更新日: 1999年12月22日

1999年12月22日 会議録

○鈴木啓一君 市民党の鈴木啓一です。通告に従いまして質問させていただきます。
 消防行政について、核燃物質等の消防対策について。
 我が国は、諸外国から技術立国あるいは技術大国と言われて久しくなりますが、ことしに入って、新幹線トンネルにおけるコンクリート落下事故やH2ロケット打ち上げ失敗等、信頼を失う事故が相次ぎ、中でも去る9月30日、茨城県東海村の核燃料加工施設で発生した臨界事故は、国内にとどまらず世界じゅうの人々から注目された事故である。マスコミの報道によりますと、この臨界事故のために一時的に避難を強いられた住民が150人以上、自宅への退避を迫られた住民が約31万人、このほか道路通行規制等交通機関にまで影響を与え、過去に例を見ない原子力災害になっている。また、この事故のため、農作物や魚介類については実害に加えて風評被害が膨大であり、賠償問題にまで発展しております。
 一方、消防機関にも被害が及びましたが、これは、事業所の関係者が救急要請をした際に、一言放射線障害による救急要請であることで通報さえしていれば防げたはずであります。また、負傷者の症状を聴取する救急隊員に事業所の所員は詳しい事情を話さず、異常な症状に不審に思った救急隊員が事業所所員に確認をしたところ、ようやく放射線障害であることがわかり、病院に収容が決まるまで1時間以上もたったとのことであります。事業所の関係者は、臨界事故と確信しながら、被爆による負傷であることや被爆の危険性すら伝えず、具体的な措置をとるのがおくれ、結果的に、救急隊員を初め120人もの被爆者が発生したものである。このような原子力災害は二度と起こしてはならないとだれしもが思うわけですが、人が取り扱う以上、いつまた同じような事故が発生するかわかりません。
 そこで、本市には東海村と同じような施設はないが、核燃物質等を貯蔵、取り扱っている事業所があろうかと思いますで、その貯蔵状況と、どのように使われているのか伺います。
 次に、保健行政について、介護保険認定審査のその後について。
 西暦2000年を目前に控え、我が国の高齢化は急速に進んでいます。政府は、お年寄りができる限り寝たきりにならないよう各般の予防対策を講じてきましたが、それでも介護が必要なお年寄りは毎年10万人ずつふえ続けると予想されています。お年寄りにとって、家族に介護してもらうことが望ましいものであることは言うまでもありませんが、家族による長期にわたる介護が限界に達しつつある中で、多くの悲劇も報道されております。しかし、私たちは、来るべき高齢社会を明るいものにしなければなりません。介護保険法は、社会の最も基本である家族が長期の介護のために疲れ果ててしまわないよう、介護の負担を国民みんなで支え合う制度として制定されました。このような背景のもとに、市川市では、10月1日から要介護認定の申請が始まっており、既に介護保険認定審査会の審査判定も行われていると聞いております。
 そこで、伺います。
 まず、1点目としまして、市川市の現在でまの認定結果通知をした方の要介護状態区分と、国が全国の結果をまとめた要介護状態区分との比較おいてどのような差異が生じているのか伺います。
 次に、介護保険法第183条に、保険給付に関する処分に不服がある場合は介護保険審査会に審査請求することができることになっていますが、認定結果に不服があった場合、市はどのような方針で対応していくのか伺います。
 3点目として、来年4月から認定結果通知に基づきサービスを利用することになると思いますが、介護サービス計画、いわゆるケアプランの作成が必要と聞いていますが、市民がケアプランから具体的なサービスを利用するまでのプロセスをどのように市民に周知していくのか伺います。
 次に、交通行政について、生涯学習センター・メディアパークいちかわ(中央図書館、中央こども館、映像文化センター、教育センター、東山魁夷アートギャラリー)へ行徳方面からのバス路線がない。市民のための交通手段について。
 生涯学習センター・メディアパーク市川には、中央図書館、中央こども館、映像文化センター、教育センター、東山魁夷アートギャラリーなど、市川市が誇る文化教育施設があり、これらの施設を利用する市民も年々ふえているのではないかと思われます。また、これから利用したいと考えている市民も多くいるのではないかと思います。しかし、行徳方面からメディアパーク市川へ行くには、バス路線がないため、多くの人たち、特に高齢者の方々や幼児を連れた方々、小中学生などが大変不便を感じております。この件につきましては、10月ごろに市民の方々からも市長あてに要望書が提出されているかと存じますが、行徳方面からメディアパーク市川へ行けるバス路線を設けられないか伺います。また、バス路線の開設が難しいのであれば、市民の交通手段を確保するための方策について市はどのように考えているのか伺います。
 次に、市川二期埋立について、三番瀬埋立縮小計画、平成11年12月25日、3日後でございますけれども、第4回策定懇談会が開かれます。それについて、市川市はどのように臨むのか。
 本年6月、3月の議会に引き続いて、市川二期埋立計画について質問するわけですが、今が正念場だと思います。縮小、見直し案に追い打ちをかけるかのように、県では人工干潟についても13haに縮小を検討しているようで、議員の1人として、この半年、真剣に二期埋立問題に取り組まれてきていることに対し、是々非々の立場から意見を言い、応援もしてきた私としては、やはり大変残念な内容と受けとめております。市はこんな計画案でいいんでしょうか。市だって、この時点まで来ると計画に対するイメージをあれこれ具体的に描いていると思うんです。そのイメージと比較すると、正直なところ、計画当初の大きかった風船が計画案で中ぐらいの風船に持ちかえられ、今度は空気が少しずつ抜け出してきており、こんな夢がしぼんじゃってきたなと私は感じており、市当局も同じ思いだと推察します。私は、小さくとも空気がいっぱいに入った張りのある風船を市川二期計画には期待したいんです。市も最近の活動ぶりは頑張っているようで評価しているんです。例えば先月の15日には環境庁と県に要望書を提出し、その概要は広報でも読ませていただきました。市の主張も前面に出ており、納得できる内容です。
 そこで、1点目の質問は、先月、国、県に要望したものがベースであろうが、今月の25日に予定されている第4回策定懇談会では、多くの市民が期待する計画の実現に向けて、市は何にポイントを置いて主張されるのか。ここまで来たら、やみくもに引き延ばす会議でなく、地元市としては、問題点の解決の大枠を示すとか、前向きの会議にして、多くの市民のためにも一日も早く事業化に向けてスタートを切ってほしいものですが、市の考えを伺います。
 2点目の質問は、策定懇談会が終了後、仮に今回計画が基本的に了承されると、その後はどのようなスケジュールとなるのでしょうか。県の段階では環境アセスメントの手続が始まるとのことですが、市の取り組みとしては、例えば先順位者の質問に対する答弁によると、庁内関係課職員によるプロジェクトを組んで、既に7月から検討をしているようですが、そのほかに事業化に向けてどのように対応していくのか伺います。
 次に、教育行政について、教諭の体罰について。
 教育は、人権尊重の精神を基盤に、自己を磨き、子供を大切にする人間愛に満ちた活動を展開していくものと考えます。根気よく、粘り強く、愛情を持って生徒の長所を見つけて指導することではないでしょうか。しかしながら、残念なことに、最近の新聞で市内の公立中学校、また東葛の市内の中学校において体罰があったと報道されました。このことについて、まず初めに、市教育委員会はこれまで体罰について教職員にどのような指導をしてきたのか、今までの指導体制について伺います。次に、今回の報道についての経過と市教育委員会の対応について伺います。さらに、今後の体罰防止に市教育委員会はどう努めていくのか。以上、3点について伺います。
 最後に、救急医療について、特に救急車による救急患者搬送時、受け入れ病院へのあり方について伺います。
