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展示室のお客様の様子から人気の展示、学芸員の思い入れからこだわりの展示を選んでみました。

釣りゲームは、30年以上にわたって人気のロングラン展示です。
いつも、小さな子どもたちの歓声が聞こえてきます。
釣りゲームで遊んだ子どもたちが、ママやパパになって 再訪してくれています。

やっぱり、昆虫標本の展示は自然系博物館の華です。
国産、外国産、いろいろな標本を展示していますが、 外国産が人気のようです。
恐ろしいスズメバチも、標本なら間近で見れます。

マテバシイのどんぐりで作ったコマです(職員の手作り)。
親子やグループでバトルしています。
館内のあちこちに飾ってあるどんぐり細工も人気です。

市川市域の立体模型です。廃棄予定だったものをもらってきました。
JRがまだ国鉄だった時代の市川市域を、ていねいに模型で表現してあります。

干潟の様子を再現したジオラマです。
実際に現地から取ってきた砂を洗ってボードに播き、 そこにカニの乾燥標本や、粘土で作ったトビハゼを置きました。
製作を担ったのは画家志望の若者です。
砂団子は、仁丹に砂をまぶしたものです。

市川市内にあるニッケ・コルトンプラザは、前身は日本毛織の工場でした。
当時は原料の羊毛は、現地で刈りっぱなしで輸入され、そこに混じっていた珍しい植物のタネが工場内で発芽して花を咲かせていました。
混じってきたのはタネばかりでなく、写真のような落とし物?もたくさん入っていたそうです。
工場で保存していたものを寄贈していただき、展示しています。

ハンガーや針金をたっぷり使ったカラスの巣です。
カラスがいろいろな材料を使うことはよく知られていて、博物館でもいくつか所蔵しています。
そのなかから、特に見た目の印象が強いものを展示しています。

市川市の中部地域には、京成線や千葉街道(国道14号)に沿って、2階建ての屋根よりも高いクロマツが生えています。
その景観は独特で、市川市の特徴になっています。
クロマツが住宅地の中にそびえる様子を大型のパネルで展示しています。

市川市域で見つかった縄文時代のクジラの骨です。
その時代、現在の市川市域には浅く海が入り込んでいました。
縄文時代の貝塚が多いのも、そういう環境だったからです。
クジラの背骨は太くて存在感があります。