第15回市川手児奈文学賞 

市川は〈葛飾の真間の手児奈〉が万葉集に詠まれて以来、
そのむかしから多くの文学作品の舞台となってきました。
文芸風土豊かな市川を詠んだ<短歌・俳句・川柳・詩>を全国から募集します。

※第17回は、短歌1,602点、俳句3,495点、川柳1,984点、詩145点、計7,226点の作品が全国から寄せられました。たくさんのご応募ありがとうございました。

贈賞式

日時
平成27年2月1日(日曜)午後1時から
会場
生涯学習センター2階 グリーンスタジオ

手児奈文学賞記念展<15年のあゆみ>

15年目をむかえた手児奈文学賞の歩みを振り返りながら、一般の部の入賞作品と、子どもの部の優秀作品を展示します。

会期
平成27年1月31日(土曜)~3月1日(日曜)
開館時間
平日 午前10時~午後7時30分
土曜・日曜・祝日 午前10時~午後6時
※入室は30分前まで
休館日
月曜日(2月11日は開館)2月27日
会場
文学ミュージアム 2階企画展示室
観覧料
一般200円、65歳以上160円、高大生100円、中学生以下無料
(第15回入賞者、入選者の方は付添いの方1名様まで無料でお入りいただけます)

手児奈文学賞記念展の詳細はこちら

入賞作品

短歌 選者:清水麻利子(花實同人)応募数:2,414点

大賞
大水の被害を語る市川の語り部を易く古老とな言ひそ
千葉県松戸市 中原 政人
秀逸
石段の踏まずによけるひとところわたしの胸にもある涙石

東西線ドアの開けば走り梅雨三番瀬より潮の混じりし

千葉県松戸市 遠山ようこ

市川市押切 菊田 梓

佳作
向う側見える八幡のやぶ知らずひと筋しま蚊住むすべしも無し

京成の開かずの踏切またも待つ荷風の下駄もここに佇ちしか

「ああ、僕が握手したのだルロイ氏と」確信をする夏の夕暮れ

東京都葛飾区 増島 淳隆

市川市幸 秋山 典子

京都府京都市 村井 隆人

俳句 選者:能村研三(沖主宰)応募数:3,339点

大賞
百僧の木剣で寒祓ひけり
千葉県東金市 三枝 青雲
秀逸
浅子てふ屋号名残の江戸神輿

調節池捕虫網派と玉網派

市川市本行徳 峰崎成規

東京都江戸川区 小林章

佳作
藪知らず竹百幹の冷気かな

夜泣石いつしか虎落笛となり

銀杏も子等も八幡様育ち

市川市八幡 柴崎英子

市川市国府台 三木千代

茨城県つくば市 内山花葉

川柳 選者:岡本公夫(川柳新潮社同人)応募数:1,581点

大賞
継橋を渡り継橋気がつかず
千葉県柏市 木内 紫幽
秀逸
植木屋をうずうずさせる藪不知

父思う娘の涙石濡らす

市川市東菅野 南澤 孝男

市川市原木 深山 幸吉

佳作
昼多彩夜は石泣く古戦場

数知れぬ異性へ詫びて手児奈消え

縄文の正夢なりし丸木舟

市川市曽谷 奥野 外美子

東京都葛飾区 真田 幸村

市川市平田 小林 まさと

第15回市川手児奈文学賞 募集要項

※今年度の募集は10月16日(金曜)をもちまして終了いたしました

今年度より詩部門が新たに加わり、一部応募要項が変更になりました!

