第四次市川市生活排水対策推進計画

　市川市は、平成4年3月に「生活排水対策重点地域」に指定され、翌年3月に「市川市生活排水対策推進計画」の第一次計画を策定しました。
　計画では、「みんなの力でふるさとの川・真間川に清流を取り戻す」を目標（将来ビジョン）に掲げ、下水道整備の促進をはじめ、合併処理浄化槽設置の補助制度、水路浄化施設の設置、みずアドバイザー制度の運営など、市民の皆様と共に生活排水対策に取り組んでまいりました。

　これらの取り組みの結果、河川の水質はかつてのような著しい水質汚濁の状態を脱し、環境基準を満たすほど大きく改善され、河川には魚の群れが見られるようになりました。
　また、平成30年に開通した東京外かく環状道路に合わせ、下水道幹線が整備されたことから、今後10年間では公共下水道のより一層の整備が見込まれ、さらなる水質の改善が期待できます。
　
　その上で、将来ビジョンに掲げた「清流」を取り戻すためには、きれいな川にするとともに、市民のみなさまに親しまれるような川にすることが必要です。
　そのためにも、私たち一人ひとりが環境に配慮した生活を継続していくことが大切であることから、今後の10年を見据えた第四次計画を策定しました。

　この計画を生活排水対策の基本として、将来ビジョンの実現に向け、取り組みを推進してまいります。

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