更新日: 2024年11月28日
令和6年9月 市川市議会 健康福祉委員会
令和6年9月10日(火曜) 午後3時35分
場所
第2委員会室
出席委員
- 委員長
- 西村 敦
- 副委員長
- ほとだゆうな
- 委員
- 野口じゅん
沢田あきひと
太田丈之
川畑いつこ
とくたけ純平
つちや正順
増田好秀
竹内清海
加藤武央
欠席委員
なし
説明のため出席した者の職氏名
- こども部次長
- 杉山育子
- ぴあぱーく妙典こども施設開設準備担当室長
- 斎藤葉子
- 幼保施設計画課長
- 長谷川 皇一
- 幼保施設管理課長
- 田中英一
- 福祉部次長
- 寺島 崇
- 地域包括支援課長
- 奥野真一郎
- 介護保険課長
- 尾瀬太一
- 市営住宅課長
- 富川雅晴
- 保健部次長
- 樋口智昭
- 国民健康保険課長
- 矢部 誠
- 斎場建設課長
- 柳澤義行
会議に付した事件
- (1)議案第10号 市川市妙典こども地域交流館の設置及び管理に関する条例の制定について
- (2)議案第12号 市川市地域包括支援センターの人員等に関する基準を定める条例の一部改正について
- (3)議案第13号 市川市国民健康保険条例の一部改正について
- (4)議案第16号 令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項
第1条|第2項|歳出|第3款|民生費 - (5)議案第17号 令和6年度市川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
- (6)議案第18号 令和6年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)
- (7)議案第21号 市川市斎場整備運営等事業設計・建設工事請負契約について
- (8)議案第24号 指定管理者の指定について
- (9)議案第25号 市営住宅の明渡し等に関する訴えの提起について
- (10)議案第26号 千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部改正に関する協議について
- (11)請願6-5号 レプリコンワクチン中止の意見書の提出を求める請願
- (12)所管事務調査
※議案の内容については総務課のページをご参照ください。
会議概要
午後3時35分開議
○西村 敦委員長 ただいまから健康福祉委員会を開会する。
○西村 敦委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、①総括、②初回総括2回目以降一問一答、③質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名のった上で発言されるようお願いしたい。
○西村 敦委員長 議案第10号市川市妙典こども地域交流館の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○ぴあぱーく妙典こども施設開設準備担当室長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査のほどお願いしたい。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第12号市川市地域包括支援センターの人員等に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○地域包括支援課長 本会議以上の説明はない。御審査のほど、よろしくお願いしたい。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○とくたけ純平委員 一問一答でお願いする。
この改正に伴い、本市にどのような影響が考えられるのか。
○地域包括支援課長 今回の改正に伴い本市への影響について、これは地域包括支援センターの欠員を補充するための改正となるが、欠員の解消がかなう以外の影響は考えていない。
○とくたけ純平委員 地域包括支援センターで法人によって人員が十分なところと、やや不足しているところがあるとのことも聞いているが、この改正によって、それが改善するのか。
○地域包括支援課長 今回の改正により、法人側としては、職員配置の選択肢が広がることが考えられる。改正の主な内容としては、職員の常勤換算が可能になる。本来配置しなければいけない職員は常勤と定めているが、これが非常勤職員2名による代替が可能となるため、採用の幅が広がることとなる。
○とくたけ純平委員 改善される点をお答えいただいたが、逆に懸念される点はないのか。
○地域包括支援課長 欠員が解消される以上に特段懸念されるものは、今のところ想定していない。例えば、非常勤職員2名を配置することで常勤職員の穴を埋める場合、採用の際に調整するところではあるが、週5日の勤務の枠を埋めるに当たり、週2日勤務と週3日勤務の非常勤職員2名を採用して対応することが考えられる。職員の勤務の希望日によっては、勤務日の重複が生じる可能性がある。例えば、月火水の勤務を希望する者と、もう1名が水木の勤務を希望する場合、金曜日の職員の配置がなくなるおそれはあるが、そのような職員配置はしないように法人と協議をしていくので、実務上は特段の懸念は生じないと考えている。
