自然観察週報

自然観察週報は、自然博物館学芸員の観察記録を週単位でまとめたものです。
内容は、観察年月日、観察場所、観察テーマ(生物名など)、観察内容、観察者です。
分野や内容には一貫性はなく、備忘録的な要素を持っています。
あわせて、週ごとの気象の状況も記録しています。
こちらは、あくまで生活実感としての気象の覚え書きです。
気象庁による正式なものとは区別してお考えください。

最新の自然観察週報

8月10日から8月16日の自然観察週報

8月10日8月16日観察日誌週報
週初めは、列島全体に前線がかかり、各地で大雨になりました。
市川市域でも待望の雨となりましたが、多すぎた気もします。
日付場所生物名できごと 観察者
25年08月10日(日曜) 博物館 ゴマダラチョウ 博物館の周りをゴマダラチョウが飛び回っていました。たまに外壁にとまっていました。今年は見かける数が多いように感じます。個体数が戻ってくれると嬉しいのですが。 稲村
25年08月11日(月曜) 動物園 ツクツクボウシ ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきました。ツクツクボウシが鳴き始めると、夏から秋へ季節の移り変わりを感じます。 稲村
25年08月12日(火曜) 長田谷津 オオマルバノホロシ 比較的珍しい湿地の植物です。長田谷津では、細々と毎年、見られています。今年は1株しか把握できていなくて、その1株が紫色の花を咲かせていました。 金子
25年08月12日(火曜) 長田谷津 コシロネ 立秋を過ぎると、秋の花が咲き始めます。園路沿いでは、コシロネやキツネノマゴが咲き始めていました。コシロネはいくつかの変種もしくは型に分けれらていますが、ここではそれらを区別せず、コシロネとしておきます。 金子
25年08月14日(木曜) 動物園 クマゼミ 動物園内から、賑やかなクマゼミの声が聞こえてきました。 稲村
25年08月15日(金曜) 動物園 オオカマキリ 博物館の3階の外のフジバカマやエノキを育てている場所に、オオカマキリの成虫がいました。動物園内でのオオカマキリの成虫の初認は去年(2024年)は8月14日でした。だいたいこれくらい時期から成虫が見られるようになります。 稲村

2025年の自然観察週報(エクセルデータ)

2025年の、ここまでの自然観察週報エクセルデータです。
まだ暫定的なものなので、今後、誤字などの修正を加えることがあります。
また、日付データは数式のままです。
週報シートへは関数を使って、気象データを表示させています。
操作時はご注意ください。

2011年から2024年までの自然観察週報(エクセルデータ)

2001年から2010年までの自然観察週報(エクセルデータ)

1998年3月から2000年までの自然観察週報(エクセルデータ)

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市川市教育委員会 教育振興部 文化財課 自然博物館

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千葉県市川市大町284 動植物園内

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