更新日: 2023年10月31日

地下への入り口、市川市でみられるマンホール

市内でみられるマンホール(蓋)など

<雨水のカラーマンホール(蓋)>(外径約60センチメートル)

雨水のマンホール(の)

クロマツとバラのカラーのデザインは昭和62年より設置され、現在のところ、限られた場所でしか見ることはできません。

<汚水のカラーマンホール(蓋)>(外径約60センチメートル)

昭和62年より設置されていたクロマツに加え、令和4年度から新たに3種類のデザインが、デザインマンホール蓋に追加されました。現在はクロマツのデザインが主になっていますが、今後新規整備していく箇所から新たなデザインのマンホール蓋を設置します。
なお、実際に設置する新しいデザインマンホール蓋は、カラーでないものとなります。カラーのデザインマンホール蓋につきましては、現在設置場所を検討しております。

南部処理区「常夜灯と神輿」
南部処理区
西浦・菅野処理区「クロマツ」
西浦・菅野処理区
北西・中部処理区「江戸川と花火」
北西・中部処理区
北東部処理区「市川のなしと大町自然観察園」
北東部処理区

デザインマンホール蓋の使用予定エリア(PDF)

また、カラーのマンホール蓋については、以下の場所にて展示を行っております。


【雨水】クロマツとバラ

開所時間
午前10時~午後4時
休所日
毎月第1月曜日(祝日にあたるときは直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

デザインの由来

市川市の木「クロマツ」と市民の花「バラ」をデザインしたマンホール蓋です。

クロマツは、かつて市の中央部に位置する市川砂州に多く群生し、今でも本市を特徴づける景観の一つになっています。
一方バラは、戦後間もない頃、市内でバラ園が作られたことから始まり、今では市のオリジナル品種「ローズいちかわ」が誕生するまでに結びつきが深まっています。
このマンホール蓋は市内でも一部にしかなく、アイ・リンクタウンいちかわ周辺で見ることができます。ちなみにアイ・リンクタウン45階の展望施設は、無料で地上150メートルからの眺望が楽しめ、市内一円を見渡せる絶好のビューポイントとなっています。


【北東部処理区】市川のなしと大町自然観察園

開園時間
午前9時30分~午後4時30分(ただし、入園は午後4時まで)
休園日
毎週月曜日(祝日にあたるときは翌日)、年末年始

デザインの由来

北東部地域は、「市川のなし大町自然観察園(長田谷津)」をテーマとしています。

市川市の特産品である梨と自然豊かな長田谷津の風景をデザインしたマンホール蓋です。
市川市は、千葉県における梨栽培発祥の地と言われ、200年以上の歴史を持つ一大産地であります。その知名度や歴史などが評価され『市川のなし』として地域ブランドの認証を受けています。
長田谷津(ながたやつ)は、市川市動植物園がある大町公園の中にあり、自然観察園となっています。大町公園自然観察園は周辺に広がる梨畑が雨水の浸透面となっていることで谷津の湧水が保たれており、植生の移り変わりはあるものの、現在もツリフネソウや野生のヘイケボタルなどが生息する自然豊かな場所となっています。

【北西・中部処理区】江戸川と花火

開所時間
午前9時~午後10時
休所日
毎月第1月曜日(祝日にあたるときは直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

デザインの由来

北西部・中部地域は、「四季を通じて魅力あふれる江戸川」をテーマとしています。

市川市の江戸川と花火の景観をデザインしたマンホール蓋です。
東京都と千葉県の境界に位置する江戸川は、「市民が選ぶ景観100選」の第1位になったことがあるほど親しまれており、東京と市を結ぶ鉄橋の市川橋、緑豊かな真間山から国府台にかけて広がる斜面林を見渡す中、河川敷堤防上には、ウオーキングコースやサイクリングコースがあり、天気の良い日には、二つの日本一である富士山と東京スカイツリーを見ることが出来ます。
また、市川南の河川敷堤防には、約40本の桜並木があり、ソメイヨシノ等の1本毎にオーナーがおります。春には桜が満開になり、電車や河川敷堤防から眺める景色は絶景です。
夏には毎年花火大会が開催されており、江戸時代からの伝統を受け継ぐと同時に、常に新しいことに挑戦し続ける花火師により、毎年市川らしさを演出した花火を楽しめ、多くの人でにぎわっています。
また、江戸川の下流域は、ハゼ釣りで知られており、8月下旬から11月頃までは、大きく成長したハゼを釣ることができます。
最近は、あまり見ることが少なくなりましたが、雪が降り、江戸川全体が白く覆われた景色もまた美しいものです。

【南部処理区】常夜灯と神輿

展示場所
行徳支所1階
開所時間
午前8時45分~午後5時15分
休所日
土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)

デザインの由来

行徳地域は、「行徳の歴史文化」をテーマとしています。

市川市行徳にゆかりのある、「常夜灯」と「行徳神輿」をデザインしたマンホール蓋です。
江戸時代に栄えた行徳の製塩業は、幕府の支援で、関東で有数の生産量を誇るまでに成長しました。行徳から江戸まで塩を大量輸送した船は、行徳船(ぎょうとくぶね)として、旅人たちも利用する交通路へと進化し、1812年(文化9年)には、航路安全を祈願して、常夜灯が建てられました。
行徳は「行徳千軒、寺百軒」と言われるほど神社仏閣が多く、腕利きの仏師や宮大工たちが集まるようになり、その技術を活かして神輿の産地として栄えました。また、明治ごろまでは、神輿を船で運んでいたと言われております。
そのほか、江戸時代に行徳船を待つ客で賑わい、行徳の名物としても広まった「笹屋」のうどんがありました。マンホール蓋には、今でも残されている1854年(安政元年)に建てられた「笹屋」が描かれています。

<点検用小型ます(蓋)>(外径約40センチメートル)

点検用小型ます(蓋)雨水

点検用の雨水ますで、雨水のマンホール(蓋)と似たデザインですが、大きさは一回り小さいものになります。

<点検用小型ます(蓋)>(外径約40センチメートル)

点検用小型ます(蓋)汚水

点検用の汚水ますで、汚水のマンホール(蓋)の「クロマツ」でデザインとほぼ同じデザインですが 、大きさは一回り小さいものになります。 同じデザインで汚水と合流があります。

<点検用小型ます(蓋)>(外径約25センチメートル)

点検用小型ます(蓋)汚水

クロマツと魚、江戸川をイメージしてデザインされた点検用の小型汚水ますで、マンホール(蓋)と比較するとかなり小さいものです。
同じデザインで汚水、合流、雨水があります。

マンホールは実は地下への入り口?!

一般的に「マンホール」と言われているこれらは実はマンホールへの入り口なのです。 マンホールは点検などのために人が入る穴(孔)のことで、みなさんが目にしているのはこの穴(マンホール)に入るための入り口であり、マンホールをふさぐフタなのです。

マンホール説明画像
GKP主催イベントの資料を改変して掲載しております

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