○とくたけ純平委員 現場の声を聞きながら注視をしていただきたい。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第13号市川市国民健康保険条例の一部改正についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○国民健康保険課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願いしたい。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔地域包括支援課長、幼保施設計画課長、幼保施設管理課長 説明〕
○西村 敦委員長 説明は終わった。
質疑はないか。
○川畑いつこ委員 1点伺いたい。
16ページ、第3項民生費、第1目社会福祉費、17ページ、第7節報償費、90周年記念卆寿記念品について、記念品がハンドベルになった経緯をお聞かせいただきたい。
○地域包括支援課長 記念品をハンドベルと選定した経緯は、様々な記念品を検討する中で、ベルは喜びや祝福を象徴することが多く、市制施行90周年をお祝いするにふさわしいと考えたところである。また、用途としては、一緒にお住まいの方がいれば、ベルを使ったお声がけや、美しいデザイン、意匠を凝らしたものを選定する予定であるため、インテリアとして楽しんでいただくことも考えたところである。
○とくたけ純平委員 最初に項目を述べた上で一問一答でお願いしたい。
第3款第1項第3目第7節、90周年記念卆寿記念品と第2項第1目第18節、私立保育園施設整備費補助金、第4目第12節、公立保育園給食調理等委託料の3項目について質疑したい。
まず、90周年記念卆寿記念品については確認で、90周年とのことで今年度だけ行う予定か。
○地域包括支援課長 当該事業は90周年記念事業であるので、今年度のみの事業とする。
○とくたけ純平委員 分かった。
続いて、私立保育園施設整備費補助金3,276万円が計上されているが、整備の内容を詳しく伺いたい。
○幼保施設計画課長 こちらの整備内容は、既存の認可保育園であるビルの中のテナントについて、今まで保育施設として使っていなかったところを保育施設に替えたり、人数が増えるために給食設備を増設するなどの整備を行うものである。
○とくたけ純平委員 どちらの保育園か。
○幼保施設計画課長 北国分にある北国分駅前しゃりっこ保育園である。
○とくたけ純平委員 整備について、もう少し具体的に、どういった工事が行われるのか。
○幼保施設計画課長 繰り返しになるかもしれないが、保育園として使っていないビルの普通のテナントを保育園として使えるように、床、壁、備品等を整備することと、人数の増加に対応するため、給食設備をもう少し大きなものにする内容になる。
○とくたけ純平委員 分かった。場所を広くするとのことで、大きな規模の工事をするものではないとの理解かと思うが、どうか。
○幼保施設計画課長 既存の施設を改修するほか、新たな部屋を保育施設のために改修するものもある。既存の改修と新たなテナントの改修を併せた内容になる。
○とくたけ純平委員 テナントの改修も1室造るとのことだが、具体的にどのような設備を整える等の細かな計画は出ているのか。
○幼保施設計画課長 細かな仕様まではないが、基準に沿った面積や設備を最低限整備する方向で、それ以上の細かな仕様はこれからとなる。
○とくたけ純平委員 今の状況は分かった。今回計上されている3,276万1,000円は、園の事業者側から提示されてきた額か。
○幼保施設計画課長 こちらは国の補助金を用いた整備で、定員に合わせて国からも市からも補助金が交付されるので、事業者が幾らと提示してきたわけではない。定員を増やすのであれば、この金額が国と市から交付される積算になっている。
○とくたけ純平委員 分かった。
続いて、第4目第12節、公立保育園給食調理等委託料については説明をいただいて大体分かった。参考までに、この2園はどちらか。
○幼保施設管理課長 塩浜保育園と大野保育園を考えている。
○とくたけ純平委員 分かった。
○増田好秀委員 1点を一問一答で伺いたい。
90周年記念卆寿記念品について、大本を1つ確認したいのは、まずこの事業の財源は、歳入を確認したが、市税で間違いないか。寄附金ではないとの認識で合っているか。
○地域包括支援課長 財源については一般財源の持ち出しで考えている。
○増田好秀委員 ほかの2人の委員も質疑しているので、それも踏まえて幾つか伺う。まず、対象が90歳の卒寿の方で、当然、2年前に敬老祝金2万円をもらっている方たちだと思う。お祝いムードを盛り上げるために出すとのことであるが、対象としてそこが正当との判断は、敬老祝金も踏まえてきちんと検討されたのか伺う。
さらに続けて、何周年はいろいろな市であると思うが、年齢に沿った人に何か記念品を与えるのは、他市の事例も参考にして決定したのか、その辺の経緯を伺う。
