思い出に残るもの、心に残る言葉等がプレゼントできればいいなというふうに思っています。今回は、ちょっとその心に残る言葉がないんではないかという危惧がありましたので、質問をさせていただきました。私のところに聞こえてくる声でも、大人ですけれども、要するに成人を終わった人たちですけれども、市川市はいろいろな著名人がいるので、どなたか先輩に、先輩の苦言あるいは言葉という形で講話みたいなことはやらないのかなとか、あるいはタレントを呼んでお金を出してということではなく、市川市出身のそういう方々、著名な方々の声、あるいはそういうものをにぎやかしにやれるといいですねという声も聞こえてきました。
 実行委員会形式でやること自体は私自身も反対するわけではありませんけれども、実行委員会は今まで見ていても男性が大変少ない。今回も2人ということで、ほとんどが女性、女子ということですね。その意味で、いろいろな考えを持ち寄ってという言葉もありましたけれども、逆に女性の声のほうが多くなっているような、そんなような印象もあります。当然、男女共同参画ですからそんなことを言ってはいけませんけれども、もっと元気な男の子たちが加わって、例えば、調べましたところ戸田市では30分間だけ形式的な成人式を行政が仕切って、その後は実行委員会が中心となって、一切ほかの人たちを入れない成人だけでパーティーをやって、にぎやかに福引きをやったり、くじ引きをやったり、クイズをやったりというようなことが載っておりました。それぞれいろいろな取り組みの仕方はあるかと思いますけれども、市川市らしいということでやれればいいかと思います。
 再質問ですけれども、今申し上げましたように、著名人等々の生きた話というか、そういうメッセージをもらうなどの検討はできないのか伺います。
○松井 努議長 生涯学習部長。
○佐野滋人生涯学習部長 著名人からのメッセージということでございますが、毎年の式典テーマであるとかゲストの選定といったものは、実行委員会の中で検討をしていただいております。式典全体の構成を考える中で、市川市にゆかりのある著名人といった方からメッセージをいただくというようなことは、その式典のプログラムに組み込まれることもあろうかと思います。こうした御意見が今回あったことは、実行委員会のほうに伝えてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 著名人の話を聞かないというお声も聞こえましたけれども、心に残る言葉がお話をできる方がいたらありがたいなというふうにも思います。
 子供たちの意見が大事だというふうにも思います。今言いましたように、公募の中、また実行委員になる子供たちをぜひいろいろな形で集めて、心に残る成人式をやっていただきたいと思っています。
 2回でしたか、60歳の、私も参加いたしましたが、60歳の還暦式が市川でもありました。また、他市では不惑式といって40歳の式典もあるというふうに聞いています。成人式になぞらえまして、そんなことも考えていただければなんていうふうに思います。
 では次の質問、最後の3つ目に行きます。曽谷城跡地の公園化の進捗状況について伺います。
 十数年前に曽谷城跡地を所有する方から一部土地の提供があり、城址、城跡として整備していくという新聞報道があったのを私も記憶しています。また、その新聞も切り抜いて持っております。門を再現して、そしてそこが跡地であったということをつくりたいということが市の形で出ておりました。ところが、何と何もないということで、私も何年前からか、これで3回目の質問になりますが、市川には市川城、大野城、曽谷城とお城の名前がつく中世以前のものはこの3つである。ただし、市川城はどこにあったか皆目わからない。大野城は城山という字名があるように、大野の第五中学校のところに土塁が残り、空堀が残って跡地があった。今、学校の用地になっています。そして曽谷城と。曽谷城は唯一民地だったけれども、民地の方が、どうぞこれは城跡だから御利用くださいということで御寄附いただいたというふうにも聞いています。ここをそのままにしておくのはもったいない、そんな思いで、また、私自身ライフワークである語り部として市川の昔話の中で百合姫について、曽谷直繁の娘である百合姫について語るときには欠かせない曽谷城の位置がございます。その曽谷城の百合姫も伝説ではなく実在したということが、お隣、松戸のアジサイ寺の本土寺の過去帳の中に出てまいりました。実在していたということ、曽谷直繁もいたということ等々がわかっている場所、大事な場所だというふうに思います。ぜひ整備をしてほしいということで申し上げましたところ、ベンチが1個置かれました。2回目の質問のときにベンチが1個です。公園として形が少しできたということです。今回3回目の質問をいたしますので、もう一つベンチがふえるんではないかというふうにも思いますけれども、標識がないんですね。はるか100m手前のところに説明板があります。曽谷城跡地、この先にあります、こうこうこうでございますという説明板があって、どこへ行ったらそこへ行くのかの矢印がありません。矢印をつけてほしいと言いました。つきました。1つですね、1つつきました。もっとないと行き着けないというふうに思います。大変大事な市川市の財産だというふうにも思います。
