第5回 市川・荷風忌

「市川市文学ミュージアム」開館プレ事業

日本を代表する文豪・永井荷風(ながいかふう)は、1946年(昭和21)1月から、従兄弟で邦楽家の杵屋五叟とともに市川へ移り住み、フランス文学者小西茂也宅への仮寓を経て、独り暮らしの老境生活を送りました。
そして、1959年(昭和34)4月30日未明、独り、79年の生涯を閉じました。
市民が発起人となって開催された「市川・荷風忌」を、今年も開催します。
終焉の地市川から、荷風の晩年に想いを馳せたいと思います。

講演では、近年公表された小西茂也氏の荷風についての「メモ資料」についてお話いただきます。

ビデオ上映 「荷風のいた街」

上映作品
「荷風のいた街」(2007年)【29分】
橋本敏男著『荷風のいた街』をもとに、人々の証言を交えて、晩年の荷風の足取りをたどる。
監修
市川市映像文化センター、キルトプランニング
製作
市川市民映像制作グループ
第5回市川・荷風忌のお誘いのチラシ
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講演 「小西茂也と荷風」 秋山征夫氏

講演
秋山征夫(あきやまゆきお)氏プロフィール
1944年生まれ。小西茂也氏の長女の夫。
東京外国語大学スペイン語科卒。TBSに勤務し、2004年退社。
著書
『荷風と市川』(慶應義塾大学出版会、2012年)

※講演後にフロアトークや、終了後に希望者で大黒家にて懇談会も予定

日時
2013年(平成25) 5月3日(金曜・祝日)
14時30分~16時30分 (開場 14時)先着220名
会場
市川市 グリーンスタジオ(市川市生涯学習センター2階)(無料・申込不要)

お問い合わせ
映像文化センター
TEL 047-320-3334(月曜休館)
主催
市川市 「市川・荷風忌」実行委員会

関連展示

■市川市中央図書館(1階)やグリーンギャラリー(2階)でも、荷風関連展示を行います。

「市川・荷風忌」実行委員会 メンバー

秋山忠彌(江戸史研究家)
岡本文子(和洋女子大学教授)
梶山俊夫(画家)
神作光一(歌人)
神田重幸(東洋大学名誉教授)
木谷喜美枝(和洋女子大学教授)
吉清英夫(月刊「いちかわ」編集発行人)
能村研三(俳人)
橋本敏男(文筆家)
葉山修平(作家)
増山孝子(大黒家女将)
山崎敬生(風の会)
吉井道郎(作家)
吉原 廣(劇作・演出家)

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階

電話
047-320-3334
FAX
047-320-3356