更新日: 2018年12月17日

教育長室からのお知らせ No.20(平成29年2月)

 
 全国的にはまだ大雪のニュースが届く日がありますが、この市川では、寒気のピークを過ぎ、春の到来を予感させる日が増えてきたように感じます。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 
 本市では、教育の基本理念として「人をつなぐ 未来へつなぐ 市川の教育」を掲げ、この「つなぐ教育」の具現化を目指して、日々取り組んでおります。
 
 さて、去る2月15日、平成29年2月市議会定例会の開催に際し、教育委員会を代表し、「平成29年度教育行政運営方針」を述べさせていただきました。
 
 新年度に取り組む施策について、以下にいくつか取り上げてみます。

1.道徳教育については、あいさつなど、日頃の生活の中で出来る実践を促すとともに、マナーを学び、規範意識の醸成に重点を置いた取組を進め、社会の中でよりよく生きるための本市独自の心の教育を充実してまいります。
 また、「特別の教科 道徳」が平成30年度から完全実施されますので、その準備を確実に進めます。
 
2.英語教育については、次期学習指導要領の改訂により、小学校の外国語教育の早期化が図られます。具体的には、小学校5年生から始まる外国語活動が小学校3年生から、中学校から始まる英語科が小学校5年生からと、それぞれ早まることとなります。
 次期学習指導要領の完全実施にはまだ時間がありますが、子どもたちがスムーズに早期化に対応できるように、そして子どもたちの学ぶ意欲が高まるよう、ALT(外国語指導助手)や外国語活動指導員を活用して、きめ細かな指導・支援に取り組んでまいります。

3.地域住民や保護者等が学校運営に参画する仕組みとしての「コミュニティ・スクール」については、平成28年度から塩浜学園を研究指定校として導入に係る研究を始めておりますが、平成29年度から17校を研究指定校として新たに指定し、平成33年度の完全実施を目指して研究を進めるとともに、家庭・地域との連携体制の構築を図ってまいります。
 
 他にも様々な取組を行いますが、本市ではこれまでも、新たな教育課題に対して積極的な姿勢で本市の実態に即した対応を図りつつ、継続課題にも着実に対応してきたところです。
 平成29年度におきましても、これまでの歩みを緩めることなく、教育における不易と流行を見極めながら、「文教都市 市川」における教育の振興に努めてまいる所存です。
 
 保護者や地域の皆様には引き続き、ご支援・ご協力をお願いいたします。
 


(参考リンク)
コミュニティ・スクール
 
 

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