更新日: 2022年12月8日
イッシー・レ・ムリノー市
フランス共和国イル・ド・フランス地域圏オー・ド・セーヌ県イッシー・レ・ムリノー市
イッシー・レ・ムリノー市の概要
イッシー・レ・ムリノー市はセーヌ川の中流に位置し、首都パリの南西部に隣接しています。
かつて、軍事工場を中心に産業発展を遂げたイッシー・レ・ムリノー市は、1970年代に都市の空洞化に見舞われました。しかし、1980年代から情報通信技術の発展に力を入れると同時に、企業誘致にも積極的に取り組んだ結果、人口を上回る雇用と人口増加を生み出し、豊かな街へと生まれ変わりました。
同市は緑溢れる新しい街づくりを目指しており、19世紀に戦火の中心となった軍事要塞は住居・商業・公共施設を備えた革新的な地区へと形を変えました。また、海外都市との交流も盛んで、文化交流や青少年交流を中心に世界10以上の都市と活発な交流を続けています。年間を通して市民が楽しめるイベントも多く催されており、そこに住む人たちを魅了しています。
Information
- 面積
- 4.25平方キロメートル
- 人口
- 約6万5千人
- 交通
- シャルル・ド・ゴール空港から車で1時間パリ市内からは鉄道やバスなど約20路線が乗り入れている
- 時差
- 日本との時差はマイナス8時間サマータイム実施期間中はマイナス7時間
イッシー・レ・ムリノー市の風景
締結までの経緯
市川市とイッシー・レ・ムリノー市は、共に東京とパリという首都に隣接している点のほか、ICT(情報通信技術)を積極的に取り入れたことなどの共通点もあり、2009年(平成21年)に交流をスタートさせました。
その後、2011年(平成23年)9月市議会定例会において、より積極的な両市の交流を求める「イッシー・レ・ムリノー市との都市締結に関する決議」が可決されました。
この決議を受け、両市及び両市市民が相互理解を深めていくことを目的に、2012年(平成24年)6月市議会定例会において、パートナーシティ締結についての議案が可決されました。
そして、2012年10月イッシー・レ・ムリノー市において、駐フランス日本大使のほか両市市民が見守る中、盟約書に署名を交わし、両市はパートナーシティを締結しました。
※「パートナーシティ」とは?
パートナーシティとは、市民や市民団体を主体とする交流を基本とし、姉妹都市や友好都市のようなあらゆる分野の交流ではなく、特定分野に限定した交流を推進する都市締結をいいます。
市川市とイッシー・レ・ムリノー市は、『ICT施策』のほか、『花と緑の街施策』、『文化・芸術』を交流分野とし、自治体間交流だけでなく、青少年及び市民主体の交流を促進するため、パートナーシティを締結しました。
公式代表団と市民親善訪問団の相互訪問
両市は盟約書に基づき、自治体間交流及び青少年並びに市民交流を推進していきます。
2012年10月のパートナーシティ締結時には、公式代表団のほか、市民親善訪問団として公募で集まった18名の市民もイッシー・レ・ムリノー市を訪問しました。調印式のほか、市内にあるトランプ博物館、特異地形を利用した歴史あるワイン貯蔵施設を視察しました。
2013年(平成25年)7月には、イッシー・レ・ムリノー市から市長をはじめとした公式代表団7名が市川市を訪れ、交流分野に関する視察を行いました。両市の実務担当者が参加した会議も開かれ、今後の具体的な交流について協議しました。
また、市民訪問団16名も初めて市川市を訪れ、市川市国際交流協会が企画した「日本文化体験」に参加しました。
イッシー・レ・ムリノー市紹介パンフレット
市川市のパートナーシティであるイッシー・レ・ムリノー市を紹介したパンフレットです。是非ご覧ください!
- ※)パンフレットはA4が2枚、A3が1枚のPDFファイルになります。
- ※)ファイルサイズは約3.8MBあります。ご注意ください。
イッシー・レ・ムリノー市壁紙ダウンロードのページ
イッシー・レ・ムリノー市の風景、建物、人物の画像を、壁紙用画像としてご用意いたしました。これからも、イッシー・レ・ムリノー市のすばらしい画像を掲載していきますので、是非壁紙としてご利用ください。
- ※イッシー・レ・ムリノー市以外の壁紙用画像も掲載されています。
いちかわ国際交流スポット
市川市が行なっている国際交流に関する取り組みについて、市民の皆様により詳しく知っていただくために、「いちかわ国際交流スポット」を作成いたしました。是非ご覧ください!
過去の交流履歴
イッシー・レ・ムリノー市との過去の交流履歴は、次のとおりです。
令和3年度
フランス共和国イッシー・レ・ムリノー市と青少年平和学習交流を実施しました。
令和元年度
千葉商科大学付属高等学校とイオネスコ高校の学校間交流 イオネスコ高校生来市