 市民の医療施設の充実を求める要望は、市民意向調査結果などから、年々高まっており、昭和52年に1次医療機関として市川市急病診療所が開設され、今日に至っているが、救急時の際、救急車による医療機関への患者搬送と受け入れに当たり、患者を受け入れた医療機関に対し救急運営事業委託金が支払われていると聞いておりますが、このような取り扱いになった理由と現状について伺います。
 以上です。
○議長(山口龍雄君) 道路交通部長。
〔道路交通部長 鈴木義輝君登壇〕
○議長(山口龍雄君) 建設局次長。
〔建設局次長 渡辺正一君登壇〕
○建設局次長(渡辺正一君) それでは、市川二期埋立につきまして2点のご質問にお答え申し上げます。
 市川の二期計画の埋め立てでございますが、既にご案内のとおり、はや第一期の埋め立てから30年の歳月がたっております。そこで、現在の二期埋立計画の見直し案につきましては、千葉市長を先頭に、市民の海を取り戻し、そして自然と共生するまちづくりを目指すために、市民の皆様と一緒になって市がいろいろと県に要望し、今日に至った経過はご質問者も十分ご理解をいただいているところでございます。そこで、先月の15日には、ご案内のとおり、環境庁と県につきまして要望書を提出しております。
 そこで、策定懇談会に臨む市の姿勢でございますけれども、基本的には、これまでの議会でご答弁を申し上げたり、また市の広報にも掲載をさせていただいているとおり、市民の海を取り戻し、自然と共生するまちづくりを目指すとともに、21世紀の本市に住む市民の皆様、それから首都圏の方々が夢の持てるような有効な土地利用を検討してまいりたい、これが市のスタンスでございます。そこで、現在、市川二期埋立計画につきましての周辺環境につきましては非常に厳しいものがありますし、若干の明るい兆しが感じ取れるものの、長期化している経済状況の低迷、こういう背景があります中で、市川の二期の埋め立て、これを行うことにつきましては、採算性の問題、これも現実的に避けて通れません。また、三番瀬の環境を保全しながら浅海域での漁業を振興させるという大きな課題が横たわっております。
 その中で、今回特に予想される議論でございますけれども、まず1点目には、市民が海に親しむとともに、漁業環境の再生を図るための人工干潟の造成でございます。それから、行徳内陸部、市川塩浜駅の周辺地区、埋立計画地との一体となったまちづくりがございます。そしてなお、まちづくり支援用地の有効活用、これがございます。そして、策定懇談会のこれまでの経過と今後予定されますスケジュールを考えますと、今回の会議で一定の答えを見出す展開も考えられます。そこで、会議におきまして再度埋め立ての是非、そして京葉港と合わせた101haの埋立面積そのものにつきまして、さらに土地利用の必要性などが議論百出、こういうことは十分予想されます。そこで、市といたしましては、ご質問者の言われたとおり、これまでどおり誠心誠意本市の主張を各委員の皆様に伝えることが肝要であろうと考えますし、なお、当日、市長、そして、なおまた市議会の議長が出席をした中で議会の意思を表明すると伺っております。
 次に、2点目でございます。策定懇談会におきまして仮に計画が承認された場合、市は事業化に向けてどのような取り組みをしていくのか。これは差し当たりまして、今後、県環境会議での審議、そして事業主による環境アセスメントの実施、これが控えております。乗り越えるべきハードルはたくさんございますが、今回、県の基本的な計画が浮上すれば、本市といたしましては、来年度策定していくところの新総合計画に位置づけるということもございます。そして、豊かな水辺の町・行徳の再生というまちづくりの視点から、市民の皆様や企業の皆様の意見を聞きながら、庁内におきましてさらに内容を精査し、推考を重ね、土地利用計画に反映させていきたい、このように考えております。
 それから、県にも要望しておりますけれども、行徳のまちづくりという大きなテーマを実現するための方針と整備に対する考え方でございますが、1つには、埋め立ての計画地、JR市川塩浜駅周辺と行徳内陸部を一体とした自然と共生するまちづくりを進める。2つには、現在、旧江戸川沿線のまちづくりといたしまして、常夜灯周辺などの整備方針でございます。既に検討を始めておりますが、さらに旧江戸川を含めた江戸川の舟運復活構想など、海の回生を行いながら、豊かな水辺の町・行徳の再生を図る、こういうことがありました中で、具体的な整備でございますが、土地利用に関しましては、市が主体的に活用が図れる可能性を持ったまちづくり支援用地の確保と利用計画、また、公園緑地用地の確保及び行徳近郊緑地特別保全地区との連携、そして下水道終末処理場の整備と上部利用、なお、広域幹線道路の整備、加えて、漁港及び漁港関連施設用地の確保と整備などがございます。次に、海域の環境でございますが、漁業環境の再生と直立護岸の整備、解消がございます。
 このように多くの項目につきましては、ご質問者もご指摘のとおり、本年7月に立ち上げましたプロジェクトチームを活用しながら検討をしております。そして、この二期計画を事業としてステップアップをさせていくためには、何よりも多くの市民の皆様のご理解、それから市民の皆様が望む事業計画づくりを早急につくり上げていくことが重要なことだろうと考えております。そのためには、三番瀬に関心を持っていただくことと、海の現状を知っていただくこと、また、この事業計画の内容等につきまして周知に努めるため、現地視察を実施したり、広報にも記事を掲載してまいりました。最近におきましては、市民と一緒になりまして塩づくりやシンポジウムを開催したり、先月の21日の日曜日には1,000人を超える多くの方々が参加をした中で、大変反響の大きかった三番瀬クリーンアップにも市が共催するなど、地道な活動を進めております。今後とも、この事業の推進化に当たりましては、計画の青写真づくりと同様に、市民の皆様の合意形成は大きな重要課題と受けとめております。そこで、いろいろな方法で各方面から意見をくみ上げながら、また周知に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 以上をもってお答えとさせていただきます。
○議長(山口龍雄君) 保健部長。
〔保健部長 赤荻静男君登壇〕
○消防局長(安西幸生君) 消防職員の安全確保と火災事故等が発生した場合の消防としての対策についてお答えいたします。
 まず、消防職員の安全確保についてでございますが、放射性物質の災害に対応するための保護器具といたしまして、放射能防護服が18着、放射能測定器が7台、放射線の線量計が14台をそれぞれ装備しております。また、空気呼吸器は隊員すべてが装着できる数をそろえてございます。このほか、放射能物質の教育といたしましては、平成6年に東京大学の原子力研究所の助教授を講師に、消防職員の教養を向上させるために、放射線の基礎知識や放射性物質の輸送等についての講義をいただいておりますけれども、現在の対策をよしとはせずに、今後もさらに研究を重ねまして、安全性には十分力を注いでまいりたいと考えております。
 次に、火災事故等の発生の場合の対策ですけれども、まず、広範囲に警戒区域を設定いたしまして、市川市消防警防規程に基づき消防活動を行うことになっておりますけれども、放射性物質そのものに注水しますと汚染水となって被害を拡大するおそれがございますので、注水はせず、周囲の建物等に消火活動を行いまして、延焼の汚染の防止拡大を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(山口龍雄君) 道路交通部長。
○道路交通部長(鈴木義輝君) 公用車利用についてのお尋ねにお答えいたします。
 公用車利用の場合、バス事業者によります路線バスのような定期的な路線の運行は難しいかと思われます。また、公用車の団体利用の方法で可能かどうか、関係課と協議してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上でございます。
○議長(山口龍雄君) 学校教育部長。
○学校教育部長(桧山貞雄君) 教員としてのあり方、資質についてのお尋ねでございます。体罰につきましては、教員としての指導の範囲を逸脱したものであり、教員としての責任と誇りを忘れた行為と言わざるを得ません。しかしながら、教員として児童生徒の望ましくない行為に対して指導できないようでは、学校の中で多くの子供たちの学びを保障できません。悪いことは悪い、だめなことはだめという毅然とした態度で接することも必要であるというふうに考えております。市川市教育委員会としましては、教職員の研修等を通しまして、子供たちへの深い愛情と包容力、心の痛みを感じ取る鋭い人権感覚を身につけた教師の育成に努めてまいりたいというふうに思います。
