更新日: 2017年12月28日

2017年9月27日 一般質問(佐藤ゆきのり議員)

佐藤ゆきのり議員

○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 会派自由民主党の佐藤ゆきのりでございます。通告どおりにて質問をいたします。
 それでは、高谷・田尻地区の利便性向上及び環境整備についてお伺いいたします。
 田尻・高谷地区において、高谷川を江戸川堤防へと渡るための橋ですが、さまざまな仕様のものがあります。その中で、橋脚、橋台、橋桁などをしっかりとつくってあるもの、構造物のしっかりしたものは2橋だけです。1つは、田尻5丁目、水管橋の下にある橋、2つ目は、高谷2丁目、林遊船の前にかかる橋、その他遊船業者がかけたと思われる簡易な構造の橋もかなりの数が目立っております。高谷川の川幅は約五、六mぐらいのために、遊船客の利便性のためにつくったものと思われる簡易な橋が目立っております。以上が高谷川にかかる橋の現状であります。現在の大きな問題の1番目は、田尻5丁目、水管橋の下にある橋が通行どめになっていることでございます。看板が1つ立っておりまして、それは橋の老朽化のため通行どめといたしますということで、葛南土木事務所管理課、あるいはもう1つ、国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所江戸川河口出張所の名前と連絡先、電話番号が入った看板が立っています。これはいつから立ったのか確認はしておりません。
 最初に、田尻自治会のほうに連絡があって御説明に来た国交省からの工事請負の会社の方が2名、田尻自治会館のほうにお越しになりました。この橋の当初の通行どめの際は、江戸川堤防のかさ上げ工事のため、大型重機が現場に入るために、安全管理上、通行どめとさせていただきますとの説明が工事概要とともにありました。しかし、堤防のかさ上げ工事が完了したにもかかわらず通行どめは解除されず、地域の住民の方々より不満と苦情の連絡が自治会の役員の人たち、そしてまた、私にも多く寄せられております。
 そこでお伺いいたしますが、橋の通行どめを行った工事の概要と進捗状況についてお伺いいたします。それから、通行どめの理由について、これもお答えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○堀越 優副議長 水と緑の部長。
○中野政夫水と緑の部長 田尻5丁目地先の通行どめとなっております橋の現状でございますが、高谷川にかかる幅員1.8m、橋長6.5mの車両が通行できない人道橋となっております。また、高谷川は千葉県が管理する一級河川でありますが、新行徳橋から高谷地先の四戸前橋までの約1.6㎞区間は江戸川に近接し、平行して流れていることから、右岸側の鋼矢板護岸は江戸川堤防の土どめを兼ねております。このようなことから、右岸側の鋼矢板護岸は国土交通省の管理となっております。昨年、この人道橋の周辺では、国土交通省による2つの河川工事を行っております。1つは、江戸川の堤防高さをかさ上げします高潮堤防工事、もう1つは、高谷側右岸の鋼矢板護岸の防食工事でございます。この2つの工事に際し、平成28年11月17日より人道橋が通行どめになったものでございます。今回の工事区間における2つの工事の進捗といたしましては、高潮堤防工事はことしの6月5日に、防食工事についても3月15日に完了しております。
 そこで、通行どめに至った理由でございますが、国及び県に確認したところ、これらの河川工事の実施に当たり、人道橋が工事区間内に位置していたことから、国と県において、この橋を調査したところ、老朽化が進んでいるとの判断から、通行どめの規制をしまして、工事完了後の現在も千葉県が引き続き通行どめを行っているところでございます。そこで、この橋の通行どめ解除の予定につきまして千葉県に確認したところ、この橋の管理者が不明であり、老朽化対策ができていないことから通行どめを継続していくとのことでありました。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 地域の人たちには江戸川堤防のかさ上げ工事の完了までということで、最初は通行どめを通知されてまいりました。ですから、この矢板の工事につきましては全く説明がなかったわけです。ですから、高潮堤防のかさ上げ工事が完了と同時に解除されるものだろうと思っていたわけですけれども、よく看板を見ますと、老朽化のため通行どめといたしますということで書いてあります。そして、先ほど高谷川の橋の状況を御説明いたしましたけれども、この高谷川にかかる橋につきましては、いつ、誰がつくったのかほとんど不明という橋ばかりであります。ですから、いつごろできたのか、どういった設計のもとにつくられたのかよくわからないために、老朽化のため通行どめという判断がなされたように推測できます。今回のこの橋の通行どめに関して、事前に国や県から市のほうに説明があったのかどうか、これについてお伺いいたします。
