更新日: 2017年6月19日

2017年6月19日 会議録

会議
午前10時開議
○松井 努議長 ただいまから本日の会議を開きます。


○松井 努議長 この際、暫時休憩いたします。
午前10時1分休憩


午前11時54分開議
○松井 努議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、常任委員及び議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の名簿のとおり、議長において指名いたしましたので、御報告申し上げます。
 次に、東京外郭環状道路特別委員の金子貞作議員、佐藤ゆきのり議員及び金子正議員から委員辞任の申し出があり、これを許可した結果、3名が欠員となりました。東京外郭環状道路特別委員に髙坂進議員、片岡きょうこ議員及び松永修巳議員を議長において指名いたしましたので、御報告申し上げます。
 次に、行徳臨海部特別委員の西牟田勲議員、増田好秀議員及び私、松井努から委員辞任の申し出があり、これを許可した結果、3名が欠員となりました。行徳臨海部特別委員に長友正徳議員、三浦一成議員及びかつまた竜大議員を議長において指名いたしましたので、御報告申し上げます。


○松井 努議長 日程第1各種審議会等委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。各種審議会等委員については、お手元に配付の名簿のとおり推薦いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松井 努議長 御異議なしと認めます。よって各種審議会等委員は名簿のとおり推薦することに決定いたしました。


○松井 努議長 この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。
午前11時57分休憩


午後2時10分開議
○松井 努議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、各常任委員会における正副委員長の互選の結果について御報告申し上げます。
 総務委員会において、委員長に中村よしお議員、副委員長に三浦一成議員、健康福祉委員会において、委員長に浅野さち議員、副委員長に秋本のり子議員、環境文教委員会において、委員長に金子正議員、副委員長に増田好秀議員、建設経済委員会において、委員長に田中幸太郎議員、副委員長に久保川隆志議員がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。
 続いて御報告申し上げます。議会運営委員会において正副委員長の互選の結果、委員長に稲葉健二議員、副委員長に宮本均議員が選任されましたので、御報告申し上げます。


○松井 努議長 お諮りいたします。この際、千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松井 努議長 御異議なしと認めます。よってこの際、千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定いたしました。
 これより千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松井 努議長 御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松井 努議長 御異議なしと認めます。よって議長において指名することに決定いたしました。
 千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員に浅野さち議員を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました浅野さち議員を千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松井 努議長 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました浅野さち議員が千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
 ただいま千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました浅野さち議員が議場におりますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
 この際、ただいま千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました浅野さち議員を御紹介いたします。
 浅野さち議員。
〔浅野さち議員登壇〕
○浅野さち議員 ただいま千葉県後期高齢者医療広域連合議会の議員として御推挙いただきまして、まことにありがとうございます。大変重要な責務かと思っておりますので、この2年間、市民のため、また、市川市議会を代表してしっかり務めてまいりますので、皆様の御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。(拍手)
○松井 努議長 この際、暫時休憩いたします。
午後2時14分休憩


午後2時59分開議
○松井 努議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第2議案第1号市川市職員退職手当支給条例の一部改正についてから日程第44報告第20号公益財団法人市川市文化振興財団の平成28年度決算及び平成29年度事業計画に関する報告についてまでを一括議題とし、報告いたします。
 お諮りいたします。報告第1号から報告第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○松井 努議長 起立者多数であります。よって報告第1号から報告第3号については提案理由の説明を省略することは可決されました。
 提出者から提案理由の説明を求めます。
 市長。
〔大久保 博市長登壇〕
○大久保 博市長 議案第1号から議案第22号まで及び諮問第1号につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
 まず、議案第1号市川市職員退職手当支給条例の一部改正については、雇用保険法の改正を踏まえ、同法に基づく失業等給付に相当する失業者の退職手当を拡充する必要があることから提案するものです。
 議案第2号市川市税条例の一部改正については、地方税法の改正に伴い、事業所内保育事業等の用に供する家屋及び償却資産等に対する固定資産税の課税標準の特定の割合を定めるほか、所要の改正を行う必要があることから提案するものです。
 議案第3号市川市都市計画税条例の一部改正については、地方税法の改正に伴い、企業主導型保育事業の用に供する固定資産等に対する都市計画税の課税標準の特例を適用させる措置を講ずる必要があることから提案するものです。
 議案第4号市川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、国の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の改正を踏まえ、特定教育・保育の提供の都度行うものとされていた受給資格等の確認を必要に応じて行うものとするとともに、当該確認を支給認定証のほか支給認定の区分等が記載された通知により行うものとする必要があることから提案するものです。
 議案第5号市川市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部改正については、児童福祉法の改正に伴い、引用条文の整備を行う必要があることから提案するものです。
 議案第6号市川市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、非常勤消防団員等に対する公務災害補償に係る補償基礎額について、扶養親族がある場合における加算額を改めるほか、所要の改正を行う必要があることから提案するものです。
