中央図書館特集展示2010年
- イベント
中央図書館の特集展示コーナーでは、毎回さまざまなテーマを取りあげて、広く本の紹介を行っています。
それぞれの資料リストは、Webサービスメニューの「特集展示資料一覧」で見ることができます。
数字でとらえるビジネス分析・戦略(12月~1月)
ビジネスの世界では、「数字力」「数学的センス」が問題解決力を高めるとも言われています。
例えば、ファイナンスで出てくる収益とリスクの分析では、分散、標準偏差、正規分布などの統計学の基礎知識が必要となっています。またマーケティングリサーチでは、多変量解析という統計的技法が役立ちます。
グラフや図では、品質管理に関する数値的管理手法として、パレート図やヒストグラム、管理図、散布図、アローダイヤグラム等が、「QC七つ道具」として昔から活用されています。数値をグラフ化したり、ビジュアルに表現することにより、見えない問題点を明確にすることができます。
今回の特集では、「数字でとらえるビジネス分析」に関して資料を集めてみました。
見えない障害が見える社会に-心のバリアフリー-(11月~12月)
この特集は、障害者支援課との共催です。
見た目にはわかりにくい、伝わりにくい障害は様々です。どのようなものがあるでしょうか。
リサイクル(10月~11月)
産業革命以来、人類は限りある地球資源を無尽蔵のごとく消費してきました。しかし、成長の限界に到達しようとしている現在、私たちひとりひとりが循環型の社会について考えるとともに、身近なところからリサイクルの実践をはじめてみることが大事だと思います。そこで、今回の特集では、「リサイクル」に関する本を集めてみました。お手にとっていただき、未来の地球について思いを馳せる一助としていただければ幸いです。
市川と日蓮(市史編さん講演会にあわせて)
10月9日、市川市史編さん講演会「市川と日蓮 ―遺文・信仰・歴史―」が行われ、特集展示コーナーにおいて関連図書を展示しました。
市川市には日蓮にまつわるたくさんのお話や事物が残されています。今回の講演会では日蓮の生きた鎌倉時代からその後の近世・近代に至る歴史の流れを背景に、遺文や信仰といった様々な角度から市川と日蓮との関係性に迫りました。
- 展示した資料リスト(PDF)
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「生命 -発生・細胞-」
生物は、ひとつの細胞が分裂して発生した、いわば“コピーの集合体”です。これらの細胞は、どのようにして頭や手足といった様々な部分に変化し、ひとつの生命となるのか、その不思議をひも解きます。 -
「遺伝 -DNA・ゲノム-」
ゲノムとは、DNAの遺伝情報がある染色体のセットを指す言葉です。
直接人の目で見ることが出来ない遺伝情報は、どのように格納され、そして再び次の世代へと伝えられていくのか、その不思議に迫ります。 -
「身体 -免疫・寿命・老化-」
身体には、身体を病原体などから守り健康を保つ免疫がある一方、その免疫細胞に寿命があるのもまた事実です。この寿命は老化とどう関係があるのか、様々な研究により不思議なつながりがあることがわかってきました。 -
「バイオテクノロジー - クローン・先端医療・遺伝子組み換え技術-」
遺伝子組み換え技術により、今やクローンの動物・植物を作ることが可能となりました。このバイオ技術やクローン技術は、品種改良や先端医療への応用も期待されています。生命の不思議を解明することにより、今まで不可能と言われてきた難題の解決を現実のものにしようとしています。 -
「生態系- 生物学・食物連鎖・生物多様性-」
生態系は、生物間の食物連鎖を含め、大気、水、土など地球上の物質交換を行ってバランスをとっています。生物多様性による生態系のネットワークは、生物学だけではなく自然問題や地球環境とも密接な関係があり、我々の身近に存在しながらも、まさに不思議に満ち溢れている存在と言えるでしょう。
広告(9月~10月)
テレビCMやネット広告から、店頭のPOP、商品のラベルやパッケージに至るまで、多種多様に存在する広告。企業などのPR・宣伝活動、あるいは商業美術・デザインとして現代社会に溢れる「広告」に関する本を特集して展示します。
