更新日: 2024年3月5日

在宅療養とは

在宅療養とは、住み慣れた自宅や地域で適切な医療・介護の支援を受けながら、療養生活を送ることです。
医師をはじめ歯科医師、訪問看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、ケアマネジャー、ヘルパーなど多くの方々が連携して定期的に患者さんのご自宅などを訪問し、チームとなって患者さんの治療やケアを24時間対応で行っていくことです。

在宅医療・介護サービスや相談先など事前に知っておくと安心な情報を掲載しています。
市川市在宅療養パンフレット(第2版)(PDF)

在宅療養に関する相談窓口

名称 内容 連絡先
市川市高齢者サポートセンター(地域包括支援センター) 市内に15カ所ある高齢者の総合相談窓口です。社会福祉士・主任ケアマネジャー・保健師などの専門職が健康や介護の相談など、さまざまな面から支援を行います。 詳細は高齢者サポートセンターをご覧ください。
市川市医師会地域医療支援センター 訪問診療医・往診医のご紹介など、在宅療養に関する相談を受けています。
また、在宅療養で必要な物品の貸し出し等を行っています(ただし、対象要件があります)。
047-322-6162
平日9時~17時
(土曜日曜祝日休み)
市川市歯科医師会口腔サポートセンター 訪問歯科診療の相談を受けています。訪問歯科診療により、安全に食事ができ、栄養状態を良好に保つお手伝いをします。
また、誤嚥性肺炎の予防や嚥下の時におこる事故を防止します。
047-332-0187
平日9時~17時30分
(土曜日曜祝日休み)
※かかりつけの歯科医院があれば、まずはそちらにご相談ください
市川市地域包括支援課 在宅医療・介護連携に関する事業を担当しています。 047-712-8521(直通)
平日8時45分~17時15分
市川市役所第1庁舎 3階

医療・介護関係者との情報共有のためのツール

ご自身の意思や希望を、医療・介護関係者へ伝えるためのツールを作成しています。

(1) 市川市版「私のリビングウィル」

ご自身の人生の最終段階の過ごし方を具体的に考えていくための手段の1つとして活用していただくものです。

対象者
市川市民
配布場所
かかりつけ医や訪問看護師、高齢者サポートセンター、地域包括支援課など
活用方法
ご自身の大切にしていること等を家族や友人、医療・介護関係者(かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネジャーなど)と話し合い、共有しましょう。
また、話し合いの進め方に決まりはなく、一度書いた後でも考えが変わった場合、いつでも書き直すことができます。

【話し合いのすすめ方(例)】

(1)大切にしていることや自分の最後の時にしてもらいたいことなどを考えましょう

(2)信頼できる家族や友人、医療・介護関係者(かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネジャーなど)と話し合いましょう

(3)話し合いの結果を「私のリビングウィル」に記入し、共有しましょう

矢印

(4)心身の状態で意思が変わることはあります。 繰り返し考え、話し合いましょう

(2) 救急医療情報キット

専用の容器のイラスト

救急医療情報キットとは、在宅医療を受けている方などが、救急搬送を要請した際、意識のない状況でも、ご本人の医療情報や緊急連絡先などを伝えることができるよう、準備しておくツールです。

キットに入れるもの

専用の透明な円柱容器に、

救急医療情報シート
かかりつけ医や緊急連絡先、持病などご本人の情報を記載するもの
薬剤情報提供書
服用している薬や効能などが記載されている、薬の処方時に薬局で発行されるもの
私のリビングウィル
終末期を迎えたときの医療の選択について、事前に意思表示をしておくもの

の3点を入れ、自宅の冷蔵庫に保管していただきます。

対象者

市川市内にお住まいの65歳以上または介護保険第2号被保険者で、かかりつけ医がいる方

配布場所

居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、高齢者サポートセンター

  • ※担当の訪問看護師やケアマネジャーがいらっしゃる方は、まずは訪問看護師あるいはケアマネジャーへご相談ください
  • ※上記に該当しない方は、高齢者サポートセンターや地域包括支援課にご連絡ください。