 議案第7号市川市地域振興施設新築工事請負契約については、総合評価一般競争入札の結果、上條建設株式会社との間に工事請負仮契約を締結したので提案するものです。
 議案第8号指定管理者の指定については、平成30年4月1日から市川市地域振興施設を管理する指定管理者を指定するため提案するものです。
 議案第9号市道路線の認定については、北方町地区のまちづくりとして宅地開発の進行が予想される中で、交通環境の向上を図るべく先行的な道路の拡幅整備を行うため、市道として認定するものです。
 議案第10号及び第11号教育委員会委員の任命については、委員2名の任期が本年6月30日及び本年8月1日をもって満了となるため、それぞれ新たに任命する必要があることから、議会の同意を求めるものです。
 議案第12号から第21号農業委員会委員の任命については、委員10名の任期が本年7月19日をもって満了となるため、それぞれ新たに任命する必要があることから、議会の同意を求めるものです。
 議案第22号固定資産評価審査委員会委員の選任については、委員1名の任期が本年7月3日をもって満了となるため、新たに選任する必要があることから、議会の同意を求めるものです。
 諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、法務大臣から委嘱されている委員1名の任期が本年9月30日をもって満了となることから、新たに委員の候補者を推薦するため、議会の意見を求めるものです。
 以上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○松井 努議長 これより代表質問を行います。
 順次発言を許します。
 民進・連合・社民、石原よしのり議員。
〔石原よしのり議員登壇〕
○石原よしのり議員 民進・連合・社民の石原よしのりです。仮本庁舎が新しくなりまして最初の代表質問ということで、身の引き締まる思いです。私たちの会派は、佐藤義一議員、かつまた竜大議員、西牟田勲議員、そして私の4名で構成されており、真面目に働く人が報われる社会、全ての人が居場所と役割を与えられ、希望を持ってともに暮らす社会を実現するために、日々頑張っております。
 それでは、通告に従い、大きく4項目について質問させていただきます。
 まず、大項目の1項目として、道の駅について伺います。
 現在、市内では外環道路の工事が佳境を迎えておりますが、来年春の開通に合わせて、外環国道沿線の本市国分地区に道の駅を開業する予定で準備が進んでいます。道の駅は全国に現在1,117カ所設置されています。そして、千葉県内には28カ所あります。ちなみに、東京都は八王子に1カ所、神奈川県は3カ所、埼玉県は20カ所です。千葉県の玄関口でもある市川市にできる道の駅は、東京都心から最も近い道の駅になります。地方に多い観光拠点、地域農水産物の販売などを主なテーマとする道の駅とは違う防災拠点や地域住民へのサービスの提供などの新たな機能をあわせ持つ都会型の道の駅としての機能が期待されています。
 今定例会で道の駅の指定管理者の指定が議案として上がっています。今回、指定管理者の候補として提案されている事業者は、どのような事業者なのでしょうか。そして、この事業者の提案が他の応募者よりすぐれていたと判断された根拠を伺います。この提案に乗れば、どのようなよい点やメリット、効果が期待できるのでしょうか。
 今回の指定管理者に委託する業務内容についても伺います。施設管理、物販、飲食の提供などのほかに、災害への対応に関することと施設の利用を停止し退去を命じることが入っています。これはどういった業務で、この指定管理候補事業者がどう実務対応すると見込まれているのか教えてください。
 本市が道の駅を開設し、運営していくからには、外環国道を通る方が立ち寄りたい、市民が折に触れ、出かけたいと思うような施設でなければいけません。今回の指定管理の契約は、事業者が一定額以上の収益を上げたら、その収益額の一部が本市に配当されるという契約です。道の駅の運営については継続的に集客が図られ、同時に安定的に収益を上げていくことが重要だと思います。オープン当初は物珍しいからと多くの客が来たけれども、年々お客が減っていってしまったというのもよくある話です。そうならないための工夫があるのかどうかお尋ねいたします。
 次に大項目の2つ目、外環道路について伺います。
 先ほど道の駅のところでも申し述べましたが、来年の春に外環道路が開通する予定で、それまでもう1年を切り、ほぼ9カ月ほどになりました。もう目前です。外環道路は本市の中心を貫いて縦断する幹線道路で、本市にとっては町の地理を根幹から変える近年にない巨大インフラプロジェクトです。本市の利便性が飛躍的に増すという効果はもちろんですが、地域にはさまざまな影響をもたらすことでしょう。ところが、市民の間では、外環道路の開通のことをよく知らない人が多いのが現状です。来年の春開通ということを知らない人や、インターチェンジがどこにできるか、道の駅がどこにできるか知らない人、そして、交通がどう便利になるのか認識していない人、こういった方が多いのが現状だと思います。また、外環道路の下を下水道の主要な管が通り市内の下水道が整備される、こんなことも知られていないようです。せっかくの世紀の機会だと思います。市として市民に大々的にPRすることや、イベントで盛り上げることなどが市民の期待や、また、市川市に住んでいることの満足度を上げることになるとも思いますが、本市の認識と考え方についてお聞かせください。
 外環道路についての2点目として、先ほども言いましたように外環道路は本市の町の姿を大きく変え、道路網の整備とあわせて交通の流れも大きく変わっていくことになります。外環道路開通後の本市の将来像についてどう認識していて、まちづくりをどのようにしていくのか、道路整備、交通行政をどのようにしていくのか、外環道路整備後の考え方についてお聞かせください。
 大項目の3つ目、文化振興財団についてです。
 市川市文化振興財団の前身は、昭和60年、文化会館のオープンに際して、その管理運営及び文化芸術の振興を図るために、本市の外郭団体として創設されました。市川市の文化行政と連携し、その活動を専門的な知識、経験の蓄積を踏まえて実務的に支えている存在です。現在では、公益財団法人となり、文化会館を初め本市の文化施設の指定管理、委託管理をしながら、市民の文化芸術の普及及び向上のための文化芸術活動を行うとともに、市民の文化芸術活動を支援し、もって地域社会の発展と豊かな市民生活の形成に寄与することを目的として多彩な事業を展開している団体です。本市は、過去、多くの作家、画家、音楽家といった芸術家や文化人が住んだ歴史から、文化都市として知られ、また、本市もそれを他市にない市川らしさとして文化芸術の普及及び向上に力を入れてまいりました。
 さて、そこで今定例会の議案に上っている文化振興財団の28年度の決算、そして29年度の事業計画の報告についてですが、これが文化都市市川の文化振興を目指す財団の実績内容と計画であるとすると、少し残念に思います。まず、決算ですが、28年度の実績で文化施設の利用者数、動員数が幾つかの施設で大きく低迷しています。本市として、この前年度の事業実績についてどのように評価しているのか伺います。
 次に、29年度の事業計画ですが、新たな取り組みや意欲的な目標も設定されておらず、前年、あるいは過去の事業計画とほとんど違いが見られません。本市では、ことし3月に立派な八幡市民会館が新築オープンし、ことしを文化イヤーと位置づけてさまざまなイベントを計画しています。ところが、密接に連携して活動するはずの文化振興財団の29年度事業計画の中に、これらの出来事の記述はほとんどなく、この機会を本市のさらなる文化振興に生かそうという姿勢も感じられません。文化振興財団の事業計画策定の考え方と、それに対する本市の認識、評価を伺います。
