第20回市川手児奈文学賞

市川は〈葛飾の真間の手児奈〉が万葉集に詠まれて以来、
そのむかしから多くの文学作品の舞台となってきました。
文芸風土豊かな市川を詠んだ<短歌・俳句・川柳・詩>を全国から募集します。

贈賞式

下記の通り、一般の部、子どもの部入賞者の贈賞式を行います。

日時
令和2年2月2日(日曜)午後1時から
会場
生涯学習センター(メディアパーク市川)2階 グリーンスタジオ

入賞作品

短歌 選者:清水麻利子(花實同人)応募数:1,562点

大賞
市川の街を照らす満月の光よ届け停電の町にも
市川市鬼高 門井 愛美
秀逸
この梨を待っているよと励まされ台風のあと出荷勤しむ
千葉県千葉市 宮原 範子
佳作
三番瀬潮の香りを吸い込んで今日の失意と共にはき出す

声明の今し満行きざはしに百の下駄並む白き緒の下駄

新天皇行徳鴨場でプロポーズ今を作った大切な場所

東京都府中市 小宮 正人

市川市宮久保 奥井 あき

市川市大野町 仙波 優花

俳句 選者:能村研三(沖主宰)応募数:3,762点

大賞
秋刀魚焼く正装荷風の自炊伝
市川市大和田 藤代 康明
秀逸
白葉女の化身か路地の濃紫陽花
千葉県東金市 三枝 青雲
佳作
半世紀住めばふるさと梨の花

竹伐つて日の透き通る藪知らず

聖五月魁夷の白馬駆け出せよ

市川市中国分 市瀬 千加子

千葉県野田市 塩野谷 慎吾

千葉県佐倉市 横尾 かんな

川柳 選者:南澤たかを(川柳新潮社同人)応募数:818点

大賞
我が胸のつばさに気付くアイリンク
千葉県船橋市 祥 まゆ美
秀逸
センサーの蛇口手児奈の労思う
埼玉県さいたま市 山田 典子
佳作
水神の参拝終えて菓子袋

まだ来ないひと待ちかねるおかね塚

江戸前の産婆役なり三番瀬

市川市稲越町 鈴木 敏之

市川市市川南 野口 良

市川市曽谷 青木 宏之

詩 選者:淵上熊太郎(詩人)応募数:76点

大賞
昔軍都の夕日
千葉県柏市 渡会 克男
秀逸
記憶
岐阜県揖斐郡 樋口 健司
佳作
目の前の風景(PDF)

ゆらめき(PDF)

サンクチュアリ(PDF)

市川市柏井町 富岡 太郎

神奈川県横浜市 定食亭 定吉

千葉県松戸市 遠山 ようこ

第20回市川手児奈文学賞 募集要項

募集期間
※令和元年度の募集は終了しました
令和元年6月30日(日曜)~10月2日(水曜) 必着
募集作品
短歌・俳句・川柳・詩の4部門
1部門につき一人5点までとする。複数部門への応募は可。
募集テーマ
一般の部
「2019年市川を詠む」
市川の自然、文化、祭、史跡や建物、市川ゆかりの人物などを題材とする。

子どもの部(中学生以下)
「自由題」

応募方法

短歌・俳句・川柳部門
応募用紙またはハガキの裏面に下記の必要事項・作品を明記。
1枚に付き作品1点記入。

詩部門
400字詰原稿用紙3枚以内。
原稿用紙に楷書・縦書き、ワープロ、パソコンで執筆し、400字詰換算枚数を併記。
作品の右肩を綴じ、作品とは別に下記の必要事項を明記したものを添える。

※必要事項
[1]応募部門 [2]住所 [3]氏名(ふりがな) [4]年齢 [5]学生の方は学校名・学年 [6]電話番号 [7]ペンネーム(希望者のみ)

※応募に際しては黒インクの筆記具(熱を加えると消えるボールペン不可)で記入してください。

募集要項はこちらご覧ください(pdf)

文学ミュージアムに送付、または、市川市内の複数施設に設置の文芸ポスト・応募箱へ投函。
文芸ポスト設置施設 文学ミュージアム東山魁夷記念館里見公園
応募箱設置施設 芳澤ガーデンギャラリー行徳文化ホールI&I全日警ホール

ホームページからの応募はこちら(令和元年6月30日(日曜)から10月2日(水曜)まで応募できます)

【注意1】
ホームページからの応募は、「市川市イベントポータルサイト」を利用した応募となります。応募の際には、市川市イベントポータルサイトの利用登録が必要となります。

