人気の展示・こだわりの展示
人気の展示 5選
展示室のお客様の様子から、人気の展示を5つ、独断で選んでみました。
釣りゲーム

釣りゲームは、20年以上にわたって人気のロングラン展示です。
いつも、小さな子どもたちの歓声が聞こえてきます。
釣りゲームで遊んだ子どもたちが、ママやパパになって 再訪してくれています。
シロヘビの飼育展示

ひょんなきっかけで博物館に連れてこられたシロヘビも 飼い始めて10年以上になります。
アオダイショウのアルビノ(白化個体)です。
2024年8月21日追記:この日の朝、動かなくなっていました。
博物館に来て20年です。がんばってくれたことに感謝します。
もう、展示することはないと思います。
昆虫標本の展示

昆虫標本は人気があります。
国産、外国産、いろいろな標本を展示していますが、 やはり外国産が人気のようです。
恐ろしいスズメバチも、標本なら間近で見れます。
どんぐりゴマのコーナー

マテバシイのどんぐりで作ったコマです(職員の手作り)。
とてもよく回るので、親子やグループでバトルしています。
館内のあちこちに飾ってあるどんぐり細工も人気です。
市域の模型

市川市域の立体模型です。市役所のほかの施設で廃棄予定だったものを もらうことができました。
JRがまだ国鉄だった時代の市川市域を、 ていねいに模型で表現してあります。
こだわりの展示 5選
展示室のなかから、学芸員こだわりの展示を5つ、お客様の人気とは無関係に選んでみました。
干潟のジオラマ

干潟の様子を再現したジオラマです。
実際に現地から取ってきた砂を洗ってボードに播き、 そこにカニの乾燥標本や、粘土で作ったトビハゼを置きました。
製作を担ったのは画家志望の若者です。
砂団子は、仁丹に砂をまぶしたものです。
日本毛織の収集品

市川市内にあるニッケ・コルトンプラザは、前身は日本毛織の工場でした。
当時は原料の羊毛は、現地で刈りっぱなしで輸入され、 そこに混じっていた珍しい植物のタネが工場内で発芽して花を咲かせていました。
混じってきたのはタネばかりでなく、写真のような落とし物?も たくさん入っていたそうです。
工場で保存していたものをご寄贈いただき、展示しています。
カラスの巣

ハンガーや針金をたっぷり使ったカラスの巣です。
カラスがいろいろな材料を使うことはよく知られていて、 博物館でもいくつか所蔵しています。
そのなかから、特に見た目の印象が強いものを展示しています。
クロマツがある街並みのパネル

市川市の中部地域には、京成線や千葉街道(国道14号)に沿って、 2階建ての屋根よりも高いクロマツが生えています。
その景観は独特で、市川の特徴になっています。
クロマツが住宅地の中にそびえる様子を大型のパネルで展示しています。
クジラの骨

市川市域で見つかった縄文時代のクジラの骨です。
その時代、現在の市川市域には浅く海が入り込んでいました。
縄文時代の貝塚が多いのも、そういう環境だったからです。
そのことを抜きにしても、クジラの背骨は太くて存在感があります。