 最後に、文化振興財団が長年行っている事業に友の会事業があります。文化芸術を楽しむ市民の輪を広げていく試みですが、会員数が漸減傾向と記載があります。これまでの実績、今後の見通しと方針についてお聞きします。
 続いて、大項目の4項目め、里見公園分園のテニスコート整備計画についてです。
 里見公園分園に新たにテニスコートを建設しようという計画は、ことし2月定例会で29年度予算案の中に設計費と整備費の項目で、合わせて8,000万円ほどが計上されていました。私もそのときに初めて知りました。近くの国府台スポーツセンターには9面のテニスコートがありましたが、平成26年秋に市川市北東部スポーツタウン基本構想を発表し、その中でテニスコート12面を備えた北市川運動公園を総額30億円をかけて新設し、あわせて国府台スポーツ公園の基準を超えている施設率を下げるためにテニスコート6面を撤去する計画を立てて、私たち議員への説明会で詳しく説明してもらいました。その計画では、国府台には3面のテニスコートが残ることになっていました。ところが、いつの間にかその3面も撤去されることに計画変更され、そして、今回新たに里見公園分園に2面のテニスコートをつくることにしたという話です。いろいろな事情で当初の計画どおりにいかなくなるということはよくありますが、それならそれで計画の変更を議会にも報告していただきたかったと思います。
 さて、その里見公園分園ですが、ここは児童公園と桜の広場、そしてその奥にグラウンドと木立の広場というように、道路と段差によって4区画に分かれています。そして、今回、テニスコートの建設を計画したのは、グラウンドの一部ではなく、桜の名所として知られた、この桜の広場でした。2月定例会でテニスコート整備費を含む一般会計予算が多数決で承認されましたが、予算承認後にこの計画を知った地元住民らが驚いて、次々反対の声を上げました。地元自治会や市民団体からの計画撤回を求める多数の要望書も市長宛てに出されています。その後、5月に市長が記者会見でこのテニスコート整備計画を当面保留すると発表いたしました。市長が市民の声に耳を傾け、市民が大事に思っている桜を守ってくださろうと、一旦決めた方針を変更していただいたことには感謝いたしています。そこで、その保留という判断に至った経過、過程並びに理由についてお聞かせください。
 次に、里見公園分園の桜の広場でのテニスコート建設は保留したとしても、国府台地区でのテニスコート確保の方針は変わっていないということであれば、現在どのような代替案が検討されているのでしょうか。そして、今後どのように対応しようとしているのかお伺いします。
 以上、4項目につき御答弁をお伺いして、必要に応じて再度質問させていただきます。
○松井 努議長 答弁を求めます。
 街づくり部長。
○江原孝好街づくり部長 私からは大きく2点についてお答えいたします。
 1点目は道の駅についてであります。初めに、指定管理予定者であります市川未来創造グループについて御説明をいたします。本グループは、日本メックス株式会社、株式会社鈴木食品、京葉産業株式会社の3社で構成された共同事業体であります。それぞれの会社の実績といたしましては、まず、代表者である日本メックスは、都内の集会施設や他市のスポーツ施設の指定管理を行っております。2社目の鈴木食品は、サービスエリアや小中学校などへ食材の提供を行っております。3社目の京葉産業は、建物総合管理やリースのほか、各種記念品の販売やイベントの企画運営を行っております。各社とも道の駅の指定管理を行った実績はありませんが、公共施設の指定管理や安定した食材の提供、イベントの企画運営などで培った経験をもとに、各社の強みを生かした確実な運営ができるものと考えております。
 提案内容で評価された主なものといたしましては、利用者の目線に立ったサービス向上の体制づくりとして、利用者や自治会、近隣企業へのアンケートによる意見の聴取を、さらには専門調査分析機関によるモニタリングを実施することとしており、指定管理予定者がサービス向上委員会を立ち上げ、意見を集約し、業務の改善につなげていくといった提案であります。また、魅力や付加価値として、市民の方々に利用していただけるカルチャー教室事業を初め、学生のインターンシップの受け入れや産学連携によるイベント開催、地域や周辺施設との連携などの提案がなされております。さらに、市への貢献については、年間に1,920万円を定額納付するとの提案も評価されたところであります。なお、提案した収支を上回る収益が得られたときは、上回った利益の50%を追加納付するとしております。これらの効果といたしましては、市民や利用者の方の意見が反映されることにより、地域の連携や市民の意見に沿った施設運営が期待できるものと考えております。また、計画当初より目指しておりました市の財政に負担のかからない施設運営が可能というふうに考えております。
 次に、(2)の災害対応と施設の利用停止、退去についてであります。本市の道の駅は、基本的には道路利用者の避難場所になることや、物資の供給の中継拠点としての防災機能を想定していることから、指定管理者が行う業務に災害への対応を求めたものであります。具体的な実施内容につきましては、議決後、国や市の関係部署を交え、指定管理者と協議を進めることで、すばやく救護体制がとれるマニュアルの整備や防災訓練の実施など、常に高い防災意識を持った施設運営をしてもらうものであります。施設の利用を停止し退去を命ずることにつきましては、犯罪が発生しにくい施設づくりを目指しておりますが、万一誤った利用方法により危険が予期される場合や不審者を発見した際には、利用者の安全確保のために施設利用の停止や退去を命ずることができるよう条例で定めたものであります。
 続いて、(3)の継続的な集客と安定的な収益性の確保についてであります。本施設が魅力あるものになることで、継続的に人々が集まり、安定的な収益性確保につながるというふうに考えております。多目的室やホールなどのスペースを活用し、幅広い年齢層を対象としたイベントを実施することは、子供から高齢者までが本施設を訪れ、楽しんで利用していただける魅力ある施設になると考えております。市川未来創造グループは、指定管理者の応募に当たり多くの提案をしており、開業後においても市と協議の上、1年ごとに協定を締結し、ニーズに合った新たな事業を展開していくこととしております。本市といたしましても、開業後における道の駅で市のシティセールスにつながるような新たなイベント等の提案を、関係部署や指定管理者と協議して進めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の外環道路の開通に伴う本市のまちづくりの進め方についてであります。外環道路は本市のまちづくりの基本となる都市計画マスタープランにおいて、市全体の発展を支える都市軸として位置づけられております。さまざまな機能を担う外環道路が整備されることにより、市街地における慢性的な渋滞の解消や、生活道路に流入している車両が減少することによる安全な交通環境の確保、さらに、災害時において避難路や延焼遮断帯として確保されることとなります。また、これにあわせ、各部門で事業を展開することにより、沿道の緑化等による良好な景観形成、公共下水道の普及による河川水質の改善、防災拠点となる公園、公共施設の整備による防災性の向上、道の駅の整備による都市間交流、地域のにぎわいの創出が図られます。さらに、広域道路のネットワークが確立されることから、臨海部などの工業地においては、社会経済環境の変化に対応できる新産業の誘致など、工業、流通業務の振興が図れるものと考えております。
 このように、外環道路の開通により本市のさらなる発展と住宅都市としての魅力が高まった安心して快適に暮らせる町が形成されていくものと考えております。まちづくりの進め方についても、都市計画マスタープランのまちづくり整備方針に基づいております。水や緑、交通、防災、景観などの各部門では、この方針を指針とした部門別計画により、既に事業が展開されておりますし、各部門が共通認識のもとに将来都市像の実現に向けたまちづくりを進めているところであります。
