8 はちゅうるい(爬虫類)
8 はちゅうるい(爬虫類)
長田谷津(ながたやつ)には、ヘビ、トカゲ、カメがすんでいます。はちゅうるいの、なかまです。
たくさんすんでいるヘビは、アオダイショウ、シマヘビです。たくさんすんでいるトカゲは、ニホンカナヘビ、ヒガシニホントカゲです。たくさんすんでいるカメは、ミシシッピアカミミガメ、クサガメです。
ながたやつの、はちゅうるい
- ヘビのなかま
- アオダイショウ、シマヘビ、ヤマカガシ、ジムグリ、ヒバカリ、シロマダラ
- トカゲのなかま
- ニホンカナヘビ、ヒガシニホントカゲ、ニホンヤモリ
- カメのなかま
- ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、クサガメとニホンイシガメのざっしゅ、ニホンスッポン、ハナガメ
長田谷津の爬虫類は水との結びつきが強く、水辺と縁がないのは斜面林で暮らすジムグリ、建物で暮らすニホンヤモリ、生態がよくわかっていないシロマダラくらいです。それ以外は、池や湿地に生息するか、魚やカエルを餌としていて、生活史のどこかで水辺に関係します。
すべての種類が肉食か、肉食が強い雑食なので、食物連鎖の比較的上位に位置します。例えばカエルを食べるヘビは、草→バッタ→カエル→ヘビです。カメは、藻類・腐植質→小型水生生物→魚→カメです。食物連鎖上位の生き物が多いことは、本来、生態系の豊かさの現れです。ただ、カメについてはすべてがペットの逃がし個体とその子孫と考えられます。すでに長田谷津の池でまかなえる以上の数になっています(カメは寿命も長いので)。食物連鎖ピラミッドの上の段が下の段より大きくなれば、ピラミッドは崩れます。自然の池は、人が給餌する水槽とは違います。
動画 長田谷津の爬虫類(ヒガシニホントカゲはニホントカゲと表記)