更新日: 2024年12月20日
ヘルシースクール
ヘルシースクールだより
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ヘルシースクール構想について
現代の子どもたちは、体位は向上しているものの、体力・運動能力については低下してきていると言われています。また、「食生活の乱れ」「運動不足」による生活習慣病の低年齢化、子どもたちを取り巻く健康問題が山積しています。
市川市においてもこれまでの「スポーツライフプラン」をはじめとする各学校での取組により運動好きな子どもが増加する傾向が見られるものの、やはり「投力(投げる力)等の不足」、「朝食を食べてこない子どもの増加」「就寝時刻の遅れ」などの課題が見られます。そこで、平成17年度よりすべての公立幼稚園、小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校で包括的な健康教育である「ヘルシースクール」を推進しています。
ヘルシースクールの目的と推進の柱
- 目的
- 生活の中で、子ども達が健康について自ら考え行動し、望ましいライフスタイルの確立を図ることを目的としています。
- 4つの柱
- 「体力つくり」「望ましい生活リズムの確立」
「食に関する指導の充実」「環境衛生の充実」
ヘルシースクール推進校への支援
推進校と教育委員会が協議することで包括的な健康教育の具現化、情報の共有化を図ります。
令和5年度推進校
- 第二中学校
各学校における取り組み
自校の実態把握
- すこやか検診、食事調査の結果
- すこやか検診 対象:小学5年生と小学6年生・中学1年生・中学2年生の前年度有所見者
食事調査 対象:小学5年生
健康状態及び食生活について把握 - 新体力テストの結果
- 対象:市内公立小中学校の全児童生徒
体力について把握 - ライフスタイル調査の結果
- 運動生活、ライフスタイルについて把握
ヘルシースクールプランの検討、立案
- 各園、各学校の実態に応じて作成します。
- 「体力つくり」「望ましい生活リズムの確立」「食に関する指導の充実」「環境衛生の充実」それぞれの柱について、各園、各学校のヘルシースクール推進委員会で検討し、計画、目標(可能な場合は数値目標)等を設定します。
- 各園、各学校の重点目標については、具体的な取り組みも検討します。
ヘルシースクールプランの実践と修正
- 年度当初に立案した計画に沿って、各園、各学校が取り組みを進め、10月末に中間評価を行います。
- 中間評価により進捗状況を確認し、必要によりヘルシースクールプランを修正します。
ヘルシースクールプランのまとめ
- 一年間の取り組みを振り返り、幼児児童生徒の変化をはじめとして、取り組みの成果や今後の課題を確認します。
- ヘルシースクールプランに評価を記入し、教育委員会に提出します。
ヘルシースクール関連の教育委員会の取り組み
各学校との連携
- すこやか検診(小児生活習慣病予防検診)
市内公立小学5年生と小学6年生・中学1年生・中学2年生の前年度有所所見者の希望者を対象に小児生活習慣病予防検診を実施します。結果は各家庭に通知され、基準値の比較的軽度の有所見者の児童生徒には、養護教諭や栄養教諭・学校職員による保健指導を行い、基準値を大きく上回る場合、医師による健康相談を実施します。 - すこやか口腔検診
市内公立小学校の8校で咬合力、唾液検査等を実施し、食に関する指導に生かします。 - 味覚調査
すこやか口腔検診協力校のうちから児童の甘味・辛味などの味覚の感受性を調べ、小児生活習慣の予防や保健学習に役立てます。 - 心肺蘇生法講習会
市内公立の小・中・特別支援学校の教職員が心肺蘇生法の講習会を受講することで、緊急を要する場面に居合わせたときに、適切に対応することができるようにします。 - 新体力テストデータ処理
新体力テスト及び市川市独自のライフスタイル調査の結果を、業者委託により処理・分析し、体力やライフスタイルの実態把握、ヘルシースクールプランの立案に役立てます。
各学校への啓発
- 市川の体育(冊子)
- 研修会等事業概要
- 児童生徒の体位と体力の現状
- 児童生徒の体力の推移
- 児童生徒の体力についての取り組み
- ヘルシースクール
- 資料等
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市教育委員会 学校教育部 保健体育課
〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号
- 学校給食について
- 電話047-383-9342 FAX047-383-9263
- その他について
- 電話047-704-8078 FAX047-383-9263