戦争と文学(8月~9月)
戦争という厳しい状況のもと、人々は苦しみ、悩み、考えて生きてきました。
その人々の思いは文学の中にも残され、これからも読み継がれていく でしょう。
近代の戦争に関わる文学の他、児童書・漫画等も加え集めました。
戦後65年の今、改めてお読みいただければと思います。
中央図書館「戦争と平和コーナー」 ポピュラーライブラリーにコーナーとして常設されています。
奈良平城遷都1300年(7月~8月)
藤原京から和銅3年(710)に遷都された平城京は、藤原京以上に唐の長安を意識した造営であり、大小の道路が碁盤目状に区画された堂々たる都城でした。この時代は、東大寺の大仏建立をはじめ仏教が国の保護の下に発展し、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』など現存最古の史書・歌集が登場するなど、政治や経済、文化においても古代日本の国家形成に多大な影響を与えました。
図書館では奈良平城遷都1300年を記念して、平城京や奈良時代の歴史・文化に関する資料、また奈良時代が背景の小説などをご用意しました。資料を紐解き、はるかなる奈良の都を旅してみてはいかがでしょうか。
ショパンと祖国ポーランド(6月~7月)
今年2010年は、「ピアノの詩人」として有名なショパンの生誕200年にあたります。
ショパンは、20歳でポーランドを離れ、以来39歳で死ぬまで生涯祖国に帰ることはありませんでした。
しかし、望郷の思いは強く、死後、遺言により心臓だけはポーランドに持ち帰られました。
この機会に、ショパンと彼の愛するポーランドについて思いを馳せてみてはいかがでしょう。
生命の不思議(5月~6月)
5つのテーマで資料を展示しました。
図書館(4月~5月)
副題として、「知の宝庫とそれをめぐる物語」
「図書館をめぐるものがたり」:図書館が登場する文学作品を集めてみました。
「はたらく」:図書館ってどんなところ?図書館で働くには?図書館の表も裏も紹介した資料を展示してみました。
「つかう」:図書館では、本を借りる以外にもさまざまなサービスを提供しています。
国民読書年(3月~4月)
「国民読書年に関する決議」が、平成20年(2008年)6月6日に衆参両院全会一致で採択されました。この国会決議では「文字・活字文化振興法」の制定・施行5周年にあたる2010年を「国民読書年」に制定し、政官民協力のもとで国を挙げてあらゆる努力を重ねることを盛りこんでいます。
今回の特集では、「読書について読んでみる」「日本語について少しだけ」「本・活字変わっていくのか」という三つのテーマで特集を組んでいます。
国民読書年について詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
セカンドライフ(2月~3月)
「煌めくセカンドライフ:―あれもこれもできる素敵なこれから―」と題して、第二の人生の参考となる資料を「定年準備」「終の棲家」「ボランティア・起業」の三つのテーマでご用意してみました。
インターネットの恩恵(1月~2月)
インターネットの急速な拡がりは、私たちの生活やビジネスに利便性と変化をもたらしてきました。
元はアメリカで軍事利用が目的で開発されたと言われていますが、研究利用に転用され、一般の大学や研究所のコンピュータが次々と相互接続して、大きなネットワークが形成されることにより、今のインターネットの基幹部分が形成されたといいます。その後、ビジネスにも使えないかという考えが生まれ、インターネットへの接続サービスを提供する専門業者、検索エンジンを提供する業者などが現れました。今では放送、電話、郵便なども統合されつつあります。
普段何気なく利用しているオンラインショッピングや電子メールなど、私たちが身近なインターネットによる恩恵を12のキーワードを元に本を展示してみました。
特集展示アーカイヴ(過去の展示履歴保管庫)
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