もう少し伺う。90周年記念もあれば、市川市は80周年、70周年、60周年も過去いろいろあったと思うが、そういうときに市川市と同い年の人に記念品を渡したとか何かを行った事例があったのか伺う。
今回、川畑委員への答弁を聞くと、ハンドベルにしたのは、喜びとか祝いとかがあるため適切ではないかとの判断だと思うが、検討段階において、例えば現金がいいのではないかとか、タクシー券で移動してもらったほうがいいのではないかとか、いろいろ検討されてハンドベルになったと思うが、ほかに検討する要素はどういうものがあったのか。
最後に、90歳の方にハンドベルを渡す事業になるが、用途としては、当然誰か人を呼ぶのがメインに考えられると思うが、そもそも1,536人のうち、家族がいる方はいいが、独居や施設に入っているなど、ハンドベルの用途として使えない人は何人程度いるか把握しているのか。把握しているのであれば何人か。そのような人はインテリアとして使うか、ハンドベルをあげるか、物が増えると嫌だから捨てると思うが、その点をどのように捉えているのか。
○西村 敦委員長 事業の内容を最初から説明したほうがいいのではないか。
○地域包括支援課長 こちらの事業を改めて説明させていただくと、市制施行90周年を迎えるとのことで、その記念事業の一環として、今年90歳として市と同じ年月を刻んできた高齢の方に、90周年を共に祝っていただく意味を込めて記念品を贈呈するものである。敬老祝金を2年前にもらった――対象だと思われるとの指摘であるが、敬老祝金は今年度より対象者を見直し、80歳と99歳を対象外としたところである。こちらは、あくまで敬老のお祝いというよりは、90周年をお祝いするもので、敬老祝金とは別の枠組みで考え、あくまで市川市と同い年の高齢の方に一緒に祝っていただくと考えたところである。
また、他市の周年事例について検討したのかについては、他市においては、特定の年齢を対象とした周年事業は調べた限りでは見当たらなかったので、今回、市川市が実施するのは市川市独自のものと考えている。
また、これまでの60周年、70周年、80周年の周年事業については、過去を振り返ると、直近で80周年の際は、議員発議により、先ほど御指摘いただいた敬老祝金を、当時80歳を迎えられる方を支給対象に加えたことがあった。
ハンドベルの検討段階で、ほかにどのようなものを考えたのかとの指摘については、先ほどの敬老祝金の形でもいいのではないか、私どもの実施しているチケット75を対象の方に増やしてはどうかとの話もあった。様々考える中で、記念品に落ち着いたところである。
最後に、用途については、独居の方や施設に入っている方について、5月末現在で施設に入所されている方は240人ほどいらっしゃることは確認している。
○増田好秀委員 最後の点について、独居の数は把握していなくて分からないとの認識で合っているか。
○地域包括支援課長 独居の数は、住民登録上の年齢で見ている。住民登録上の一人住まいの方の人数は、今回把握していないが、こちらの年齢になると世帯を分けている方がいるため、実際のところ、独居かどうかを把握するのは非常に困難な状況である。
○増田好秀委員 分かった。共有したいことは討論で述べる。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。――質疑を終結する。
討論の発言はないか。
○増田好秀委員 反対の立場で述べる。今回、90周年記念卆寿記念品の500万円がのっている。最終的には、こちらを削除した修正案を出したいと思っているので、こちらに皆さんも賛同いただければとの形で討論させていただく。
90周年記念があるので、お金をかけるより、市民の皆さんの気持ちが高揚して何かをやることは、とてもチャレンジャブルな企画だと思うし、そういう観点で動いていくのはいいと思う。その上で、今回、ハンドベルを1,536人の90歳の方に配ろうとのことであるが、市川市は人口50万人としたときに、その対象が0.3%になる。その人たちに対して、税金を払っていない方もいるが、市税を使ってハンドベルを送ろうとの予算の使い方になると思うが、そもそもその使い方が90周年事業として本当に適切か。もちろんそれは、嫌みな言い方をしてはいけないが、市の職員が一生懸命検討したと思うが、検討経緯を考えると、日本の長い歴史の中で都市が何周年とある中で、今まで1回もやっていない事業を今回初めてやることに対して、もちろんそれはとてもチャレンジャブルなように聞こえるが、その意味は、先ほど申したとおり特定の方に対してみんなの税金でやることは、本当に90周年事業としてふさわしいのか。
今回あげるものにしても、ハンドベルをあげるとのことであるが、世の中の情勢を考えると、物がいっぱいあるよりはミニマルな社会を目指していこう、物が少ないほうが豊かではないかと考えられているわけで、ハンドベルをあげることが本当に適切なのか。用途があるものと聞こえるが、市川市は1,536人のうち何人がそれを実用的に使えるか把握していない中でハンドベルの形でやってしまったのは、事業効果として薄いのではないかと話を聞いていて感じた。