活用方法

【事前準備】

所定の場所(玄関ドア内側と冷蔵庫の扉の表)に専用のステッカーを貼ります

  • ※専用のステッカーは救急医療情報キットがあることを示すものです

イラスト:(1)玄関ドア内側

イラスト:(2)冷蔵庫の扉の表

【急な病気やケガをした場合】

(1)緊急通報

イラスト:救急車を呼ぶ女性

(2)発見・確認

ステッカーを発見し、救急隊員が冷蔵庫内のキット内から医療情報等を確認

(3)搬送

救急隊員がご本人とともにキットを病院に搬送し、 搬送先の病院へ渡す

イラスト:救急車

ご利用にあたっての注意事項

  • 配布後は利用者ご本人やご家族の方などに救急医療情報シートや薬剤情報提供書を管理をしていただく必要があります。定期的に見直し、情報に変更があった場合は書き換えてください。古い情報ですと適切な救急医療に生かすことができません。
  • 玄関ドアの内側にステッカーが貼られている場合は、本人及び同居人の同意を得ることなく、救急隊など支援にあたる人が、冷蔵庫を開けてキットを取り出す場合があります。
  • キットは救急隊員が救急活動に必要と判断した場合に活用します。そのため、キットの保持者であることがわかっている場合でも、その救急活動によっては活用されない場合があります。
  • 救急活動において搬送先の医療機関を決める場合、本人の状態等によっては、救急医療情報シートに記載された「かかりつけ医療機関」に搬送されない場合があります。

救急医療情報キット 説明書(PDF)

在宅医療・介護連携推進に関する会議について

在宅医療・介護連携推進に関する会議とは

高齢者等が住み慣れた地域で安心して在宅生活を送ることができる地域づくりのために、在宅医療と在宅介護の連携の推進や、認知症施策の推進に関することを協議します。

【設置根拠】
市川市在宅医療・介護連携推進に関する会議の運営に関する要綱(PDF)

【委員名簿】
委員名簿(PDF)

【公開・非公開の別】
原則公開

会議の開催状況

第1回 令和5年5月30日(会議公開・会議録公表予定)

場所
市役所 第1庁舎 5階 研修室
時間
19時30分~21時00分

第2回 令和5年10月24日(会議公開・会議録公表予定)

場所
市川市役所 第1庁舎 5階 第4委員会室
時間
19時30分~21時00分

第3回 令和6年1月25日(会議公開・会議録公表予定)

場所
市川市役所 第1庁舎 5階 第2委員会室
時間
19時30分~21時00分

かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬局(薬剤師)をお持ちですか?

かかりつけ医、かかりつけ歯科医をもちましょう

かかりつけ医は、ご自身の意思で選んだ信頼できる身近な医師のことです。
健康面についてだけではなく、生活環境面などにおいても普段から気軽に相談でき、必要に応じて専門医や専門医療機関などを紹介してくれます。健康診断などの機会を通じて、ご近所に探しておくことをおすすめします。

かかりつけ薬局(薬剤師)をもちましょう

かかりつけ薬局はあなたの服薬歴や副作用歴、アレルギーの有無などを把握してくれます。
また、複数の医療機関を受診している場合は、同じ成分の薬がないか、飲み合わせが悪くないか などを確認してくれるので、安心して服用することができます。
お薬手帳は、病院や診療所、歯科診療所、薬局に行く時には毎回必ず持っていきましょう。

かかりつけ薬局(薬剤師)のリーフレット(PDF)

  • ※A4両面・三つ折リーフレット

訪問看護をご存知ですか

訪問看護とは、医師の指示にもとづき、医療処置や健康状態の確認、療養上のお世話を行うなど、医療の状況を理解した上で自宅での生活を支援します。
利用したい方は、まずはかかりつけ医やケアマネジャーへご相談ください。

市内訪問看護ステーション一覧(PDF: 391KB)

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 福祉部 地域包括支援課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

管理グループ
電話 047-712-8556 FAX 047-712-8789
地域支援事業グループ
電話 047-712-8521、047-712-8519
FAX 047-712-8789
相談支援グループ
電話 047-712-8545
FAX 047-712-8789