 以上でございます。
○議長(山口龍雄君) 鈴木啓一君。
○保健部長(赤荻静男君) 墓地問題に対するご質問にお答えいたします。市川市霊園は、公園墓地として昭和35年都市計画決定され、現在の計画面積全体で37万9,900平方メートルとなっております。開設は昭和37年10月でございまして、以来、計画面積の66.5%に当たる25万2,922平方メートルの用地を確保し、1区から13区まで合計1万4,441区画の墓地を造成しております。これらにつきましては、平成11年度の13区94区画の返還墓地を含めました募集をもちまして、すべて募集済みとなっております。今後の造成計画ということでございますが、都市計画決定区域内の計画用地は126haでございますが、土地所有者の意向や、あの大町の自然環境の保全などの観点から、用地の確保も相当困難な状況にありますことで、現段階では、未買収地126haの土地については、具体的なものとはなっておりません。
 このため、公営墓地の将来検討を行うために、市民アンケート調査を行いました。このアンケートは、20歳以上の市民2,000人を無作為抽出で、回答は931件、回答率46.6%となっております。設問の中から主な何点かについて申し上げますと、現在利用できる墓地の有無について、ありが559件、60%、なしが364件、39.1%となっております。また、墓所の区分では、市川市霊園が87件、15.6%、他市等の公営霊園74件、13.2%、民間霊園120件、21.5%、寺院墓地252件、45.0%となっております。また、墓地を必要とするかについては、364人中、近い将来必要が172件で47.3%、わからないが151件で41.5%となっております。そのほか、価格、面積、形式等の設問では、50万から100万未満が61%、また面積では3から4平方メートル42%、形式では、芝生、プレート、壁面式などの新型が49.3%のトップとなっております。このような結果から見ますと、将来的には、市民の方が3から4平方メートルの墓地を、また50万から100万程度で希望していることがうかがわれます。しかしながら、用地にはいずれも限界がございます。これからの墓地の需要と供給のバランス、また新型墓地による限られた面積の有効利用を図るとか、合葬方式の墓所を検討するとか、将来計画のあり方について引き続き検討してまいりたい、このように考えております。
 次に、浦安市民病院に対するご質問にお答えいたします。
 浦安市民病院における患者の待ち時間につきましては、これまでにもご指摘があり、改善が進められてきております。現在の状況といたしましては、診療の曜日や時間帯、疾病別により大きな時間差がございます。一般的には、休みの前後が比較的患者数が多く、また、特に内科の消化器外来、糖尿病外来等は1人当たりの診療時間が比較的長いといったこともございまして、待ち時間も長くなる傾向がございます。待ち時間が長くなる原因といたしましては、1つには、患者が受診する科の患者数が多いこと、2つ目には、幾つかの科を併診している場合があること、そのほか検査等があり、総体的に長くなることが考えられます。
 これまでの病院の対応について申し上げますと、第1点目としては、再来患者の受付窓口の混雑を緩和するため、自動再来受付機4台を昨年10月から設置し、受け付けの迅速化、公平化に努めております。第2点目としては、外来患者に対する薬剤を、平成10年11月から内科を、11年1月から全科にわたり院外処方にすることにより、薬歴管理、服薬指導の充実のほか、待ち時間短縮が図られております。第3点目としては、各科が個別に実施していた採血、点滴を本年10月より中央採血室を新設してまとめたことで、各科における診療の円滑化を図っております。4点目としては、患者が多く、最も混雑している内科外来の診察室を3ブースから5ブースに平成11年11月より増設しております。このほかにも、特殊外来の充実に努め、午後の診療の拡大の検討をしているとのことであります。
 次に、駐車場の状況を申し上げますと、病院の本館前に41台、西側に位置する第2駐車場に48台のスペースがあり、合計で89台分が確保されております。この第2駐車場は、病院入り口付近の道路が渋滞し、利用者や付近の住民の方にご迷惑をかけているということで、平成5年4月に民有地を借り上げて駐車場としたものです。大分混雑が解消されたと伺っておりますが、具体的な解決に至っていないため、病院としては、ご質問のありました付近に第3駐車場となり得る借り上げ用地の確保に努力をしておりますが、現在のところ、病院の付近に適切な駐車場用地が見当たらないのが現状でございますので、引き続き検討しているとのことでございます。ご理解のほどをお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(山口龍雄君) 経済部長。
〔経済部長 千坂洋三郎君登壇〕
○高齢者支援部長(上原紀久男君) 医療福祉行政についてのうち、2番目の介護保険制度上の法定サービス以外の市のサービスについての今後についてお答えいたします。
 ご承知のとおり、介護保険制度上でのサービスは、介護保険等にかかわるすべてのサービスを網羅しているわけではございませんで、さまざまな保健福祉サービスの中でもより重要で基本的なものとされており、在宅に関する給付として15のサービスが、施設に関する給付として3つのサービスが規定されておるところでございます。介護保険制度が実施されるに当たりまして、この介護保険制度上の保健福祉サービスの利用状況がどう推移するのか、基盤整備の充足見通しはどうか。また、お尋ねの法定サービス以外で市が実施してきたサービスを今後どう位置づけていくかなどを検討するために、本年5月、保健と福祉のプロジェクトを組織いたしまして、延べ16回にわたって、これらを多角的、横断的に検討してまいったところでございます。
 現在、介護保険の法定サービス以外の市のサービスといたしましては、代表的なものを申し上げますと、訪問給食サービス、紙おむつ配布サービス、寝具乾燥サービス、ねたきり老人理髪サービス等々でございます。プロジェクトでは、これらのサービスの1つ1つと、また、その関連につきまして検討してまいりましたが、これまで市が独自に行っている福祉サービスは、介護保険実施後もなお、制度上のサービスと同様に介護が必要な方あるいはその家族にとって大変重要なものと、基本的な位置づけが確認されたところでございます。
 したがいまして、介護保険で要支援、要介護に認定された方でも、必要に応じ、双方のサービスを上手に組み合わせて活用していただき、さらに、非該当となった場合でも、必要に応じ、市のサービスであります生活支援や介護予防のためのサービス、あるいはボランティアの支援等を利用していただくことで、自立度を低下させないで、より快適な生活を送っていただけるものと考えております。今後は、それぞれのサービスの事業効果や公平性、さらに利用者にとっての使いやすさ、こうした観点から、所要の見直し、検証を行いながら、国の特別対策等の動向とあわせまして、平成12年度も継続して実施していく方向で検討をしているところでございます。ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(山口龍雄君) 鈴木たかよし君に申し上げますが、3点目の浦安市川市民病院に関する再質問でございますが、ご指摘の手術後の患者の医療の現場の問題、あるいはまた医薬分業に絡む問題等は市の事務とは議長は認められません。したがいまして、副管理者である市長、あるいは出ております助役、担当部長がおります。また、この議員の中には現在の病院組合の議長、議員もおられます。私もかつて経験をさせていただいた者でございます。それぞれの立場でご意思をよく伝えますので、答弁はひとつお許しをいただきたいと思います。
〔鈴木たかよし君「はい、わかりました。それは結構です」と呼ぶ〕
○議長(山口龍雄君) 部長に申し上げますが、買収済み、造成前の土地の計画について質問していますから、端的にお答えください。