○堀越 優副議長 水と緑の部長。
○中野政夫水と緑の部長 この橋は市で管理をしていないことから、橋の通行どめに際し、国や県からの説明は受けておりませんでした。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 この橋は市でも管理をしていないことから、橋の通行どめに当たり、国からも説明を受けていない。国からも県からも説明がなかったということであります。ですから、地域の人にしてみれば、事前の説明もなしに、通告も通知もなしに急に通行どめになったということで、かなり騒ぎが大きくなっております。市民が何十年も利用してなれ親しんできた橋を急に閉鎖する。事前に周知もしないで、そのような仕打ちを平気でしてしまう。地域の人々は非常に憤慨をしています。市に説明がなかったので、管理していないから説明もなかった。支障になるような工事や通行どめは市でも今後把握すべきではないか。今後、国と県との連絡、協議のできるような機会はないのか、今後についてお伺いいたします。
○堀越 優副議長 水と緑の部長。
○中野政夫水と緑の部長 市としましても、住民の生活に支障になるような工事に伴う通行どめ等が行われる場合は、事前に地域住民に対して十分周知してもらうことはもちろんのこと、市民からの問い合わせもございますので、事前に報告していただくよう国、県に要請してまいります。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 本当に地域の人は困っております。例えば通行どめにするのであれば、代替の施設を用意して市民が困らないようにする、これは当然のことだと思います。高齢者の方々が健康の維持を考えて毎日、毎朝、毎夕散歩に出かけ、脚力の衰えを考えながら回り道に悩まされている姿を想像しますと、本当に気の毒な気がいたします。そのようなお年寄りを置いてけぼりにするような冷たい行政をぜひ改めていっていただきたいと思います。
 それでは、次の質問に移ります。違った点からお伺いいたしますが、この江戸川河川敷は広域避難場所に指定されております。この通行どめとなっている河川敷に至る橋の今後の扱いと避難場所に対する避難路の確保、その今後の考え方についてお伺いいたします。
○堀越 優副議長 危機管理監。
○笠原 智危機管理監 現在、田尻5丁目地先におきまして通行どめとなっている橋の扱い、そして、避難路の考え方についてお答えをいたします。
 本市では、大規模な地震の発生により、御自宅での避難が困難となった場合には、まずは近くの小学校や公民館などの避難場所や避難所に避難することを地域防災計画に位置づけまして、減災マップなどを通じて広く市民の方々に周知しているところであります。また、地震により市街地で延焼火災や飛び火が発生したり、あるいは津波などによって避難場所や避難所にも危険が迫ってくる場合があります。このような場合は、市内5カ所を指定しております広域避難場所に避難をしていただく、このようになっております。お尋ねの高谷・田尻地区につきましては、御自宅での避難が困難な場合には、まずは近くの避難場所や避難所に一時的に避難していただく、このようになりますが、延焼火災などの危険が迫ってきた場合には、広域避難場所である江戸川の河川敷に避難していただくこととなっております。大規模な災害が発生した場合には、どのような被災状況になるか予測が全く困難となりますことから、あらゆる事態を想定し、より多くの避難動線を確保していくことが非常に重要であります。
 そこで、当該の橋につきましては、広域避難場所への避難動線として確保されるよう、また、近隣の方々が江戸川に訪れるための日常的な動線として確保されるよう、河川管理者であります千葉県葛南土木事務所に対して橋の原状復旧を要望してまいります。
 また、災害時にどのような避難行動をとるべきか、あらかじめ御自身に最も適した避難場所や安全なルールなどを考えていただくよう、今後さらに周知を図っていきたいと考えております。
 以上であります。