市川市の過去のケースも、80周年だけを共有してもらって議員提案で出したとのことであるが、今度は100周年になったときは100歳の人に渡すのかとの話になってしまって、市川市と同い年の人だけにそれが集中する形は事業としては正しくないのではないかと思うので、補正予算には反対の立場である。ぜひ皆さんも市民目線で良識を持っていろいろ判断していただきたいと思う。よろしくお願いしたい。
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第17号令和6年度市川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔国民健康保険課長 説明〕
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○とくたけ純平委員 35ページ、第1款第1項第1目第12節、国保標準システム改修委託料が増額補正となったとの説明をいただいたが、増額となった経緯についてもう少し具体的に教えていただきたい。
○国民健康保険課長 こちらはマイナ保険証対応システムの改修費になるが、国からマイナ保険証の対応に伴うシステム改修の詳細が示されたのが、令和5年12月下旬であったことから、当初予算の計上に間に合わなかったもので、それに伴い、今回、補正予算として計上させていただいた。
○とくたけ純平委員 増額補正になった事情は理解した。限定的な質疑になるが、マイナンバーカードと保険証の一体化対応のための改修について、どういったものなのか教えていただきたい。
○国民健康保険課長 今回、国の法令の改正に伴い、従来発行していた紙の国民健康保険証を廃止してマイナンバーカードにひもづけることによって、マイナ保険証と通常言われているが、マイナンバーカードで医療機関に提出して医療にかかれることになるデータ移行に関わる改修を行うことになる。
○とくたけ純平委員 分かった。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第18号令和6年度市川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
提案理由の説明を求める。
〔介護保険課長 説明〕
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第21号市川市斎場整備運営等事業設計・建設工事請負契約について及び議案第24号指定管理者の指定についてを一括議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○斎場建設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○増田好秀委員 1点伺いたい。
47ページの特定結果の表を見ると、東亜建設工業グループの施設整備費の価格点が91.2点に対して、合人社計画研究所グループの価格点が91.6点で、施設整備費自体は1億4,300万円高いが、価格点が0.4点高い理由は、何か特徴として把握しているのか、それとも誤差の認識なのかを伺う。
○斎場建設課長 価格点の相違については、2グループ応募があり、まず、施設整備の価格と維持管理・運営の価格と2つの提案価格をそれぞれお示しいただく。価格点は配点として93点が満点になるが、そのうち施設整備が83点、維持管理・運営が10点の配点になっており、提案価格のうち低いほうを満点とする。施設整備費については、東亜建設工業グループの施設整備費が合人社計画研究所グループよりも低いため、こちらが満点の83点を取る。その後に、この83点に対して、分母が高いほうで分子が低いほうを割り返し、合人社計画研究グループの施設整備費の価格点を出すことになる。結果として、施設整備費の金額の差があるのと、実際の価格は合人社計画研究グループのほうがかなり低いが、維持管理・運営費のほうは10点の配点しかないため、この価格点は今申し上げた式を基に出すので、結果として価格点は0.4点の差になる配点の方法である。これはあらかじめ募集要項のときに、こういう形で価格点を出すことを示した上で、それぞれ価格を提示していただいている。
○増田好秀委員 この表を見ると、施設整備費が価格点になっていて、維持管理・運営費が提案内容点との項目が該当している表に見えるが、そうではなくて、価格点は施設整備費と維持管理・運営費にそれぞれ重みを持たせて93点満点としている点数表との理解で合っているか。
○斎場建設課長 今、委員のおっしゃったとおり、左と右はリンクしておらず、左は価格だけの内容で、施設整備費と維持管理・運営費の合計が総額になっている。右側は評価点のみで、左の金額に対して何点ではなく、合計が価格と提案に分かれており、東亜建設グループであれば価格点が91.2点、提案内容点が91.6点で、合計182.8点となっている。それに対して合人社計画研究所グループは、価格点が91.6点で提案内容点が82.9点、最終的に合計が174.5点になっている。東亜建設工業グループが合人社計画研究所グループよりも高い得点となっているため、こちらに決定した。
