自然観察週報

自然観察週報は、自然博物館学芸員の観察記録を週単位でまとめたものです。
内容は、観察年月日、観察場所、観察テーマ(生物名など)、観察内容、観察者です。
分野や内容には一貫性はなく、備忘録的な要素を持っています。
あわせて、週ごとの気象の状況も記録しています。
こちらは、あくまで生活実感としての気象の覚え書きです。
気象庁による正式なものとは区別してお考えください。

最新の自然観察週報

11月2日から11月8日の自然観察週報

11月2日11月8日観察日誌週報
秋らしい、変わりやすい天気でした。
秋晴れがあり、日が陰り、雨の日もありました。
日付場所生物名できごと 観察者
25年11月02日(日曜) 長田谷津 ツルマメ 雨上がりの午前中、晴れて日が差したヨシ原で、パチンパチンとはじける音が至る所から聞こえてきました。ツルマメの豆の鞘がはじける音でした。 金子
25年11月02日(日曜) 長田谷津 シジュウカラ 園路のすぐ近くからハンノキの枝に飛び上がったシジュウカラが、大きな黄色の葉のようなものをくわえていました。カメラで撮影して確認すると、アケビコノハの成虫をくわえていました。黄色の葉に見えたのは、アケビコノハの内側の翅だったようです。じっとしていると落ち葉にしか見えないアケビコノハも、シジュウカラに見つかってしまうことがあるようです。 稲村
25年11月02日(日曜) 動物園 フクロウ 17時30分頃、動物園の券売所のすぐ横の斜面林からフクロウの鳴き声が聞こえてきました。鳴き声のする方向をしばらく見ていると、フワッと斜面林から飛び上がり、長田谷津の奥に飛んでいきました。 稲村
25年11月05日(水曜) 長田谷津 アカゲラ ナラ枯れで枯れ、幹だけになったコナラのいつもの場所にアカゲラがいました。枯れた木だと葉がないので、姿も確認できました。 金子
25年11月05日(水曜) 長田谷津 サワガニ ホトケドジョウ・レスキューで、湿地を掘り上げました。土の中からサワガニが何匹も出てきました。冬眠を始めたところを起こしてしまったようです。 金子
25年11月07日(金曜) 長田谷津 シブイロカヤキリ 大町門から入ってすぐのトイレの壁にシブイロカヤキリがいました。 稲村
25年11月07日(金曜) 長田谷津 ヤマガラ バラ園の横で、ヤマガラ4羽ほどが植え込みで餌を探していました。園路のロープに止まった1羽を撮影すると、ハエ目の昆虫(ハナアブの仲間)を咥えていました。 稲村
25年11月08日(土曜) 長田谷津 アオサギ 大池(噴水池)の横でアオサギが死んでいました。きれいに食べられており、食痕から哺乳類ではなく猛禽類の可能性が高そうです。オオタカでしょうか。 稲村

2025年の自然観察週報(エクセルデータ)

2025年の、ここまでの自然観察週報エクセルデータです。
まだ暫定的なものなので、今後、誤字などの修正を加えることがあります。
また、日付データは数式のままです。
週報シートへは関数を使って、気象データを表示させています。
操作時はご注意ください。

2011年から2024年までの自然観察週報(エクセルデータ)

2001年から2010年までの自然観察週報(エクセルデータ)

1998年3月から2000年までの自然観察週報(エクセルデータ)

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千葉県市川市大町284 動植物園内

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