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市長 田中 甲
Tanaka Koh
この連載を3回続けたのには理由があります。ちょうどこの時期に市川市の市長選挙があり、自分自身が2期目に向けて立候補するなかで、政治的な内容や政策について「広報いちかわ」に書くことには問題があると判断したからです。
もちろん、憧れていた第九の合唱団の一員として、オーケストラの後ろに並んで歌うなどということは夢のような話で、私の人生のなかで最大の挑戦であったことは間違いありません。
特に指導してくださった宮本先生はバリトンの超有名な声楽家で、お話しも大変分かりやすく、またユーモアもあり、合唱団の女性部員はとても幸せな時間を待つことができたのです。市川市文化会館 開館40周年を記念して「市川・第九」春のコンサートが開催できたのも、宮本先生の人脈の広さと存在なしには考えられなかったことです。ドイツ語が堪能な宮部先生、コンサート直前に第二子がお生まれになった大津先生からも、私たちは魅力的な指導を受けることができたのです。
オーケストラ合わせの練習が始まり、その頃にはドレスコードの連絡が入りました。蝶ネクタイをしたことなど今までありません。ゲネプロ(本番直前のリハーサル)が行われ、いよいよ本番という時には、みんな「やることはやってきた」「なるようになれ」の状態になっていました。
合唱団がステージに入ったのは第四楽章から、総勢226名の合唱団は壮観で、緊張感とその中にも凛とした爽やかな空気が流れていたように感じました。私は、歌い出しを間違えないように、教わったことを頭の中で思い浮かべながら懸命に歌ったのです。
市川の交響楽団の演奏により 市川の市民合唱団が歌い 市川の市民の皆さん方が観客席を満席にしてくれた最高の記念事業を行うことができたと思っています。3月15日の文化会館にはたくさんの花が咲き乱れたのです。

▲当日の演奏会の様子
大人気のパンチくんがいる動植物園の奥は、貴重な自然が残る長田谷津へと続きます。
この広大な大町公園の一角に、自然に囲まれたバラ園と、大きな温室の観賞植物園があります。
初夏や常夏の自然を感じてみませんか。


観賞植物園は大温室とサボテン温室の2室からなり、年間を通して200種約2,400本の熱帯植物・亜熱帯植物、約180種、約1,000本の多肉植物を観賞できます。荒野やジャングルの中を巡っている気分になれますよ。

▲晴れた日の大温室は春でも真夏のよう
▲いろいろな種類のサボテン
▲オオマルボンはメキシコではノパリートと呼ばれ、サラダなどにして食べます
▲カカオの実
▲ラン
▲ゴクラクチョウカ
▲ムサ・ウェルティナ(ピンクバナナ)
葉が見えなくなるほど花付きが良く、
市民の花として広く愛されるよう名付けられました。
バラ園では110種1000株弱のバラが、4月下旬から咲き始め、5月中旬から6月上旬ごろまでが見頃です。
ローズいちかわやチャールストンなど、多彩なバラが見られます。暖かな陽気が差す園内を散策してみませんか。

▲深みのあるピンクのバラがローズいちかわです。
▲色変わりが楽しめるチャールストン
▲奥の洋風の管理棟がいいアクセントです
▲ヘルムット シュミット
掲載希望の方は、依頼書を各施設にご提出ください。
詳しくは市公式WebサイトでID6347を検索して確認してください。
問い合わせ=TEL047-712-8632広報広聴課
【俳句選評】
森田さん、ともしびの下の人それぞれの喜び悲しみがしのばれます。やわらかな光の中のひととき、さあ、きのうの続きを読みましょうか。小田中さん、黄砂のように空を飛んで帰国できたらと、難渋を極めた当時の引揚げの感慨を季語に託しました。山口さん、すっと情景が目前に差し出されてくる。新任の駐在さんが赴任されるのでしょうか。一枚の写生から明るく展開していく句でした。北村さん、余韻に物語がありました。手をつないで帰る二人の影に新樹の葉擦れの音が。清涼感がありました。鈴木さん、古くから神社などに植えられている大樹が凛々(りんりん)と葉を茂らせている。その下に立つと活力が湧く。一物仕立(いちぶつじた)ての骨太な句になりました。