○議長(山口龍雄君) 経済部長。
○鈴木たかよし君 保健部長、あなたの答弁はわざとはぐらかしているんですか。だって、私は明年度からの造成計画について説明をしてほしい、こういうお願いをしているんですよね。だけれども、そのことについては1つも触れない。ということは、もうあの残地は墓地として使わない、こういうことになるんですか。しかし、あれは墓地公園法でちゃんと都市計画をとっていますから、今の段階でほかの用に供するといってもできないですよ。もう墓地行政はやらないというのなら、それなりに市民に明らかにしなければなりませんね。市民は来年は何とか抽せんで当たるだろう、そういう期待をしている人たちがおります。今年度の抽せんに漏れた人たちですね。したがって、そういう人たちのためにも、何か保健部長の話だとちっともわからぬのですよ。どう説明すればいいんですか。保健部長が無理だというのなら、市長か助役にお答えをいただくしかないんですけれども、市長もせっかくここまでいろいろやってきて、突然墓地はやらない、こういうことになると、これは市長にとっても余りいい結果にならないんじゃないかと思いますので、これ以上言いませんけれども、[「おどかししたりして」と呼ぶ者あり]いや、おどかしているわけじゃなくて、事実そういうことなので、私が納得できるような、単純に申し上げているんですから、単純に答えてください。
 それからあと、山口議長からご指摘をいただきましたが、浦安市川市民病院については、議員の皆さんを何か批判をするというようなことではございませんので、そういうふうにお受け取りいただかないようにお願いをしておきたいと思いますし、それから、私が申し上げたような事態があるということも、最大限ひとつ確認をしていただいて、改善をしていただきたい、実はこういうふうに思います。それだけ申し上げておきます。
○議長(山口龍雄君) 1点ですね。
 保健福祉局長。
○議長(山口龍雄君) 鈴木たかよし君。
○鈴木たかよし君 もっともらしいような理屈なんだけれども、私が申し上げているのは、いつ、いわゆる年度別にどうなるんだということを聞いているわけで、あなたが言うような事実がもしあるとすれば、そういう事実を踏まえて、じゃ、いつごろ考えるのかとか、そういうものがなければ市民は納得しませんよ。その点、どうなんですか。もう1遍正確に言ってください。
○議長(山口龍雄君) この際、暫時休憩いたします。
正午休憩
午後1時4分開議
○保健部長(赤荻静男君) 発言の訂正をお願いいたします。先ほど鈴木たかよし議員に対する答弁中、浦安市川市民病院と申し上げるべきところを、浦安市民病院とご答弁いたしましたので、よろしくご訂正のほどお願いいたします。
○副議長(金子 正君) 以上のとおり発言の訂正を許可します。
 次の質問者、松本こうじ君。
〔松本こうじ君登壇〕
○松本こうじ君 会派みらいの松本こうじでございます。通告しました大きく3点につきまして、順次質問をさせていただきます。
 平成10年度の決算討論におきましても賛成の立場でやらせていただきました。その中でもお話をさせていただきましたが、我が国の経済情勢は大変厳しい状況にあると思います。長いトンネルを抜け出しつつあるとは思いますが、その中で、市川市の財政におきましても、市税の減収、それから市債の償還、また数度にわたります減税政策におきまして、いろいろな形で財政の圧迫を起こしているように思われます。また、何よりも私は義務的経費の増大がこれに起因しているのではないかなと考える1人であります。
 その中、千葉市長が就任以来、行財政改革はもちろん、機構改革、そして市の職員の徹底した意識改革を進められている一方、市民には積極的に情報提供を行い、行政と市民が一体となっての財政健全化に努めていただいているところだと思います。本議会でも市長の行政手腕について、傲慢、それから強権というようなお話がありましたが、このような厳しいときだからこそ、使用料の問題、手数料の問題、それから学校給食の一部委託化の問題におきましても、市民の目線に立って、市民のために強いリーダーシップをとらなければいけないときもあると思っている次第であります。その勇気に対しまして、また決断に対しまして敬意を表するところであります。
 私は、厳しい財政とはいえ、市民サービスの停滞をさせることはできないと思いますし、市民にとって何が必要の高い施策なのか、最も優先すべく施策として、やはり社会保障制度をしっかりすることが大事であります。福祉、医療、教育等の充実を図るとともに、今、世界的な規模で問題となっております環境やごみ問題、そして、それに伴います循環型社会の構築をしていかなければならないと思っております。そして、本市においては、数多くの議員の方からもお話がありますように、道路、鉄道、下水道、そして治水対策等のインフラ整備が大きくおくれている現状があるといういろいろのご指摘もあるわけでありますけれども、そのようなことを踏まえながら、北千葉鉄道、リサイクルプラザ、そしてスポーツ施策について質問をさせていただきます。
 まず1点目としまして、北千葉鉄道の実現の可能性と今後の取り組みについてであります。
 私たちのこの市川市の交通網の形態は、鉄道におきましてはJR総武線、そして京成線、営団地下鉄東西線を中心にしまして、南はJR京葉線、そして北は武蔵野線、そしてまた北総線と、すべての路線が東西の横軸の線形になっております。また、道路におきましても同じことがあるわけです。国道14号線、それから高速道路京葉線を中心にしまして、高速道路湾岸線、国道357号線、そして北になりますと県道市川松戸有料道路、そして産業道路までが、これにおきましても鉄道と同様に横軸の線形にあるわけであります。このことからもわかりますように、私たち市川市の交通網の形態は、東西線形の整備は進んでいますが、南北線形の整備は大きくおくれている現状があると思います。さきに述べましたように、特に本市の道路交通についてでも言えるんですけれども、南北の幹線道路の形態が良好でないために、交通渋滞が慢性化していることもあります。道路を利用される市民の方々から、都市計画道路3.4.18号の貫通整備と外環道路の整備の早期実現を求められる声も私の方にも相当入っているわけであります。そして、北千葉鉄道の開通により、これらの道路の路線の利用者も減少し、幾らかでも渋滞の解消につながればというふうに思っているわけであります。
 あと、この北千葉鉄道整備を行うことによりまして、本市の北西部におきましては都市整備が大変遅れている面もあるわけであります。下水道整備におきましてはもうゼロ%という状況の中で、この北千葉鉄道並びに3.4.18号におきましても果たす役割は大変大きなものと思うわけであります。何より鉄道の整備は、市民の時間的利益を考えますと、後世代の方々にとって負の財産ではなく、真の財産となることは間違いないわけであります。このような立場で、過去にこの問題におきまして議会で幾たびと質問をさせていただきました。しかしながら、いまだに具体的な形が見えておりません。
 そこで、お伺いをさせていただきます。前回の6月定例会の答弁では、6月に運輸政策審議会の中間答申、そして11月か12月には答申があるとお伺いをしておりますが、行政側から何ら説明がありません。どのようになっているのか大変心配をしているわけであります。そこで、運輸政策審議会の審議状況及び北千葉鉄道の実現の見通しにつきましてお聞かせをいただきたいと思います。そして、地元市として北千葉鉄道の実現化に向けた誘致活動をさらに積極的に展開していく必要があると私は思っておりますが、どのようにお考えでありますか。以上、2点についてお聞かせください。
 次に、リサイクルプラザの市民の活用の現況についてであります。
 家庭で不要となった家具やベビー用品を展示するとともに、不要品の情報の提供や不用品そのものを市民に利用していただき、資源のリサイクルを図る施設として、このリサイクルプラザが整備されたと思います。そして、市民の方々に物の大切さを知っていただく、そして、市民が直接不用品に触れたり、修理や修繕をする機会を提供するばかりでなく、リサイクルに関する研修や、そして会合、さらにリサイクルに関する情報を市民に提供し、資源の有効利用の促進を図られていると思います。今までは無料でお譲りをしていましたリサイクル品を、この11月より社会福祉協議会に経営を移譲され、有料販売するようになりました。
