更新日: 2024年11月28日

令和6年9月 市川市議会 総務委員会

令和6年9月10日(火曜) 午後3時35分

場所

第1委員会室

出席委員

委員長
国松ひろき
副委員長
石崎ひでゆき
委員
つかこしたかのり
清水みな子
細田伸一
宮本 均
大場 諭
石原よしのり
越川雅史
松永鉄兵
岩井清郎

欠席委員

なし

説明のために出席した者の職氏名

総務部次長
日暮真司
総務課長
植松美穂子
人事課長
吉成 悟
財政部次長
大塚信之
財政課長
遠山 忠
納税・債権管理課長
藤井純一
納税・債権管理課副参事
北井光一
市民税課長
山口 聡
固定資産税課長
片橋正朗
情報管理部次長
松丸晃博
情報総務課長
武田良平
市民部次長
若菜克彦
NPO・市民活動支援課長
越堂達志
八幡市民複合施設開設準備担当室長
深沢 学
こども部次長
杉山育子
こども施策課長
井上雄一
ぴあぱーく妙典こども施設開設準備担当室長
斎藤葉子
議会事務局次長
町田茂幸
庶務課長
藤城好明
消防局次長
今井 隆
消防総務課長
藤井克行
企画管理課長
渡邊辰也
企画管理課副参事
指宿力哉
予防課長
谷田浩一

会議に付した事件

  • (1)議案第7号 市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人
  • (2)議案第8号 市川市税条例の一部改正について
  • (3)議案第9号 市川市八幡市民交流館の設置及び管理に関する条例の制定について
  • (4)議案第11号 市川市使用料条例の一部改正について
  • (5)議案第16号
    第1条|第1項|歳入歳出総額
    第1条|第2項|歳入|全款|
    第1条|第2項|歳出|第1款|議会費
    第1条|第2項|歳出|第2款|総務費のうち第1項第18目文化振興費、第22目国際交流費及び第25目スポーツ費を除く全部
    第1条|第2項|歳出|第10款|消防費
    第3条 繰越明許費の補正のうち消防費
    第4条 債務負担行為の補正の追加のうち第1段及び第2段並びに変更
    第5条 地方債の補正
  • (6)議案第23号 はしご付消防自動車の製造について
  • (7)諮問第4号 退職手当支給制限処分に対する審査請求について
  • (8)請願第6-6号 消費者が安心して食品を選択できるための明確な表示を求める意見書の提出を求める請願
  • (9)所管事務調査

※議案の内容については総務課のページをご参照ください。

会議概要

午後3時35分開議
○国松ひろき委員長 ただいまから総務委員会を開く。


○国松ひろき委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し、発言方法、1、総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるよう願いたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。


