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野生動物への餌やりの防止のご案内です

野生動物への餌やりの防止についてのお願い
近年、都市化が進んだ市川市においても、野生の動物が多く見られるようになってきました。
身近なところでの野生動物とのふれあいは、市街地での生活に潤いと安らぎを与えてくれます。
その一方で、人間のすぐ近くで動物たちが生きるようになったことにより、思わぬ影響を与えてしまっていることもあります。
人間が野生動物に与える影響のひとつに「餌やり」があります。
公園などを歩いていると、ハトやカモなどに餌をあげている人の姿が見られます。
このような野生動物とのふれあいの場面は、一見好ましい光景のように思えます。
しかし、野生動物へのむやみな餌やりによって、様々な問題が生じていますので、野生動物に餌を与えるのはやめましょう。
野生動物への餌やり防止の啓発のために作成したポスターです。
ポスター画像をクリックすると大きいサイズの画像を表示します。
jpg形式画像: 565dot × 800dot (129k)
餌やりにより起こりうる具体的な問題
1.人間とのトラブル
人間の生活に直接関わる問題として、定期的に餌やりが行われる場所に特定の動物が集中してしまうことが挙げられます。
それまで散らばって暮らしていたものが特定の場所に集中することにより、フンや鳴き声に関するトラブルが周辺に住んでいる方との間に生じます。
市川市内で起こっている例としては、ドバト、カラス、ユリカモメ、カモ類などが挙げられます。
2.生態系への影響
野生動物の数は、天敵の数や餌の量などによりコントロールされています。
しかし、人間が栄養価の高い食物(パンやスナック菓子など)を大量に与えることによって、適正な数を超え増えてしまう可能性があります。
数が増えることにより、元来その地域に生息していた他の動物を圧迫してしまうなど、自然のバランスを大きく崩してしまうことになりかねません。
また、ユリカモメなどの繁殖地のロシアや極東地方では越冬に成功した個体が急増したために餌が不足し、他の鳥の卵や雛を大量に捕食するという問題も起きており、海外の生態系への影響も言われています。
3.動物の習性への影響
人間が定期的に餌をあたえることにより餌やりに依存してしまい、自分では餌をとれない、もしくはとろうとしないものが出てきます。
また、餌が容易に手に入るために、本来遠方にわたっていくはずの渡り鳥が渡りをやめてしまうという例もあります。
野生動物の本来の習性が変わってしまうことにより、生態系への影響が出ることも懸念されます。

欄干に並ぶユリカモメ

餌やりに集まるカモ

路上に散乱する鳥のフン
野生動物に餌を与えるのはやめましょう
野生の動物はペットではありません。
「かわいい」、「かわいそうなど」の人間側の感情で接するのではなく、自然のバランスに配慮した接し方が必要です。
野生動物のために良かれと思って行ったことであっても、餌やりにより急激に増えた動物と人間との間に大きな軋轢が生じれば、やむを得ず駆除をしなければならなくなることもあります。
人間と野生動物とがよりよい関係を築いていくためにも、むやみな餌やりを行わないようお願いいたします。







