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⇒市川ゆかりの著作家 井上ひさし

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更新日: 2018年12月12日

井上ひさし(1934-2010)

プロフィール

 作家・劇作家。1934(昭和9)年、山形県小松町(現・川西町)生まれ。
 上智大学在学中から浅草フランス座の文芸部兼進行係となり、ここで台本を書き始めます。1964(昭和39)年から5年間にわたりNHKの連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」(共作)の台本を手がけ、72(昭和47)年には、『手鎖心中』で第67回直木賞受賞。その後、小説、戯曲、エッセイなどの多数の著作で知られ、海外でも高い評価を得ています。
 1984(昭和59)年に自らを座付き作者として「こまつ座」を旗揚げ、1987(昭和62)年には、7万冊の蔵書を生まれ故郷の川西町に寄贈して「遅筆堂文庫」を開館しました。
 
 2010(平成22)年4月9日、肺がんのため、神奈川県鎌倉市の自宅でご逝去されました。享年75歳。ご冥福をお祈りいたします。
 
 

市川市との関係

文化人展のポスター
 井上ひさしさんは、1967(昭和42)年10月、市川市国分町に転入、1975(昭和50)年には北国分町に新居を構え、1987(昭和62)年に世田谷区に転出するまでの約20年間を市川で過ごしました。
 2004(平成16)年7月からは、市川市文化振興財団理事長を務め、2007(平成19)年には、「市川の文化人展」の第8回として取り上げらました。
 
2003(平成15)年 第7回市川市民文化賞を受賞。
2004(平成16)年3月 市川市中央図書館で、「市川の井上ひさしと永井荷風」展開催。
2004(平成16)年7月 財団法人市川市文化振興財団理事長に就任。
 これに伴い、市川市中央図書館の市民文庫に井上ひさしコーナーを設置。
2006(平成18)年からは、自ら提唱する「よみっこ運動」を市川市で展開。
2007(平成19)年2月25日から3月11日
 市川市文化開館で、第8回「市川の文化人展」として「井上ひさし展」開催。
2007(平成19)年3月15日から4月15日 
 上に同じく、市川市芳澤ガーデンギャラリーにて開催。
2010(平成22)年の市川市芳澤ガーデンギャラリー「米原万里展」に寄せた文章が絶筆となる。
 

文学作品の中でも市川市が登場

市川市に住んでいた時期に書かれた著作には、国府台等の市川の様子が、その作品の中によく描かれています。
 
『きらめく星座』 (集英社 1985) ⇒市川国府台憲兵分隊や陸軍野戦重砲隊員が出場
『さそりたち』 (文藝春秋 1979) ⇒松戸、市川、小岩を舞台として描かれたユーモア連作。
『馬喰八十八伝』 (朝日新聞社 1986) ⇒江戸時代初期、下総国で馬産地として知られた桜七牧、そこの馬喰の若者が主人公。中山法華経寺、下総国分寺、市川宿などが舞台として登場。
 
他にも、『ドン松五郎の生活』、『家庭口論』、『偽原始人』、『吉里吉里人』、『空き缶ユートピア』等多数あり。
 
 
 

市川の井上ひさしと永井荷風

展示概観(写真画像)
※この特集展示は、2004(平成16)年2月から3月にかけて、中央図書館で開催され、コンテンツも当時、ホームページに掲載されたものです。
その記録を「展示アーカイヴ」として残してあります。
 
 井上ひさしさんは、市川に越して来た理由を、『作家の証言 四畳半襖の下張裁判』の中で、「ぼくも永井荷風が好きで市川に引っ越したくらいでかなり読んでるんですが」と語っています。
 この「四畳半襖の下張裁判」とは、昭和47年『面白半分』7月号に掲載された「四畳半襖の下張」が、わいせつ文書として摘発された事件のことで、井上ひさしさんは『面白半分』の7代目、14代目の編集長も務めました。この事件については、「検察官への逆告発」(『朝日新聞』昭和49年4月1日号、『ジャックの正体』所収)でも、触れられています。  
  
 「鴻ノ台だより1」(昭和50年『面白半分』掲載、『聖母の道化師』所収)には、荷風ゆかりの場所が手書きの地図で紹介されるほか、『座談会昭和文学史三』(平成14年)でも、浅草で荷風を見かけた思い出が語られています。
展示概観拡大(写真画像)
 今回の特集では、市川時代の井上作品図書の展示、荷風とひさしの映画ポスター展、市川の図書館における顕彰の歩みを紹介しました。常設の荷風コレクションもご覧ください。 
 
 会期:2004年2月28日(土)〜3月30日(火)
 会場:市川市中央図書館
  主催:市川図書館友の会、永井荷風展実行委員会
 協力:青柳隆久氏、市川市文化振興財団
 
 
 


井上ひさし脚本の映画・演劇ポスター展

ポスター展示1(写真画像)
「ひょっこりひょうたん島」 (昭和42・藪下泰司監督・東映) 
「日本人のへそ」 (昭和52・須川栄三監督・ATG)
ポスター展示2(写真画像)
「ドン松五郎の生活」(昭和61・中田新一監督・東宝東和)
「ドン松五郎の大冒険」(昭和62・後藤秀司監督・東宝東和)
「キネマの天地」(昭和61・山田洋次監督・井上ひさし他脚本・松竹) 
 
※青柳隆久氏提供

ポスター展示3(写真画像)
「きらめく星座」(昭和60・こまつ座 市川市文化会館開館記念事業) 
「雪やこんこん」(昭和62・こまつ座 市川市文化会館自主公演) 
 
※市川市文化振興財団提供


市川の図書館活動と井上ひさし顕彰の歩み

昭和47年図書館主催の講演会のオープンリール(写真画像)
1972(昭和47)年11月4日 「市立図書館第13回文化講演会」市民会館で開催
テーマ:日本語の笑いとリズム 講師:井上ひさし  
1976(昭和51)年1月 うずしお読書会第361回読書会
 テーマ:道元の冒険
1977(昭和52)年2月 うずしお読書会第387回読書会
 テーマ:新釈遠野物語
1994(平成6)年11月1日 中央図書館開館 「市民文庫」コーナー設置
2000(平成12)年2月 うずしお読書会第939回読書会
 テーマ:四十一番目の少年
2004(平成16)年2-3月 「市川の井上ひさしと永井荷風展」中央図書館で開催


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