中央図書館特集展示2013年

中央図書館の特集展示コーナーでは、毎回さまざまなテーマを取りあげて、広く本の紹介を行っています。

キヌアとは

キヌアはホウレン草と同じアカザ科アカザ目の植物で、ボリビアからペルーまでを原産地とし、収穫時期になると色とりどりの穂を実らせます。
この実を脱穀したものを、アンデス地方では数千年前から主食としてきました。この穀物は味にくせがなく様々な料理に用いることができ、粥のようにして食べたり、茹でてサラダの添え物にしたり、スープに入れて食べることも出来ます。白米と混ぜて炊くともちもちとした食感が楽しめます。

栄養価は極めて高く、白米と比較するとタンパク質は2倍、カルシウムと食物繊維は6倍、鉄分は9倍にもなります。

また、厳しい環境でも育てることができるため、この穀物が普及することで食糧危機の解決につながるなど様々な可能性を秘めた穀物といわれています。

動物と暮らす(5~6月)

特集ポスター 動物と暮らす

地球上で共に暮らす動物たち

自然の驚異を私たちに教えてくれる存在であり
生きる上での糧であり
大切なパートナーともなり得る存在

ペットとの生活ができなくなった震災被災者、家畜伝染病や原発事故の発生に苦悩する畜産農家、戦下の動物園など、平時には穏やかで幸せな動物たちとの暮らしは、ある日突然、変化を余儀なくさせられます。また、住んでいる森や山から餌を求めて里に出没した動物は、野生とは何かという問題を私たちにつきつけます。
動物と共に暮らすということを今一度考えてみませんか。
私たちを癒してくれる家族としての暮らし、動物と働く人たち、働く動物たち、小説に描かれた動物たちなど、様々な角度から本を集めました。


特集ポスター 動植物園に行ってみよう

市川市動植物園に行ってみよう!

身近なところでいろいろな動物に出会える動物園。市川市にはレッサーパンダで有名な「市川市動植物園」があります。
でもレッサーパンダだけではありません。オランウータンやカピバラなど、飼育されている動物は70種。
ぜひ一度、動植物園に足を運んでみてはいかがですか。

はじめの一歩(4~5月)

特集ポスター はじめの一歩
 
特集ポスター はじめの一歩
 

新年度が始まるこの季節、何か新しいことを始める絶好のチャンスです。
皆様のはじめの一歩を応援すべく、趣味、教養、自己啓発など、気軽に読める入門書ばかりを集めました。

まずは何から始めよう・・・
なんだかワクワクしてきませんか?

和の美・和の技・和の心(3~4月)

特集ポスター 和の美 和の技 和の心

日本人が古来より育み、継承してきた「和」の文化は、艶やかで均整のとれた美しさ、職人の手から生み出される緻密な技術、そして礼儀や作法を重んじる清らかな心持によって成り立っています。

今回の特集では、「和」の美・技・心に関する資料を、様々な分野から集めました。
現代に生きる私たちが次の世代へと受け継いでいきたい「和」の文化の一端に触れてみませんか。

科学と暮らし(2~3月)

特集ポスター 科学と暮らし

1963年、日米間の衛星テレビ中継実験が成功し、日本初の原子力発電も行われました。また、化学物質の危険性が認識されだしたのもこの頃でした。

それから50年、科学は暮らしを支え、豊かにしましたが、環境汚染などの、生活を脅かす側面も持っています。
科学は私たちの暮らしとどのように関わってきたのでしょうか。

暮らしに関わりのある科学の本や、科学技術の暮らしへの恩恵や影響について書かれている本を幅広く集めました。

日本と日本人のルーツを求めて(1~2月)

特集ポスター 日本と日本人のルーツを求めて

私たちが生まれ育つ「日本」、そして私たち「日本人」はどのようにして生まれたのでしょう。

日本に現存する最古の書物である『古事記』には、イザナギ・イザナミという男女二神が結ばれ、淡路島・四国と次々に島を産み日本の国土を創りだす「国生み」という神話が記載されています。
考古学において、日本列島に人が居住するようになった時期は二十万年以上前、氷河時代に今の日本列島とアジア大陸が海面低下により陸続きとなった頃、移住してきたといわれています。

また「日本」という国号は、『旧唐書(くとうじょ)』(945年成立)に「日本国は倭国の別種なり。其の国日辺にあるを以って、故に日本を以って名と為す。
或いは曰う、倭国自らその名の雅ならざるを悪(にく)み、改めて日本と為すと。
或いは云う、日本は旧小国、倭国の地を併せたりと。~」
と記載されており、倭国と日本国を併記した上で、日本国は倭国の別種とし、倭国が日本号へ変更した理由を記しています。

図書館の資料を紐解き、古代日本へと思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

特集展示アーカイヴ(過去の展示履歴保管庫)

特集展示の履歴(アーカイヴ)

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