 議案第7号市川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○総務課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第8号市川市税条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○市民税課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第9号市川市八幡市民交流館の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はあるか。
○清水みな子委員 1点である。
 フリースペースがあると思うが、借りないときはみんなが使用していいとの、――例えば午前中3時間フリースペースを借りると、その区切りというか、借りる人はパーティション等をするのか、そのまま開いているのか。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 フリースペースについては、特に間仕切りは設けずに使用していただく。
○清水みな子委員 そうすると、一般の人も普通に空いているフリースペースと、借りている人たちのフリースペースが交わらないようになるのか。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 フリースペースのところに柱があり、基本的にはそこが仕切りではないが、そこの柱で囲まれた部分が基本1階のフリースペースとなっている。独占使用するときはその中で使用していただき、それ以外のときはそのような仕切りがない形で使用していただく形である。
○清水みな子委員 トラブルではないが、仕切りがないと普通に人が中に入っていってしまったりとか、誰でも入れる感じになって、そのようなときのトラブルの想定はあるのか。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 使い方にもよるが、そのような形で利用される方が入られるおそれがある場合は、何かしらで入られないような注意喚起等を促してまいりたいと考えている。
○石原よしのり委員 1点である。
 代表質問の中の答弁でも若干言われていたと思うが、駐車場と駐輪場について伺いたい。
 駐車場については7台と説明があるが、料金はどうなっているか。自転車置き場は、答弁の中では必要があればこれから検討していくような言い方であったので、それでは不安であるので、どう考えているのか。駐車場と駐輪場の件をお答え願いたい。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 駐車場と駐輪場であるが、駐車場は7台設置で、有料制である。料金についてはこの後の使用料条例の中に記載されている。駐輪場については、南側に13台、北側に10台駐輪できるようになっている。御質疑のとおり、イベント等がある際はたくさんの方が来館されることが予想されるので、その際はどこか空きスペース等を検討し、そちらに駐輪していただくことを現在考えている。
○石原よしのり委員 駐車場は、精算機を駐車場の一角に置く向かい側の市民会館と同じようなやり方なのか。
 駐輪場はもらった図に書いていないが、どこなのか。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 駐車場については、全日警ホールと同じような精算機のある機械を設置する予定である。
 続いて駐輪場については、先日配付した図面の全体図の右側、グレーになっているところの、ちょっと分かりづらいが手前側、右下あたりである。そちらに10台と、もう一方が、駐車場と示されたものと屋外広場の間に、黒い点が下から上に打ってあるところがあるが、そこが駐輪スペースである。
○国松ひろき委員長 今、資料を持ってきているのがあそこの2名だけであるので、先日配付のその資料に、駐輪場の位置が分かるように記載していただき、委員会のメンバーに配付してもらえるか。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 承知した。
○石原よしのり委員 駐輪場の数が少ないとイメージ的に思う。向かい側が市民会館であり、市民会館のところには結構駐輪場がたくさんある。みんなそちらに止めてしまう可能性があるのではないかと思って心配である。そうすると、逆に市民会館の利用者が、例えば行事があったときに困るとの話も出てくる気がする。本当にそこで、今の話でたった13台と10台で大丈夫なのか。一方市民会館は、恐らく50台ほど止められそうである。そのような意味で、そっちを当面使ってもらってみたいなことで23台になっているのか。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 当面はこちらの23台を使用していただくことと、基本的には我々の敷地内で駐輪していただくよう御案内する予定である。
○国松ひろき委員長 ほかに質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第11号市川市使用料条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○八幡市民複合施設開設準備担当室長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第16号令和6年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔庶務課長、人事課長、情報総務課長、納税・債権管理課長、消防総務課長、財政課長 説明〕
○国松ひろき委員長 質疑はあるか。
○清水みな子委員 1点である。
 14、15ページのコンプライアンス委員会議出席者報償金であるが、もう既に1回、2回開いているが、今委員は3人とのことで、年度で1人幾らとしているのか、1回ごとに幾らとしているのか。この88万7,000円の根拠を伺いたい。