 そこで、質問させていただきますが、10月までは月1回の抽せん会で市民の方にこのリサイクル品をお譲りをしていたわけでありますけれども、有料になってから市民の利用の状況が変化があるのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。
 次に、リサイクルプラザでは研修や会合を開いておりますけれども、内容を教えていただきたいと思います。
 3点目としまして、家具の修理活動室があると思いますけれども、私が幾たびか行かさせていただいている中では、活動をやっている状況が見られなかったんですが、この活動室の利用状況をお聞かせいただきたいなと思います。
 最後に、スポーツ施策についてであります。
 スポーツのあり方は、時代とともに変化してきております。今日、私たちが享受している社会の豊かさは、単にスポーツをするしないではなく、テレビや競技場で観戦したり、そしてスポーツに関心を寄せ、スポーツについて語り合い、健康の維持増進を図るだけにとどまらない、人と交流を深めるとともに、多様なかかわりが可能であるというふうに思っております。先般、多くの市民に感動を与えつつ閉幕しましたサッカーのワールドカップフランス大会や、2年前におきましては私たちの日本長野県で冬季オリンピックを開催し、同パラリンピックにおきましても本当にいろんな形で感動を与えていただいたと思っております。スポーツとは、単にやるだけではなく、サポートする活動もございます。そして、障害者の方が本当に懸命に頑張っている姿を見て感銘を受けた1人であります。そして、障害に関係なく、年齢や性別、心身のハンディキャップ、そういうものにこだわらない、生涯を通してスポーツを楽しみ、自分のライフステージに合わせてスポーツにかかわるようになりつつあるわけであります。一言で言えば、だれもが自分のスポーツライフを考えていく時代に入ったと言えるのではないかなと思います。また、21世紀を目前にした今日、余暇時間の増大とともに、市民のスポーツ活動がますます盛んになってきております。そして同時に、高齢化、少子化する社会において、市民が健康を維持し、子供の健全な発達を保障する上でスポーツが果たす役割というのは重要なものがあると思っております。
 また、さらに国際化、情報化、高度化におきましても、社会の仕組みがいろいろ、お仕事をやっていらっしゃる方におきましてはストレスがたまったり、そういうような問題も、スポーツをやることにおいて解消するということも言われておりますし、その期待が寄せられているところであります。そして、今後のスポーツは、市民の生活の一分野として、社会経済を担う1つとして重要な位置づけがあると予想されますが、まず、市川市におきまして、スポーツ施策にどのように取り組んでおられるのか、基本的な考えをお聞かせをいただきたいと思います。このスポーツの問題というのが、ちょっと私の方も議事録を見させてもらいましたが、一般質問の中でもなかなか取り上げがなかったもので、行政側のスポーツに対する姿勢をお聞かせいただきたいと思います。
 答弁によりまして再質問させていただきます。
○副議長(金子 正君) 松本こうじ君に対する理事者の答弁を求めます。
 道路交通部長。
〔道路交通部長 鈴木義輝君登壇〕
○道路交通部長(鈴木義輝君) (1)北千葉鉄道の実現の可能性と今後の取り組みについて、2点のご質問にお答え申し上げます。
 まず、第1点目の運輸政策審議会の審議状況及び北千葉鉄道の実現の見通しについてでございますが、ご案内のとおり、運輸政策審議会は運輸大臣の諮問に応じて総合的な輸送体系充実のための基本的政策及び計画の策定等について調査、審議しまして、必要と認める事項を運輸大臣に建議、答申する諮問機関でございます。現在、運輸政策審議会には、実質的な調査、審議機関として5つの部会が設置されておりますが、平成10年11月25日付で諮問された東京圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備については、このうちの地域交通部会及びその下部組織の小委員会において調査、審議することになっております。これまでに地域交通部会4回と小委員会が約20回ほど開催されまして、自治体等から整備要望のあった鉄道、新交通システム等約200路線のうち96路線が検討対象路線として調査、審議されました。このような中、ことし6月22日の第3回地域交通部会におきまして、検討内容に関する中間取りまとめが発表されました。計画策定に当たっての基本方針や最終答申を待たずに、早急に整備すべき路線等に関する提言がなされ、さらに、その後の審議では、北千葉鉄道を含む59路線について一定の評価手法に基づいた費用対効果等の検討が行われたとのことでございます。なお、当初、この調査、審議に関する答申は本年中に行われる予定でしたが、最終的な取りまとめに多少の時間を要することから、来年1月中旬ごろに答申の見通しと発表されております。
 次に、第2点目の地元市として北千葉鉄道の実現化に向けた誘致活動をさらに積極的に展開していく必要があるのではないかというお尋ねでございます。
 これまでに市では関係機関との連携を図りながら、北千葉鉄道の早期実現に向けたさまざまな検討、調査や要望活動を実施してきましたが、特にことし9月3日には市川市長が会長を務める千葉県西部北総地域鉄道建設促進期成同盟が、県の島崎副知事にも参加をいただきまして、構成8市町村の首長とともに、運輸大臣を初めとする国の関係機関及び地元選出国会議員の方々に陳情活動を実施したところでございます。続く9月9日には、沼田千葉県知事が、北千葉鉄道を含む県内の鉄道整備促進について直接運輸大臣に要望を行いまして、さらに11月9日には、県議会議員や地元選出国会議員の方々と市川市、鎌ヶ谷市並びに千葉ニュータウン地区市町村の首長、議長等が要望活動を実施いたしまして、運輸大臣、運輸政務次官などの関係者に北千葉鉄道の実現を直接要望いたしました。このような地元からの積極的な要望活動などに対し、運輸省関係者からは、北千葉鉄道に関する地元の熱意は十分に認識しているとのコメントがございました。さらに、運輸政策審議会におきましても、北千葉鉄道についての関係自治体の強い要望について一定の評価が加えられているとのことであります。
 ご指摘のように、北千葉鉄道の建設促進について、地元団体等からさらなる要望が出されることは心強いことと考えますが、先ほども申し上げさせていただきましたが、運輸政策審議会の審議状況も最終取りまとめの段階に入り、間もなく答申が行われる見通しとのことですので、現状では、今後の事業化推進のための課題検討に集中していくべきではないかと考えております。
 以上でございます。
○清掃部長(山下佳久君) リサイクルプラザの市民の利用状況についてお答え申し上げます。
 ご案内のとおり、本市のリサイクルプラザは、市民がごみ問題やリサイクルに関する知識を学んだり、身近に再生不用品に触れて物の大切さ等を習得し、また、日常生活の中でごみの減量、資源化に積極的に取り組んでいただく機会を提供するリサイクル活動の拠点施設として、平成7年6月に開設した施設でございます。主な事業といたしましては、再生不用品の展示販売、市民相互のリサイクル情報の提供、市民のリサイクル活動の場の提供、リサイクルに関する講習会等の開催などを行っております。中でも重要な事業は再生不用品の展示販売でございます。これは、市民から大型ごみとして出される再生可能な不用品、特に家具類やベビー用品、スポーツ用具などを引き取り、修理、再生した後、市民に再利用いただく事業でございます。この事業は、今年10月までは再生不用品を展示して、毎月1回抽せんにより市民に無償で提供してまいりましたが、11月からは再生した不用品を社会福祉法人市川市社会福祉協議会に無償で譲渡し、これを同協議会がリサイクルプラザ内の展示コーナーと市川駅南口アーケード内にあるリサイクルショップで販売し、その収益金を社会福祉事業に活用しているものでございます。
