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特集2:日本最古の丸木舟が出土
外かん自動車道発掘からわかった市川の歴史す

市川市は、姥山(うばやま)・曽谷・堀之内の貝塚や下総国府・国分寺などの遺跡(いせき)があり、大むかしから人々が居住してきた地域です。
昨年6月に開通した東京外かく環状道路(外かん自動車道)の建設工事にともなって行われた発掘調査により、新たにさまざまな遺跡が発見されました。こうした遺跡からは日本最古の丸木舟をはじめ、縄文時代の耳飾りや弥生時代の農具といった市川市の歴史がわかる出土品が数多く出てきました。
今号ではその一部を紹介するとともに、遺跡からの出土品を一堂に集めた企画展について紹介いたします。
問い合わせ=Tel047-373-2202考古博物館
<発掘場所>道免谷津(どうめきやつ)遺跡


<発掘場所>雷下(かみなりした)遺跡


<発掘場所>北下(きたした)遺跡



市川は、東京近郊にあることに加え、縄文時代の貝塚が多いことから、明治時代から盛んに発掘がおこなわれ、縄文人たちの生活の様子が明らかにされています。ここで耳寄りな発掘情報を一つご紹介しましょう。丸木舟が出土した雷下遺跡は、低地につくられた縄文時代の珍しい貝塚で、魚のスズキの骨がたくさん出土しました。市川を代表する魚であるスズキは、何と7000年も前から食べられていたのです。これには私も驚きました。漁業関係者のみなさん、これを機に「市川の縄文スズキ」なんていうブランドはいかがでしょうか。
(領塚 正浩 考古博物館学芸員)

特に注目を集めているのが、雷下遺跡から出土した日本最古の丸木舟です。この他にも発掘調査で出土した2万5000年前の旧石器時代から江戸時代までの見ごたえのある資料610点を展示しています。市川の歴史を実際に見てみませんか。

日時=9月8日(日曜日)まで 祝日を除く月曜日は休館(8月12日は開館、翌日休館)午前9時~午後4時30分
場所・会場=歴史博物館
<来場者インタビュー>
歴史博物館は初めてでしたが、今回の企画展では7000年も前の舟が形として残っていて、実際に目にすることができ、とてもびっくりしました。
また、普段自分たちが住んでいる下に貝塚があったりするということも驚きで、新たな発見でした。
企画展をより詳しくより楽しむためのイベントを開催します。
考古博物館・歴史博物館では、夏休みに楽しめるイベントを用意しています。昔体験ができるサマーフェスタや、普段と違う博物館が楽しめるナイトミュージアムなどを行いますので、企画展とともにお楽しみください。



考古博物館は市内の貝塚から発掘された縄文土器や石器、下総国分寺跡から発掘された瓦など、市川の原始・古代の資料を展示しています。近くには、鎌倉時代以降を紹介している歴史博物館があります。
住所=市川市堀之内2-26-1(考古博物館)、市川市堀之内2-27-1(歴史博物館)
開館時間=午前9時~午後4時30分、入館無料
休館日=月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