○人事課長 お答えする。
 コンプライアンス委員の報償金の額であるが、まず、委員会議に出席した場合は1日当たり1万8,500円としている。そのほか、事案調査等については1時間当たり8,000円の単価を設定している。今回の補正計上額である88万6,500円の積算内訳は、まず、委員会議への出席については1万8,500円掛ける3名の3回分、16万6,500円、事案調査等については8,000円の30時間分の3名分で72万円、合わせて88万6,500円とさせていただいた。
○清水みな子委員 委員会3回とは、今回が2回目で、もう1度開くのか。それで収める方向なのか。
○人事課長 これまで2回分の予算措置についてであるが、大変申し訳ないが既定予算のほうを活用している。既定予算で職員表彰の賞賜金があり、そちらで24万円計上していたが、そちらの廃止を今検討させていただき、廃止との方向性を決めたので、そちらの既定予算のほうを活用して2回分、11万円を執行させていただいたところである。
○石原よしのり委員 私も1点である。
 11ページに消防音楽隊制服購入事業指定寄附金と、21ページにそれを使う消耗品費200万円とある。伺いたいのは、この寄附金が来た経緯みたいなものと、それから150万円と200万円の整合性である。制服がどのぐらい古くなったとかとの理由で、150万円ではなく200万円かかる根拠を伺いたい。
○財政課長 まず、歳入の11ページで、この寄附金が来た経緯について説明する。こちらは、先ほど説明した一般社団法人の中山馬主協会、こちらは競馬の馬主で構成された団体であり、その収益金、馬主が獲得した賞金を原資として、例えば県内の福祉施設に寄附を行ったりとか、子ども食堂に寄附を行ったりとか、そのような慈善行為を行っている。その一環もあり、市に毎年地域貢献事業――これは要綱をつくって行っている事業であるが、地域貢献事業を行っている。例年その寄附金を市川市にいただいており、大体150万円から200万円程度の交付を受けている。
 この流れとして、例年3月ぐらいに寄附がある場合には寄附をいただけるとの連絡をいただき、その後、4月から5月にかけて、市で選定した複数の対象事業を先方に提出して、その結果、先方側が選んだ事業、採択されたものに対して寄附を受ける。であるので、まず、今回150万円とは向こうの決まった額であり、予算と歳入と歳出の差の一つとしては150万円が先方の示した額になる。
○予防課長 消防音楽隊の制服については、前回購入した平成9年から27年が経過しており、経年劣化によって制服自体の破損や汚損、首回りや刺繍などのほつれ等が目立ってきたことから、今回中山馬主協会様の御寄附のお話があり、要望させていただいた次第である。
○石原よしのり委員 何着買うのか。
○予防課長 30着購入予定である。
○越川雅史委員 14ページ、15ページ、第2款総務費第1項総務管理費第2目人事管理費のコンプライアンス委員会議出席者報償金についてのみ伺いたい。
 まず、市川市において、今回コンプライアンス委員会議を設置するとのことであるが、コンプライアンス関連の会議体は今まで全くなくて、これで初めて1個できる理解でいいか。
○人事課長 御質疑のとおり、今回が初めてとなる。
○越川雅史委員 会議体はないにしても、これまでにもコンプライアンスには取り組んできたはずだと思う。
 そこで、コンプライアンスの規定体系としてどのようなものを持っているか。例えば、一般企業であればコンプライアンスの基本方針、マニュアル、プログラムとかコンプライアンス規程とか、そのようなものが一般的であると思うが、市川市でコンプライアンス関連規定はどのような体系で整備されているのか伺いたい。
○人事課長 コンプライアンスについては2つ大きな視点があろうかと考えている。まずは、法令遵守の面、あとは職員倫理の面があろうかと思う。
 まず、法令遵守については、私どもの職員服務規程において法令等を遵守するよう規定しているところである。また、倫理については職員倫理規則において禁止事項等を定め運用しているところである。
○越川雅史委員 これまでの答弁を聞いていると、違反事案があった場合に調査をして原因究明して再発防止策を提言してもらうような話であるが、コンプライアンスを推進するような機能になっていないと思う。コンプライアンスを推進する機能とは何かといえば、一般的な企業であれば基本方針を掲げて、それを守っていくためのマニュアルをつくり、年間で毎月何をしていくとのプログラムをつくって、そのプログラムの中には研修を実施するとか、過去に起きた違反事例を勉強するとか、あるいは新たに起きた他の自治体での事例を案内して、市川市では大丈夫なのか検証するとか、研修といってもハラスメント的な法令以外の倫理感とか、そのような研修をするとかで、このような1年間具体的なメニューを組んで、委員会が推進の所管会議体となって、そこでの周知なり報告を受けることを通じて、例えば服務規程に書いてある、倫理規則に書いてあるからと守れるわけではないので、推進をしていくと思うが、この機能が全く欠けているが、これでコンプライアンスの確保に不安はないとお考えか。
○人事課長 今回のコンプライアンス委員会議であるが、委員御指摘のとおり、今回の逮捕事案について検証するところは当然のところである。それに加えて再発防止策のところまで御意見を頂戴しようと考えており、そちらについては今回の事案のみならず、ほかの不適正事案、そのようなものが生じないような体制整備についても御意見を伺っていこうと思っている。今後は、その御意見に基づき、体系的な推進体制も含め検討してまいりたいと考えている。
