更新日: 2023年12月7日

ようこそ教育長室へ

写真:田中教育長の授業参観風景

市川市教育委員会教育長 田中 庸惠 です。
このウェブサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。

本市では「人をつなぐ 未来へつなぐ 市川の教育」を基本理念に掲げ、教育の振興に努めております。

教育においては、いかに社会が変化しようとも変えてはいけない不易があります。一方、時代に合った学びに変えていかなければならない流行もあります。
予測が難しい社会状況にあっても、誰もが自らの人生を切り拓き豊かな人生を送れるようにするため、教育委員会は未来を見据えた確かな実践と挑戦を進めます。

教育は人づくりであり、未来への大切な投資です。人と人とのつながりをこれからも大切にし、家庭・学校・地域の連携・協働をさらに継承・発展させ、「つなぐ教育」のもと、確かな生きる力を育んでまいります。

教育長室からのお知らせNo.101(令和5年12月)

写真:シクラメン

1年を締めくくる月となりました。年末に向けて忙しさが増していく時期ですので、体調には十分にご留意ください。インフルエンザによる臨時休校も発生していますので、コロナも含め引き続き感染に注意し、咳エチケットや適度な湿度の確保、十分な休養とバランスの取れた食事などを心がけましょう。

子どもたちには、冬休み中に、季節や地域ならではの行事や文化に触れ、ぜひ、さまざまな体験をするとともに、安全に、そして、メリハリのある充実した時間を過ごせるようにしてほしいと思っています。

さて、11月の行事を2点、取り上げたいと思います。

1つ目は、11月9日、10日に4年ぶりに行った市内音楽会についてです。市川市文化会館で行われ、大ホールに子どもたちの歌声、楽器の音色が響き渡りました。どの学校の発表も心が震える素晴らしいものでした。大きな舞台で発表するということは、多くの子どもたちにとっては滅多にないことであり、緊張感や達成感など、子どもたちがそれぞれ感情を膨らませることができる貴重な機会です。発表を聞いた保護者の方からは、「涙が出た」「子どもたちの心が伝わり感動した」といった感想をいただきました。近年、子どもたちの自己肯定感の低下が懸念されています。自分たちには、人の心を動かす力があることを、各園・学校では子どもたちに積極的に伝えてまいります。また、子どもたちが音楽会に向けて練習する様子を参観した教育委員は、「素晴らしかった」「これこそが学校の学びだと感じた」と感銘を受けていました。コロナ禍で個の活動が増え、ICTの発達によりリモートで人と関わることが可能な時代になりましたが、人が集まる園・学校だからこそ得られる学びが確かにあります。その学びの素晴らしさ、尊さを忘れずに日々の教育活動に当たってまいります。

2つ目は、令和5年度市川市教育委員会教育功労者表彰式についてです。今年度の受賞者は地域の方や教員など13名で、本市における社会教育や学校教育への貢献度が顕著な方々です。このほか、千葉県教育委員会の教育功労者として、本市学校に関わりのある方も表彰されています。改めて、本市教育の振興にご尽力いただき感謝申し上げます。

来年は甲辰の年で、甲は物事の始まり、辰は草木が大きく成長し形が整う様子を意味しており、両方合わせると、これからの成長をさらに形づくっていく年、努力が花を咲かせる年だといわれています。年末年始は心身ともに十分にリフレッシュしていただき、どうぞ良いお年をお迎えください。

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