 私からは以上であります。
○松井 努議長 企画部長。
○菊田滋也企画部長 私からは外環道路に関する御質問の(1)にお答えします。
 外環道路の開通は、交通環境の改善が図られるほか、防災性の向上やインフラ整備の促進、地域経済の活性化などさまざまな面において市民生活の向上につながることが期待されております。このような外環道路の役割や開通がもたらす効果などにつきましては、これまでも市公式ウエブサイトなどを通じてPRを行ってまいりました。また、例年、国土交通省などとともに市民まつりに参加し、工事の進捗状況をお知らせするなど、関係機関と連携を図りながら情報提供に努めてまいりました。引き続きさまざまな広報媒体やイベント等の機会を通じて、多くの方にこの事業を知っていただけるようPRに努めてまいります。
 さらに、シティセールスという観点からも道の駅とあわせ、市内外に向けてPRをするため、開通を記念した大きなイベントを考えておりまして、先日6月9日に市川商工会議所と本市の代表者を委員とする実行委員会を立ち上げたところでございます。その内容といたしましては、外環道路の一部区間を利用したマラソン大会など参加者が道路空間を体感できるようなものや、道の駅を拠点に特産品の販売や飲食の提供等を行うことで多くの方が集えるものを予定しております。また、本市のシティセールスが子育て世帯や若者を主な対象者としていることから、子供が楽しめて子育て家庭に役立つようなイベントもあわせて実施したいと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 道路交通部長。
○田村恭通道路交通部長 私からは外環道路の(2)外環道路開通に伴う道路行政の方針についてお答えいたします。
 まず、外環道路開通後の道路の状況でございますが、今まで市街地内の道路を通行していた南北方向の通過交通が外環道路を通行するようになり、市内道路の渋滞緩和につながるものと考えております。また、外環道路に接続する道路の整備状況としましては、千葉県において行徳橋のかけかえ、仮称妙典橋を含む都市計画道路3・4・13号の整備、都市計画道路3・5・28号県道高塚新田市川線の外環道路側の拡幅や国道14号の拡幅事業に着手し、都市計画道路3・4・19号県道若宮西船市川線につきましても、外環道路整備事業において国が整備を実施しており、市川市におきましても都市計画道路3・4・12号及び3・6・32号の事業に着手しております。今後の市川市の道路行政の方針でございますが、現在実施中の先ほど申し上げました2路線について、早期完成を目指してまいります。また、外環道路受け入れ時の要望によります現在未着手である大洲橋や押切橋の早期事業化を今後も千葉県に要望するとともに、北千葉道路につきましても、早期事業化となるよう引き続き関係機関に要望するとともに、協力してまいりたいと考えております。市川市におきましても、外環道路に接続する都市計画道路の整備を順次進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 文化スポーツ部長。
○金子 明文化スポーツ部長 私からは大きく2点についてお答えいたします。
 まず初めに、公益財団法人市川市文化振興財団にかかわるものでございます。公益財団法人市川市文化振興財団――以下、財団と申し上げますが、この財団が指定管理者として管理を行っている4つの文化施設、文化会館、行徳公会堂、芳澤ガーデンギャラリー及び木内ギャラリーにおける施設利用者数の合計は、平成28年度で54万8,000人となっており、前年度に比べ2万人、3.7%の増となっております。施設ごとの増減を同様に見てまいりますと、文化会館では、28年度が45万6,000人となっており、前年度に比べ4万2,000人、10%の増となっている一方で、行徳公会堂は、28年度が7万5,000人となっており、前年度に比べ2,000人、3.1%の減となっております。また、芳澤ガーデンギャラリーは、28年度が1万3,000人となっており、前年度に比べ1万3,000人、50.6%の減、さらに木内ギャラリーでは28年度が5,100人となっており、前年度に比べ6,300人、55.5%の減となっております。
 増となった文化会館の主な理由といたしましては、大ホールにおきまして「藤井フミヤコンサート」や親子向けの「恐竜どうぶつ園」など集客につながったイベントが前年度より多く開催されたことなどによるものでございます。また、減少率が50%以上となった芳澤ガーデンギャラリーと木内ギャラリーの主な減の要因は、前年度に日本全国から来館者があり、通常の展覧会の入場者数をはるかに超える入場者数となりました「さだまさしミュージアム」が両施設におきまして開催されたことが考えられるところでございます。一方、財団全体に係る事業収益の面から見てまいりますと、平成28年度は6億900万円となっており、前年度に比べ1,300万円、2.2%の減収となっております。この主な要因といたしましては、入場料金収益が1,400万円の減となったことによるものでありまして、これは財団が主催するコンサートなどのチケット販売による収益でございますが、その9割近くが文化会館の大ホール及び小ホールでのコンサートなどによるものであり、こうしたイベントの開催回数が前年度に比べ減となったことによるものでございます。また、財団は公益財団法人としての役割を担っておりますことから、地域の文化芸術の振興を図ることを目的に、市民を対象とした文化芸術に関する講座やワークショップ、体験教室の開催、また、次世代を担う若手アーティストの発掘や市内での活動機会の提供を継続的に行っております。特に市内や近隣に在住、在学している中学生、高校生を対象とした絵画の作品展である「いちかわ未来の画家コンクール」や乳幼児と母親が一緒に楽しめる「ママも楽しい0歳からコンサート」において、開催期間の延長や開催回数をふやすことで入場者数の増加を図っております。
 財団で実施しているさまざまな事業の中で、収益面から見ますと、例えば先ほど御答弁いたしました藤井フミヤのコンサートのように、集客力のある人気アーティストのコンサートを貸し館として誘致した場合において、施設の利用者数が伸びる一方で、入場料金につきましては、イベントを企画し興行を主催するイベンターの収入となってしまうなど、施設内で行われる興行が財団の入場料収益には寄与しないものも多くございます。
 そうした中にあって、平成28年度事業に対する評価といたしましては、施設利用におきまして収容人数の多い文化会館と行徳公会堂におけるそれぞれのホールの空き情報をイベンターに広く情報提供を図る取り組みを行ったことも、施設利用者数の増加につながったものと考えております。また、財団が市民を対象とした文化芸術に関する講座や体験機会を設ける取り組みなどを実施したことで、幅広い年齢層に向けての良質な芸術文化の提供につながったと評価もしておるところでございます。
 次に、29年度事業計画の策定の考え方でございます。事業計画策定の基本的な考え方といたしましては、財団は公益法人として地域社会の発展と豊かな市民生活の形成に寄与することを目的として文化芸術事業を行うとともに、文化芸術活動の支援、文化芸術拠点施設の管理運営などの事業に取り組み、市内全域における文化の振興に努めていくこととしております。こうした基本的な考え方のもと、平成29年度における新規事業といたしまして、本年度が文化イヤーとして本市が取り組んでおりますことから、春と秋に開催する文化イヤーにおけるさまざまなイベントの企画運営事業を市から受託し、緊密に協力し、事業の推進を図っております。既に開催いたしました文化イヤー2017≪春の祭典≫におきましては、文化会館で実施いたしました各種イベントの企画運営などを担うとともに、東山魁夷記念館や文学ミュージアムで開催いたしましたコンサートなどにおいても、出演者の手配などに携わってまいりました。秋の祭典につきましても、東山魁夷記念館で予定しておりますコンサートなどで準備を進めているほか、今後も文化会館でのイベントなどで市と協議を進めてまいりたいと考えております。