○越川雅史委員 今後、コンプライアンスの推進を図るのであれば、委員の構成が果たして適切なのかどうか。この3名でコンプライアンスを推進していくのは、言葉が適切かどうか分からないが丸投げ的な感じになってしまう。普通のコンプライアンス委員会であれば、代表取締役あるいはそれに代わるチーフコンプライアンスオフィサーなりがいて、それなりの役員なり職員なりが入りながら、外部の有識者の知見を聞くのはいいが、これだったらうちのコンプライアンスをあなたたちがやってくださいみたいな話になってしまうのではないかと思うが、今後の推進に当たってどのようなイメージまで持っているのか、今回設置に当たってどのようなことを考えたのか伺いたい。
○人事課長 今回のコンプライアンス委員会議の設置に当たっては、他の自治体の例を参考にさせていただいたところである。例を申し上げると、千葉県で申し上げれば千葉県コンプライアンス委員会が設置されており、そちらでは、法曹委員として弁護士であるとかそのような方が3名、大学教授や公認会計士といった外部の方のみで構成されているものもあった。そのようなものもあったので、今回は内部の職員を含めずに、外部の有識者で構成させていただいたところである。
○越川雅史委員 今後のことまで考えないで、取りあえず目先3人だけ選んだふうな答弁に聞こえるが、その理解でいいか。
○人事課長 今後の方向性であるが、ひとまずはこの3名で、まずは体制も含めて御意見を頂戴し、今後拡大をする、推進体制としてどのような職員であるとか外部有識者が必要かも含め、御意見を伺いながら整備をしてまいりたいと考えている。
○大場 諭委員 補正予算の15ページ、今あったコンプライアンス委員会議出席者報償金、あと配られている報告書の内容を併せて関係するので伺いたい。
 内容的には、1つは入札に関することで、1つは市の業務目的と、それから公益通報、この大きく2点を伺いたい。
 1つは、今回報告書を見て、報告書の11ページ中ほどに、簡単に言うと、職員が情報を漏らした、上司から、当時の財政部長から情報を出すようにと。出したことについて、そのときに、要はこのことは……。
○国松ひろき委員長 私の感覚では、下水道部次長の話であり、それは塩浜の件であるから、このコンプライアンス委員会と関係ない話である。
○大場 諭委員 では、聞き方の問題である。要するに考え方、コンプライアンス委員会で――ではこのように聞く。
 これは私が22年の7月1日にガバナンスで伺っている。これは何度か伺ってきて、1つ内部統制について変わったところがあるので改めて伺ったのがこの6月定例会である。この中で質問としては、内部統制、ガバナンスの構成要件、そしてリスク、それから市の組織の目的は何かと。これはガバナンスの要件ですからコンプライアンスというか、要するに内部統制の形をつくっていく上で改めて伺うが、稲葉財政部長の答弁は、入札随契事務マニュアル等の不正な契約方法、――ごめんなさい、これはあまり長くなるので飛ばす。
 地方自治法に基づく内部統制制度は導入していない。次に、組織目的についてである。本市を含む地方公共団体の組織目的は、地方自治法に基づき住民の福祉の増進を図ることを基本とすることは認識している。今後、これがきちっと行われていく、ガバナンスというか組織であるべきだと思う。しかし、この塩浜の報告書には、地方自治法で公務員は上司の命令に従う義務がある、だから瑕疵はないとの結論に至っている。では、今後は何を優先するのか。本来は住民の福祉の増進という、やはり組織として目的をしっかりと持つべきだと思うが、1つはそのような考え方があるのか。それが1点。
○国松ひろき委員長 質問の意図がくみ取れなかったが、何を人事課長に聞くのか。
○大場 諭委員 コンプライアンス、法令遵守といってもガバナンスである。その中で、今回は瑕疵がないと。要は、地方自治法で公務員は上司の命令に従う必要がある。組織の中で上司のことを優先するのか、それによって、今回住民に対する不利益が発生した。本来、組織の目的は、上司にどんなことを言われても住民の福祉を増進することからすると、上司に対して従わず公益通報するのか、内部通報するのかの行動を職員は取るべきなはずである。そのような組織に目的意識がないと思うが、その辺はどうなのか。
○国松ひろき委員長 補正予算の88万7,000円、コンプライアンス委員会議出席者報償金に対しての質疑になるか。つながりが見えない。
○大場 諭委員 改めて、コンプライアンス委員会の中で、1つはそのようなことは議論されないのかどうか。
○国松ひろき委員長 越川委員に既に答弁されている。
○大場 諭委員 もう1つ、内部通報は聞けるか。
○国松ひろき委員長 議題外である。
○大場 諭委員 個別に12月定例会で聞くこととする。
○岩井清郎委員 1点、消防のエレベーターについてである。
 継続費になっているということは、工期が相当長いと理解していいか。
○企画管理課長 消防局東消防署合同庁舎エレベーターの改修工事についてであるが、こちらは製造メーカーとの随意契約になり、今年の11月に契約し、来年の7月から9月までが工期、エレベーターの停止期間となる。
○岩井清郎委員 長期であるので、その間にいろいろ消防、救急があるが、そのようなものに対しての影響や対応はいかがか。
○企画管理課長 出動等の緊急事案に関しては、消防局の1階と2階の東消防署が対応するので、即2階から下階に下りて緊急対応できるものと考えている。
○岩井清郎委員 確認する。今、消防の部分については1階と2階との理解でいいか。それで、それにはそれ用のエレベーターがあるということでいいか。
○企画管理課長 消防署に関しては1階と2階である。3階以上は消防局本部の事業となる。
○国松ひろき委員長 その他質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 予算の総額については、他の常任委員会の審査結果を確認の上、修正等がなければ承認することで御了承願いたい。
 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 議案第23号はしご付消防自動車の製造についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○企画管理課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査くださるようお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はあるか。
