自然観察週報

自然観察週報は、自然博物館学芸員の観察記録を週単位でまとめたものです。
内容は、観察年月日、観察場所、観察テーマ(生物名など)、観察内容、観察者です。
分野や内容には一貫性はなく、備忘録的な要素を持っています。
あわせて、週ごとの気象の状況も記録しています。
こちらは、あくまで生活実感としての気象の覚え書きです。
気象庁による正式なものとは区別してお考えください。

最新の自然観察週報

8月31日から9月6日の自然観察週報

8月31日9月6日観察日誌週報
9月に入っても猛暑が続きましたが、週末は台風が来て大雨になりました。
まさに、暦の二百十日と二百二十日の間でした。
日付場所生物名できごと 観察者
25年09月02日(火曜) 長田谷津 ツルマメ 長田谷津は例年通り、ツル植物が繁茂しています。他の植物の上に覆いかぶさってしまい、下の植物には太陽光が届きません。カナムグラ、カラスウリ、スズメウリ、ツルマメ、ノブドウ、クズと種類はいろいろですが、やっていることはどれも同じです。違うと言えば、花ですね。ツルマメの花はかわいらしくて、なんとなくひいきしてしまいます。 金子
25年09月02日(火曜) 長田谷津 ツリフネソウ ツリフネソウが咲き始めました。今年も生育は順調で、大きな群落になっています。満開が楽しみです。 金子
25年09月04日(木曜) 真間川 コムクドリ 八幡5丁目付近の真間川沿いの桜に、コムクドリの5羽ほどの群れがいました。 稲村
25年09月04日(木曜) 江戸川放水路 ソリハシシギ 首都高速湾岸線の橋近くの干潟に、渡り途中のソリハシシギが12羽降りていました。干潟を走り回ってカニを捕まえていました。 稲村
25年09月04日(木曜) 江戸川放水路 シジュウカラ 江戸川放水路沿いにある桜の枝先で、シジュウカラが何かを食べていました。双眼鏡で確認すると、獲物はモンクロシャチホコの幼虫でした。シジュウカラがいる近くの枝は丸坊主になっており、何十匹も幼虫がいました。これなら餌にこまりませんね。 稲村
25年09月04日(木曜) 江戸川放水路 トノサマバッタ 江戸川放水路の河川敷には、トノサマバッタがいます。草丈が低い場所を歩くと、次々と、パタパタと音をたてながら、20メートルほど飛んでいきました。 稲村
25年09月04日(木曜) 江戸川放水路 ハシボソガラス 干潟にハシボソガラスが5羽降りていました。カキ殻の間に嘴を差し込み、餌を探していました。 稲村
25年09月04日(木曜) 江戸川放水路 ミヤコドリ 潮が引き、カキ礁の上でミヤコドリが餌を探していました。 稲村
25年09月04日(木曜) 江戸川放水路 モンキチョウ 江戸川放水路の道沿いではモンキチョウをよく見かけます。餌となる、シロツメクサなどのマメ科の植物がたくさんあるからです。 稲村

2025年の自然観察週報(エクセルデータ)

2025年の、ここまでの自然観察週報エクセルデータです。
まだ暫定的なものなので、今後、誤字などの修正を加えることがあります。
また、日付データは数式のままです。
週報シートへは関数を使って、気象データを表示させています。
操作時はご注意ください。

2011年から2024年までの自然観察週報(エクセルデータ)

2001年から2010年までの自然観察週報(エクセルデータ)

1998年3月から2000年までの自然観察週報(エクセルデータ)

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千葉県市川市大町284 動植物園内

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