 また、芳澤ガーデンギャラリーと木内ギャラリーにおきましては、チーバくんの生みの親であり、絵本作家でもあります坂崎千春氏の展覧会として「さかざきちはる おしごと展」を開催することで、両施設の利用者数をふやすことを目指しております。さらに、木内ギャラリーでは、千葉商科大学と和洋女子大学の学生と連携し、卒業制作展、コンサート、さらには写真展の開催とともに学生による地域の子供を対象としたワークショップも予定しております。この取り組みにより、これまでなかなか取り組むことができなかった大学生などの年齢層に対しましても、文化行事への参加を促すよい機会としていきたいと思っております。
 また、特色的な取り組みといたしまして継続して実施しております新人演奏家コンクールが本年度に30周年の節目の年を迎えますことから、新人演奏家コンクール30周年特別演奏会を開催し、多様なジャンルのコンサートを実施することで、幅広い年齢層の方に楽しんでいただきたいと思っております。
 さらに、世界的にも有名なコンクールであるバッハコンクールにおきまして、東洋人として初めて優勝するという偉業を遂げられた市川市民の岡本誠司氏によるコンサートを実施することにより、市民に一流の若手アーティストを身近に感じていただくことで、市民における芸術文化の意識の高揚に努めてまいります。財団は本市における文化の振興と発展を図るため、毎年、創意工夫し効果的な事業運営を行っているものと認識しておりますが、作成する事業計画の中で、その年度の特色がより明確となるよう、今後、財団と協議を行ってまいりたいと考えております。
 次に、友の会の事業でございます。友の会の事業につきましては、チケット販売を促進することを主な目的として平成8年に開始されたもので、インターネットでチケットの購入ができるWEB会員と、財団の施設の窓口もしくは郵送でチケットの購入を行うスタンダード会員の2種類があり、年会費はWEB会員が1,500円、スタンダート会員が2,000円となっております。会員の特典といたしましては、チケットの先行予約、チケットの特別割引価格での購入、イベント情報紙の郵送、あるいは会員感謝コンサートにおける特別価格でのチケット購入などがございます。過去5年間の会員数といたしましては、1,300人から1,600人程度で推移しており、平成28年度では1,413人で、前年度に比べ216人の減となっております。この主な要因といたしましては、会員特典の1つであるチケットの先行予約において、その対象となるアーティストの人気度合いが新規会員の入会に大きく影響する傾向があり、28年度においては、そうしたアーティストの公園が前年度より少なかったことにより減となったものと捉えております。
 今後の方針と見通しにつきましては、インターネットの普及に伴い利便性の高いWEB会員の増加が見込まれるものと考えておりますが、チケットの先行予約の対象となるイベントや、平成28年度から始まった会員感謝コンサートを充実させることなど、会員特典の魅力を増すことを目指していくよう財団と協議を行ってまいりたいと考えております。
 申しわけありません。今申し上げましたチケットの先行予約の対象となるイベントの部分でございますが、平成23年度から始まったということで訂正をお願いいたします。
 次に、里見公園分園のテニスコートの御答弁をさせていただきます。国府台スポーツセンターは、かねてから施設率が基準を上回るという課題を抱えており、市長就任当初は約55億からの予算を念頭に、用地の拡大を含む改善策を検討してまいりました。しかしながら、さまざまな行政課題がある中で、多額の費用を捻出することは困難な状況でもありました。そうした状況下で都市計画道路3・4・18号整備の見通しが立ち、交通の利便性も格段に向上することが見込まれたことから、北東部地区に県大会にも利用できる12面のテニスコートを備えた運動公園を整備し、スポーツセンターのテニス機能を移転することで、施設率の改善等に向けた取り組みを進めることといたしました。なお、北市川運動公園の整備費用は当初計画の半分に当たる約30億円となっており、費用対効果も見込まれるものでございます。
 しかし、テニスコートを移転することにより、総合型地域スポーツクラブであるISG国府台、市川スポーツガーデン国府台が行う国府台地区でのテニス活動は原則できなくなります。そこで、ISG国府台への活動支援として、同地区内に2面程度のテニスコートと付随する駐車場など、おおむね2,000㎡の用地を確保することといたしました。用地確保のため、民有地を取得するには多額の費用が必要となり、また、借用する場合には、将来、相手方の事情による返還も生じる懸念があるため、恒久的に利用するには公有地が適切と考え、近隣で調査した結果、里見公園分園が適地と判断した次第でございます。
 そこで、平成29年度当初予算にテニスコートに係る整備費用を計上し、2月定例会で議決をいただいた後、地元自治会や市民団体等を対象に、当該事業の必要性、用地選定の経緯等を含む事業計画を説明する予定といたしました。しかしながら、私どもが自治会等へ事業説明へ伺う前に公園内の桜伐採に話題が集中したため、説明会において整備の必要性や至る経緯、計画内容等を十分にお伝えすることがかなわない状況が続きました。なお、説明会では、里見公園分園の桜を全て伐採する、工事は8月に着手すると決まっている、里見公園本園の桜を伐採する、施設率改善にかかわる補助金目的であるなど、本来の計画とは異なる情報を認識されている方も見受けられました。このように、情報が錯綜し、地元住民の間では既に混乱が生じていたことから、正確な情報をお伝えすることにつきまして市長と協議を行った結果、関係する自治会の代表者と市長の会合の場を設け、市長みずから事の経緯をお話しするとともに、地元の皆様の御意見を直接伺うこととした次第でございます。この会合におきましては、本計画を推進するべきとの意見も複数いただきましたが、一方で、計画の反対の意見も提示されました。会合で伺った御意見や、これまでさまざまな、また正しくない情報も流れたことで市民の間で混乱が生じていることなどを踏まえ、今の状況下で事業を進めることは市政運営上好ましくないと判断し、本計画は当面保留としたところでございます。
 続きまして、今後の市の対応についてでございます。ISG国府台の活動を支援していくためには、2面程度のテニスコートが必要であると認識をしております。また、スポーツセンターの施設率改善などから、外部に確保せざるを得ないため、費用面からも公有地が適切と考えております。したがいまして、計画保留中の暫定対応として、近隣の学校を対象に、テニスコート借用について御協力いただけるよう働きかけてまいりました。しかし、大半が授業や部活動への影響から、御協力を得られない状況でありました。このような中、先般、東京医科歯科大学と和洋女子大学から、学校の活動に支障のない範囲でとの条件のもと、暫定的な貸し出しに御協力いただける旨の回答を頂戴することができました。しかし、学校という性質上、不特定多数の人の出入りや授業中の対応など、配慮事項も多くございますので、今後、利用可能日時や期間など具体について協議を行う予定としております。
 以上でございます。
○松井 努議長 ただいまの文化スポーツ部長の申し出のとおり訂正を許可いたします。
 答弁は終わりました。
 石原よしのり議員。
○石原よしのり議員 それぞれの御答弁、ありがとうございます。それでは、順次再質問を行ってまいります。
 まず、道の駅について、この指定管理の案件です。指定管理をする事業者は施設管理を業務とする会社と、食材を提供、供給する会社と、イベント企画などをする会社の3社の共同事業体であるとのことでした。道の駅の運営業務の内容を考えると妥当な主体内容です。この事業者の提案がすぐれていると評価されたという点としては、利用者や近隣住民などにもアンケートやモニタリングをして意見を取り入れ、事業に反映すること、カルチャー教室の実施、大学との連携、地元中学生の学習体験などの付加価値をつける点、そして、事業者から市への収益の還元などが評価されたとのことでした。これについては了解いたしました。