 お尋ねのリサイクルプラザの利用状況についてでございますが、初めに、来館者数を申し上げますと、平成9年度は約3万6,500人、平成10年度は約4万6,000人、平成11年度は11月末現在で約3万4,000人となっておりまして、これを1日当たりの平均来館者数にいたしますと、平成9年度は124人、平成10年度は156人、平成11年は11月末現在で170人となり、毎年プラザをご利用いただく方は増加の傾向にございます。なお、10年度の来館者数を平日と土曜、日曜日に分けてみますと、1日当たりの平均値で平日は91人、土曜、日曜日は278人と、土曜、日曜日は平日の3倍強になっております。また、再生不用品の販売前と販売開始後の状況を見ますと、1日当たりの平均来館者数は、4月から10月まで162人、11月からは227人と、開始前に比べ大幅に増加しているところでございます。
 次に、不用品の再生事業でございますが、リサイクルプラザでの市民の方々への無償譲渡点数は、ことし4月から10月まで569点を提供しております。また、社会福祉法人市川市社会福祉協議会が開店しました10月の販売状況でございますが、リサイクルプラザで販売点数が378点、売上金額は105万6,500円で、市川駅南口アーケード内のリサイクルショップで316点、53万円、合計で694点、158万6,500円で、1点当たりの販売金額は2,286円でございます。また、来店者数は2店舗で1日当たり平均216人と聞いております。
 次に、市民相互のリサイクル情報の提供に関する実績でございますが、この事業は、家庭内等で不用になった製品を無償もしくは有償で市民相互間でリサイクルしていただくもので、リサイクルプラザがその橋渡しを行っております。主な情報提供品としては、家庭電化製品を初め、家具類、ベビー用品、趣味用品等がございます。平成10年度は情報提供件数428点に対し、成立件数は226点、成立率で52.8%になっております。また、リサイクル広場では民間団体やリサイクルプラザ、私どもが主体となって、毎月2回から3回、ほとんど日曜日でございますが、フリーマーケットを開催しております。開催実績は、平成10年度が28回、平成11年度は11月末現在で20回となっております。
 次に、利用者がみずから備えつけの器具を使いまして家具等を修理して再生する活動室の利用状況でございますが、現在、市民の方々からのご提供いただきました不用品の修理、再生の工房として使用させていただいております。このほか、研修室では、ラップのしんを使ったペン立てやペットボトルのロケットづくりなど、リサイクル講座を開催したり、また図書やビデオの貸し出し等も行っており、市民の利用者へのリサイクル意識の高揚を図っているところでございます。
 以上でございます。
○生涯学習部長(普光江茂雄君) スポーツ施策に対します市川市の基本的な考え方につきましてお答えをさせていただきます。
 自由時間の増大や、またライフスタイルの多様化、そして高齢化、そして、それらに伴いまして社会環境が急激に変化をしているわけでございますが、このような中で、豊かさとゆとりを感じられる、そのような生活が求められているところでございます。このような状況の中で、自己実現を得ることができますスポーツ・レクリエーション活動への興味、そして関心が高まるとともに、日常生活において実践をする人々がふえ、国の調査によりますと、1年間にスポーツを行っている人の割合は、平成9年度でございますが、72%にも達していると言われているところでございます。ますますその価値が高まってくるのではないかというふうに考えているところでございます。
 本市におきましても、市民の健康づくり、そして体力向上を目指しまして、生涯スポーツの観点から、スポーツの一層の普及、振興、そしてスポーツ施設の整備、充実を図っているところでございます。生涯スポーツ活動の推進事業といたしましては、私ども、いつでも、どこでも、だれでもが気軽に楽しめます生涯スポーツを目指しまして、市内13地区から成っております85名の体育指導委員の皆様のご協力によります地域での活動、そしてまた、35団体から成ります体育協会の皆さんの活動を中心といたしまして、普及、振興、また実践を図るべく、地区レベル、また市域レベルということで各種スポーツ教室、また大会、行事等を行っているところでもございます。主な事業といたしましては、子供さんから高齢者までを対象といたしまして、体力づくり教室、また親子でともに楽しみながら覚えていただくという水泳教室、また学校週5日制によります自由時間活用スポーツ教室など各種のスポーツ教室、そしてまた、市民軽スポーツフェスティバル、体育の日の記念行事、元旦マラソンなどなどのスポーツ行事を、そしてまた、学校プールの開放を積極的に行ってきているところでもございます。
 これら事業への平成10年度の市民の参加状況でございますが、スポーツ教室には2万6,756名の方の、大会行事には1万5,064名の方々の、そしてまた学校プール開放におきましては9,501名など、合わせまして5万1,321名という市民の皆さんの参加をいただいたところでもございます。中でも学校週5日制に向けまして、平成8年度から、全国的にも珍しい市川市独自の事業としてスタートさせていただきました、子供たちを対象といたしました自由時間活用スポーツ教室、これが文部省で編成をいたしております「文部時報」8月号にも取り上げられ、絶賛をされているところでもございます。
 また、スポーツ施設でございますけれども、今後ますます高齢化が進む中で、生涯を健康で過ごしていただくためにも、スポーツ活動の場を地域でいかに確保していくかということが大きな課題となっているところでもございます。まとまった用地を購入することが非常に難しい状況でございますが、地域の皆さんのご協力をいただく中で、遊休地の借り上げ等にも努めているところでもございます。また、スポーツセンター、市民プール等々につきましても、老朽化が進む中ではございますが、市民サービスを損なうことがないように、危険度等を最優先ということでございますけれども、維持管理に努めているところでもございます。
 いずれにいたしましても、ご質問者もご案内のとおり、スポーツは健康づくり、体力づくりだけではなく、楽しみ、すがすがしい汗をかくことによる爽快感、そして仲間の輪を広げるなど、その活用ははかり知れないと考えているところでございます。急激な高齢化が進む中で、保健医療対策、いわゆる守る健康施策とともに、生活の中にスポーツを取り入れ、楽しみながら健康づくりを図っていくという、つくる健康という方向で、今後ますます重要となってくるのではないだろうかと考えているところでございます。このようなことによりまして、健康で明るく、そしてまた豊かな活力に満ちたまちづくりの実現につながってくるものだと考えております。今後とも、さらにスポーツの果たす役割を認識をいたしまして、事業の実施とともに指導者の育成、確保に努めまして、生涯スポーツの推進に向けてさらに取り組んでまいりたい、このように考えているところでございます。
 以上でございます。
○学校教育部長(桧山貞雄君) 児童生徒の体力につきましては、ご質問者のおっしゃるとおり、市川も全く同じ傾向にございます。市川市の公立小中学校の児童生徒の体力向上、あるいは健康保持、増進の施策につきましては、平成9年度に市川市として独自にスポーツライフプランというものを策定いたしました。これは、学校現場の自主的な活動を支援しながら、計画的に児童生徒の体力を高めていこうというものでございます。具体的には、スポーツテストのデータ処理あるいは児童生徒のライフスタイルの調査、そういうものを実施しながら、体力向上推進協議会   これは行政関係と学校関係者、体育関係者でございます   の中で、各学校ごとの課題あるいは成果等を確認して、学校ごとで課題を持って取り組んでいくというようなシステムでございます。実際に具体的に学校の中でどんなことをやっているかと申しますと、まず、体力向上といいますと、正課体育の中でございます。これは昔はよく、どちらかというとやらされる体育というような形でやってまいりましたけれども、今ではさまざまな条件整備をしまして、子供たちが1人1人課題を持ってその運動に取り組んでいくというようなことをやっております。それから、正課以外の体育では、スポーツや外遊びに親しみやすいように条件整備をしながら進めております。具体的には、例えば業間の時間というのがありますが、これが大体今まで20分ぐらいだったんですけれども、それを30分に延長して、その中で外遊びを進めていく。あるいはいろんな体育器具を置いて外で遊びましょうというふうにやっていく。あるいはロングの昼休みを設けまして、その中で集団的な遊びを取り入れていく。あるいは体力づくりの頑張りカードみたいなものを各学校でつくりまして、それに従って各課題を持ってやっていくというようなことでございます。
