【終了しました】第14回市川手児奈文学賞 

市川は〈葛飾の真間の手児奈〉が万葉集に詠まれて以来、
そのむかしから多くの文学作品の舞台となってきました。

第15回は短歌2,414点、俳句3,339点、川柳1,581点、計7,334点の作品が全国から寄せられました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

贈賞式

日時
平成27年2月1日(日曜)午後1時から
会場
生涯学習センター2階 グリーンスタジオ

入賞作品展

日時
平成26年2月1日(日曜)~3月30日(日曜)
休館日
月曜日、2月28日、3月28日
会場
生涯学習センター2階 グリーンギャラリー(グリーンスタジオ横)
大賞
百僧の木剣で寒祓ひけり
千葉県東金市 三枝青雲
秀逸
浅子てふ屋号名残の江戸神輿

調節池捕虫網派と玉網派

市川市本行徳 峰崎成規

東京都江戸川区 小林章

佳作
藪知らず竹百幹の冷気かな

夜泣石いつしか虎落笛となり

銀杏も子等も八幡様育ち

市川市八幡 柴崎英子

市川市国府台 三木千代

茨城県つくば市 内山花葉

大賞
継橋を渡り継橋気がつかず
千葉県柏市 木内紫幽
秀逸
植木屋をうずうずさせる藪不知

父思う娘の涙石濡らす

市川市東菅野 南澤孝男

市川市原木 深山幸吉

佳作
藪知らず竹百幹の冷気かな

昼多彩夜は石泣く古戦場

縄文の正夢なりし丸木舟

市川市八幡 柴崎英子

市川市曽谷 奥野外美子

市川市平田 小林まさと

入賞作品

短歌 選者:清水麻利子(花實同人) 応募数:2,563点

大賞
さやりなく秋風吹き来弘法寺を出でて間も無き坂道半ば
市川市真間 土橋いそ子
秀逸
月の夜の影踏む遊び鬼役のかず数ふ吾八幡様に

荒行の僧の読経の声聞こゆワオン和音と風に乗り来て

市川市大和田 柳館和彦

市川市若宮 篠原文子

佳作
ひたすらに枝垂るる桜逆縁とう十字架負いつつ歌を詠みつぐ

これよりは地図のなき道八十路越え漫ろ歩きて荷風を辿る

背の山のうらより湧ける風花は手児奈霊堂を廻りて消ゆる

市川市平田 山﨑蓉子

千葉県船橋市 飛田正勝

千葉県松戸市 八木田義男

俳句 選者:能村研三(沖主宰)応募数:2,832点

大賞
六尺四枚戸水木旧居の涼しかり
東京都大田区 石川笙児
秀逸
下総の国分寺のフン午睡かな

雁皮紙の荷風の手帳鵙日和

宮城県仙台市 福田良光

市川市中山 小林陽子

佳作
簀戸越しの芝庭広き水木邸

荷風の碑朴訥色の零余子

字にありし御門殿台梨うるる

千葉県千葉市 田所節子

埼玉県吉川市 柏木晃

市川市大野町 平城静代

川柳 選者:岡本公夫(川柳新潮社同人) 応募数:1,233点

大賞
吟行のちりぢりとなる真間の里
市川市平田 山﨑蓉子
秀逸
荒行堂蝉ひと夏の経いちず

真間川の浮かぶ月へと手児奈入り

市川市東菅野 南澤孝男

市川市平田 福島明美

佳作
常夜燈江戸の八百屋も名を連ね

子宝を手児奈に祈願する不思議

アベックで渡る継橋物足らず

市川市北方 増田駿一

市川市鬼高 森富士子

千葉県習志野市 川崎火呂志

第15回市川手児奈文学賞 募集要項

募集期間
平成26年7月1日(火曜)~9月30日(火曜)消印有効
募集作品
短歌・俳句・川柳の3部門
1部門につき1人5点までとする。複数部門への応募は可。
一般の部・子どもの部(中学生以下)
募集テーマ
「2014年市川を詠む」
市川の自然、文化、祭、史跡や建物、市川ゆかりの人物などを題材とする。
応募方法
ハガキまたはハガキ大の用紙に作品1点と、応募部門、氏名、住所、電話番号、年齢(学生の場合は、学校名・学年を明記)を記入して送付のこと。または市川市各施設(八幡市民談話室、芳澤ガーデンギャラリー、行徳文化ホールI&I)に設置した応募箱及び文芸ポスト(文学ミュージアム、郭沫若記念館、東山魁夷記念館、里見公園)へ投函。
ホームページからの応募はこちらです。
募集要項のダウンロードはこちらです。
応募・お問い合わせ先
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 市川市生涯学習センター2階
市川市文学ミュージアム内 市川手児奈文学賞係
TEL:047-320-3334
【一般の部】
大賞(各部門1点) 賞状、賞金5万円、作品集
秀逸(各部門2点) 賞状、賞金1万円、作品集
佳作(各部門3点) 賞状、賞金5千円、作品集
入選(各部門94点)作品集