 2つ目の実施する業務のうち、災害対応は防災マニュアルの整備や防災訓練の実施など、そして退去命令については不審者、迷惑行為者への対応であるが、詳細はこれから詰めていくというお話でした。これについては、しっかり詰めてください。事前にお聞きしたところでは、まだ詳細が決まっていないということでしたので、よろしくお願いします。
 3つ目の集客と収益確保が大事な道の駅の集客が年々落ちていく心配はないのか、どう防ぐのかという質問に対して、これは市と協議して新たな事業を行ったり、新たなイベントを行うことで集客を図るとの答弁でした。また、1年ごとに協定を締結するというようなことです。この時点では一般的な答えで、リスクの心配は残ると思われます。今回の指定管理の契約は、事業者が一定額以上の収益を上げたら、その超過額の50%を本市に配当してくれるという契約です。本市の財政負担にならず、逆に収入増も見込めるような点が評価されているんですから、任せっきりというわけにもいかないんだろうと思います。
 そこで再質問します。運用開始後、本市は道の駅の運営に当たって、指定管理者とどのようにかかわっていくのか、市川市の意向をこの指定管理の契約を結んだ後もどのように伝えていって反映させていけるのか、この点についてお伺いします。
○松井 努議長 街づくり部長。
○江原孝好街づくり部長 再質問にお答えいたします。
 市は本グループが設置したサービス向上委員会に対して指導することができる仕組みとなっておりますので、開業後においても市が積極的にかかわってまいります。また、市がイベント等を開催する際には市に協力することを募集条件としておりますので、指定管理者からの助言やノウハウを活用するなど、しっかりとかかわっていきたいというふうに考えております。
 以上であります。
○松井 努議長 石原よしのり議員。
○石原よしのり議員 まだ決まっていないということが大変大きな要因だと思うんですけれども、本市として集客状況、営業実態、また、向こうが行うアンケートやモニタリング結果、こういったものの情報をぜひタイムリーに入手していただきたいと思いますし、道の駅の運営がうまくいくような協力をしていくことが必要ではないんでしょうか。全国各地の道の駅を私は外環委員としても視察させていただいています。道の駅の成否は駅長の手腕にかかっている部分が大きいようです。本市の担当部局と駅長とのコミュニケーション、協力体制というのも重要になります。同時に、営業成績だけではなく、市民への貢献などの機能もきちんと果たしていっているのかもモニターしなければいけないと思います。こういうわけで、必要に応じて申し入れとか指導、こういったものをしっかりできるような体制をつくっておかなければいけません。ここは再質問してもよろしいんですが、具体的な詳細はこれから詰めていくと部長の御答弁でした。これについては、以上、指摘した点をぜひしっかり踏まえて、すばらしい道の駅ができるように力を尽くしていただきたいと思います。
 次に移ります。外環道路の開通に関してです。外環道路の開通に向けてのPR、あるいは市民への告知、お知らせ、こういったことについて企画部長のほうでお答えいただきました。開通直前、多分3月ごろでしょう。マラソン大会などの開通記念イベントを開催して盛り上げていく、そのために実行委員会を組織した、そんなことを主に答弁されました。この点については、当然やっていただくわけですから、楽しいイベント、盛り上がるイベントを準備して実行していっていただきたいと思います。
 一方で、事前について、私は9カ月後にはできるんだよという話をして、これからどうやって盛り上げるんだという質問もいたしました。ところが、答弁の中、事前のことについては、11月の市民まつりで国交省と共催で、工事の進捗状況の情報提供をするというようなことしかおっしゃっていただけませんでした。先ほど私が申し上げたように、大事なのは、これからどうやって盛り上げていくかです。そして、市民が、この外環道路ができると私たちの生活、あるいは市川がこんなによくなるんだ、こういうことがわかるようにしてくれと言っているわけです。現状ではほとんどの市民の意識には、まだ遠く、期待感も持てていないというのが現状ではないでしょうか。これから開通までの間に、さらにどんなPRを行うのか、あるいはどんなPRができるのか、市のお考えについてお聞かせください。
○松井 努議長 企画部長。
○菊田滋也企画部長 交通環境の改善を初めとする外環道路の開通がもたらすさまざまな効果につきまして、市民の皆様と共有することは大切であります。この事業による新たな未来に期待を抱いていただけるよう、開通記念イベントやPR活動を通じて外環道路の完成に向けた機運を盛り上げてまいりたいと考えております。
 また、外環道路や道の駅が完成した際には、これらの利用を通じ交通環境の変化、新たな景観、町のにぎわいなどを体感していただく中で、事業がもたらす効果を実感していただけるものと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 石原よしのり議員。
○石原よしのり議員 これも、まだ外環道路ができていないからということで、多分なかなか決まっていないんだろうとは思うんですね。今、企画部長は、私が聞いていない外環道路ができた後のことまでお答えいただきましたけれども、これは当然やっていただくんですけれども、その前の段階の話をもう少しさせていただこうと思っています。
 本市のウエブサイト、ホームページのトップページに、外環道路の開通のことは、お知らせも何も今全くないんですね。こんな紹介もあるというようなことを言っていますけれども、どんどん開いていって、外環道路推進・道の駅担当室のページの中に、やっと「外環道路の役割」というところでページがあって、そこに防災機能だ、何機能だというのが載っているだけでございます。充実した外環道路紹介のページをつくって、トップページにバナーを置いて直接入っていけるようにする、こんなことも私は重要なんじゃないかと思っています。
 また、我々は月に2回、「広報いちかわ」を発行しています。毎号、特殊スペースをとって外環道路のいろいろな紹介をしていくこともいいアイデアなんではないでしょうか。また、ポスターをつくって公共施設を初め市内各所に張り出すこと、あるいはどこかに横断幕を設置すること、あるいは、今駅にあるサイネージというのにも書くことだってできます。いろんなことを駆使していただければと思っています。
 また、有志の若手職員による外環道路PRプロジェクトチームをつくっていろんなアイデアを出して、これを実行していくということも考えてみていただきたいと思います。
 また、市内の大学や高校、中学にもPRの協力を求めてはいかがでしょうか。現時点では具体策がなくて御答弁ができないとのようですが、早急に、前向きに、この点について取り進めていただきたいと強く要望して、企画部に対する質問は終わって、次に移ります。
 外環道路完成後のまちづくりについて、外環道路は市の発展を支える都市軸で、そして防災、水と緑の環境、交通交流などの機能を担うとの位置づけで、都市計画マスタープランの整備方針に基づいて各部門がまちづくりを進めていくという街づくり部長の答弁でした。かなり抽象的な表現ではありますね。それでは、この都市計画マスタープランに基づいて具体的な取り組みにどんなものが進んでいるのか、そこについてお答えください。
○松井 努議長 街づくり部長。
○江原孝好街づくり部長 具体的な取り組みということでございます。防災・交通機関に関しては、道の駅の整備を今行っており、水と緑の環境に関しては小塚山公園の拡充整備や公共下水道の整備を、交通機関に関しては外環道路に接続する都市計画道路や架橋の整備を、それぞれの部門において外環道路の整備にあわせた事業が進められております。このようにさまざまな基盤整備が進められることで、既成市街地においても移動時間の短縮や防災性の向上が見込まれるものというふうに考えております。これからも外環道路開通により生活利便性の向上が見込まれることから、多様な世代が住み続けることができる質の高い魅力的なまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。