○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 危機管理監のほうから前向きな御答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。やはり何が地域に災害が来るかわかりません。例えば延焼火災で小さいお子様連れのお父さんやお母さんが渡る橋が、やはり質量ともに不足しておりますので、非常に不安を感じております。ですから、今の橋の閉鎖だけじゃなくて、新設も我々地域の人間としては非常に望むところでございますので、今後ぜひそういった新設の架橋も考えていただいて、避難場所に通じる大切なルートを確保していただきたいと考えております。ぜひ関係機関に強く働きかけていただきまして、早急に現在の封鎖の橋も復旧していただくこと、それから、この橋が復旧したとしても、やはり江戸川堤防に行くための橋は十分ではありません。間もなく念願の外環道路が開通しますし、それによって、この高谷・田尻地区もますます活性化していくのではと期待しております。そのためにも、江戸川堤防に安全で安心して渡れる新しい橋が新設されることを願いまして、次の質問に移らせていただきます。
 次、(2)田尻・高谷地区の江戸川堤防における市民が憩える空間づくりについて御質問いたします。田尻・高谷地区にて江戸川堤防と河川敷の有効活用の現状を、旧行徳橋を中心点として、川上地域、例えばこの地域は稲荷木、大和田、市川南、それから、旧行徳橋より下の地域、川下地域、これは田尻・高谷地域となります。この地域を分けて比較しますと、大きな地域間格差があることに驚かされます。川上地域には堤防の天端へ上っていける手すりつきの階段が幾つも整備されています。つじつじに整備されている、そんな状況であります。地域の市民の方々が遠回りをせずに、すぐ堤防の天端へ行けるような配慮がなされております。そして、上っていきますと、天端には御影石製のきれいな椅子が置かれていたり、整備されていますし、また、市川南地区のスーパー堤防の範囲にはオーナー制度の桜並木、あるいは子供たちが遊ぶ広場、あずまや、それから健康器具などもバランスよく整備をされております。また、天端から河川敷を眺めれば、野球場、サッカー場、その他グラウンドゴルフやさまざまなスポーツを楽しめる運動広場、そして、子供たちが楽しく遊べるビオトープなどしっかりと整備されていて、高木、低木まで、植樹もしっかり配置されたすばらしい景観となっています。それに比べて川下地域は、クリーンスパの横に約20坪ぐらいの小さい庭園がつくられているだけです。そこには桜の木が3本、そして、椅子製の健康器具、バランスストーン、それから背伸びストーンとかいうものが2セット整備されています。今後のこういった川下地域における市民が憩える空間づくりについて、御検討についてお伺いいたします。
○堀越 優副議長 水と緑の部長。
○中野政夫水と緑の部長 田尻・高谷地区の江戸川堤防の上は河川管理用通路として幅員7.5mとして整備されており、河川の整備や改築の際には大型車両の通行も考慮されております。また、日常、この管理用通路はサイクリングロードとしても使用されております。そこで、この管理用通路の上にベンチなどを設置することについて、江戸川堤防を管理しております国土交通省に確認しましたところ、堤防の上の管理用通路は工事用車両や自転車、歩行者の利用を想定していることから、安全性の確保のため、通行の支障となるベンチなどの設置はできないとのことでございました。現在、江戸川の堤防の上にベンチやトイレなどを設置してある場所もございますが、このような施設は堤防自体に設置しているものではなく、堤防の市街地側の空間を平場として広げた上で、通行及び堤防に影響のない位置で占用しているものでございます。これを踏まえ、今後、田尻・高谷地区の堤防の上にベンチなどを設置するためには、堤防の側面に盛り土を行い、平場を設ける必要がございますが、現在、国では安全性を第一に考え、優先的に高潮堤防の整備を進めているところであります。国では、江戸川放水路全体の高潮堤防として、平成32年度の完成を目指し、事業の進捗に努めているところであります。
 このようなことから、堤防の市街地側に土を盛る施工時期といたしましては、高潮堤防の完成後になると考えております。また、江戸川堤防に近接して外環道路の整備が進められておりますことから、外環道路完成後の外環道路と堤防の間の土地利用の変化にも考慮しておく必要があると考えております。今後は、市民が憩えるような空間づくりに向け、高潮堤防や外環道路の整備状況に注視してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 御答弁ありがとうございます。これから外環道路が完成し、また、こういった川下地域にも川上地域と同じような市民が憩えるような空間づくりができればと考えております。ぜひ整備状況に注視をしていっていただきたいと要望いたしまして、それでは次の質問に、(3)に移らせていただきます。
 (3)の質問は、次期クリーンセンター建設にあわせた広場整備についてであります。今後、近い将来にクリーンセンターの建てかえが予定されています。市川南のようなスーパー堤防への取り組みの予定があるのかどうかお伺いいたします。そして、そのスーパー堤防への取り組みがある場合について、どのような活用の御計画を考えておられるかお伺いいたします。