募集期間
平成27年7月14日(火曜)~10月16日(金曜) 消印有効
募集作品
短歌・俳句・川柳・詩の4部門
1部門につき1人5点までとする。複数部門への応募は可。
一般の部・子どもの部(中学生以下)
募集テーマ
「2015年市川を詠む」
市川の自然、文化、祭、史跡や建物、市川ゆかりの人物などを題材とする。
応募方法

※今年度の募集は10月16日(金曜)をもちまして終了いたしました

  • 短歌・俳句・川柳部門
    ハガキまたはハガキ大の用紙に作品1点を記入。
    下記の必要事項を明記し、1作品ずつ別々の用紙に記入。
  • 詩部門
    400字詰原稿用紙3枚以内とする。
    原稿用紙に黒のインクまたはボールペンで縦書き、ワープロ、パソコンで執筆し、400字詰換算枚数を併記。作品の右肩を綴じ、作品とは別に下記の必要事項を明記したものを添える。

※必要事項
[1]応募部門[2]住所[3]氏名(ふりがな)[4]年齢[5]学生の方は学校名[6]電話番号

文学ミュージアムに送付、または、市川市内の複数施設(文学ミュージアム、芳澤ガーデンギャラリー、行徳文化ホールI&I、八幡市民談話室、東山魁夷記念館、郭沫若記念館、里見公園管理事務棟)に設置の応募箱へ投函。

ホームページからの応募は終了しました

応募要項のダウンロードはこちら

応募・お問い合わせ先
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 市川市生涯学習センター2階
市川市文学ミュージアム内 市川手児奈文学賞係
電話番号:047-320-3334
【一般の部】
大賞(各部門1点)賞状、賞金5万円、作品集
秀逸(各部門2点)賞状、賞金1万円、作品集
佳作(各部門3点)賞状、賞金5千円、作品集
入選 作品集

【子どもの部】

入選者には賞品と作品集を贈呈。
発表
平成28年1月(予定)
入賞・入選者には文書にて通知する。
選考委員
短歌 清水 麻利子(花實同人)
俳句 能村 研三(沖主宰)
川柳 岡本 公夫(川柳新潮社同人) 詩 淵上 熊太郎(詩人)
作品集
入賞・入選作品を、作品集にまとめ掲載する。
その他
※著作権は本人に帰属するものとします。ただし市川市が作品を使用する場合、その使用を承諾したものとします。
※応募作品は未発表の自作作品とし、二重投稿または盗作、明らかな類似作品の場合は、賞の発表後でも入賞入選を取り消します。
※一般の部の入賞作品は市川市ホームページで作者名を掲載します。入賞入選作品については作者名、住所(都道府県・市区町村名のみ。市内在住者は町名まで)、学校名、学年を表示し、作品集に掲載します。

応募作品の訂正、差替、返却はできません。個人情報は適正に管理し、本文学賞に関わること以外には利用しません。

主催
市川手児奈文学賞実行委員会
共催
市川市

手児奈文学賞関連イベント

作品展
今までの入賞作品と第16回子どもの部の優秀作品を展示します。

日時
平成28年8月10日(水曜)~8月18日(木曜) 月曜休館
平日/午前10時~午後7時30分
休日/午前10時~午後6時
※最終日は午後3時まで
場所
生涯学習センター1階 エントランスホール

文芸さんぽ
大野・大町方面をめぐりながら、市川の新たな魅力を発見するバスツアーです(徒歩見学あり)。
参加後詠んだ作品をぜひ手児奈文学賞にご応募下さい。

日時
[1]平成28年9月10日(土曜)、[2]9月25日(日曜)
各日とも午後1時30分から
定員
各日20名
場所
万葉植物園、梨園(見学)などを予定。
申込
往復ハガキにイベント名、人数(2名まで可)、氏名、住所、電話番号、ご希望のお日にち(9月10日か9月25日)を記入のうえ、 「市川市文学ミュージアム手児奈イベント」係まで送付してください。

※応募締切:8月23日(火曜)消印有効
※応募者多数の場合は抽選を行います。 締切後も定員に余裕がある場合はお電話にてお申込を受け付けます。
※小学生以下は保護者同伴のこと。

応募・問い合わせ先 市川市文学ミュージアム
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 生涯学習センター2階
電話番号 047-320-3334 FAX 047-320-3356

出前授業

学校から依頼を受けて、出前授業を行っています。
お申し込みは文学ミュージアムまでお問い合わせ下さい。

関連リンク

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階

電話
047-320-3334
FAX
047-320-3356