11 とり(鳥類)

11 とり(鳥類)

江戸川放水路(えどがわほうすいろ)で、いちばんおおきな、どうぶつは、とりです。とくに、おおきいのは、アオサギ、ダイサギ、カワウです。ウミネコ、セグロカモメも、おおきいです。
とりは、ひがたや、みずのなかの、いきものを、たべています。アオサギ、ダイサギ、カワウは、さかなを、たべます。チュウシャクシギ、キアシシギという、とりは、ひがたの、カニや、かいを、たべます。コチドリ、シロチドリという、とりは、カニや、かいのほかに、ゴカイのなかまも、たべます。さいきん、かいをたべる、ミヤコドリがみられるようになりました。
ふゆに、やってくる、カモのなかまは、かいを、たべる、しゅるいや、しょくぶつを、たべる、しゅるいが、います。

えどがわほうすいろの、とり

サギのなかま
アオサギ、ダイサギ、コサギ
ウのなかま
カワウ
シギのなかま(ぜんぶじゃないです)
ソリハシシギ、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、ハマシギ、イソシギ
チドリのなかま(ぜんぶじゃないです)
コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ
ミヤコドリのなかま
ミヤコドリ
カモメのなかま(ぜんぶじゃないです)
ウミネコ、セグロカモメ、ユリカモメ
アジサシのなかま(ぜんぶじゃないです)
コアジサシ
カモのなかま(ぜんぶじゃないです)
カルガモ、オナガガモ、マガモ、ヒドリガモ、スズガモ、キンクロハジロ

江戸川放水路では、食物連鎖の頂点は鳥類です。わたしたちの目に見えるのは、魚→サギ、カニ→シギ、貝→カモというような単純な図式ですが、魚、カニ、貝に至るまでの食物連鎖は、プランクトンから始まる複雑なものです。陸上の生態系では圧倒的な量の植物が食物連鎖の土台になりますが、海では、植物プランクトンを起点に動物プランクトンや微小な無脊椎動物がその役割を担います。
干潟を利用する鳥類の多くは、長距離を移動します。スズメやシジュウカラのように、ごく狭い範囲で繁殖し越冬するわけではありません。干潟や浅瀬を守る取り組みが国際的な活動になるのも、そうした理由からです。地球規模の視点に立たなければ、干潟を利用する鳥類を守ることはできないのです。

ダイサギの写真
ダイサギ
カワウの写真
カワウ
ハマシギの写真
ハマシギ
ミヤコドリの写真
ミヤコドリ
コアジサシの写真
コアジサシ
スズガモの写真
スズガモ

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