○堀越 優副議長 清掃部長。
○大平敏之清掃部長 クリーンセンターの焼却熱を有効利用した室内温水プールと温泉入浴施設でありますクリーンスパ市川の前面におきましては、平成19年のクリーンスパ市川の建設にあわせて、国と市の共同事業で施行しました高規格堤防、いわゆるスーパー堤防を整備いたしました。このスーパー堤防は、妙典地区や市川南地区の整備手法とは異なり、長くなだらかな土手を形成する工事手法ではなく、クリーンスパ市川と土手の境界にコンクリートによる土どめを設置し、その間に盛り土をして堤防の上部を広く平らにする手法で整備されたもので、この広げられた堤防の上部には、ベンチ、トイレ、健康遊具、植栽などが整備されております。御質問の次期クリーンセンター建設計画時におきますスーパー堤防の整備につきましては、市民の生命と財産を守る重要な治水事業としてだけではなく、堤防上部につきましても市民に親しまれるスペースとして有効活用できる事業と認識しております。既に整備されたスーパー堤防部分では、桜の植樹や公園が整備されており、市民にとって潤いと安らぎを感じられる市民の憩いの場として親しまれております。
 次に、スーパー堤防事業の整備の進め方ですが、次期クリーンセンターの建設計画地は国土交通省によるスーパー堤防の整備計画区間と示されており、今後の具体的な整備手続といたしましては、経済性評価の検討を国が行いまして、国の事業評価監視委員会で審議を経た後に、国と市でスーパー堤防に関する基本協定を結ぶ計画となっております。スーパー堤防を整備する国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所とは、次期クリーンセンター建設計画の準備段階として、平成24年度よりスーパー堤防の整備に向けた協議を複数回重ねてまいりました。その協議では、次期クリーンセンターの建設工事とスーパー堤防工事は施工範囲が一部重複することから、設計施工等に制約があり、それぞれの工事手法等、具体的な調整には至っておりません。このようなことから、現時点においてスーパー堤防を整備した後の上部利用につきましては、具体的な検討はできていない状況であります。市といたしましても、市民の憩いの場であり、水害に強いまちづくりとしてスーパー堤防の必要性については十分認識しておりますが、クリーンセンターは市内唯一のごみ焼却施設であり、次期クリーンセンターの建てかえ事業を計画どおりに進めることが何より重要であるものと考えております。本市といたしましては、次期クリーンセンター建設計画に支障が生じれば、ごみ処理の停滞により市民生活に大きく影響を及ぼすことが懸念されております。今後もスーパー堤防工事と次期クリーンセンター建設工事が双方に円滑に行えるよう、継続的に国と調整を行うとともに、上部利用につきましても関係部署と協議を進め、市民に親しまれ、憩いの場となるよう検討を進めてまいります。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 御答弁ありがとうございます。すばらしい計画が明確になりましたので、地域の人たちは大変喜ばれることだと思っております。当然ながら、河川の安全性からいきましても、スーパー堤防は非常に有効であるということで、ぜひこのスーパー堤防の建設とクリーンセンターの建てかえが非常にうまく協議が進んでいくことを願っております。ただ、今お話の中で、中間にコンクリートの板をやって土どめをつけるということで、現在もクリーンスパの横の小さい箱庭なんですけど、トイレが設置してありますけれども、そういった工法のためか、水道が引けないということで、トイレに水を常に補充しなきゃならないということで、トイレへ行きましてトイレをあけてみますと、ステップで踏んで水が出たら使ってください、水が出ない場合は使わないでくださいと書いてあります。ですから、ぜひこの協議の中で、そういった盛り土のほうに水道が引かれて、普通の水洗トイレができればいいなと、そういったものはでき上がってからでは、土どめのコンクリートに穴をあけるのは大変ですから、最初からそういった協議がうまくいって、江戸川堤防の上のほうにトイレやあずまや、そういったものが事前に計画ができて、基礎工事がうまくいければいいなと願っております。ありがとうございました。