○増田好秀委員 少しでも内容を理解したいと思うので教えていただきたい。価格点は93点満点、提案内容点は93点満点で、最終的には186点満点で評価しているとの理解で合っているか。
○斎場建設課長 価格点は合計が93点満点であるが、提案内容点の合計は107点になっている。合わせて200点で、200点満点でそれぞれ合計何点になるかとの結果になっている。
○増田好秀委員 今のシステムを聞いていると、価格点と提案内容点の点数の項目があって、それが積み重なってこの点数になっている認識だと思うが、価格点の項目点数は全部で何点あるのか。提案内容点は、その積み重なる項目が何点あるのか。
○斎場建設課長 最初に価格点から説明すると、施設整備費が満点が83点、維持管理・運営費が10点で、合計93点が配点である。提案内容審査の配点は、全部で5つの審査項目に分かれている。1つは、施設の機能及び性能に関する事項が34点、2番目に建設、解体及び工事監理業務に関する事項が8点、3番目に維持管理業務に関する事項が16点、4番目に運営業務に関する事項で39点、5番目に事業計画に関する事項が10点で合計107点となっている。
○増田好秀委員 価格点が83点と10点の配点で、素人質問で予測されると思うが、施設整備費が83点満点であれば、単純に提案価格が低いほうが価格点が高くなると思うが、その認識は間違えているか説明していただきたい。
○斎場建設課長 ややこしくて申し訳ないが、低いほうが満点を取るのは基本変わっていないので、施設整備のほうでは、金額で御覧いただくと分かるように、東亜建設工業グループが81億5,500万円で、合人社計画研究所グループの80億9,800万円よりも安いので、こちらが満点の83点を獲得できることがまず1つ。それに対してクロマツは高いので、これを割り返すと最終的に81.5697点という細かい数字が合人社計画研究グループの得点になる。次に、維持管理・運営費は10点しか配点がないので、合人社計画研究グループが36億5,074万円で、こちらのほうが低いので、まず10点を取る。それに対して東亜建設工業グループは44億4,367万5,910円で、これを割り返すと8.2156点で、配点が小さいので、頑張った分がなかなか反映されないややこしい事態になっている。
○野口じゅん委員 1点だけ質疑する。
今の話をもう一つ聞きたいが、施設整備費と維持管理・運営費それぞれ満点が83点と10点と8倍ぐらい違うと思うが、実際の出てきた価格は、結果論として2倍程度しか違わないのに、配点が83点と10点で重みが違うのはなぜか。
○斎場建設課長 今回、DBOで、設計、建設、維持管理・運営まで含めてトータルで事業提案していただくとのことで、施設整備費のほうが設計と施工を一緒に発注できるので、企業のノウハウを使って努力すればかなりコストダウンできるのではないかとして、施設整備費のほうに重きを置いた。維持管理・運営費が10点の理由については、運営は人件費が大半を占めると思われるが、人手不足の時代に人を確保するために、人件費を削ってサービスを維持管理するのはなかなか難しいとの想定の下に、維持管理・運営費を10点の配点にし、施設整備費のほうで頑張ってほしいとのメッセージであったが、結果として、このような形に表れた理解である。
○野口じゅん委員 よく分かった。
○斎場建設課長 先ほど答弁した中で、クロマツが高いと申し上げたが、正しくは合人社計画研究所グループで、クロマツは、提案内容を評価するときに名前をつけて審査していて、そのときのニックネームを申し上げてしまったので訂正させていただきたい。
○西村 敦委員長 発言の訂正を許可する。
○ほとだゆうな副委員長 市民の方がこれを見たときに、合人社計画研究グループのほうが総額は安い、東亜建設グループのほうが総額は高いが、選ばれたのは高い金額のほうであると見えると思う。そうなったときに、何でこちらを選んだのかを市民の方に明確に説明をするとしたら、どのような説明をされるのか。
○斎場建設課長 今回、提案価格が高いほうの企業が選定されたのはなぜかとの質疑だと思うが、これについては、提案内容と価格を分けて審査しているのが1つある。これらの総合点で高かったほうを契約相手先とするとのことで、今回のプロポーザルは進めさせていただいている。価格だけ安いからいいのか。安かろう悪かろうとも言われるが、価格だけではなくて、どういったものが提案されたのかもきちんと加味し、安くて低サービスではなく、安くていいものであれば得点されて、今回の総合評価点が高くなることもあったかとは思うが、結果として、高いほうがいい提案がなされたので、今回こちらの東亜建設工業グループになった。
議案等説明会でも説明をさせていただいたが、どういったものがよかったのかについては、1日最大33件の火葬、風雨を防ぐ大きなひさしも設置される。あと、環境性能で最高レベルのフルZEBの省エネの環境施設になることが1つある。また、運営のほうでは、本会議で答弁させていただいている1葬家1担当で、会葬者や御遺族の心情に沿ったサービスを提供するとか、最寄りのJR市川大野駅との無料送迎定時サービスもあるので、そういったものが全体として提案としてよかったため評価をさせていただいて、最終的に東亜建設工業グループになった。