○松井 努議長 石原よしのり議員。
○石原よしのり議員 御答弁の内容、主なところでは、道の駅をつくります、小塚山公園の整備拡充をします、都市計画道路と橋をつくりますと、どうしてもインフラの何をつくりますというお答えになってしまうようです。ただ、最後に生活利便性の整備、それから、質の高い住環境というようなことも一言つけ加えていたようです。このところのほうが僕は重要だと思っています。本市は首都圏の住宅都市として発展してきた町です。外環道路が開通後の住宅政策、あるいは市民のここに住むことの政策について、もっと真剣にというのか、もっと突っ込んで考えていっていただければと思っていますし、そういうことが必要ではないでしょうか。
 新たな骨格道路ができ、交通の流れが変わり、バス路線の整備も進み、利便性が向上するとともに、もちろん渋滞解消や交通安全が図られ、そういったことが実現した暁には、これまで通勤通学に不便だった市内の、いわゆる郊外という部分も、俄然便利な住宅地になってまいります。今、高齢化が進んで空き家がふえている市川市内の郊外住宅地の位置づけが変わってくるんではないでしょうか。若い世代にこういった地域の中古物件などを格安で供給できることに力を入れるといった取り組み、こういったことが、まさに地方創生戦略にうたった子育て世代の市外流出を防ぎ、また、転入を促すことができるというふうに私は思います。御答弁にはありませんでしたが、この機会に住宅政策、こういったことをしっかり考えていっていただきたいと思います。
 さて、道路のほうです。道路交通部長もお答えいただきました。この道路交通部長のお答え、もちろん今言った都市計画道路の整備、また、これから大洲橋や押切橋の早期実現など、こんなことを含めて、また、あるいは北千葉道路の早期実現など、次のステップの道路交通網の立派な幹線網の整備のことを進めていきたいとおっしゃいました。次の大きな目標というのは確かにそうでしょうね。ぜひそれは考えていただきたいと思っています。ただ、それはそうなんですけれども、やっぱり今、まちづくりのほうでも申し上げました。この道路ができることによって、今、部長もおっしゃった交通利便性が増し、また、渋滞が緩和されといった生活道路網のほうがこれからどうなっていくか、ここです。今大きな道路ができて、大きな渋滞が起こった市川市のボトルネックがとれた。こういった後に次にやっていくことは、やっぱり今生活している方の生活道路、あるいは生活環境の中で交通安全が図られ、あるいは安心してお買い物に行く道路、こういったものをしっかり、そして、ここに住んでいて利便性、安全性が増した、生活がより楽になった、便利になった、こういうことを、やっぱりこれから体感してもらえるように、市民の方が感じられるような政策が私は必要だと思います。
 そういうわけで、外環道路開通後の市民の身近な道路の状況について、市の政策として、道路交通の政策としてどのように進めていくのか、お答えください。
○松井 努議長 道路交通部長。
○田村恭通道路交通部長 お答えいたします。
 現在、市内の道路状況は南北道路のほとんどが東西方向の国道14号を経由することから、国道14号の交差点周辺が渋滞の原因となっており、また、同様に京成線の踏切が渋滞の原因となるなど、道路交通への影響が課題となっております。外環道路開通後は、市内を通過する南北方向へ向かう車両が外環道路を通行することから、国道14号や京成線の踏切周辺の渋滞が緩和され、今まで渋滞を避けて生活道路を通行していた車両が大幅に減少するものと考えられます。
 また、京成線踏切周辺の渋滞につきましては、都市計画道路3・5・26号主要地方道市川印西線において、千葉県が京成線との立体交差化を進めておりますので、これにより、さらに渋滞が緩和するものと認識するところでございます。この渋滞の緩和によりまして、一般の車両や緊急車両などが市街地内を移動する時間の短縮や、バス運行の定時性の向上、また生活道路へ入り込んでいた車が外環道路などに転換することで、交通事故の減少につながるものと思われます。今後は、これらの市街地の交通状況の変化を見きわめた上で、交通規制や信号サイクルタイムなどの安全対策やバスルートの見直しなど、関係機関と協議しながら、市民生活における安全性、快適性の向上を順次図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○松井 努議長 石原よしのり議員。
○石原よしのり議員 道路交通行政については、今後、交通規制、安全対策、バスルートなどの見直しを検討し、市民生活において快適性などを向上させていきたいと考えているとの御答弁をいただきましたが、まさに答弁だけではなく、そういった方向で具体的にしっかり進めていっていただきたいと思います。方向性としては、そのとおりだと私も思います。では、その点について、よろしくお願いいたします。
 さて、3つ目の大きな質問に動きます。文化会館の利用者の話、文化財団の話です。長々と細かい答弁までいただいたわけですけれども、文化会館の利用者がその年ごとにどんなイベントを開催したかで動員が大きく変わるので、この利用者実績は触れても仕方がないのだ、だから、28年度の実績は問題ないのだというような感じに私は聞こえます。確かに藤井フミヤさんのコンサートを大ホールでやったらふえましたとか、さだまさし展を木内ギャラリーや芳澤ガーデンギャラリーでやると、その翌年はその反動が来たんだというようなことでした。しかし、その考え方はいかがなものかと思います。もし民間企業であれば、観客が動員できるものを常に考えて、どうすればふえた利用者数が維持できるか常に工夫することが求められます。そのために必要な協力は、本市の文化スポーツ部も惜しまないで財団に示していただきたいと思います。確かに若手アーティストの発掘や子供たちに向けた芸術の支援、ぜひ頑張っていただければと思っています。
 さて、新年度の計画です。部長の答弁の中にも文化イヤーだとか、こういったことのいろんな事業や取り組みを説明してくれました。しかし、それがこの事業計画に明確になっていないことは反省点だと今おっしゃったようです。確かにこの事業計画にそこら辺が反映されていないというのは、やっぱり私はおかしいんじゃないかと思っているんですね。本市にとってことしが文化活動の大変重要な特別な年だったはずです。この文化振興財団がそういった意識をもし計画を立てるときに持っていなかったとしたら、これは文化振興財団だけではなくて、本市の文化振興を担い、この文化振興財団に実務を委託している市の担当部署の責任も大きいような気がします。今後はしっかりと連携をとってリードしていっていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いします。
 友の会事業について、これは文化に親しんだり楽しんだりする市民の裾野を広げる意味でも有益な取り組みだと思います。これについてはわかりました。必要に応じて課題を見直し、てこ入れをして効果を発揮してください。
 いずれにしても、市川市は文化の町、これを売りにしていたはずです。市川市総合計画の基本構想の将来都市像にも「ともに築く 自然とやさしさがあふれる文化のまち いちかわ」となっています。まちづくりの基本目標の2というところにも「彩り豊かな文化と芸術を育むまち」、ここの部分にぜひ力を入れていただいて、市の取り組みとしても、こういう部分に力を入れていって、長い時間をかけて醸成していっていただければと思います。ぜひ今後の活動に期待しております。
