いちかわ市議会だより平成28年2月13日号

公共施設等総合管理計画
事業評価の考え方 計画にどう反映
有効性等の視点で市民と共に検討

宮本均議員（公明党）

　現在、本市における公共施設の基本的な考え方を定めた「市川市公共施設等総合管理計画」の策定が進められているところである。そこで、公共施設のあり方を検討するに当たり、事業評価の考え方は本計画にどのように反映していくのか。
答　計画の策定に当たり、公共サービス全体を、施策目標を達成する手段としての有効性、公共が行うことの妥当性等の視点で事業評価し、これらを踏まえた上で、将来の公共施設のあり方を市民と共に検討していくことが望ましいと考える。今後、市政戦略会議や市民説明会等の意見を踏まえ、計画を策定していきたい。


業務委託
多い随意契約 適正性確保の考え方は
ガイドライン等に基づき厳正に審査

三浦一成議員（維新の党・花の会）

　業務委託の契約方法は一般競争入札が原則だが、本市でも随意契約、特に50万円以下の1号随契、業務の性質や目的が入札に適しない場合の2号随契が多い。1号は意図的な分離・分割発注の危険性、2号は業務の性質等につき適正な判断を要すると考えるが、市の適正性確保の考え方を問う。
答　契約の競争性・透明性確保のため、随意契約とする場合は厳正に審査しており、1号随契では一定期間内の契約状況の確認等、2号随契ではガイドラインに沿った適用であるか、適正に判断している。今後も適正な随意契約の締結となるよう継続的に対応したい。


パスポート発行窓口
県からの権限委譲受け 設置場所は
サービスセンター 7月1日開設

かいづ勉議員（自由民主党）

　私はパスポート発行事務について平成26年9月定例会等で合計4回質問を行い、県からの権限委譲を要望してきたが、本市が28年に権限委譲を受けることとなったとの新聞報道があった。そこで、窓口の設置場所、開設時期等について問う。
答　パスポート発行事務に係る権限委譲のために県条例を改正したいとの意向が27年7月に県から示されたことから、駅周辺の公共施設を候補地として選定を進め、市川駅行政サービスセンター内に窓口を設置することに決定した。開設時期は28年7月1日で、開所時間は県の旅券事務所と同様とすることを計画している。