第18回市川手児奈文学賞

市川は<葛飾の真間の手児奈>が万葉集に詠まれて以来、
そのむかしから多くの文学作品の舞台となってきました。
文芸風土豊かな市川を詠んだ<短歌・俳句・川柳・詩>を全国から募集します。

贈賞式

下記のとおり、一般の部、子どもの部入賞者の贈賞式を行いました。

日時
平成30年2月4日(日曜)午後1時から
会場
全日警ホール

入賞作品

短歌 選者:清水麻利子(花實同人)応募数:1,614点

大賞
写真付き荷風セットの案内に代わりて置かれる閉店の文字
市川市八幡 服部眞知子
秀逸
市川で生まれし吾子の名はサラム(平和)戦火の故国に届けと祈る
市川市末広 稲毛陽子
佳作
誰そ彼の寺町巡るシニアたち羅漢の相で路地へと消える

行く末を手児奈に託す稚児の列山車に引かれて継橋わたる

支援学級へ送り迎えの女坂はなちゃんもおばさんも日傘のなかに

埼玉県鴻巣市 松川靖

千葉県船橋市 松平幸恵

市川市平田 山﨑蓉子

俳句 選者:能村研三(沖主宰)応募数:3,256点

大賞
亡命の火色ひとむら芝桜
市川市宮久保 奥井あき
秀逸
古楽譜や手児奈の現れて秋の虹
市川市大和田 藤代泰明
佳作
真間川に潮の道筋春北風

神輿造りの小さき鉋や色鳥来

秋風の吹く末知らず薮不知

千葉県我孫子市 川又和子

市川市中山 小林陽子

千葉県船橋市 飛田正勝

川柳 選者:南澤たかを(川柳新潮社同人)応募数:1,489点

大賞
縄文の砂洲をのぞいたコククジラ
市川市大洲 和田寿一
秀逸
お隣とともに笑えと芝ざくら
千葉県船橋市 下地正子
佳作
黒々と松をあしらうマンホール

君の名は継橋ならば即会える

平和っていいな思う清

市川市新田 神林洋右

東京都杉並区 中村有史

千葉県長生群 梶政幸

詩  選者:淵上熊太郎(詩人)応募数:228点

大賞
静寂
市川市新田 山本明
秀逸
八幡さま辺り
東京都世田谷区 髙坂哲也
佳作
かくれんぼ

市川のトマトは

白い器

岐阜県岐阜市 後藤順

佐賀県神埼市 佐藤友則

千葉県松戸市 遠山ようこ

第18回市川手児奈文学賞 募集要項

募集期間
※平成29年度の募集は終了しました
平成29年7月1日(土曜)~10月1日(日曜) 当日消印有効
募集作品
短歌・俳句・川柳・詩の4部門
1部門につき1人5点までとする。複数部門への応募は可。
一般の部・子どもの部(中学生以下)
募集テーマ
「2017年市川を詠む」
市川の自然、文化、祭、史跡や建物、市川ゆかりの人物などを題材とする。
応募方法

【短歌・俳句・川柳部門】

  • ハガキまたはハガキ大の用紙に作品1点を記入。
  • 下記の必要事項を明記し、1作品ずつ別々の用紙に記入。

【詩部門】

  • 400字詰原稿用紙3枚以内。
  • 原稿用紙に黒のインクまたはボールペンで縦書き、ワープロ、パソコンで執筆し、400字詰換算枚数を併記。作品の右肩を綴じ、作品とは別に下記の必要事項を明記したものを添える。

※必要事項
[1]応募部門 [2]住所[3]氏名(ふりがな)[4]年齢 [5]学生の方は学校名・学年[6]電話番号

募集要項

文学ミュージアムに送付、または、市川市内の複数施設(文学ミュージアム、芳澤ガーデンギャラリー、行徳文化ホールI&I、全日警ホール、東山魁夷記念館、里見公園)に設置の応募箱へ投函。

ホームページからの応募は終了しました

【注意1】
ホームページからの応募は、「市川市イベントポータルサイト」を利用した応募となります。応募の際には、市川市イベントポータルサイトの利用登録が必要となります。

【注意2】
市川市イベントポータルサイトは、都合により同一人物による再応募ができません。複数部門・複数作品の応募をお考えの方は、作品を全てそろえてから応募されるか、サイトと紙の併用による応募をお願いします。

応募・問い合わせ先
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 市川市生涯学習センター2階
市川市文学ミュージアム 市川手児奈文学賞係
電話 047-320-3334
【一般の部】
大賞(各部門1点):賞状、賞金3万円、作品集
秀逸(各部門1点):賞状、賞金1万円、作品集
佳作(各部門3点):賞状、賞金3千円、作品集
入選:作品集

【子どもの部】
大賞(各部門1点):賞状、図書券5千円、作品集
秀逸(各部門1点):賞状、図書券3千円、作品集
佳作(各部門3点):賞状、図書券1千円、作品集
入選:賞状、作品集

発表
平成30年1月(予定)
入賞・入選者に文書にて通知。ホームページ上にて平成30年1月ごろ発表予定。
選者
短歌 清水 麻利子(花實同人)
俳句 能村 研三(沖 主宰)
川柳 南澤 たかを(川柳新潮社同人)
詩  淵上 熊太郎(詩人)
作品集
入賞・入選作品を、作品集にまとめ掲載する。
その他

※著作権は本人に帰属するものとします。ただし市川市が作品を使用する場合、その使用を承諾したものとします。
※応募作品は未発表の自作作品とし、二重投稿または盗作、明らかな類似作品の場合は、賞の発表後でも入賞入選を取り消します。
※一般の部の入賞作品は市川市ホームページで作者名を掲載します。入賞入選作品については作者名、住所(都道府県・市区町村名のみ。市内在住者は町名まで)、学校名、学年を表示し、作品集に掲載します。

応募作品の訂正、差替、返却はできません。個人情報は適正に管理し、本文学賞に関わること以外には利用しません。

主催
市川市

文芸さんぽ

八幡・中山方面を、市川案内人の会によるガイドとともにめぐるツアーです。
参加後、詠んだ作品をぜひ手児奈文学賞にご応募下さい。

日時
  1. 平成29年8月3日(木曜) 八幡をめぐる (全日警ホールより出発)
  2. 平成29年8月4日(金曜) 中山をめぐる (清華園より出発)
各日とも午前10時から午前11時30分(現地集合)
定員
各日20名(参加無料) ※小学生以下は保護者の同伴が必要
場所
葛飾八幡宮(8月3日)、中山法華経寺(8月4日)などを予定
申込
文学ミュージアムまでお電話ください

出前授業

6月から9月にかけて、講師を派遣する短歌・俳句・川柳・詩の出前授業を行っています。

お申込みや、お問い合わせは文学ミュージアムまでお電話ください。

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階

電話
047-320-3334
FAX
047-320-3356