『長くつ下のピッピ 世界一つよい女の子』
リンドグレーン/作 大塚勇三/訳 桜井誠/絵 岩波書店
赤毛のおさげをひっつめて、色のちがう長靴下に大きな靴をはいている、かわった女の子がごたごた荘に引っこしてきました。その名もピッピ・ナガクツシタ。家族はサルのニルソン氏と馬だけで、学校にも行っていません。木の上でお茶会をしたかと思えば、足にブラシをつけてゆかそうじ。おまけにとんでもない力持ちで、二人組みのどろぼうが入ってもかるがるとつかまえるし、火事の時は子ども二人をかかえて助け出しました。
【小学校中学年から】