 それからあと、部活関係につきましても……。(松本こうじ君「部活は時間がなくて聞けなかったので結構です」と呼ぶ) はい。以上でございます。
○副議長(金子 正君) 松本君。
○市長(千葉光行君) 質問の趣旨がちょっとわかりづらい点があるんですが、北千葉線のことからお話し申し上げれば、今、局長、部長がお話ししたとおりで、私も期成同盟の会長をやっているということで、国会にも何度かお伺いして、陳情をしてきております。そういう形の中で、まず答申をいただかなければどうにもならないということであります。また、答申をもらったからといって、位置づけられるだけであって、じゃ、それが完全にできるのかということになると、今度はまた別の問題があります。昭和60年のときにこの運政審がありました。そのときにはこの北千葉線は位置づけられておりませんでした。ですから、今度は位置づけられるだろうというように想像はできるわけであります。また、60年のときにAという、やらなければいけないというふうに位置づけられたものでも、今度までまたAという、この十何年間たっても手のつけられていないものがある。それは局長が今説明したように費用の問題、あるいは市川でしたら北総線あるいは武蔵野線との影響度の問題、さらには沿線に対するまちづくりの計画づくりとか、いろんな点があるわけであります。そういうものをかみ合わせながら、今後、この北千葉線については、私も会長としてできるだけの市川市の財産という形で鋭意努力してまいりたいというふうに考えております。
 また、スポーツ施設の問題でありますけれども、この問題に対しましては、今後また努力してまいりたいというふうに思います。
 以上であります。
○副議長(金子 正君) 街づくり部長。
〔街づくり部長 安藤典夫君登壇〕
○副議長(金子 正君) 市民生活部長。
〔市民生活部長 松丸 賢君登壇〕
○海津 勉君 最初に、公共施設の貸し出しに関する管理運営ということでありますが、国府台スポーツセンター、あそこを利用して、私もいろいろな大会で利用させていただいているんですが、閉館が午後9時ということで、ごく最近、あそこで利用者同士の多少のトラブルがありました。それは、前に使った利用者が観覧席を片づけなかった。ごみが散らかっていたということで、次に利用する人から文句が来まして、それで、その利用者同士でちょっと不愉快な思いをしたということでございます。今の体制で、ずっとあの体制でやってきたと思うんですが、たまたま過去にどういうトラブルがあったか私は知りませんが、閉館が9時で、夜は人数が二、三人でやっているということをお聞きしたので、あの広大な敷地を、火元の点検とか、それからそういう掃除とか、細かく言えばほこりまで見て、次に使う人に気持ちよく貸し出してあげるという体制がとれるのかなと。私は今まで何もなかったということが逆に不思議に思うくらいなので、そういう面、例えば今、職員数は新規採用をしていないので、高齢者   今は高齢者といっても元気ですから、そういう臨時職員などを雇って、使用料は値上がったけれども、今度はすごくきれいになったとか、サービスが基本的によくなったとかというのだったら、市民も納得をするところでありましょうが、逆にそういう問題が起きると、何だ、昔と変わらないんじゃないか、何で使用料だけ値上がったんだというような不満も出てきますので、ひとつそういう体制を生涯学習部長としてはどのようにお考えになっているのかお尋ねをいたします。
 それから、無料で貸し出している施設もありますが、私は無料ならいいことだと思いますが、たまたま今回、岩井清郎さんが団長をしておりますラグビーの施設が12月でそこを立ち退かなくちゃいけない。高谷にあるラグビー場なんですが、外環道路がそこへ入ってくるので立ち退かなくちゃいけない。それから、稲越のサッカー場もことしいっぱいで立ち退かなくちゃいけないということで、私もいろいろ見て回ったんですが、たまたま大町に広い野原、管理も何もしていない、雑草が生えていたんですが、そこを交渉してみたらどうかとスポーツ振興課長に申しました。何か借りられるということでありますが、その使用料はどういうふうになっているのかなと。私は、受益者負担という言葉がありますが、きちんときれいに、どこの市から大会に来てもすばらしいなと言えるような施設をぜひつくっていただきたいなと。それは多少の犠牲的応分の負担もいたし方ないと思います。そしてまた、そういうグラウンド整備をする場合は、市民の方々は機械も、そういういろんなやり方もわかりませんので、行政側にはそういう機械なんかも多少そろっているんじゃないかな。そのかかる費用に負担は私はいいのではないかなと思いますので、そこの大町の昭和学院、何か大学をつくるというような予定があったんですが、そこら辺のところをちょっと具体的にお示しいただきたいと思います。
 それから、中国分の京成電鉄の増発と、それから最終便の時間帯の延長でございますが、今のご答弁を聞いていると、何か本数のやりくりをして最後の方の最終バスを出す、少し遅く出すということなんですが、そうすると、間引きをしちゃうということなんですか。そういうふうにとれるんですが、それでは私が言っている意味の、あそこは障害者も一番率が高いですし、高齢者率も一番高い。それで、今物すごく、きょうあたりも寒くなっていますし、あそこで30分以上も、現在は30分に1本だと思うんですが、30分以上もたたずんでいたり何かしたら健康を害しますし、そして真夏の炎天下などは、すれすれに行くと先に走っちゃっている。バスの後ろ姿を見てまた30分待たなくちゃいけないというようなことは、大変社会的弱者に対する思いやりがないのではないかなと。だから、私、登壇したときに申しましたように、財政も大変厳しい折ですけれども、京成バスが採算が合わないとおっしゃるのなら、ひとつ助成金を出してでも弱者救済のためにやっていただきたい。そしてまた、基本的に社会的弱者救済ということを頭の中に入れていないと、そういう施策もできないと思うので、社会的弱者救済ということの基本的な考えについてお伺いいたします。
 それから、私は時々、道路交通部長に言うんじないんですが、この議会で質問しますね。年4回やりますね。そうすると、質問したときには、検討しようとか、前向きで考えていきますと言うんですが、その後、交渉したり何かして報告がないんです。今回もこうやって質問すると、いろいろとこうやってあります、こういうふうにやってきましたとか、経過報告があるんですが、全体的に今まで私が、キャッチボールじゃないんだけれども、ボールを投げると返ってこない、次の議会まで返ってこない。その間、交渉はしているんですね。普通、民間企業だったらそんなこと考えられないんです。経過報告は必ず伝えるわけです。そして、そうかと。では、もう少し頑張れとか、私もある人に頼んであげようとか、市長に私からも言っておくとか、じゃ、市長に直接言ってもらおうとか、相手の窓口はだれが出てきているんだ。じゃ、それだけの人が出てくるんだったら、こっちもそれだけの人が行って交渉すべきだというような、大して頭はよくないんですが、多少の知恵もありますので、そういう経過報告が私は必要ではないかと思いますので、できるだけひとつ、電話1本でいいんですから、こういう状態でありますとか、こういう結果でありましたとか、全体に言えることなので、ぜひそういうものをお示しいただきたい。
 それから、東場公園からの道路の整備と環境問題でありますが、要するに、あそこまで890mあるわけでありまして、あそこを今度は行徳野鳥観察舎から1周しろとかいう、それが丹藤さんあたりの考えですが、こういう状況下でありますが、とりあえず私は30m道路までの1つの一貫した道路の計画をつくっていただきたいということで、今回約800万の予算をつけて、東場公園の前だけ、そこだけをやったのでは、何かしり切れトンボで、またしばらくやらないで、あそこのところの周りは汚いし、そしてガードレールは焦げたようなガードレールが両方にありますね。何か火災に遭ったような町になっていますので、ですから、一貫したものをぜひデザインしていただきたいなと。あそこは、要するに危険だからとか、不便だからということじゃないんですね。やっぱり市川市の皆さんの知恵を出し合って、市川市のセンスのいい、そういう道路をつくっていただきたい。