○ほとだゆうな副委員長 環境に配慮されていることとホスピタリティーが高いところは、市民の方に聞かれたら答えられると思う。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
まず、議案第21号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、議案第24号について、本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第25号市営住宅の明渡し等に関する訴えの提起についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市営住宅課長 本会議以上の説明はない。御審査のほど、よろしくお願いしたい。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
○とくたけ純平委員 具体的に伺いたい。Aさんの年齢、今仕事ができる状態なのか、いつからこの部屋に住んでいて、もともとCさんと同居されていて、Cさんが亡くなった後に入居が認められない理由が滞納以外にあるのか伺いたい。
○市営住宅課長 相手方Aの年齢は30代となっている。仕事ができる状態かについては確認ができていない。いつから部屋に住んでいるかは、平成4年からになっている。Cが亡くなって承継入居ができない理由として、滞納もあるが、年齢要件によるもので、60歳未満は承継ができない規則がある。
○とくたけ純平委員 30代の方ということは、生まれてほとんどの期間、ここに住んでいる気もする。同居されていたCさんは、Aさんの血縁関係で、両親なのか。
○市営住宅課長 AさんとCさんは親族関係である。
○とくたけ純平委員 具体的に答えられれば、お父さんとかお母さんの関係なのか。
○市営住宅課長 CさんはAさんのお母様になる。
○とくたけ純平委員 そうすると、恐らくお母さんと一緒に子どもの頃から住んでいて、お母さんが亡くなられて、滞納の有無によらず、Aさんはここに住む要件を満たしていない判断になったとのことであるが、住んではいけない状態になったのは、いつ頃からか。
○市営住宅課長 Cさんが亡くなったのが令和2年6月で、そちらから不法占有者となる。
○とくたけ純平委員 令和2年6月から住めなくなり、それから4年程度たっているとのことである。その間、Aさんとのやり取りは、どういった経緯をたどってきたのか伺いたい。
○市営住宅課長 Aさんに対しては、直接住宅訪問、電話連絡、また、文書の送達などをして、不法占有の旨と代替住居のあっせんを退去に関する告知文書も含めて接触をしてきた。30回以上の接触を行ったが、市営住宅は住宅困窮者に対する福祉的な施設であることから、入居要件を満たしていなくても直ちに明渡し要求をすることなどはせず、本人の自主的な退去をずっと求めてきた。
○とくたけ純平委員 4年ほどずっと連絡を取り合ってきたとのことであるが、Aさんとしては、全く話合いには応じず、退去しない状態なのか。
○市営住宅課長 当初は、本人も退去する意思を持っていて、こちらとしても状況を見ながら退去を促していたが、具体的には、去年ぐらいから退去はしない意思が強くなり、ここにいたいとの意思を強く示した中で、訴えの提起との経緯になった。
○とくたけ純平委員 1年ほど前から退去しない態度に変わったとのことであるが、その理由は何かおっしゃっているのか。さきに伺った、この方が今、仕事をできる状態なのか把握をされていないとのことである。やり取りをしている中で住宅のあっせんなどもされてきたとのことであるが、そのほか就労に関する相談を受けたり、そのほかの福祉につなぐような流れがなかったのか伺いたい。
○市営住宅課長 この方が就労しているかどうか、事実をつかんでいないが、30回以上会っている中では、住居のあっせんや、今後の話も含めて、退去とのことで本人の意思の確認をしながら進めてきたところである。
○とくたけ純平委員 本人はこの1年前ぐらいから退去はしないことを表明しており、家賃の滞納もあるとのことであるが、家賃が払えない状況なのか。住宅をあっせんしているとのことであるが、民間の賃貸住宅だと家賃が払える見込みがなくて移ることができずにいるなどの事情はあるのか。
○市営住宅課長 住宅のあっせんのため、希望地区とか家賃を聞くための書類を渡そうと何回も試みたが、本人は自分で探す等、ここを動かないとのことで、去年からずっと平行線の状態のやり取りになっている。具体的に今まで退去の意思を示していたが、何で急に変わったか理由は分からないが、令和5年からは、法的な手続が済むまでここに居座る意思がかなり明確になっているため、手続を進めさせていただいている。
○とくたけ純平委員 Aさん本人は、今回訴訟に向かって動いている状況は把握されているのか。
○市営住宅課長 このような状況で進んでいくことは、今年に入ってから、その前においても本人には説明している。