【子どもの部】

入選者には賞品と作品集を贈呈。
発表
平成26年12月(予定)
入賞・入選者に文書にて通知する。
作品展
平成27年2月(予定)
選考委員
短歌 清水 麻利子(花實同人)
俳句 能村 研三(沖主宰)
川柳 岡本 公夫(川柳新潮社同人)
作品集
入賞・入選作品を部門ごとに100点選定し、作品集にまとめて掲載する。
その他
※著作権は本人に帰属するものとします。ただし市川市が作品を使用する場合、その使用を承諾したものとします。
※応募作品は未発表の自作作品とし、二重投稿また盗作、明らかな類似作品の場合は賞の発表後でも入選を取り消します。応募後の訂正、問い合わせには応じません。著作権は本人に帰属します。ただし市川市が作品を使用する場合、その使用を承諾したものとします。
※一般の部の入賞作品は市川市ホームページで作者名を掲載します。入賞入選作品については作者名、住所(都道府県・市町村名のみ。市内在住者は町名まで)学校名、学年を作品集に掲載します。応募作品は返却しません。個人情報は適正に管理し、本文学賞に関わること以外には利用しません。
主催
市川手児奈文学賞実行委員会
共催
市川市

市川市文学ミュージアム開館記念イベント開催!

◆作品展
今までの入賞作品と第16回子どもの部の優秀作品を展示します。

◇日時
平成28年8月10日(水曜)~8月18日(木) 月曜休館
平日/午前10時~午後7時30分
休日/午前10時~午後6時
※最終日は午後3時まで
◇場所
生涯学習センター1階 エントランスホール

◆文芸さんぽ
大野・大町方面をめぐりながら、市川の新たな魅力を発見するバスツアーです(徒歩見学あり)。
参加後詠んだ作品をぜひ手児奈文学賞にご応募下さい。

◇日時
[1]平成28年9月10日(土曜)、[2]9月25日(日曜)
各日とも午後1時30分から
◇定員
各日20名
◇場所
万葉植物園、梨園(見学)などを予定。
◇申込
往復ハガキにイベント名、人数(2名まで可)、氏名、住所、電話番号、ご希望のお日にち(9月10日か9月25日)を記入のうえ、 「市川市文学ミュージアム手児奈イベント」係まで送付してください。

※応募締切:8月23日(火曜)消印有効
※応募者多数の場合は抽選を行います。 締切後も定員に余裕がある場合はお電話にてお申込を受け付けます。
※小学生以下は保護者同伴のこと。

◆応募・問い合わせ先 市川市文学ミュージアム
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 生涯学習センター2階
TEL 047-320-3334FAX 047-320-3356

【手児奈文学祭】※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

日時
平成25年9月23日(月・祝)
(14時~16時)
場所
グリーンスタジオ
(生涯学習センター2階)
概要
「みんなで詠もう 「ふれあい市川探検隊」」で詠まれた短歌・俳句・川柳の講評、表彰を行います。また会場とのフリートークや、名句の朗読も予定しています。

【名句・迷句・メーク】

詩歌リレー実作セミナーを行います。講師によるミニ講演の後、名句と迷句の違いをわかりやすく解説します。
短歌・俳句・川柳各2回ずつ全6回を予定しています。

  日時 部門 講師 場所
第1回※終了 平成25年9月10日(火曜)
14時~15時半
短歌 日高堯子先生(「かりん同人」) ベルホール(市川市生涯学習センター2階)
第2回※終了 平成25年10月16日(水曜)
14時~15時半
俳句 谷口摩耶先生(「鴻」同人) ベルホール(市川市生涯学習センター2階)
第3回※終了 平成25年11月15日(金曜)
14時~15時半
川柳 島田駱舟先生(「銀河」主宰) 文学研修室(市川市生涯学習センター2階)
第4回※終了 平成25年12月10日(火曜) 
14時~15時半
短歌 西川修子先生(「花實」同人) ベルホール(市川市生涯学習センター2階)
第5回※終了 平成26年1月21日(火曜)
14時~15時半
俳句 千田百里先生(「沖」同人) ベルホール(市川市生涯学習センター2階)
第6回※終了 平成26年2月11日(火曜)
14時~15時半
川柳 秋山忠彌先生(江戸史研究家) ベルホール(市川市生涯学習センター2階)

受講料500円(一回につき)
定員:各回とも45名

申し込み方法:文学ミュージアムまでお電話ください。
グリーンスタジオ、ベルホール、文学研修室にお立ち寄りの際は、市川市文学ミュージアムにもぜひお立ち寄りください!

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階

電話
047-320-3334
FAX
047-320-3356