 それで、部長さんは水路、水路と言っていますけれども、水路だって私はふたをすることはないと思うんです。もっと水路を利用すべきだと思うんです。なぜ暗渠にしているかというのは、私は排水路じゃないかと思うんです。そこら辺の見解をもう1度お聞きします。
 それから、私が言いました東場公園から30m道路の間に第二終末処理場がありますね。そのわきにやっぱり2mぐらいの水路があって、そのわきに道路がある。それで、終末処理場のところで、鉄のさくでストップされちゃうんです。だから、30m道路へ行けないわけ。しかし、そこの道路から延長してやれば、今工事をやってきれいになっているんです。だから、あそこを金網を、鉄さくを取っていただければ、そのままきれいな遊歩道として活用できると思うので、ぜひあそこも県と協議してやっていただきたい。そしてまた、実際に最近見ているかどうか知りませんが、最近、車が1台捨てられていますよ。若者が改造した車かな、車体が低いやつ、それが道路わきに、第二終末処理場のところに捨てられています。要するに、あそこでストップになっちゃっているわけでしょう。それで、みんな余り人が行かない、車も通り抜けないから、これからどんどん捨てられちゃうんじゃないかな。あの1台が、そしてまた、そこの終末処理場の前の水路、あれは個人的にみんな使っちゃっていますね。機材を置いたり何かして、何か工場の一部みたいに使っている人もいます。だから、汚い。ああいうところもぜひきれいにしていただいて、どういうふうにあそこをやっていくのか、県とどういう交渉をする予定があるのかお尋ねいたします。
 それから、自治会に行政側がいかに協力できるかということで、いろいろとパンフレットをつくったり、自治会長とコネクションをとったり、一生懸命やっているということはすごくわかるんですが、このパンフレットも4つですか、いただきまして、自治会に加入してくださいとか、あなたの参加で快適な生活環境をつくりましょうとか、まだ自治会に加入されていない方へとか、こうやっていろいろと骨を折っているということは物すごくわかるんです。それから、開発に対する建て売り業者、それから開発業者なんかにもこうやって出しているんですが、どうなんですか。加入率は年々上がっているんですか。こうやって一生懸命やっているのはわかるんですが。それからまた、市役所地域振興課までお願いしますと、みんなこういうふうに書いてあるんですが、地域振興課に問い合わせはどのくらいあるのかなと。そういうのが1つの目安になって、このパンフレットが有効かどうかということも推測できると思うんです。
 それから、これも資料をいただいた中で、先ほどの南行徳の方の加入率が大変悪い。平均すると46.2%だと。市川第1とか第2とか、あっちの真間とかというのは97%もあって、片やこっちは46.2%ですか。そういうことを考えると、46.2%に絞ってぜひ全力投球をしていただきたいなと。
 それから、加入率と投票率、もしかしたら一緒じゃないかなと思うんですよ。ですから、市民部長、投票率アップはあなたの双肩にかかっていると思いますよ。だって、北の方はそれだけ加入率が高いんですから、投票率もいいわけですよ。そうすると、加入させることが投票率につながるということは重要な使命を帯びていると思うんですが、そこら辺はどういうふうにお考えなのかなと。
 それから、要するに、自治会に加入してもしなくても日常生活にそんなに影響ないというところも1つあるんじゃないですか。それだから、防犯灯1つにしても、そこに加入していなくても、目の前に防犯灯が切れたらちゃんと直してくれる。そういうふうにやっていますよね。だから、日常生活に、何ら生活に支障がないということが一番欠点なのかなと、こうやって質問を出していろいろと勉強をしている中で思ってきたんです。
 そして、社会的風潮といたしまして、片やボランティア活動、ボランティア活動と一生懸命やっていますね。しかし、半面、こちらの新しい、若い人といいましょうか。半面、自分さえよければいいというような考えがあるのも、これも現状だと思うんです。だから、そういう人たちにどうして加入してもらうかということで、私は直接、これはカラーで随分お金をかけていると思うんですが、これはいいパンフレットだと思うんですが、転入してきた際に、住民票を出すときに、ここにちゃんと私はあなたの地域の何とかと書いて、囲いをしていいところがあるので、そこを、渡すときにぜひ声をかけて、あなたの住所はここですから、自治会はここですと。強制はできないと思いますから、ぜひ自治会にできたら入っていただきたいということを言葉でちょっと言うだけで、移転をするときに何かいろんな書類というか、いろんなお知らせみたいなものをいっぱいくれるらしいんですよ。その中の一部として入っちゃっているから、今はなかなかこういうものを読む人が少ないので、こういうものを読む人、そしてまた、自治会に加入されていない方へ、あなたの参加ということで、電話をかけてくるような人はもう入りますよ。どうしたら入るのか、入ってくれない人をやるにはやっぱり言葉だと思います。コミュニケーション、そういうことはどういうふうにお考えなのかお伺いいたします。
 以上です。
○議長(山口龍雄君) 道路交通部長。
○街づくり部長(安藤典夫君) 行徳のウォーキングトレール計画の件でございますけれども、この件につきましては、1周しますと4㎞、この中の東場公園を拠点といたしまして、先ほど申し上げましたように、住民の皆さんともども、この公園をどうするかという協議をずっと進めてまいりました。毎月毎月のように協議しまして、今回の発注となったわけでございます。今までの経過を申し上げますと、まずこの東場公園の改修の問題と、もう1点は水路の改修、もう1点はウォーキングトレールの4㎞にわたります公園と水路、公園と水路を結びます関係について協議してまいりました。10月には、ルート全体の素案でございますけれども、素案をつくってまいりましたし、事業推進の問題点についても協議を進めてきたところでございます。今回の拠点となります工事の発注となっております。
 それと、もう1点の水路の利用状況でございますけれども、先ほどお答え申し上げましたように、昭和40年代の区画整理事業の排水路でございます。そこで、これにつきましては、先ほど申し上げましたように、転落防止とか、それと環境対策の面がございましたので、蓋かけをし、現在の形となっております。確かに先ほどご質問がありましたように、ガードレール等は、私も見てまいりましたけれども、その当時のものというふうに思っております。今後またウォーキングトレールの中で考えてまいります。
 以上でございます。
○議長(山口龍雄君) 市民生活部長。
○議長(山口龍雄君) 終わりました。
 海津君。
○議長(山口龍雄君) 市長。
○議長(山口龍雄君) これをもって一般質問を終結いたします。
○議長(山口龍雄君) 起立者全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
 これより発議第12号異常なリストラ・解雇をおさえ、雇用を守るルールの確立を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山口龍雄君) 起立者少数であります。よって本案は否決されました。
 これより発議第17号衆議院比例定数削減に反対する決議についてを採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山口龍雄君) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。
○議長(山口龍雄君) 日程第11委員会の閉会中継続調査の件を議題といたします。
 各委員会において調査中の事件につき、委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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