第16回市川手児奈文学賞 

市川は〈葛飾の真間の手児奈〉が万葉集に詠まれて以来、
そのむかしから多くの文学作品の舞台となってきました。
文芸風土豊かな市川を詠んだ<短歌・俳句・川柳・詩>を全国から募集します。

※第17回は、短歌1,602点、俳句3,495点、川柳1,984点、詩145点、計7,226点の作品が全国から寄せられました。たくさんのご応募ありがとうございました。

贈賞式

日時
平成28年1月31日(日曜)午後1時から
会場
生涯学習センター2階 グリーンスタジオ

手児奈文学賞記念展~15年のあゆみ~

15年目をむかえた手児奈文学賞の歩みを振り返りながら、一般の部の入賞作品と、子どもの部の優秀作品を展示します。

会期
平成27年1月31日(土曜)~3月1日(日曜)
開館時間
平日 午前10時~午後7時30分
土日祝日 午前10時~午後6時
※入室は30分前まで

入賞作品

短歌 選者:清水麻利子(花實同人)応募数:2,743点

大賞
七人の黄色の兵がボート漕ぐ貼り絵はにぎわう根本の戦時
市川市新田 山本 明
秀逸
宮殿のきざはし昇れば魁夷の絵「朝明けの潮」吾を包みおり
市川市八幡 平井 敬子
佳作
万緑の千年公孫樹の大きさよ妻との小さきわだかまり消ゆ

行徳の街道沿いの社うら富士塚参りすバスを待つ間に

戦争と平和の岐路に立つ日本真間の継橋知らず渡りつ

市川市曽谷 鈴木 敬治

市川市相之川 浦野 みよ

千葉県我孫子市 佐藤 誠司

俳句 選者:能村研三(沖主宰)応募数:2,893点

大賞
五ヶ町の渡御秋天を指し拳ぐる
市川市本行徳 峰崎 成規
秀逸
石黒の飴へ握り締め行くお年玉

東京都葛飾区 山下 ひろみ
佳作
深水の絵筆爽やかジャワ婦人

寒行の声天降るとも湧けりとも

軍都の気残る学都や花は葉に

東京都多摩市 藤本 かず美

市川市八幡 柴﨑 英子

千葉県野田市 塩野谷 慎吾

川柳 選者:岡本公夫(川柳新潮社同人)応募数:1,201点

大賞
草の絮飛んで真間山女坂
市川市菅野 柴田 歌子
秀逸
赤米も曽谷縄文のこしひかり

市川市曽谷 前田 貞夫
佳作
手児奈とは縁なき妻の安らかさ

花火から音も聞こえる清の絵

おもてなし市川の味みずみずし

山形県上山市 梅津 康治

千葉県浦安市 岩間 直美

市川市宮久保 小野 善三郎

詩選者:淵上熊太郎(詩人)応募数:140点

大賞
イリュミナシオン
宮城県仙台市 猪狩 明子
秀逸
不便な幸せ

東京都墨田区 曽我 匡史
佳作
江戸川

まぼろしの荷風

呪文

市川市本行徳 峰崎 成規

神奈川県藤沢市 青野川 青

市川市須和田 荒井 千瑳子

第16回市川手児奈文学賞 募集要項

募集期間
※平成28年度の募集は10月1日をもちまして終了いたしました。
平成28年7月1日(金曜)~10月1日(土曜) 消印有効
募集作品
短歌・俳句・川柳・詩の4部門
1部門につき1人5点までとする。複数部門への応募は可。
一般の部・子どもの部(中学生以下)
募集テーマ
「2016年市川を詠む」
市川の自然、文化、祭、史跡や建物、市川ゆかりの人物などを題材とする。
応募方法

◇短歌・俳句・川柳部門
ハガキまたはハガキ大の用紙に作品1点を記入。
下記の必要事項を明記し、1作品ずつ別々の用紙に記入。

◇詩部門
400字詰原稿用紙3枚以内。
原稿用紙に黒のインクまたはボールペンで縦書き、ワープロ、パソコンで執筆し、400字詰換算枚数を併記。作品の右肩を綴じ、作品とは別に下記の必要事項を明記したものを添える。

※必要事項
[1]応募部門[2]住所[3]氏名(ふりがな)[4]年齢[5]学生の方は学校名・学年[6]電話番号

文学ミュージアムに送付、または、市川市内の複数施設(文学ミュージアム、芳澤ガーデンギャラリー、行徳文化ホールI&I、八幡市民談話室、東山魁夷記念館、里見公園)に設置の応募箱へ投函。

ホームページからの応募は終了しました

応募要項のダウンロードはこちら

応募・お問い合わせ先
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 市川市生涯学習センター2階
市川市文学ミュージアム 市川手児奈文学賞係
TEL:047-320-3334
【一般の部】
大賞(各部門1点)賞状、賞金5万円、作品集
秀逸(各部門2点)賞状、賞金1万円、作品集
佳作(各部門3点)賞状、賞金5千円、作品集
入選 作品集

【子どもの部】

入選者には作品集を贈呈
発表
平成29年1月(予定)
入賞・入選者には文書にて通知する。
選考委員
短歌 清水 麻利子(花實同人)
俳句 能村 研三(沖主宰)
川柳 岡本 たかを(川柳新潮社同人)
詩 淵上 熊太郎(詩人)
作品集
入賞・入選作品を、作品集にまとめ掲載する。
その他

※著作権は本人に帰属するものとします。ただし市川市が作品を使用する場合、その使用を承諾したものとします。
※応募作品は未発表の自作作品とし、二重投稿または盗作、明らかな類似作品の場合は、賞の発表後でも入賞入選を取り消します。
※一般の部の入賞作品は市川市ホームページで作者名を掲載します。入賞入選作品については作者名、住所(都道府県・市区町村名のみ。市内在住者は町名まで)、学校名、学年を表示し、作品集に掲載します。

応募作品の訂正、差替、返却はできません。個人情報は適正に管理し、本文学賞に関わること以外には利用しません。

主催
市川市・市川手児奈文学賞実行委員会

手児奈文学賞関連イベント

◆作品展
今までの入賞作品と第16回子どもの部の優秀作品を展示します。

◇日時
平成28年8月10日(水曜)~8月18日(木曜) 月曜休館
平日/午前10時~午後7時30分
休日/午前10時~午後6時
※最終日は午後3時まで
◇場所
生涯学習センター1階 エントランスホール

◆文芸さんぽ
大野・大町方面をめぐりながら、市川の新たな魅力を発見するバスツアーです(徒歩見学あり)。
参加後詠んだ作品をぜひ手児奈文学賞にご応募下さい。

◇日時
[1]平成28年9月10日(土曜)、[2]9月25日(日曜)
各日とも午後1時30分から
◇定員
各日20名
◇場所
万葉植物園、梨園(見学)などを予定。
◇申込
往復ハガキにイベント名、人数(2名まで可)、氏名、住所、電話番号、ご希望のお日にち(9月10日か9月25日)を記入のうえ、 「市川市文学ミュージアム手児奈イベント」係まで送付してください。

※応募締切:8月23日(火曜)消印有効
※応募者多数の場合は抽選を行います。 締切後も定員に余裕がある場合はお電話にてお申込を受け付けます。
※小学生以下は保護者同伴のこと。

◆応募・問い合わせ先 市川市文学ミュージアム
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 生涯学習センター2階
TEL 047-320-3334FAX 047-320-3356

出前授業

学校から依頼を受けて、出前授業を行っています。
お申し込みは文学ミュージアムまでお問い合わせ下さい。

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階

電話
047-320-3334
FAX
047-320-3356