 それでは、次の質問(4)に移らせていただきます。江戸川河川敷の不法投棄についてであります。この川下地域には遊船の事業者の桟橋が多く設営されています。その周りには廃棄されたドラム缶や違法投棄されたのだと思われるフレコンバッグに入ったごみ、廃船がそのまま残っているなど、景観面や衛生面で問題ではないかと思われる状況になっております。これらの処理や対策について、今後の取り組みについてお伺いいたします。また、廃船にホームレスの住みつきも懸念されておりますし、ごみの不法投棄の広がりも心配されるところであります。この不衛生な状況を放置しておくことは非常に問題であると考えます。市としてどのような認識であるのかお伺いいたします。
○堀越 優副議長 清掃部長。
○大平敏之清掃部長 江戸川河川敷の管理は国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所で行っております。河川敷内に不法投棄されるごみにつきましては、原則的に江戸川河川事務所で不法投棄対策を行っているところです。具体的には、ごみ捨て禁止の看板を設置することや、ごみを持ち込ませないよう侵入防止策の設置を行うなど各種対策を実施し、不法投棄の対策に努めております。また、河川の巡視により発見されたごみや一般の方から通報等があった場合は速やかにごみを撤去するよう心がけ、河川敷の管理監督を行っているところです。また、不法投棄されているごみをごみ排出者自身が撤去、持ち帰りを行うよう警告看板の設置など、漁業協同組合や関連すると思われる事業主団体に対しまして指導等が行われております。そのほかといたしまして、江戸川河川敷のごみ対策といたしましては、国土交通省と江戸川沿いの2区11町村が一斉に参加して清掃活動を行う江戸川クリーン大作戦、5月30日、ごみゼロの日に合わせて、江戸川河川敷の清掃活動を行っております。ことしは5月28日の日曜日に行われ、48団体、約1,500名の多くの市民に御参加いただき、河川敷のごみ清掃活動を行ったところでございます。市といたしましても、ごみの不法投棄並びに不衛生の広がりに対しまして、このような清掃活動、地域清掃活動を市民と行いながら、今後も積極的に江戸川河川敷の有効な環境に対する支援を行ってまいります。
 江戸川河川敷は市民が身近に水に親しめる貴重な空間であり、景観と自然環境の保全に努めていくことが重要であることから、今後も江戸川河川事務所と連絡を密にしながら、継続して不法投棄対策に努めてまいります。
 以上でございます。
○堀越 優副議長 佐藤ゆきのり議員。
○佐藤ゆきのり議員 前向きな御答弁をいただきましてありがとうございます。しかしながら、まだ不安は解消されません。例えば、先ほどフレコンバッグと言いましたけど、通常の人ですとフレコンバッグって何だろうと考えると思いますけれども、このフレコンバッグというのは、正式名称はフレキシブルコンテナバッグといいまして、前に福島原発が放射能汚染を起こしたときに、例えば地表の汚染された土などを削って入れて、例えば今のクリーンセンターの敷地内にも保管継続されていると思いますけど、1,100角ぐらいの、高さも1,100ぐらいありますかね。500㎏から1tぐらい土が入るぐらいの大きいフレコンバッグというごみ入れのコンテナなんですね。そういったものがきれいに遊船事業者の桟橋の近くに草むらの中に並んで置いてあるんです。ですから、どういう搬入をしたのかなと不安を感じるんですけれども、そういったごみがふえてくるといろんな方がごみの不法投棄を継続して、ふやしてくるという懸念があります。また、廃船されて放置された船には青いビニールシートがかかっておりまして、確認はしていませんけれども、恐らくホームレスの方が、もう住みついているのではないかなという感じを私は持ったわけです。ですから、そういう意味では、川下地区の河川敷のほうもかなり不衛生、それから、景観も悪くなっているな、そういう懸念を持っております。ぜひ今後も、先ほど国や県との密な連絡をとりあってということで部長から御答弁いただきましたので、ぜひそれを具体的に進めていってもらって、この川下地域も川上に負けないような、そういった景観と憩いのある場所につくっていっていただきたいと思います。
 最後に、大久保市長は今定例会で終わりということで、寂しい話を聞いておるわけですけれども、この2期8年間、さまざまな御苦労をされてきたと思います。私はきょう、昔見た映画のラストシーンで主人公が馬で去っていくときに、子供が「シェーン、カムバック」と叫ぶんですね。そういった場面を思い出しましたけれども、尊敬と感謝を本当に心から表明いたしまして、私の質問をこれで終わらせていただきます。市長、どうも御苦労さまでした。ありがとうございました。
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○堀越 優副議長 この際、暫時休憩いたします。
午後2時38分休憩
 

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