更新日: 2025年5月20日

学校支援実践講座事業

  • 学校支援実践講座は、学校を含めた地域全体で「いじめの未然防止」を図ることを目的とした、市川市独自の取組です。
  • 「子どもたちの健全な育成を支援することに興味・関心があり、子どもたちや先生、学校の力になりたい」という市民を対象に、人権に関する講座を開催します。
  • 講座の受講者が学校に対する「地域支援者」となり、小中学校での交流会に参加します。
  • 交流会において、地域支援者が各班の子どもたちの話し合いの進行役を務め、異なる視点や考えを引き出す役割を担います。

ねらい

学校支援実践講座のねらいは、地域コミュニティの活性化および深刻な「いじめ」の未然防止です。
  地域では、地域支援者が、地域の子どもたちを知るきっかけとなります。また地域支援者と子ども、地域支援者同士のつながりを通して、安心して暮らせる地域を作ります。
  教員は、学校以外の大人と関わる子どもの様子を知ることができます。また、「社会に開かれた教育課程」(「学習指導要領総則」より)の実現を目指します。
  子どもたちは、安心感のある雰囲気の中で話し合い、聴き合うことができます。多様な意見の中で自分の考えを捉え直し、自他を尊重する態度を養います。

令和7年度 講座日程

令和6年度学校支援実践講座日程

地域支援者について

『子どもたちや地域の方々と共に、学びたい!』、『学んだことを、より良い人間関係作りや、地域づくりに還元したい!』、『子どもたちをとりまく現状を知りたい!』、『自分たちの地域に暮らす子どもたちの成長をお手伝いしたい!』などというお気持ちを持ち、『子どもたちの健全な育成を支援することに興味・関心があり、子どもたちや先生、学校の力になりたい』という、本市在住もしくは在勤・在学の方を募集します。

詳しくは、「地域支援者募集のお知らせ」をお読みください。

地域支援者募集のお知らせ PDF
新規受講申込書 PDF Word

交流会について

小中学校において、架空の事例をもとに、学校内で起こりうる人間関係のトラブルを話し合う授業が行われます。
学級担任と地域支援者は、以下のような役割を担います。

学級担任は、事前に各学級を6班または5班に分けておきます。交流会では、全体を進行し、地域支援者が発表した児童生徒の意見を板書し、視覚的に整理します。また、事後学習として、話を振り返る場を設定し、交流会で得た新しい気づきや価値観について、クラス全体で共有します。地域支援者は、交流会で、話し合いを進行します。話しやすい雰囲気を作り、児童生徒の話を共感的、受容的に聴くこと、上手く言葉で表現できない子を支援すること、グループ内で話し合ったことを学級全体に伝え、共有する役割を担います。

令和6年度 交流会実施校

令和6年度 学校支援実践講座交流会 地域支援者と交流会を実施した学校 真間小学校 5年生 新浜小学校 4年生 塩浜学園 6年生 国府台小学校 4年生 信篤小学校 3年生 稲荷木小学校 5年生 柏井小学校 6年生 大和田小学校 3年生・5年生 妙典小学校 4年生・5年生 若宮小学校 3年生・5年生 大野小学校 3年生・6年生 平田小学校 6年生 曽谷小学校 6年生 国分小学校 3年生・5年生 冨貴島小学校 5年生 宮田小学校 6年生 菅野小学校 5年生 南新浜小学校 5年生 百合台小学校 5年生 富美浜小学校 5年生 市川小学校 3年生 新井小学校 5年生 高谷中学校 1年生 東国分中学校 1年生 福栄中学校 1年生 南行徳中学校 1年生 第二中学校 1年生 法政大学の学生と交流会を実施した学校 下貝塚中学校 1年生 法政大学キャリアデザイン学部の学生さんの「キャリアサポート実習」として、相手を大切にした関わりを学ぶプログラムを行いました。R7 実践講座報告 0000484949

令和6年度 交流会 参加者の声

令和6年度の交流会に参加した、子どもたち・教員・地域支援者の声をご紹介します。(一部抜粋)

令和6年度 交流会 参加者の声(PDF)

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