飼育日誌 (5月31日~6月14日) アルパカ
アルパカの夏の過ごし方
6月も残り僅かになりました。最近は梅雨に入りスッキリとしない天気が続きますね。
家畜舎の動物たちも雨の日は散歩にも行けないので残念そうです。
そんな梅雨の時期がようやく終わったと思うと今度は暑い暑い夏がやってきます。
みなさんは毎年暑い夏をどう乗り越えていますでしょうか?
今回は皆さんにアルパカの暑い夏の乗り越え方をご紹介いたします。
アルパカは元々アンデス山脈の標高の高いところで家畜動物として暮らしています。
そんなアンデス山脈は標高が高いため日中でも比較的涼しく、時期によっては氷点下になることもあるほど寒い地域になります。そんな厳しい寒さに耐えられるようにアルパカはモフモフの毛に覆われています。
千葉県で暮らす当園のアルパカたちは冬の寒さにはへっちゃらですが、夏のジメジメとした暑さは苦手そうです。アルパカは特にこの日本の夏のジメジメとした湿度が高い夏が過ごしにくいようです。
そこでここ市川市動植物園では主に3つの暑さ対策を行っています。
〇まず1つ目は毛刈りです。
毎年5月の終わりから6月の初め頃に全頭毛刈りを行います。
アルパカの毛は衣類などに使われ、ウールなどに比べてもはるかに保温性に優れています。それだけ暖かい毛は寒い冬には役に立ちますが、気温が上がるととても暑くなってしまいます。
そのため、毛刈りをしてあげることで1頭から約2キロの毛が無くなりだいぶ涼しくさせてあげることができます。毛刈り後のアルパカたちはスッキリして見てるこちらも涼しく感じます。
→毛刈り前
→毛刈り後
〇2つ目の対策は扇風機です。
アルパカたちは暑い日にこの扇風機に当たるのが大好きです。扇風機をつけてあげると風の当たる場所でじーっと気持ちよさそうに当たっています。ふわふわの毛をなびかせながら風に当たるなんとも言えない表情がたまりません。

扇風機に当たるマシュ
〇3つ目の対策は水浴びです。
モフモフの毛のアルパカが水浴びをするのは少し意外だったかもしれませんが、アルパカは結構水浴び好きです。暑い日の散歩後には水浴びゾーンにひっきりなしにアルパカたちが入ってきます。
また、アルパカによっても水浴びの好みがあるようで、ダイレクトに全身浴びるのが好きなアルパカや、遠くから水しぶきを少し浴びるのが好きなアルパカがいるなどいろいろです。
→水浴びをするアルパカたち
→プールに浸かるチャッピー
以上3つが当園のアルパカたちの暑さ対策になります。参考になるものはありましたでしょうか?
今年もまた暑い夏になるでしょうが、アルパカたちと共に乗り越えましょう。
この時期だけのアルパカの夏の過ごし方も、ぜひ見に来てみてください!