 きのうの長友委員のように、観光ルートにのせるような場所ではないけれども、脈々と市川のそういう歴史を紡いできた場所、例えば羅漢の井であるとか、国分寺の三人地蔵であるとか、そういうものに対してもやはり多くの方々が心を寄せていただきたいという思いもあります。その意味で、この跡地について伺いたいと思います。進捗状況をお伺いします。
○松井 努議長 水と緑の部長。
○中野政夫水と緑の部長 初めに、曽谷城跡地があります曽谷3丁目緑地の概要についてでございます。この緑地は、曽谷城跡地の遺構を含む面積約4,550㎡の斜面緑地で、当該緑地の中段には約460㎡の平坦な広場があり、桜の木11本が植栽され、マダケの竹林を有する緑地でございます。この緑地には、平成28年度に園名板及び休憩施設としてベンチ1基を設置しております。
 そこで、緑地の整備についてでございますが、平坦な広場に植えられている桜は幹回りが約90㎝以上に成長しており、天気のよい日には広場からの眺望もよいことから、住宅地に隣接する市民の憩いの場となる貴重な緑地であります。しかしながら、広場の奥側は斜面地にマダケが密生していることから、日当たりも悪い状況となっております。今後は、マダケの間引きを行うなど、広場部分の明るさの確保を図ってまいります。あわせてベンチの増設につきましては、この緑地への通路を歩いていきますと平坦になっており、そこには桜がございます。近隣住民の方々等のお花見ができる場所であること及び児童が緑地内で遊んでいる姿も見受けられますことから、利用者の通行動線に配慮するとともに、日当たりがよく、明るい場所など多くの方々が快適に利用していただける位置を選定し、対処してまいります。また、曽谷城跡地を示す標柱の設置につきましては、関係部署と協議を進めてまいります。
 以上でございます。
○松井 努議長 湯浅議員。
○湯浅止子議員 前向きな御検討、ポジティブにありがとうございます。ベンチもふえるかなと読み取りました。また、みんなの憩いの場所として、本当に桜もひっそりと咲きながら、マダケの緑があってということで、大変眺望のよいところでございます。ぜひ皆様にとっても、ああ、こんな場所が市川にもあったんだなという場所に考えていただきたいというふうに整備をしていただきたいと思います。もちろん危険があってはいけませんので、その辺の配慮もよろしくお願いしたいと思います。
 本当に、先ほど申し上げましたように、市川には脈々と歴史を紡いできて、羅漢の井、御存じだと思いますが、いまだに羅漢の水をくみに行く方もいるやに聞いております。あるいはねね塚、おかね塚、七経塚というふうに、時間が経つと手を加えないと朽ちてしまうような、そういう心配りが必要な文化遺産もございます。有形文化財という形ではなく、でもひっそりと庶民の中に息づいている、そういう歴史を育んでいくのが市川の本当の文教都市、文化都市の真髄ではないかというふうにも思います。その意味でぜひ、手を差し伸べていただきたいというふうに思います。
 そして、藪知らずの前の3本のケヤキの木が切られました。もちろん、危険であったりいろいろな理由があって切ったということはお伺いいたしましたが、知らない人は、御神木を切って将門のたたりがというふうに私に電話をしてきた方もいます。将門のたたりがあるぞ、だから市長が決まらないんだというふうに言ってきた方もおりました。そんなふうに、御神木と言いながら、あそこは神社の土地でございますので、神社の御意向もあって切ったというふうにも聞いております。しかし、そこをなぜ切ったのかという説明だけでもあそこの藪知らずのところの塀に、こういう理由で切りましたということを1週間でも10日でも市のほうで出してあげるというのも市民に対するサービスではないかというふうにも思います。それを見れば、先ほどのようなお電話は私のところにかかってこなかったというふうに思います。たたりがあるんじゃないか、先生、お払いしなきゃいけないんじゃないかというようなことを言ってきた方もいました。そんなふうに市川に伝わります文化、歴史を紡ぐ方々がたくさんいるということをぜひお知らせをし、また、それをめでて大事にしていく市民の心を大事にしていただきたいというふうに思います。
 文化行政について、今の公園緑地課の力をかりながら、曽谷城跡地がよいものになることを願って質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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