○宮本 均委員 23号の概要を見ると、先端屈折はしご付――たまたまテレビで東京であったか横浜であったか忘れたが、ちょうどレスキュー隊員の特集の番組でこのはしご車が出ていたが、この先端屈折はしご付がどんなものか伺いたい。
 納入期限が今年度、3月21日とのことであるが、これはいわゆる納車引渡し式のようなことは行うのか。
○企画管理課長 まず、先端屈折式はしご車の説明をする。こちらははしごの長さが35mある。その35mの先端の2.5m部分が80度まで屈折する。これはどのようなことかというと、例えば屋上に逃げ遅れの方がいた場合に、屋上にはフェンスなり手すりがあるが、その手すりをよけて屋上の地面の部分すれすれまではしごの先端のバスケットを持っていき、要救助者を一歩踏み込んだ形でバスケットに乗せてもらうことで、要救助者側から見ると救助しやすい形となる。
 納入は今年度の3月21日であるが、納入式はあるかであるが、これは東消防署に配置されるはしご車となるので、我々車両を担当する企画管理課職員と東消防署職員が、車庫前で車両伝達式を行い、今後適正に運用し、事故のないよう安全運転に努めるとの誓いの宣誓の言葉を交わして、車両を東消防署に受け渡す式を、毎回新車が納車されるたびに行っている。
○国松ひろき委員長 その他質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 諮問第4号退職手当支給制限処分に対する審査請求についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○総務課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○国松ひろき委員長 質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本件について異議ない旨答申すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって本案は異議ない旨答申するべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 請願第6-6号消費者が安心して食品を選択できるための明確な表示を求める意見書の提出を求める請願を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○国松ひろき委員長 意見を求める。
○岩井清郎委員 大変難しく、私はこれがいいかどうか判断する物差しを持っていない。地方議会でこれを審議することがどうなのか。これを市議会で議論するにはなじまないというのが私の考え方である。答えが出せないので不採択である。
○大場 諭委員 いろいろ調べてみた。1番の加工品であってもというのは、調べてみると、加工品の生産地を特定するのは非常に困難である。特に、最近は天候や供給状況によっては生産地が同じものでも異なるとのことで、現実的には固定することが、製造場所にしただけでも、万が一何かあったらその製造場所に問い合わせていくことができるとのことで、政府の広報の中にそのようなコメントがあった。
 それから、4番目のゲノムについても調べたが、これはなぜ安全性審査が不要なのかとのことであるが、ゲノム編集技術によって生じる変位は自然界でも起こり得るものと同様である。例えば、紫外線や自然の放射線によりDNAが切断されることがあるが、これと同じような変異がゲノム編集でも起こることから、自然のものと近いとのことで、安全性審査は特に必要ないと今の厚生労働省のホームページにそうあった。
 ということで、今まだそのような不確定な部分や難しい部分がある中で、これを通すことはできないと思う。不採択である。
○越川雅史委員 継続を希望する。
 その理由として、まず、岩井委員も言われたとおり、例えばゲノム編集した食品というのが、提出者なり紹介議員が具体的に何を想定しているのかがこの文面からは分からない。もちろん手続的に紹介議員が1人いれば出せるのはそうなのかもしれないが、紹介議員から説明も受けていないし、この委員会に来る用意があるとの話も聞いていない。確かに手続上はこれで出せるのかもしれないが、そのようなやり方が蔓延するのも、今後、もし紹介議員がいてどんどん請願が出てくるようになってしまうのもどうかと思う。本当に紹介議員1人で出すことがいいのかどうかも含めて、ちょっと議論を深めるきっかけになるような請願なのかと思った。であるから、ひとまずは継続を希望する。
○国松ひろき委員長 その他、意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 採決する。
 本請願を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○国松ひろき委員長 挙手少数。よって本請願を閉会中継続審査事件とすることは否決された。
 続いてお諮りする。
 本請願を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○国松ひろき委員長 挙手なし。よって本請願は不採択とすべきものと決した。
 次に移る。


○国松ひろき委員長 お諮りする。
 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○国松ひろき委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいので、御了承願いたい。


○国松ひろき委員長 以上で総務委員会を散会する。
午後4時44分散会

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