第2回 市川・荷風忌

映画「夢の女」上映と葉山修平講演「荷風作品に見る女性像」

市川を終焉の地とした文豪・永井荷風(ながいかふう)は、1959年(昭和34)4月29日、自宅近くの大黒家で、いつものようにカツ丼と日本酒を取ったのち、翌30日未明、独りで息を引き取っているのを、手伝い婦によって発見されました。享年79。

昨年の生誕130年・没後50年を記念して、市民が発起人となって開催された「市川・荷風忌」を、今年も開催します。
終焉の地市川から、荷風の業績や描いた女性たちに想いを馳せたいと思います。

第2回市川・荷風忌チラシ
第2回市川・荷風忌チラシ

永井荷風 原作 映画「夢の女」上映と作家・葉山修平講演「荷風作品に見る女性像」
講演後にフロアトークや、終了後に希望者で大黒家にて懇談会をいたしました。

日時
2010年(平成22)5月1日(土曜)
14時~17時 (開場 13時30分)
会場
市川市グリーンスタジオ
(市川市生涯学習センター(メディアパーク市川) 2階)
参加人数
260名

第2回市川・荷風忌の資料はこちらをクリックして下さい。

映画「夢の女」
1903年(明治36)、荷風23歳の初期小説が原作で、深川州崎遊郭に身を落とした士族の娘の儚い半生を描く。久保田万太郎が1960年(昭和35)、新派公演のために脚色した舞台台本をもとに、1993年(平成5)、坂東玉三郎監督、吉永小百合主演により映画化。
【松竹ほか 白黒 98分】

呼びかけ人 「市川・荷風忌」実行委員会

増山孝子(大黒家女将)
秋山忠彌(江戸史研究家)
梶山俊夫(画家)
神作光一(歌人)
吉清英夫(月刊「いちかわ」編集発行人)
能村研三(俳人)
橋本敏男(文筆家)
葉山修平(作家)
山崎敬生(風の会)
吉井道郎(作家)
吉原 廣(劇作・演出家)
岡本文子(和洋女子大学教授)
神田重幸(東洋大学教授)
木谷喜美枝(和洋女子大学教授)

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階

電話
047-320-3334
FAX
047-320-3356