ホトケドジョウ・レスキュー

長田谷津には、国の絶滅危惧種であるホトケドジョウという魚が生息しています。毎年、繁殖が確認されていますが、生息に適した環境がずいぶん少なくなりました。これまで自分たちのマンパワーで環境整備を行ってきましたが、新たに一般の皆様方に作業のお手伝いを呼び掛けることにしました。

作業内容は、幼魚が成長するために必要な湧水の浅い水面を作ることです。ホトケドジョウが確認されている水路に連続する形で水面を作ります。新しい生息場所を作って、そこへの引っ越しも考えています。

参加者の方にお願いしたい身支度
 汚れてもいい服装、長靴。軍手もご持参いただければ助かります。

博物館が用意する道具
 まんのう、鎌、軍手

前回(10月)の網入れ調査は、斜面側と中央側に区分けして、それぞれでランダムに網入れを行いました。
結果は、斜面側が12頭(平均標準体長47.0ミリメートル)、中央側が4頭(平均標準体長42.5ミリメートル)でした。
斜面側の水路に多くの個体がいる印象でした。

今年度のホトケドジョウ・レスキューは今回(10月)で最終です。試行の意味合いがありました。4月以降は、ある程度、定例化する予定でいます。

次回日時
改めてお知らせします。
集合
観賞植物園前に10時
雨天中止
内容
水辺の草刈り、網入れ調査
お問い合わせ
自然博物館 担当学芸員:金子まで
電話
047-339-0477
メール
shizenhaku2@city.ichikawa.lg.jp

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千葉県市川市大町284 動植物園内

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