○とくたけ純平委員 本人はどういった反応を示しているのか。
○市営住宅課長 最近では8月、その前には5月に会うことができたが、法的な手続を経るまではここにいると、本人は明確にその意思を示している。
○とくたけ純平委員 最後の質疑で、訴訟に進み、退去になった場合、退去に伴って本市としてはフォローすべき相手かとのこともあるが、そういった動きをする可能性はあるのか。
○市営住宅課長 この明渡し訴訟後も、Aの状況に応じた住宅のあっせんを引き続き行いながら、また生活が成り立つような措置を講じてまいりたいと考えている。
○西村 敦委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 議案第26号千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部改正に関する協議についてを議題とする。
提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○国民健康保険課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願いしたい。
○西村 敦委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
次に、請願に移る。
○西村 敦委員長 本日の委員会は延長することでよいか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 よろしくお願いしたい。
請願第6-5号レプリコンワクチン中止の意見書の提出を求める請願を議題とする。
本請願を書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○西村 敦委員長 意見を求める。
○増田好秀委員 可能であれば紹介議員の太田委員に確認させていただきたい。1行目、2行目の「令和3年2月から国内で開始した新型コロナワクチン接種は、海外では早い段階で中止された」とあるが、中止された国はどこか。一番早く中止した国はどこか。
○太田丈之委員 中止された国は、日本以外ほとんどの国が、3回目でほぼ中止している。最初の国は不確かであるが、イスラエルでは2021年当初はワクチンを非常に積極的に推進していて、恐らく一番早く危険性に気がつき一旦中止をしたと認識している。
○加藤武央委員 不採択の立場から説明したい。太田紹介者は十分理解しているが、私はこの文章を読んで、大きな点が何点かある中で、たんぱくワクチンとmRNAワクチン、さらに自己増殖型が入ってきているが、私どもは7回やっている中で、コロナワクチンの接種は、私にとってはあまり影響がなかった。ある方もいたかもしれないが、私は5回打っているが、コロナウイルスに対してこのワクチンは非常によかったと思っている。この状況の中で、この文章の自己増殖型mRNAワクチンに対して、まだ結果は出ていないと思う。令和6年10月から接種が定期接種になる予定の中で、今出されて中止しようというのは、あまりにも早計と思う。私はこの文章で大きな問題がある中でも、検討する材料や見つけなければいけないものがまだいっぱいあると思う。岡澤晴美さんが本当にこの文章だけで、だから危険でワクチンを打ってはいけないというものは、まだ絶対に出ていないと思うので、今の時点では、請願に対して、私は不採択でお願いしたい。
○川畑いつこ委員 紹介者である太田委員に伺いたい。危険と言われている気持ちは十分分かるが、比較するものが欲しい。ワクチンを打ったことで軽減された率や発症しなかった率を出すのは大変なことだと思うが、駄目と言うだけよりも、大丈夫だった人はどういう人であったとか、そういうものがないと、判断材料がないと思うが、御存じであれば教えていただきたい。
○太田丈之委員 いろいろあるが手短に言う。そもそもワクチンが始まったときは、日本ではほかの方にうつさないように、特に年配の方がいらっしゃるところは気をつけようとのことで始まったが、海外からも、日本でも検証していただける方はいっぱいいるが、感染予防効果がないことは医学的に証明されている。重篤化予防効果については検証もやり方がいろいろあって、効果がないと言う方もいる。効果があると言う方もいるので、ここはまだ検証が不十分ではないかと思う。ただ、危険性の部分で、ワクチン被害者健康救済制度があるが、事実だけを言うと、今、健康被害を認定された方が日本全国で777名プラスアルファの方が亡くなっていて、プラス重篤な副反応で歩けなくなった等の方が8,000名弱との現状がある。市川市の中でも、申請して結果が出ていない方もいるが、亡くなった方が1名、重篤な副反応が40名で、補足的な説明になるが、この過去3年間を一度振り返る期間が必要なのではないかと思っている。効果の前に安全性云々について、ワクチンで人が亡くなることは今まで想定していなかったが、この数からいうと、私は薬害と言ってもいいぐらいの数なのではないかと認識している。