 さて、最後の大きな質問4に移らせていただきます。里見公園分園の桜の伐採と、そしてテニスコート整備計画についてです。部長の御答弁の中で、この里見公園分園でのテニスコート整備計画を当面保留にした、その理由、市民の間に事実と違う誤解があり、不正確な情報が錯綜している、そして、誤解がある中で工事を強行すると騒ぎが大きくなるので、それはまずいと、だから、当面保留にすることにしたというようなお答えだったと私は認識したんです。本当は私はてっきり自治会への説明会で市民の意見を聞いたり、市民から寄せられた要望書や声を聞いて、地元を中心とする市民がどんなに里見公園分園の桜を大切に思っているかを市が理解して、ここに桜を大規模に伐採しテニスコートを建設するのは適切ではないのではないかと考え直してくれたのだと思っておりました。今の御答弁だったら、正確な情報を今後お伝えできて、誤った情報が訂正できたら、ここにもとのとおりテニスコートをつくっても問題ないというようなお答えになっているような気がするんですね。こういったところはどうなんでしょうか。市民の気持ちというのがどこまで市で理解できているのか、ちょっとお答えいただければと思います。
○松井 努議長 文化スポーツ部長。
○金子 明文化スポーツ部長 私どもは反対の声や要望につきましては十分認識しているところでございます。先日も私も市民団体の方がお見えになりましたので、直接お話を伺うこともできました。今答弁させていただきましたように、保留の大きな理由といたしましては、市民の間で不安や混乱が生じていたために、このままでは市政運営上好ましくないということで一旦終息をさせていただいたということでございます。市民の皆様からいただきました貴重な御意見につきましては、今後、貴重な参考資料といたしまして、内部で活用させていただきたいというふうに思っております。
 以上でございます。
○松井 努議長 石原よしのり議員。
○石原よしのり議員 市民の気持ちや意見はちゃんと認識したということは、今、部長に答弁いただきましたけれども、これを反映した代替案が出てくることを私は期待しています。
 当面の措置の話です。じゃ、どう代替案と考えているのかというところの御答弁。当面の措置として、東京医科歯科大学と和洋女子大のテニスコートを市民が使えるように協定を結ぶため、今、両大学と詳細を詰めているということでした。既存施設の有効活用だと思いますので、当然ぜひ進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 もっとも、それはあくまで暫定的な措置で、代替案ではないとの御答弁でした。そうですね。私もそう思います。どこか適切な場所に恒久的に使えるテニスコートを確保したいという本市の考え方もよくわかりました。時間をかけてしっかり御検討いただきたいと思います。
 それでは、この恒久的な代替案ができるまでの間ですが、国府台スポーツ公園の既存のテニスコートは9面あります。これを2面でも3面でも、2年でも3年でも5年でもいいです。当面残しておくことはできないのでしょうか。体育館や野球場の大規模改修や建てかえを実施するためには、施設率を基準内におさめておく必要があるのは理解していますが、その修繕や建てかえの計画は5年以上先までありません。では、そこまで暫定的ながらも残しておけば、わざわざ道を隔てた大学に行くことも、あるいは里見公園など別のところに行くこともありませんし、そういった不便もなく、現在、テニスコートはありますから、余計なコストもかかりません。当面、数面残しておく、これについて本市の考えをお聞かせください。
○松井 努議長 文化スポーツ部長。
○金子 明文化スポーツ部長 お答えいたします。
 スポーツセンターは施設率の改善もさることながら、駐車場不足も重要な課題でございます。国府台病院との土地の交換とあわせまして、隣接地を一部取得するなど視野に入れておりましたが、病院との協議は遅々として進まず、和洋女子大学の土地を一部借用して駐車場として利用してまいりましたが、和洋女子大学の機能拡充に伴いまして借用を継続することができなくなったものでございます。通常の利用、大会の開催、有事の際の活用などにおきましても、駐車場の確保は必要でございます。また、駐車場不足は前面の県道や周辺道路の渋滞につながり、単に利用者の不便さにとどまらず、経済活動にも大きな影響があると思っております。こうしたさまざまな状況に鑑みまして、テニスコートを全て廃止し、駐車場などとして転用することにいたしました。
 以上でございます。
○松井 努議長 石原よしのり議員。
○石原よしのり議員 当面のテニスコート確保に苦労しているという状況下で、今年度中に既存のテニスコート9面を全部撤去して駐車場を整備しなければならない理由というのが私にはよくわかりません。駐車場の確保が必要なこと、大会など多くの利用者が来場するときに駐車場があふれることや、交通安全上も問題で、単に利用者の不便にとどまらず、経済活動にも影響を与えると御答弁されています。しかし、ここは町なかの運動公園で、公共交通機関でも来ることができる立地であることや、大会などの際には隣接の千葉商大の駐車場を借りたり、里見公園分園のグラウンドに臨時駐車場を設けたりして今まで対応してまいりました。さらに、国府台病院が病棟建てかえにあわせて時間貸し駐車場を病棟の南側にふやしたことなどで、周辺の駐車場事情は改善しています。また、交通渋滞の話をされましたが、先ほどから言っている外環国道ができれば、今ここの通過交通が渋滞が緩和すると道路交通部長もおっしゃっているように、ここの道路交通事情も変わってまいります。今回はテニスコート9面全部を駐車場にするのではなく、一部を駐車場にして様子を見る。それで足らないから、また造成するというようなことも柔軟に考えていただければと思いますし、ここをぜひお願いしたいと思っています。
 また、もう1点御指摘したいと思うのは、都市公園法の施設率が50%以下にしなさいという立法趣旨は、運動公園といえども皆さんの都市公園、公園なんだ、空き地を緑地や広場として市民が憩える空間を一定の割合で確保しなさいというものです。そういう意味でも、運動施設以外の空き地を目いっぱい駐車場にするというのは、決して好ましいことではないんではないでしょうか。また、駐車場整備の際には、この駐車場を有料とすることも考えてみてください。不要不急の方や運動公園利用者以外の方の駐車が減り、駐車場に余裕が出ること、また、これは市長の方針である受益者負担の適正化にも合致する一石二鳥ではないでしょうか。よい方法はいろいろあるはずです。もっと頭を柔軟にしていただいて、広く対応策を考えていただきたいとお願いして、この時点での答弁は、今は考えていないということですけれども、前向きに、よりよい解決について御検討いただきますようお願い申し上げて、私の代表質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。
〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○松井 努議長 金子貞作議員。
○金子貞作議員 今の石原よしのり議員の里見公園分園のテニスコートの整備計画について、部長の答弁の中で誤った情報が広まったと、こういう答弁があったんですけれども、我々も新聞報道を見て初めて知ったと、こういうことなんですが、この誤った情報提供というのが、我々にも説明のない中で、市の説明責任が果たされていないからということなんであればわかりますけれども、誤った情報提供というのはどういうことなのか。新聞記事が誤っているなら、訂正の報道を求めたのか。この点について、議長として精査して議会にきちんとした報告を求めたいと思います。
○松井 努議長 今は説明はなくてもよろしいですか。事後でよろしいですか。
 それでは、後刻調査をいたしまして、また御報告をさせていただきます。


○松井 努議長 お諮りいたします。本日はこれをもって延会することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松井 努議長 御異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。
 本日はこれをもって延会いたします。
午後4時18分延会

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