更新日: 2020年5月8日

いちかわ市議会だより令和2年5月9日号

代表質問(2月定例会)

緑風会第2

松井努(総括質問者)、石原みさ子、松永鉄兵

第二東京湾岸道路の整備

 第二東京湾岸道路に関して、令和元年6月に市川商工会議所から県知事宛てに要望書が提出されている。この要望書は、都心方面と県内を結ぶ新たな高速道路である第二東京湾岸道路に係る国の建設計画が再始動したことを受けて、計画の策定に当たり第二東京湾岸道路の建設ルート上にある市川三番瀬の再生計画との整合性を確保しつつ、三番瀬の再生による整備効果が地域経済の発展にまで繋がるよう要望すること等を要旨とする。そこで、この要望事項を踏まえて、第二東京湾岸道路の整備に対する本市の見解を問う。
 第二東京湾岸道路については、平成6年に国が地域高規格道路の候補路線に指定しているが、前知事が三番瀬の埋め立て計画の中止を表明して以降、積極的な議論はされてこなかった。しかし、31年1月に現知事が国に対して、新たな規格の高い道路ネットワーク整備の早期具体化を要望したことから、検討が始まったところである。本道路の整備は、湾岸道路の慢性的な渋滞の解消策として期待されるものの、具体的なルートは、示されていない状況である。そこで、国や県に対し、十分な情報提供や説明を求めると共に、三番瀬などの周辺環境への配慮など、市の要望に配慮するよう求めていきたい。


湾岸道路の整備と三番瀬

 また、第二東京湾岸道路の検討が再始動したことに伴い、そのルート上にある市川三番瀬がどうなるのかという問題も再浮上している。そこで、県知事に対する市川商工会議所の要望事項も踏まえ、本市の見解について問う。
 三番瀬の人工干潟化等については、埋め立て計画を中止し三番瀬再生計画を策定した県の責任において行うものと考えている。また、埋め立てについては、新たな道路ネットワーク整備のルートや構造等の具体的な整備手法が国から示されていないことから、国や県における検討の動向を注視すると共に、本要望書や地元の意見等を踏まえ、慎重に見極めていきたい。

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