○ほとだゆうな副委員長 この件に関しては、10月から定期接種が始まるが、許されるなら横山部長に伺いたいが、市長はこの件について、どんなふうに思っているのか。市としてワクチンを接種していくことについて、これから接種券を送るとの市長の考えを部長は認識されているのかを、採択、不採択の判断をするために伺いたい。
○西村 敦委員長 基本的には請願なので、請願に対して賛成か反対かとの意見しか言えない。たまたま今、紹介議員の太田委員がいるので、太田委員に質疑をして答えている場面もあるが、基本的には意見だけを皆さんが言い合って判断をすることである。
○ほとだゆうな副委員長 分かった。
○西村 敦委員長 状況的に言えば、国の下で定期接種化になっている現状でスタートするところまで来ているので、これを止めるのは、と個人的には思っている。意見をよろしくお願いしたい。
○沢田あきひと委員 一般的に中和抗体はワクチンを打てば出ない人はあまりいない。一般的に出て、それが多いか少ないかでアレルギー反応とか後遺症が出たり、人によってレセプターが違うので全然違うと思う。公衆衛生学的に1万人のうち何人亡くなって、何人にアレルギー反応が出ているとの数値が出てきて、厚生労働省が評価を出す形になると思う。そういうデータが最終的に上がってきて、どうかとの形になると思うが、現状で太田委員が知っている限りで、そういうデータはあるのか。
○太田丈之委員 正確な数字を申し上げられないのは申し訳ないが、今までワクチンは病原体があって、それを弱毒化や無毒化したものを体に入れ、それに対して抗体ができる自然的な反応によって、人間の体がそれ以上の状況を受け付けなくなる仕組みであったが、今回のmRNAは遺伝子操作薬で、構造自体が今までのワクチンと呼べるものと別の技術を使っていることが1つ。検証の結果で言えば、時代的にも時間的な余裕が許されない状態が2021年から始まって、緊急承認という形で、技術的に違うので検証も違うが、人間でやっている時間がない。今回の8回目のこれからやられるレプリコンは、今現在、JN.1株では承認されていない。前回のオミクロンもそうであったが、今のところマウスしか実験されていない中で、恐らく通すだろうが、それを市場に出すのは、コロナが始まってから、それでオーケーとなったが、このままでいけば、人間での検証が終わっていないまま10月1日に打たれることになる。本来ならば2年か3年かけるものが、ほんの数か月間で検証され、結果は出ていない。
○竹内清海委員 私も詳しくはないが、このワクチンを出すに当たっては、国も相当研究していると思う。今、太田委員が、マウスしか実験していないと、そんな中でも、国は大丈夫との結論の中で出てきていると捉えているが、そうは思わないのか。どこが担当か教えていただきたい。
○太田丈之委員 話すと切りがないが、厚生労働省が窓口でやられている。厚生労働省は、ワクチンはある程度リスクはあるもので、「ごくまれに」との言葉で、100%安全だとは言っていない。それは、インフルエンザワクチンでも、どのワクチンでもあるが、懸念しているのは、リスクの発生する頻度が非常に高いことである。ほかのワクチンだと、過去45年間ぐらいで、市川市でも亡くなった方はゼロである。それが、日本全国同じワクチンを打っているので同じ状況であるが、ここで何百人も死者が出ている現実を振り返る時間が必要ではないか。時期が早いと考えている。マウスで実験することも問題だと思う。ただ、打ちたい方もいるのは事実で、情報提供をちゃんとしていかなければ駄目だと思っている。メリットとデメリットをちゃんと確認した上で判断をしてもらいたいが、今はそういう状況になっていない。例えば700人亡くなっていることを知っている市川市民がどれだけいるのか、ちゃんと説明した上で進めるのであれば、それで初めてワクチンを任意で選択してくださいと言えると思うが、情報的にも一方通行だと思っている。
○西村 敦委員長 太田委員への質問会ではなく、自分の意見で採決をしなければいけないので、そろそろ結審したい。
○つちや正順委員 今回、我々は不採択の立場であるが、ワクチンの健康被害に関しては大変懸念しているので、ワクチンの健康被害の実態の調査や救済に関しては、公がどんどんやっていくべきである。ただ、1の部分にもある今回のワクチン中止に関しては、打つ、打たない自由も極めて重要であるし、内容についても、もう少し専門的な検証が必要なので、今回、我々は不採択の立場である。
○西村 敦委員長 意見は以上で打ち切らせていただいてよいか。
では、採決に移る。
本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○西村 敦委員長 挙手少数。よって本請願は不採択とすべきものと決した。
次に移る。
○西村 敦委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西村 敦委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
○西村 敦委員長 以上で健康福祉委員会を散会する。
午後5時9分散会
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