【注意2】
市川市イベントポータルサイトは、都合により同一人物による再応募ができません。複数部門・複数作品の応募をお考えの方は、作品を全てそろえてから応募されるか、サイトと紙の併用による応募をお願いします。

応募・お問い合わせ先
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-4 市川市生涯学習センター2階
市川市文学ミュージアム内 市川手児奈文学賞係
TEL:047-320-3334
【一般の部】
大賞(各部門1点) 賞状、賞金3万円、作品集
秀逸(各部門1点) 賞状、賞金1万円、作品集
佳作(各部門3点) 賞状、賞金3千円、作品集
入選(短歌・俳句・川柳部門95点、詩部門5点)

【子どもの部】
大賞(各部門1点) 賞状、図書カード5千円、作品集
秀逸(各部門1点) 賞状、図書カード3千円、作品集
佳作(各部門3点) 賞状、図書カード1千円、作品集
入選(短歌・俳句・川柳部門95点、詩部門5点)  賞状、作品集

作品集は複数部門に入賞・入選された方も、お一人様1冊とさせて頂きます。

発表
令和2年1月(予定)
入賞・入選者のみに文書にて通知。ホームページ上にて発表予定。
選者
俳句 能村 研三(沖主宰)
短歌 清水 麻利子 (花實同人)
川柳 南澤 たかを (川柳新潮社同人)
詩 淵上 熊太郎(詩人)
作品集
入賞・入選作品を、作品集にまとめ刊行する。
その他
  • ※著作権は本人に帰属するものとします。ただし広報・展示等あらゆる目的において市川市がその作品を使用する場合、その使用を承諾したものとします。
  • ※応募作品は未発表の自作作品とします。また、次に該当した場合は、ご応募頂いたすべての作品を無効とし、賞の発表後でも入賞・入選を取り消すものとします。
  • 二重投稿または盗作、明らかな類似作品
  • 応募者名を複数使用した応募(本名とペンネームなど)
  • 各部門一人5点を超えての応募
  • ※一般の部の入賞作品は市川市ホームページで作者名を掲載します。入賞・入選作品については、作者名、住所(都道府県・市区町村名のみ。市内在住者は町名まで)、学校名、学年を表示し、作品集に掲載します。
  • ※応募作品は返却しません。個人情報は適正に管理し、本文学賞に関わること以外には利用しません。

応募作品は返却しません。個人情報は適正に管理し、本文学賞に関わること以外には利用しません。

主催
市川市

詩歌講座と文芸さんぽ

講師による短歌の基本や要点の伝授とともに、市川案内人の会によるガイドで市内をめぐる一般向けのツアーです。
参加後、詠んだ作品をぜひ手児奈文学賞にご応募下さい。

日時
令和元年7月20日(土曜)10時から12時まで
場所
行徳文化ホールI&I 第1会議室 集合
定員
30名(参加無料)
概要
  • 午前10時 詩歌講座(短歌)
    講師:清水麻利子先生
  • 午前11時 文芸さんぽ
    行徳文化ホールI&I出発~おかね塚~常夜灯~行徳ふれあい伝承館
  • 午前12時(予定) 解散
申込
文学ミュージアムまでお電話ください
047-320-3334
(7月6日(土曜)午前9時より受付いたします)

かるたを作ってあそぼう

かるたを作ってあそぼう

自分で詠んだ短歌・俳句・川柳をかるたにしてみんなで遊ぶワークショップを開催します。
夏休みの自由研究にも最適です。

日時
8月3日(土曜) 14時から16時まで(開場は13時30分から)
場所
生涯学習センター3階 第2研修室
定員
30名(参加無料)
講師
清水麻利子先生
持ち物
細いマジック
色鉛筆かクレヨン
宿題
短歌・俳句・川柳など好きな分野の作品を作っていただきます。
予めどんな作品を作りたいか考えておいてください。
申込
文学ミュージアムまでお電話ください
047-320-3334
(7月20日(土曜)午前10時より受付いたします)

市川手児奈文学賞第20回記念「手児奈かるた」

第20回こどもの部入選作品で作った「手児奈かるた」を公開します。
また、自分で作った短歌・俳句・川柳をかるたにするための台紙も用意しました。
学校や地域で、オリジナルのかるたを作って遊んでみませんか。

以下のリンクからダウンロードしてください。

出前授業

※令和元年度は申し込み多数のため、現在受付を見合わせています。
6月から9月にかけて、小学校・中学校に講師を派遣する短歌・俳句・川柳・詩の出前授業を行っています。
お申込みや、お問い合わせは文学ミュージアムまでお電話ください。

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)

〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階

電話
047-320-3334
FAX
047-320-3356