自然観察週報

自然観察週報は、自然博物館学芸員の観察記録を週単位でまとめたものです。
内容は、観察年月日、観察場所、観察テーマ(生物名など)、観察内容、観察者です。
分野や内容には一貫性はなく、備忘録的な要素を持っています。
あわせて、週ごとの気象の状況も記録しています。
こちらは、あくまで生活実感としての気象の覚え書きです。
気象庁による正式なものとは区別してお考えください。

最新の自然観察週報

最新の自然観察週報です。

4月7日から4月13日の自然観察週報

4月7日 4月13日 観察日誌週報
週初めは雨で、9日は春の嵐になりました。
せっかく桜が満開なのに、入学式は少しかわいそうでした。
日付
(yy/mm/dd)
場所 生物名 できごと 観察者
24年04月07日(日曜) 大野町 キマダラカメムシ 博物館から徒歩10分ほどの駒形神社の近くの道で、キマダラカメムシを見つけました。分布が拡大している外来のカメムシです。市川市内でも南部では記録されていますが、博物館の近くでは初確認でした。 稲村
24年04月07日(日曜) 長田谷津 スナヤツメ スナヤツメの生息環境整備作業をボランティアの人たちとやりました。作業前にスナヤツメを探したら、成魚が1匹だけ見つかりました。複数による産卵は今シーズンは未確認です。 金子
24年04月07日(日曜) 長田谷津 ツマキチョウ 湿地をひらひら飛ぶシロチョウのうちの1頭は、ツマキチョウでした。春だけの出会いですが、今春も見ることができたよかったです。 金子
24年04月10日(水曜) 長田谷津 ジュウニヒトエ 長田谷津の明るい林床で、ジュウニヒトエが咲いていました。別の場所では、ヒトリシズカも咲き始めました。 金子
24年04月10日(水曜) 長田谷津 ノミノフスマ 湿地でノミノフスマが群生して咲いていました。ほかにもタネツケバナやツボスミレなど、白い花がありました。 金子
24年04月11日(木曜) 大町 コアジサシ 動物園からすぐの梨畑の間を歩いていると上空から「キリッキリッ」と声がしたので、上空を見上げると、コアジサシが1羽鳴きながら飛んでいました。梨園の上を飛ぶコアジサシは、とても不思議な感じがしました。 稲村
24年04月12日(金曜) 長田谷津 ハイタカ エナガの「チリリリリ」という鳴き声で気が付きました。長田谷津では4月中は見かけることがあります。 稲村
24年04月12日(金曜) 長田谷津 ヒバリ 大町門から入ってすぐのアスレチックの入り口で、長田谷津では聞きなれない、ヒバリの囀りが響いていました。すぐ横のナシ園や畑にいて、囀り飛翔をしている場面だと思われます。 稲村

2024年の自然観察週報(エクセルデータ)

2024年の、ここまでの自然観察週報エクセルデータです。
まだ暫定的なものなので、今後、誤字などの修正を加えることがあります。
また、日付データは数式のままです。
週報シートへは関数を使って、気象データを表示させています。
操作時はご注意ください。

2024年自然観察週報(暫定版)エクセルデータ

2011年から2023年までの自然観察週報(エクセルデータ)

2001年から2010年までの自然観察週報(エクセルデータ)

1998年3月から2000年までの自然観察週報(エクセルデータ)

このページに掲載されている情報の問い合わせ

市川市教育委員会 生涯学習部 自然博物館

〒272-0801
千葉県市川市大町284 動植物園内

電話
047-339-0477